二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 【ポケモン】_出逢いはナナイロで…_【コラボ】
- 日時: 2015/11/07 22:50
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: jWLR8WQp)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=29260
どうも、こーすけでございます。
今回はなんと!マルガリータ様の小説『ポケモンXY 生命と破壊の花』と我が『ナナイロ冒険記』とのクロスオーバー作品でございますっ!!!!
まさかのコラボでございます!こーすけとマルガリータさんによるWポケモン作者の合同作品です。僕は誰かと協力して小説を書き上げるというのは初めてな物でとても緊張しております(笑)
誰だ。手抜きタイトルとか言った奴w!
【注意事項!】
・悪口、荒らし絶対にやめてください。
・合同作品です。リレー小説、視点小説とも言うのかな?
・不定期更新です。完結目指して頑張ります。
・二人とも素人作者です(笑)どちらもバトル写が苦手です
・誤字などを出すと思います。(こーすけが特にw)
・人間×ポケモンの写があります。あるったらあります(笑)
これが嫌な人は左上の矢印をクリックなりタッチなりして帰るのを推奨します。
注意事項は増える可能性があります!
マルガリータ様の生命と破壊の花のURLでございます
>>3
登場人物>>7、>>25
団体など>>11
【目次】
プロローグ>>1>>2
第1話『出逢い』>>4>>5>>6>>8>>9>>10>>12>>13>>14>>15>>16>>17>>18>>19
第2話『別れ?』>>26>>27>>28>>29>>30>>31>>32>>33>>34>>35>>36>>37
第3話『再会』>>38>>39>>40>>41>>42>>43>>44>>45>>46>>49>>50
第4話『帝王』>>51>>52>>53>>54>>55>>56>>57>>58>>59>>60>>61>>62>>63>>64>>65>>66
第5話『死闘』>>67>>68>>69>>70>>71>>72>>73>>74>>75>>76>>77>>78>>79>>80>>81
第6話『激突』>>82>>83
- Re: 【ポケモン】_出逢いはナナイロで…_【コラボ】 ( No.65 )
- 日時: 2015/10/15 00:15
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: kI4KOn5i)
・・・・・
「てめえらの言う通りだよ。ダイナーはその悲しみを10年以上も引きずって今の状態にいたってやがるぜ」
ダイナーにとってのナナリー全て。今まで悪事しか働いた事のない彼を唯一支え愛してくれた人物。ダイナーはナナリーの死を受け入れられず今のような考えを持ってしまった。
もしダイナーの計画が成功してしまったらあの優しいナナリーは悲しみ嘆くであろう
リュウトは今まで正直生半可な気持ちでブラック団と戦っていたがこのダイナーの過去を見て本気で奴らを、彼を止める事を決心した。
「わたくし達は本気でダイナーを止めます。シモーナの為にナナリーの為にそしてダイナーの為に」
ヒメの目は今までにない覚悟を決めた目をしている。カルム達は彼らの本気である事が伝わってきた。
「それはそれとしててめえもう4日程入院してるのにまだ退院できねえのか」
「わたくし達は2日もなれば十分ですよその程度」
こいつらの体はどうなってんだよと突っ込みを入れたくなったカルム、セレナ。リュウトに関しては本当に人間離れした回復力と生命力を持っているジェシーのガブリアスに全身の骨折られても三日で回復したり、カルム同様体にパルシェンの氷柱が突き刺さったり。乗っかられ再び全身の骨を砕かれてもすぐに回復した。
「本当ナナイロ人って人外多いね〜」
「むしろカロス人が脆いだけなのでは?」
「いや、これが普通でしょ」
やっぱりナナイロ人は人外の上に常識人がいない。割とマジでいない。何故だろうかそれは作者にも分からない。
「で、バカルム君はいつ退院出来るんだよ」
「バカルムってなに!?まぁ先生が言うには後三日ほどかも知れないって」
「へえ〜、まあその何だここに戻ってきたのはてめえらをその…見送りにきたてのもあるんだ。」
リュウトは気恥ずかしいそうにそう言ったわざわざカルム達の帰りを見送る為に戻ってきたらしい初日比べれば随分デレデレになった物である。
「リュウリュウのデレ期か〜」
「やかましいわ。俺が出てこなかったらもはや何の小説だよ」
相変わらずのメタ発言が飛び出す。
「何日も経ってる筈なのに街の氷溶ける気配がありませんね。という事はフルートの町も同じ状態に…」
フルートの町とはリュウトとヒメが初めてダイナーと戦闘…というより一方的に痛めつけられただけだが。そこもこの街同様パルシェンが息を吹き掛け凍らせてしまっている
「えぇ、炎タイプのポケモンを使っても駄目みたい」
「……」
炎を当てても溶けない氷…今考えても恐ろしいパルシェンだ息を吹きかけただけでこんな事が出来てしまうなんて…。復讐心だけで自分の手持ちをここまで化け物満ちた力を付けさせるダイナーも十分凄い。
「道さえ踏み筈避ければダイナー最強のトレーナーだったんだけどな」
納得は行くどんなに同じパルシェンを育てても彼以上のパルシェンは出来上がらないだろう。きっと彼は悪の道を進まなかったらナナイロのチャンピオンに余裕でなれただろう。
「まあ、それはいい俺は疲れたからポケセンに戻るぜ」
リュウトはポケセンに行き一息付くようだこの街についてそうそうブラック団と戦い疲れてしまったようで仮眠を取るようだ。ヒメはリュウトの後はぴょこぴょこついて行く。
「自由だな相変わらず〜」
「アイニスが言えた事じゃないでしょう」
・・・・・
その頃カロス地方上空ではカルム達をナナイロまで運んだヘリコプターがテスト飛行をしていた。運転手は何事もなくテスト飛行は終了すると思っていた……!
