二次創作小説（映像）※倉庫ログ
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- 自作逃走中ep1 幻想楽土と秘密基地(完結！)
- 日時： 2015/02/17 20:33
- 名前： YUMA （ID: nAia7yCz）
初めまして。ユマです。
始めての逃走中です。
よろしくお願いします。
＊pixivにも同じタイトルのモノがありますが、
どちらも同じ内容ですので、お好きな側を
どうぞ。
参加者リスト>>1-7
1.OPゲームと25パネル>>12-16、>>18
1,5.実況席より。Part1>>20-21
2.少女カナンとミッション1>>22、>>24-26、>>30-33
3.ミッション1と東側>>38、>>45-48、>>51-52、>>55-56
3,5.実況席より。Part2>>57-60
4.ミッション1と西側>>63-72
5.ミッション結果と管理者達>>75-79、>>84-87
5,5.実況席より。Part3>>88、>>90、>>94-95、>>99-101、>>104、>>112-113、>>120-123、>>126-130、>>134、>>138-140(88は契約諸事情旧式)
6.管理者とプレゼントボックス>>141-142、>>147-149
7.プレゼントボックスとデメリット>>154、>>157、>>161-167
8.ラストプレゼントとミッション2、>>170、>>173-179、>>182-185、>>189
8,5.実況席より。Part4>>192-198(192は正規契約者2013年)、>>202、>>204、>>211-214、>>217、>>219、>>224、>>241-243、>>249-250
9.ミッション2と相手探し>>257-261
10.ミッション結果と仲間外れ>>273、>>275、>>277、>>283-288
11.ポラリスの正体とミッション3>>300-303、>>306-309、>>312-317、>>320-321
番外編！>>336-342
12,5.実況席より。(Part5)>>322、>>331-335、>>363-367、>>371-377、>>380、>>387-392、>>416-419、>>423-430
12.ミッション3と通達の概要>>434-436(434はユマの魔力適性講座Case1)
13.ミッション3とネットボム改の被害者達>>447-454(454はep2宣伝)
14.ミッション3と増援出現>>468-475
15.ミッション3と助け船>>490-502(490、501-502はユマの魔力適性講座Case2)
16.ミッション結果と本当の記憶>>517-528(517はユマの魔力適性講座Case3)
17.幻想楽土崩壊とラストミッション>>543-548
18.ラストミッションとユマとキラの追加課題>>560-566(566は作者チームの服装)
19.ラストミッションとVS.作者陣>>579-587(579、586-587は作者チーム刻印)
20.ラストミッションと西側の詳細>>605-615
21.ミッション結果とカナンの決断>>636-651(636はユマの魔力適性講座Case4)
22.カナンの消失と残る逃走者達>>652-657(657は作者チームのBGM)
22.5実況席より。(Final))>>672-679、>>681-684、>>703-716、>>725-736、>>742-750
23.ゲーム終了と賞金の行方>>772-773(募集は締め切りました)
24.打ち上げとエピローグとep2>>802-814
補足>>393-395、>>397-398、>>402-405
＊現在、打ち上げの差し入れ募集中です！(締め切りました)
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- 18.ラストミッションとユマとキラの追加課題(その0) ( No.560 )
- 日時： 2014/09/12 12:18
- 名前： YUMA （ID: kaY8Y1HD）
ユマです。お知らせですが...
カキコの投稿は夕方を予定してます。最近弐寺のクプローグをコンプリートしてパーツGETです（≧∇≦）
感想は更新終わりまでお待ちくださいね！
- 18.ラストミッションとユマとキラの追加課題(その1) ( No.561 )
- 日時： 2014/09/12 18:03
- 名前： YUMA （ID: y36L2xkt）
お待たせしました（≧∇≦）
現在、最後のミッションが発令中！残り時間10分までに巡回する管理者からフロッピーディスクを受け取り、各エリアにある指定装置に挿入して、提示された課題をクリアしなければならない。
ミシェル「指定装置の数は東エリアに4つ、西エリアに4つ、中央エリアに4つですか...装置に入れるだけなら簡単ですが...さらに”課題の成功”ですからね...」
レイ「睦月、さっきの管理者」
睦月「あ、そうか！あの人達！」
エリカ「...」
天城「鳴上君...」
鳴上「手分けして探そう...天城は北見さんを頼む。」
シン「俺達は今西エリア...だよな」
氷海「場所はどこかご存知？」
シンバ(今吉)「せやな、さっき君らに協力した時、住宅地のどこかで見かけた様な...」
ガクッ！
津軽「シンバさん！？」
27:55 中央エリア、東側、石板前。
急にその場へ倒れこんだ管理者シンバ。
シンバ(今吉)「グ...俺の事はええ、...氷海ちゃん、あんたは持ってへんらしいな...はよ持っていくんや...分かっ...」
シュウウ...
