二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【リク募集】息を止めて【BSR現パロ短編集】
日時: 2014/07/24 07:56
名前: 優斗 (ID: VhEnEiwQ)

初めまして。


RADWIMPSさんの有心論をモデルという事に短編小説です。


島の左近ちゃんも出てこないし、秀吉様と半兵衛様も出てきません。

婆娑羅3の暗い(?)雰囲気があっているので。


7月20日→追記

この度、クリックありがとうございます。
短編集という題名に変えさしていただきました。

題名の通り、婆娑羅の短編集です。
リクエストとかあればどうぞ。

※バサラ4は現在、プレイ出来ない状況なので出来れば3までのキャラでお願いします。



7月24日→追記

作者プロフィールとかって、書いといた方がいいッスかね?

名前・優斗(北斗の拳、結構好きです!)
年齢・非公開の為、友達によく言われる60歳。
好きなもの
歴史漫画、辞書、北斗無双のレイ、BASARA、銀魂、進撃、の声優さん、pixiv、ニコニコ動画、ネット
嫌いなもの
炭酸飲料、コミュニケーション(ネットは全然OK!)
趣味
貯金、ネット、ゲーム
その他
性別はあえて書かないけど、家三が好きなので、もうお分かりでしょう。英語全く駄目です。筆頭の言ってる事すら、時々「え、なんだっけ……」とか言ってますwww



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Re: 【リク募集】息を止めて【BSR現パロ短編集】 ( No.8 )
日時: 2014/07/22 16:57
名前: ゆう. ◆Oq2hcdcEh6 (ID: pvHn5xI8)

こんにちは、はじめまして!最近BASARA熱が治まらないゆうと申す者です。ちなみに本命CPは勿論、家三です(`・ω・´)
孫市+家三の組み合わせが可愛くて悶えてます。孫市に嫁になってくれーと群がる関ヶ原を想像するだけで悶え死ねる気がします。
当方あまりBLは書かないのですが読むのは大好きなので、また覗かせていただきますね!リクエストといいますか…、今のまま、幸せな関ヶ原を書いていただけるとやっぱり嬉しいです。公式であれだけ報われなかったので…。

執筆、頑張ってください!貴重なスペース、失礼しました。

Re: 【リク募集】息を止めて【BSR現パロ短編集】 ( No.9 )
日時: 2014/07/23 00:10
名前: 優斗 (ID: wUAwUAbM)

や、夜分に失礼します!

コメント、ありがとうございます!
家三がお好きですか…自分もです<(_ _*)>

近頃、下が「三成と家康迷うわー。」と孫市で呟いていたので(バサラ3です笑)それを元に笑

三成と家康……なんか可哀想なストーリーでしたし…瀬戸内のお二人に育てて貰えれば多分、楽しい人生がおくれるのでは無いでしょうかね…って、自分が書いてるんだった笑

ここだけの話、元親の奥さんが逃げたのは、元親がホモだと間違えたからです笑
元就が家に何故か押し入り、病院の仕事から帰った奥さんがにゃんにゃん(本当は出ていけと論争した後疲れて寝た)しているところをたまたま発見し、逃げられました……元親カワイソス…(´・ω・`)

長くなってしまい、すみませんでした。

Re: 【リク募集】息を止めて【BSR現パロ短編集】 ( No.10 )
日時: 2014/07/24 17:31
名前: 優斗 (ID: XpbUQDzA)





海で遊んでいた全員だったが、雑賀の一言で一変する。

『確か今日は……祭だったよな?』







すっかり暗くなった夜道を照らす、ぼんやりと明るい光は静かだった祭を明るく盛り上げた。一斉に灯る明かりを見つめ、息を吸い込んだ。

「よっ!待ってました!」

高い位置で結われた髪は、羽の飾りがつき黄色い浴衣は性格の明るさを強調している様に見える。肩に乗った猿も首に赤と白と何処と無く鮮やかに。

フラフラと歩き回り、女子供、売り子に愛想を振り撒いては何か一つを貰おうとする。これが彼……前田慶次流の祭の楽しみ方だ。

「……いいねェ……やっぱり、今も昔も……」

遠目で眺める早足の人々の中から、聞こえる声。
その声に反応し、すぐさま木から飛び降りた。

「おい、長曽我部。おぶれ。」
「あぁっ?!毛利、テメーは、大人だろうが。」
「なら、馬になれ。乗ってやる。」
「嫌だね。つーか、三成に影響すんだよ!その話し方!」