「おっほっほっ、ご機嫌如何かしら?」
「!?」
突如ボーマンダに乗った眼帯を付け、マントを羽織っている男が目の前に現れた男のマントは風で靡いている。運転手は思ったまずいこの男はともし今攻撃されたら命なんてない。
ヘリを引き返し逃げようとするも。男のモンスターボールからスターミーが飛び出す
スターミーは物凄い速さで回転しヘリに突っ込み、スターミーはヘリコプターを真っ二つにした
「うわぁぁっ!?」
「ボーマンダ、りゅうのはどう」
ボーマンダは真っ二つになり地上に落ちていくヘリコプターに追い打ちを掛けるようにりゅうのはどうを叩き込むヘリコプターは粉々となり運転手も巻き込まれてしまった。
「おっほっほっ、まず一台…あんた達どう?」
『ダルかったけど頑張った……』
『全て潰しましたネ!』
通信機でムラサメがエスペラとジェシーに連絡をする二人もムラサメと同じような事をしていたようだ。
「事前にダンやカンナギ達にナナイロにある飛行場も潰させておいたわ。そしてカロス側の飛行系の物も全て潰した。これで奴らはナナイロから出る事が不可能になったわね。見てなさいカロスのガキ共アタシらを怒らせた事後悔させて全身の腹わたを喰らい尽くしやるわっ!」
・・・・・
- Re: 【ポケモン】_出逢いはナナイロで…_【コラボ】 ( No.66 )
- 日時: 2015/10/15 17:20
- 名前: マルガリータ ◆Ywb2SqBO2Q (ID: H65tOJ4Z)
- 参照:
『臨時ニュースをお伝えします。今日何者かがカロス地方の飛行機を潰したとの情報が入りました。これはどうやらカロスだけではなく、ナナイロ地方にも同じことが起こっているようです』
TVのニュース番組に映る女を見て、男──プラターヌは驚愕せざるを得なかった。ナナイロといえば、新種のポケモンの調査依頼をさせた三人の子供たちがいる場所だ。本来なら早く帰って来る予定であったが、セレナによるともう少しでわかるかもしれないという連絡が入り、暫くの間ヘリコプターは待機をしていた。
先程運転手はヘリコプターのテストをしていたのだが、数時間になっても戻って来ない。ホロキャスターに連絡を入れても、中々繋がらないのだ。
ふとニュース番組が映るTVに目が入り、そのアナウンサーの言葉を耳に傾けていたのだが、そうは信じがたいことだった。
そのままTVを眺めていると、粉々になったヘリコプターと運転手の死体が映る。
プラターヌは驚愕のあまりに、珈琲の入ったコップを落とした。ガシャンとコップの割れる音とプラターヌの心情はシンクロする。
「何だと……」
◆
その情報はフレア団にも届いていたのだが、それはプラターヌのような気持ちとは全く異なり、あそこにいなくて良かったな、と安堵している一員が殆どである。
フレア団は自分以外どうでも良いという思考の持ち主ばかりが集まる組織なので、それ程気にしていない。
『女王』やボスも今まで通りに活動してくれれば良いと言っていたのだし、フレア団は今日もスマートに、誰にも気付かれずに仕事をこなすだけなのだ。
フレア団の科学者──フレア・サイエンティストのラージとブレイクはタブレットが流す映像を見ていた。話題になっている飛行機破壊事件だ。粉々にされたヘリコプターと運転手の亡骸を見て、ラージは悲しそうに──
「あははっ!!何これー!」
「だっせぇ死体だなー!」
否、楽しそうに眺めている。彼等もフレア団なのだから人徳というものが一切なかったのだろう。
一方残りの二人は興味がないようで、キリは座禅を組んで瞑想、スティーブは読書をしている。