シンバはローブのポケットから津軽の持っている物と同じフロッピーディスクを氷海へ手渡したと同時に、体が水になって消えてしまう...
氷海「そんな...」
津軽「...行きましょう。シンバさんの行動は無駄に出来ないわ！」
一方では...
同刻、中央エリア、西側。
管理者K(トーチ)「な...何で消えてんだよ...」
ミシェル「分かりません、フロッピーを渡され、装置の場所を教えていただいたら急に...」
管理者の女性が消えたのを見つめるしか出来なかった2人は動揺。その痕跡である赤のネクタイと黒ローブが残っている...及び羽清さんゴメンなさい(ー ー;)
管理者H(羽清)「」
<シンバと同じように、体が水になって消えた
そして近くのハンターがミシェルに迫る...
ハンターB「...」
ミシェル「...どうしましょう...！！」
すぐに気が付き、距離をとるミシェル。
ハンターB「...？」
ハンターは気が付いていない様だ。言っておくが、今エリアには4体のハンターが巡回している。
ミシェル「こんな所で捕まりたくありませんからね...！」
捕まると、今までの苦労が水の泡...
同刻、中央エリア、北側、基地跡
黒子「勘ですが...あの人まだ基地跡にいる筈だと思いまして。」
ミシェルが動揺していたのと同じ頃、管理者を探している幻の6人目は基地跡に来ていた。
基地跡、地下施設。
黒子「ハンターいないのが幸いしました...！やはり」
黒子っちが見つけたのは何か、もうお分かりかな？それは管理者ヴィブラがいた筈の場所。服とヘアピンと縛られていた縄と周りに何かの液体をぶちまけた跡が残っている。
黒子「管理者達の中には、フロッピーディスクを持っていない人もいましたし、ヤマカンで訪ねて正解でした。ついでに基地跡のどこかに装置があるらしいから一石二鳥です。」
黒子は何人か管理者と出会ったが...ある場所しか知らない者ばかりでフロッピーディスクを持っている人物にはなかなか出会えなかったのだ。
彼女のローブのポケットを探すと、予想通りフロッピーディスクが。
黒子「さて、装置は...これですか？」
シェイド（＾ω＾）つ紙
パルスボム改のコンテナがあった場所に何かの装置が置かれている。シェイドの紙の内容は...
黒子「(”当たりだぞ！”)...では差し込みます。」
カシュッ。
どうなる。
- 18.ラストミッションとユマとキラの追加課題(その2) ( No.562 )
- 日時： 2014/09/12 18:11
- 名前： YUMA （ID: y36L2xkt）
黒子っちの行方
バシュ！！
黒子「？？...何が...」
黒子の目の前は...確かに基地跡だがどこかの通路。だが周りが全てセピア色の世界。もちろん装置もだ。
BGM:REPLiCA(SDVX ⅱより)
装置音声『プログラムが正しく認識されました。再構築を開始しますので、基地内にいる人達は基地の外へ出て下さい！なお、一時的にスキル使用の許可を下ろします。』
黒子「マズイですね！スキルが使えるだけマシですが...」
地下施設から出るとすぐに...
セピア色の管理者達
「侵入者だ！」「捕らえろ！」
黒子「！」
見つかったらしい。身構える幻の6人目。
ドドドドドドドド...
セピア色の人間達が立ち去ると...
ゴポッ！
黒子「...ぷはっ、早く脱出しないと駄目ですね...」
シェイド(>_<)つ残り3分30秒
危ない時は影の魔法で影に隠れながら、
セピア色の管理者達
「何処かに敵がいるぞ！」
「ちょこまかと...」
黒子「今危ないですね...」
またはお得意のミスディレクションも用いて...
セピア色の管理者
「ぐはっ！？」
<影の触手がみぞおちを直撃
黒子「”影の鞭”！」
管理者を気絶させながら1Fに到達した時には...