宝石の様に光るリンゴ飴の赤に、かじりつきバリバリと噛む様に昔見た鬼の背を感じ、冷徹に降るまい、長曽我部の尻を蹴る姿はいつぞやの古めかしい武将を連想させられた。

ここで声をかけても、無視されるだけ。
そう思えば何故か悲しくなった。

「……前田、何をしてるんだ?」
「えっ?!あっ、孫市!久し振り!!」

必死に隠そうとし、彼女である雑賀に目を向けた。
昔から好きだった女だった、一年前に告白して以来、こうして会うようになった仲だ。

「元親と毛利の事か?」
「いや……少し……」

俯いた彼の口に、先程買ったかき氷を突っ込んだ。溶けてしまい、水っぽいのが残念だったが、とても美味しい。雑賀に食べさせて貰っているからだろう。口元を上げて笑う。

「……んで、その子は俺達の……」
「違う。殺るぞ、からす。」
「からす!」
「傷つくな……本当!」







「……おっ!尼子!おひさ!」
「森が泣いているゥ…あぁ!」
「森より、俺の事を見やがれ!」

白と黒の虎縞模様の猫を抱き笑う男と、燃やされゆく木を見つめ、涙目になる男が、小さな神社の前で集まっていた。

「で?お前ら、今なにやってんだ?」

話を切り出した尼子に、姉小路が口を開く。

「自宅警備に勤しんでいる。難攻不落の城だからな。」
「お前の心がか?!働け!ニート!」
「……有名なボカロP兼歌い手だと知っても言えるのか……顔出しはしていないがな。」
「すみませんでした!」

「俺は、動物愛護……なんとかに入ってる!」
「あー何となく分かる。」
「猫の心は、考えなくては分からないからな……」
「中学最下位だったお前がよく言える……」

昔の空気に浸り、鈴虫の音が響く中で、三人は語り合った。昔の話、今の話、内容はそれらしいと言う内容である。
いよいよ花火の打ち上げという時だ。

「wait!小十郎!」
「政宗様……貴方がいけないのです……を残すから…」
「だってよ…小十郎の……多いからだろ?」
「今度は残さず飲み干して貰いますからね……」

「だァァ!!テメーら、何やっとんじゃァァ!!」
「破廉恥すぎるぞ!」
「森でなんといういう事を……」
「くたばれ!帝王ボイス!」

「何勘違いしてんだ?テメーら?」

少し冷静になり、宇都宮の鞄から懐中電灯を出し、照らしてみると、ビールと日本酒を持った片倉と伊達が姿を表した。

「……え?」

「悪ィな、コイツ悪酔いして俺ら帰れなくなったんだよ。」
「政宗殿!お待たせし申した!」

チャリで現れた幸村に小十郎を置き、百五十円を手渡した。(因みに、百五十円とは作者の家の近くで買える、団子の値段です!)
笑顔で帰る幸村に手を降り、伊達はもう一度腰を下ろした。

「アンタら、飲みな。」
「いいのか?!」
「あぁ、小十郎が帰っちまった……zz」
「って、酔うの早っ!!!」





尼子のツッコミが、花火と打ち上げられる花火師の声と共に夜空に響いたという。




※お酒は二十歳になってからだぞ!(・∀▼)未成年は駄目!絶対!(筆頭19です。)

Re: 【リク募集】息を止めて【BSR現パロ短編集】 ( No.11 )
日時: 2014/07/25 08:35
名前: 優斗 (ID: VpfXouOp)

話も一段落して、細かい設定とか。とかとか。
※結構頑張ったぜ!