しかし、ラージとブレイクの笑い声があまりに煩いので、キリは声を上げる。
「お前たち、静かにしたらどうだ」
「だってリーダー、見てよこれー!!運転手が殺られて、ヘリコプターがドカァーン!!ってなるんだよ!?面白そうじゃん!」
「お前の趣味イカれてるんじゃない?」
読書中なのか、スティーブはこちらに目もくれない。
趣味がイカれてるのはスターリーちゃんの方じゃん。それを言葉にしたら、large no owariなので、心の中で呟く。
暫くすると、コツコツと足音が響き渡る。それを耳にしたキリたちは急いで跪く。足音はシューズの音だ。
足音の主がやって来た。金髪に炎を灯した緋色の瞳、あどけなさの残る顔立ち、『女王』の『息子』と名乗る、若きティーンエイジャー。
四人を見下ろす表情は悦んでいる。
「君たち、そろそろ行く時間だ」
「承知しました、ただちに出向します」
エカルラートはラージが置いたタブレットに目をつける。
エカルラートはタブレットに吸い込まれるように近付き、タブレットを持ち上げる。運転手の死骸と粉々にされたヘリコプターの映像が流れている。
ラージの心臓が脈を打つ。
「緋色ちゃ──エカルラート様ッ!?」
「……」
エカルラートの表情は影に遮られていて、よくわからなかった。
数秒後、エカルラートは唐突にラージのタブレットを投げ捨て、その場を去る。
「エカルラート様、お待ち下さい」
キリ、ブレイク、スティーブはエカルラートの後ろ姿を眺めて彼の後を追う。
ラージはタブレットを直した後、キリたちの後を追う。
──エカルラートが不機嫌そうな表情をしていることに気付かず。
◆
「マジかよ……」
報道はナナイロにまで渡る。ナナイロも被害に合っているので、報道にしなくては駄目だろう。
アナウンサーはとてもスタイル抜群の女性であったが、今のリュウトにはどうでも良かった。
こんなことをした犯人はわかっている。
「やれやれ……どうやらあいつらは、カルム君たちを何処にも行かせたくないみてぇだな」
「わたくし、リュウトに束縛されるのは構いませんがブラック団に束縛されるのは嫌です」
「やれやれ……これからどうするか」
- Re: 【ポケモン】_出逢いはナナイロで…_【コラボ】 ( No.67 )
- 日時: 2015/10/15 23:01
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: AwgGnLCM)
・・・・・
バン!と強くリュウトの部屋のドアは開けられた。リュウトとヒメがくるっと後ろを振り向くとセレナとアイニスがいた。急いで来たのか息が切れている。
「リュ、リュウトさん…今のニュース…!」
「やっぱてめえらも見てたか、こんな事するのわブラック団の奴らしかいねえだろ」
「え〜〜そんな!じゃあオイラ達帰れないじゃん!」
セレナとアイニスも先程のニュースを見ていたようだ。これからどうすればいいのか三人は考え始める。やはり飛行機もヘリコプターも壊されてしまったのだ他に帰る方法と行ったら飛行タイプのポケモンを使うくらいだしかしリュウトもセレナもアイニスもそしてカルムもカロスまで飛べる大型の鳥ポケモンを持っていない、リュウトのキッスは飛行タイプだが人を運べる力などない。
なら、船はどうだろう?これも駄目だプレミシティには港がないそれどころかリュウトもナナイロの何処で船が出ているのか知らない
完全に詰んでいる。するとヒメが「ふふん」と三人にドヤ顔を見せる。何か思いついているのだろうか?