シェイド(>_<)つ残り1分10秒
黒子「沢山いますね...」
セピア色の管理者達
「あの侵入者...」
「何処へ行った...」
「捕らえてやる...」
出口らしい所には4、5人の管理者。
シェイド(>_<)つ残り1分
黒子「覚悟決めます...」
黒子は自分の影の触手に命令し、
ガタッ！ガシャン！！
近くにある棚を動かす。同時に花瓶も派手な音をたてて壊れた。
セピア色の管理者達
「！？」
「あそこだ！」
「捕らえろ！」
ダダダダダ...
管理者達は先ほどまで黒子がいた場所の近くに来るが、誰もいない...黒子はというと...
ゴポッ。
黒子「はぁ、はぁ...！」
数秒の時間が経過した後、管理者の1人の影からすぐに出て全速力で走り、出口の扉を開ける！
バタン！
黒子の目の前が真っ暗になった瞬間...
シェイド（＾ω＾）つ残り15秒。課題達成だよ！
バシュ！
黒子「うわっ！？」
ドスン！！
すぐに元の場所へ。怪我はない様だ。
一方...
27:30 中央エリア、南側、廃ビル前
レイ「さっきの人達...まさか(・・;)」
睦月「...消えているぞ！？(・・;)」
管理者F(リンリィ)「」
<服装と白リボンと鍵付きの首飾りが...
ご覧の通り、
管理者G(ヤマビコ)「」
<服装と大きめの眼鏡が...
睦月が会った管理者達は皆...
管理者J(Ga.)「」
<服装とヘッドホンが...
体が水になって消えている。リンリィさん、ヤマビコさん、Ga.さん...またまたごめんなさい(ー ー;)
レイ「...こいつらの服を探すぞ(奴らも管理者なら、誰か1人は...ッ)」
睦月「え！？...仕方ないのかな...うぅ...ごめんね...(>_<)」
レイの想定通り、2人はこの後フロッピーディスクを1枚発見した。しかし
ハンターB「！」
LOCK ON>LEI、MUTSUKI
ハンターが近くに！
睦月「え、ヤバッ！！早く」
レイ「睦月。」
レイはフロッピーディスクを睦月に手渡し、
レイ「俺の事は良い、黄瀬の為にも先に逃げろ！」
睦月「え...そんな」
睦月はためらうが、
レイ「早く行けえええええっ！！」
睦月「...分かった！」
睦月はすぐに走り去る。
レイ「すまない、頼むぞ。」
ポンッ
レイ・ザ・バレル 確保 27:25 残り10人
まずは1つとレイ、GJ
- 18.ラストミッションとユマとキラの追加課題(その3) ( No.563 )
- 日時： 2014/09/12 18:27
- 名前： YUMA （ID: y36L2xkt）
2つ目だが...
PPPPP...
メールだ。当然ながら、
氷海「”確保情報...中央エリア、南側で...”マズイわよ。」
シン「レイが...もうガンダム組は俺だけかよ...ッ(>_<)」
レイの確保に親友は動揺を隠せない様子(>_<)さらにガンダム組はもうミネルバエース1人だけ...
ミシェル「ハンターに慎重姿勢を...」
27:06 中央エリア、南西側、公園。
ミシェルはあの後...管理者の女性から得た情報で装置がある場所へ向かう。周りの地面がひび割れているのを見ながら、
ミシェル「ハンターは...いない...差し込みますか！」
カシュ。...ズズズズ...ゴゴゴ...
ミシェル「って何です...うわあああああッ！？」
図書館司書、公園に現れた黒い渦に吸い込まれたぞ！？彼を吸い込んだ渦はすぐに消え去る。
BGM:HYENA(BEMANIスタジアム)
ミシェル「...な...ってここは」
ミシェルの転送された場所は、どこまでも黒い空。つか空の上！？
ミシェル「うわっ！？落ちるッ！」
バサバサッ！
ミシェルはすぐに天使化して空を飛ぶ。大ピンチは回避したが...
謎の音声『100人抜きを開始。挑戦者ミシェル、スキル使用を一時的に許可します。』
ミシェル「全て倒せ、って事ですか...」
謎の音声と共に現れる敵。大量のwiiカービィの敵キャラ、スフィアローパーだ！
スフィアローパーA「キエエエ！」
ミシェル「ミカエルの剣！」
スフィアローパーB「ガアァ！！」
ミシェル「エグリゴリの弾丸！」
光の手刀や光弾で敵を次々と倒し...
