二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【戦国BASARA】佐助さまと私。【ギャグなんです】
- 日時: 2011/11/30 21:34
- 名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: rjNBQ1VC)
**
敵同士だからこそ、燃えるのです。
**
(*11/12設立!)
初めましての方は初めまして。
紙ほかの方でお世話になっております、
いちかと申すものです´ω`*
前からBSRの小説を書いてみたいとは思ってました*
だけど本当にいいのか、大丈夫なのかと葛藤してたんですよね。
でも、こじゅがネギを振り回しているのを見た瞬間、
心の底から何かが湧き出てくるような感じがして…よし、書こう!となりました。
まぁそんなこんなで注意書き。
*主人公がオリキャラ
*そんでもって佐助ラブ
*ほぼギャグ
*戦?なにそれおいしいの?
*いちか家の武将は皆おバカです
*キャラ崩壊の可能性あり。
ギャグなんて嫌だ、
神文じゃないと嫌だ、なんて方はUたーん。
- Re: 【戦国BASARA】佐助さまと私。【ギャグなんです】 ( No.1 )
- 日時: 2011/11/12 22:55
- 名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: rjNBQ1VC)
「おい小十郎、アイツは何処に行きやがった」
「政宗様。この小十郎も探しているのですが、見つからないのです」
「…となりゃあ、また甲斐の方に行ったか…」
毎日毎日。
独眼竜の名を持つ伊達政宗と、
その右目、片倉小十郎は頭を悩ませる。
伊達軍の紅一点…とも呼びがたい、一人の女中について。
◆壱
庭で呑気に歩く一人の男を見つけ、私は微笑む。
いたいた、
「むふ」
愛しの、
「佐助さまぁぁぁぁぁぁっっ!!」
バッ、と鳥が飛び立つかのように、佐助様に飛びついて抱きつく。
…ていうはずなんですけど。
「おっと」
「ふべらぁぁ!!」
ひらりとかわされ、地面に墜落。
見て下さいこれ、顔面が地に半分沈んでおります。
でも、これはもう慣れたのでへっちゃら。
地面から顔を引っこ抜くと、目の前の佐助様に笑顔を向ける。
「こんにちは、佐助様!」
「こんにちは。で、今日は何の用?」
そう困ったような笑顔の佐助様。
あぁ、素敵、素敵すぎます!
「何って決まってるじゃないですか。佐助様に会いに来たのです」
「うん、それはいいんだけどさ。毎回いきなり抱きつこうとするのは止めない? 避けられるって分かるでしょ?」
「しかし、何故か引き寄せられてしまうのです…、佐助様の愛にっ」
そう言って今度は正面から抱きつこうと腕を伸ばすものの、額を押さえられ前に進めない。
う、うくっ…さすけさむぁぁぁ、
必死に腕を伸ばしに伸ばして頑張っていた、その時。
「おお、政宗殿ではないか! しばし待たれ、戦の準備を…」
「Wait、用があるのはアンタじゃねぇ。…うちの女中を迎えに来た」
ぎっくーん。
向こう側から、幸村様と政宗様の声が聞こえた。
や、やばいです、政宗様に連れ帰らされる。
「佐助様、ど、どこか隠れる場所をっ…」
「竜の旦那ー、こっちこっち」
「佐助様ぁぁぁぁ!!」
佐助様がひらひらと手を振る。
それに気付いた政宗様は光の速さでこちらへ来た。
「ったく、いい加減迎えに来る俺や小十郎の身にもなってくれよ」
「…迎えに来なかったらいいじゃないですか」
「No,お前にもworkがあるからな」
「わ…わーく?」
「仕事だ」
仕事…ならそう言えばいいのに。
私はずるずると引きずられ、佐助様の拠点(と私はお呼びしている)の外にある馬に乗せられる。
政宗様が馬を走らせる。
段々と佐助様の拠点(と私はお呼びしている)は遠ざかり、やがて見えなくなった。
この掲示板は過去ログ化されています。