アパートの人達


長曽我部元親

身長→リラックマより上

装備→大漁or西海の鬼と書かれたTシャツ
→紫のパーカー
→地下足袋orサンダル
→チェーンネックレス

その他→日雇いで働き、三成&家康を養う。
→近所では「だらしない」と評判。
→昔は、西高のアニキと呼び慕われた。
→22歳。二十歳で妻に逃げられる。


毛利元就

身長→リラックマより少し下

装備→ぼっち最高or日輪の申し子のTシャツ
→緑のパーカー
→眼鏡(老眼鏡じゃないぞ!)
→スキニーパンツ
→クロックス(黒)

その他→有名小説家。
→ネクラ。(オクラじゃないぞ!)
→将棋をよく大谷とさす。
→西高では、隠れ不良と先生から恐れられる。
→22歳。

尼子晴久

身長→リラックマより高い。

装備→砂活or一人アラビアンナイトのTシャツ
→白いタオル(頭に巻いている)
→サーモンピンクのデニム
→年中踝ソックス

その他→サンドアーティスト兼尼子財閥の御曹司
→料理は和食が得意で、洋食を作ると和食になる。
→毛利と幼馴染み。
→ポエマー。
→二十歳


尼子鶴姫

身長→リラックマより低い

装備→中学の時のセーラー服の上or現代の卑弥呼Tシャツ
→学校のジャージ
→ピンクのクロックス
→白いスマホとピンクのイヤホン

その他→友達とは縁を切った引きニート。
→ネット厨で夢見がち。
→バイトの風魔さんの手捌きに惚れている。
→十八歳

大谷義継

身長→リラックマより上

装備→白いマスクに学生帽
→人の不幸より面白いものはないTシャツ着用。
→赤と白の靴を愛用中。
→学生鞄に蝶々のチャームをつける。

その他→高一とは思えない渋めボイス。
→毛利の小説の話を作る。
→歴史と古典が大好き。
→何かと三成と家康を好む。


家康(名字は現在は長曽我部。)

身長→125m

装備→権現or絆Tシャツ
→黄色い半袖パーカー
→黒いサルエルパンツ
→戦国最強・ホンダマンのラバーマスコット

その他→豊臣の子供。
→クラスでは友達が多く、勉強より体育が得意。
→ボクシングとか見ると、長曽我部の尻を殴りにいく。
→一年生。

三成(名字は現在は長曽我部。)

身長→120cm

装備→理数系or根に持つタイプですTシャツ
→紫のズボン
→黒いビーチサンダル

その他→物凄いお父さん・お母さんっ子
→家康がお兄さん見たいになっている。
→毛利と大谷仕込みの口の悪さ。
→クラスでは友達が少ない。勉強が得意で体育は走る以外あまりよくない。
→一年生。

武田道場組

真田幸村

身長→リラックマより少し高い

装備→直に赤ジャージor赤Tシャツ
→脹ら脛までの白ジャージ
→六文銭ネックレス
→赤いクロックス

その他→お兄さんとお父さんと別居中。
→三成達とは十キロ程離れた所に家がある。
→今時武士口調。
→勉強は全く出来ない。特に英語。
→高2。

猿飛佐助

身長→リラックマより高い。

装備→黒いバンダナ。
→フェイスペイントに小さいピアス。
→緑色のTシャツ
→迷彩柄のズボン。
→料理を作るときは割烹着

その他→友達からは過保護すぎ、幸村のオカンと呼ばれる。
→結構モテるが、あまり人が好きではない為、全て断っている。
→根っからのシティーボーイらしい。
→金さえ貰えればなんでもする大学二年。





また増えるかも(*‾∇‾)ノ

Re: 【リク募集】息を止めて【BSR現パロ短編集】 ( No.12 )
日時: 2014/07/26 08:20
名前: 優斗 (ID: f/YDIc1r)