丁度50体になった瞬間、
グランドローパー「ガルル...」
巨大スフィアローパー、グランドローパーが出現！攻撃も激しくなる上
ドォン！！
巨大な体での体当たりがミシェルを襲う！だが
ミシェル「ガブリエルの慈愛」
ハート形の盾で光弾を防ぎ、
ミシェル「これで！」
弓矢形の光を出すと、ミシェルは矢を弾き絞り、
ミシェル「アズラエルの破壊！」
矢を放つ！巨大な敵は貫かれて
ドカアアアアアアン！
爆発。しかしまだ終わってない。
今度もスフィアローパーだが、攻撃法則がExモードだ！
ミシェル「グゥ...マズイですね...」
満身創痍になりながら、合計98体を撃破したが...最後に現れたのは2体で1組のスフィアローパーズ...
スフィアローパーズ1「ゲゲゲ...」
1は飛び道具で、
スフィアローパーズ2「グゥウウ！」
2は体当たりなど、
ミシェル「ガブリエルの...うわっ！」
コンビネーションで攻撃してくる！
盾で防ごうとするが、2体での連携に苦戦するミシェル...もうボロボロ...
ミシェル「(復活出来たんです...)無駄には絶対にしませんッ！」
目つきが変わった彼は両手に力を貯めると、2体が同時に体当たりをした瞬間に手を伸ばし...
スフィアローパーズ2体「！？」
ミシェル「サンダルフォンの...拳」
爆発と光に覆われた後...
謎の音声『100人抜きを達成、クリアです』
音声と同時に、ミシェルは元の場所へ転送。しかし...先ほどの技の反動なのか腕が幾らか焦げているし体も...
ミシェル「ぐ...腕が...」
ユマ「...見せて。」
彼の様子を見るために転移した「私」は怪我の具合を診断。”サンダルフォンの拳”を放つ以前に相当なダメージを喰らっていた彼。無茶しやがって...
ユマ「悪いミシェル。ドクターストップだ。課題はクリアしたから安心してね？」
ミシェル「はぁ...仕方ないんですね...(T_T)」
「私」から言えるのは、”次の機会で頑張る様に。”とだけ。以上。
ミシェル ゲーム続行不可によるリタイア 残り9人
犠牲者2人目...
PPPPP！
黒子「メールですね...”リタイア情報・ミシェルがゲーム続行不可によりリタイア。残り9人”...」
睦月「とうとう1ケタで、CSはもう僕だけかよぉ...(>_<)」
26:42 中央エリア、南側、廃ビル前
睦月「とにかく、装置は何処か探...あれかな？」
偶然、装置を発見した様子。すぐにフロッピーディスクを装置に入れると装置から音声が流れる。
装置音声『認証しました。この課題は...』
バシュ！
睦月「マジで？」
睦月の目の前の装置がポップンの型板に変化...しかも新作のラピストリアだ！
装置音声『型板を使い、行う課題となります。現時点(14.09.10までの時点)で19TUNE STREETより以前で登場したキャラクターの再登場での担当曲を3曲選曲し全て完走して下さい。なお、ネタバレ防止措置のため、選曲は初期曲限定でお願いします。』
睦月「曲は知っているけど、実力はあまり期待しないでね...」
睦月の選曲
ベルガモット組曲
Perverse Heart 〜あまのじゃく〜
終末の序曲 〜オワリノハジマリ〜
選曲は完璧です。全て完走でよく出来ましたwwwなお、当たりは他にも何曲かあります。
睦月「マジで楽な課題で良かったよ...」
その時、睦月の目の前に誰かがやってくる。
ナギ(久慈川)「あ、丁度良かった」
ジョー(巽)「悪りぃ、頼めるか？...フロッピーはもう持ってねぇけど。」
ステラ『カナンの事も気になりますが...』
睦月「(どうしよう...断り辛い)...え？もう誰かに渡したの？(ー ー;)」
ナギのフロッピーディスクは津軽に渡している。...ではもう1枚は？そう思う前に...