扇風機の風とはまた違う風は、三成の前髪を揺らした。

「カブト狩りでごさるゥゥゥゥァァァア!!!!」

幸村の咆哮に鳥たちは一斉に危険を感じ、休めていた羽を動かし、逃げた。そう、風の如く。
このあと、林の如く静かにしろと殴られるのはお約束だが、網を構えた幸村は、森の中へ進んでいった。

「さぁ!どこからでも、参られよォ!」
「ヒヒッ……真田、三成がビビっておる。」

手首と手に包帯を巻いた大谷が指を指す方向に、家康の後ろに隠れる三成が居た。半べそをかいた状態を必死に隠そうと、家康のパーカーで涙と顔を拭う。

謝る幸村を愉快そうに笑う大谷に、自然と笑顔を取り戻しつつあるのだった。

「はーい、皆さん。今日は我が姉小路所有の整備され尽くしたとても美しく、自然にも満ち溢れた綺麗な森へようこそー。」

死んだ目でパンパンと手を叩く姉小路が冷えピタを貼った姿で登場した。

「説明が長いんだよ!」
「いいじゃないか!な!と……えーと……名前は…」
「虎だろ!」

豪快なキレツッコミをした後、一人一人、細い丸木に金属のネジの様なモノをつけた物をくばった。ネジの部分を回すと、鳥の囀りのような音がなる代物だ。

「えー、これは、birdcallという物体でーす。」
「物体言うな!それから、なんで発音地味にいいんだよ!」
「だよだよ五月蝿い。」
「気合入れろ!!」

怒鳴る尼子は息を大きく吐くとチラッと目線を宇都宮の方に変えた。案の定、どこかへ行ってしまっている。

「……またか……宇都宮?」
「家康殿と三成殿は……?」







「おい、貴様。本当なのか?」
「デカいカブトムシ……か…元親に怒られるな!」

「最近出るって有名なんだ!やっぱり、デカイのがいいだろう?」

宇都宮曰く、姉小路領に最近大きな人間サイズのカブトムシが出ると噂されているとのこと。それを聞いた宇都宮はいつか狩りに行こうと考えていたのだ。

「おっ!カブトムシ!」

茂みの奥で揺れるとても長いカブトムシの角。
恐らく、一メートル前後はあるだろう。そう思うだけで、とても怖い。

「よしっ!ワシが見てくる!」
「待てっ!私を置いて、去るなァァ!!」






あつはなつい。いや、夏は暑い。

少し自分の考えたギャグで涼もうとするが、残念になるだけで、少しも涼しくはならない。

厨房でご飯を作る、親とアルバイトは全く自分に皆無だし、なんせ、いじめてくるのだ。
二週間だけバイトさせろと恐喝のように、暑さと共にやって来た、肩より少し短い髪型の男は、圧倒的女子人気率を誇り、うちの親もとてつもなくモテる。だが、変態だ。

吐く息も、この夏の熱い空気に入っていくのだと思うと、自分の存在はなんだろうか?二酸化炭素を吐くだけの物体……ネガティブシンキングは当たり前だ。

「こんな季節くらい、あっつーい鍋が食べたいよ…って、年中食べてんのか、家は……」

この先を行くと、駄菓子屋がある。
小遣いは三百円。沢山買える値段だ。

歩くのだけでも面倒くさいこの季節は、歩くのも自然と項垂れながらになる。日差しが自分の肌をジリジリと焦がしていく。

「この先を曲がると、こう、ドーンッと変わる事が……」
「いいええやすゥゥ!!!」
「って、本当に来たっ!!!」

立ち止まる体を今度は空を仰ぐように反ると上から猫が。
その後ろからは、物凄い形相をしたタオルを巻いた男。
振り返り、逃げようとするとあのバイトの男がこっちに向かい、無表情で迫る。

しまった、囲まれたと慌てふためく彼の横から、また小さい子供がこちらに飛びかかってくる。

「カブトムシィ!!捕まれェェ!!!」
「いやァァ!!来ないでェェ!!!」






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