シュウヤ(伊月)「...元々は...を...込んで俺達を」
<ミニノートからの音声のみ
ナギ(久慈川)「シュウヤ！？...ね、ねぇステラ」
ステラ『私にも不明です...カナンですか！？...は、はい。フロッピーディスクには私とポラリスの復元システムは搭載してませ...』
バチバチバチ！
睦月「な...ミニノートの画面がショートしたよ！？((((；゜Д゜)))))))」
ジョー(巽)「ステラ！？しっかりしろステ」
カナン(白鐘)「ポラリス、黙って！...本当に兄さんは...」
<ミニノートからの音声のみ
カナン達に何が！？
- 18.ラストミッションとユマとキラの追加課題(その4) ( No.564 )
- 日時： 2014/09/12 18:32
- 名前： YUMA （ID: y36L2xkt）
前を幾らか訂正しています。
＊ドラマパート
地下シェルター、ポラリスのメインシステム内部。
シュウヤは、フロッピーディスクについてを妹とポラリスに話す。
シュウヤ(伊月)「...元々はお前がみんなを巻き込んで俺達を消そうとしたらステラがこのフロッピーディスクのプログラムを起動して幻想楽土のシステムを再起動させろ、って伝えてくれたのさ。他にもナギとジョーや一部の侵入者がこれを受け取ってるらしい。」
ポラリス(一護)「ステラの奴...私がカナンの体を奪うのを知っていたのか否か...」
カナン(白鐘)「...あ、ステラなのね。幻想楽土の...再起動プログラムって...！？」
ステラと何かを確認するカナン。驚くと、そして怖い顔でシュウヤを見つめた。
カナン(白鐘)「兄さん、そのプログラムの詳細なんだけど...それで復元出来るのは幻想楽土だけで、ポラリスとステラの復元が出来ないのは本当なのね？」
シュウヤ(伊月)「...それがどうした」
目の前の兄は目をそらす。これには本人も予想してたとは言えポラリスも動揺。
ポラリス(一護)「待て...！私にこのまま消えろというのか！？おい、シュウヤ！！」
カナン(白鐘)「ポラリス、黙って！...本当に兄さんは嘘つきで最低よ！毎回毎回大事な事を黙って、自分の為なら他人を巻き込んで...自分が死んだって嘘の記憶を私や2人に植え付けたり...本当は私が現実ではもう死んでるって事も...ステラに魂が取り込まれた際にステラと意識が融合してるからポラリスが目を付けているって事も...最悪の場合は私がステラの消去に巻き込まれて一緒に消去されてしまう事も...最初から知っていたんでしょ！！」
シュウヤ(伊月)「...お前には...知ってもらいたくなかった...ポラリスにもだ。このまま消え去るのを待つか、後はステラからの伝言だが...」
2人「伝言？」
カナンとポラリスは動揺を抑え、シュウヤを見つめた。
シュウヤ(伊月)「...後はお前らでどうするか考えてくれ。”このまま2人共デリートプログラムによって消え去る”か、”お互いに対消滅の危険性を覚悟して融合し、元々の1つのシステムに戻るか”を。ポラリスから自己防衛機能...ベイルとの接続を切り離され、致命的なダメージを負った事で元に戻りやすくなっている筈...！くそっ...もう影響が！」
カナンの目の前で少しずつ、シュウヤの体が水になって溶け始めているぞ！？
カナン(白鐘)「兄さん！？...まさか私もナギもジョーもあの子達と同じように...」
シュウヤ(伊月)「そうだ。俺はお前らより前にサイコロをくらっていたから...その影響が出始めてるんだろうな...お前に嘘ついたり、死なせる原因作ったり、お前を妬んだ罰かな、カナン。」
カナン(白鐘)「”妬んでた？”...どういう事？」
カナンは知りたがった。何故兄からこの言葉が？
シュウヤ(伊月)「俺はずっとあの部屋で寝たきり状態だったから...自由に動けるお前が羨ましかった。妬んでた。お前が嫌いだっ」
シュウウウウ...
シュウヤは言葉の途中で服を残して消えた。呆然としながら、見つめる事しか出来なかった。
カナン(白鐘)「ええ、そうよ！私だってあんたは嫌いよ！父さんも母さんもあんたしか大切にしてない！私を見ていない！じゃあ私は...どうして...答えなさい！答えてよおおおおッ！！」
カナンは身勝手で消えた兄を罵倒しながらも、涙を流していた。しばらくして、ポラリスが声をかけた。
ポラリス(一護)「...カナン。どうするか考える前に、私の昔話を聞いてくれ。...もう今しか機会がないからな。」
カナンの慟哭。シュウヤの消失。
ステラの提案。ポラリスの昔話。
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