「なんだよ?何か思いついたのか?」
「モチのロンです!ヘリコプターは完全に壊されてはいません!ブラック団のヘリがまだあります!」
「あぁ?あの趣味の悪りぃ気持ちの悪い奴か……なるほどそうか」
リュウトはヒメが何を言いたいのかが分かった。奴らと言えど自分達のヘリコプターは流石に壊さないだろう。奴らのヘリコプターを奪ってしまえばいいのか…。だが奴らは案外頭が冴えているこっちの考えを読んで自分達のも壊しているかもしれない
「そもそもヒメっち〜ブランコ団がヘリコプターが来るとは限らないでょ〜」
「誰がヒメっちですか!?そのたま○っちのキャラみたいな呼び方やめなさい!」
「てめえもやめろ。作品が違う」
リュウトがヒメの口を両手で塞ぐ。
「ちょっとあなた達真面目に……。」
セレナがふざけている三人というより二人と一匹を注意しようとした瞬間。ボカアアアアン!とロビーの方から爆発音が聞こえた。
「奴らのお出ましか…」
「行かなきゃ女が廃ります!」
リュウトとヒメが一目散に部屋を飛び出した。忘れている読者もいると思うから説明しておくがヒメは雌ではなく性別不明である。セレナ達もリュウト達の後を追った。
・・・・・
「おーっほっほっ!出てきたわね例のガキにカロスのガキ共!!」
「待ってたぜ!」
ロビーに着くと壁をぶち壊して入ってきたムラサメとダンがロビーの中心にいたムラサメの周りにはボーマンダとスターミーがダンの周りにはシュバルゴとサナギラスがいる。セレナがムラサメをギロッと睨んだ。
「そんな怖い顔してたら可愛い顔が台無しよヤングギャル?」
「睨みたくもなるわよ。」
「アンタ達がいけないのよ私達を邪魔して怒らせるから…今思い出しだけでもイライラしてくるわ。」
ムラサメは怒りで額から青筋が浮かび上がってくる本気で怒っているようだ。味方のダンすら怒ったムラサメの顔を見て顔を引きつっている。
「てめえらは一人たりとも逃さねえ!!!!まとめて血反吐の海に沈めてやるから覚悟しろよクソガキ共が!!!!」
ムラサメがリュウト達向かって今までに見せた事のない表情程の怒りの表情を見せた口調もオカマから完全に男に変わった。
「くっ、それがてめえの本性かよムラサメ」
「一々間に触る野郎だな。そんな事一々聞くんじゃねえてめえで勝手に想像しやがれ」
先程までのムラサメとは影も形も無いこれがムラサメの本性なのだろう。ムラサメはキョロキョロとリュウト達を見渡しニヤッと笑った
「最初の処刑人はてめえだ!!ボーマンダ!」
「ボォオオオッ!!」
ムラサメが最初に捉えた人物は……セレナだ。ボーマンダが鋭い爪をセレナに振り下ろそうとする!
「!!」
「てめえの全身の腹わたをボーマンダが喰らい尽くしてやるよっ!!」
・・・・・
どうでもいいかもしれないが今日のアニポケの未来予知の演出かっこ良すぎてワロタw
- Re: 【ポケモン】_出逢いはナナイロで…_【コラボ】 ( No.70 )
- 日時: 2015/10/17 14:53
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: AwgGnLCM)
・・・・・
「ほう?てめえは確かダイナー様に殺られそうになったガキじゃねえか…!」
ムラサメはギロッとカルムの事を睨みながらやられてしまったボーマンダをモンスターボールの中に戻した。今までとは違うムラサメの口調と目付きにも怯みもしないカルム。その姿にアイニス、セレナそしてリュウトも驚いている
「カルム君……てめぇは……?」
「話は後ムラサメの相手はまかせてよ」
「ふっ…カッコ付けてんじゃねえぞ」
カルムの姿を見て静かに笑ったリュウトここはカルムに任せてみる事にした。
「手は抜かないそれが相手に対する礼儀だ。スターミー!」
ムラサメはカルムが今までとは違う事にすぐ気が付いた。全力で彼を叩き潰す事にする
スターミーは回転を開始し始めカルムとニンフィアをスライスチーズのように薄く切り刻んでやろうとする。
「ニンフィア、スピードスター」
ニンフィアは星型の光線を無数にスターミー向けて撃つが全て回転で弾き返す。ニンフィアは突っ込んでくるスターミーを大ジャンプでかわす壁に衝突しそうになるがすぐに方向を変えるスターミー。狙った獲物は殺すまで追いかけるスターミー
「スターミー、10まんボルト」
スターミーは回転を止め体内に電気を為一気に放出する。カルムはすぐさまモンスターボールからピカチュウを出す。同じく10まんボルトを支持するスターミーとピカチュウの10まんボルトがぶつかり合い爆発が起き煙が立つ。
「……よし」
「リュ、リュウト〜」
リュウトは先程までの悲しい表情がまるで嘘かのようにニヤッと悪い顔を浮かべる。ヒメはフラフラになりながらもリュウトに近づく。リュウトはこの煙を利用してなにかを仕掛け始める、リュウトの行動には誰も気がつかない
「くそっ…中々やるな…!楽しませてくれるぜ……。だが終わりにしてやるぜ!!」
煙が止むとムラサメがニヤッと笑う顔が見えたスターミーの体が青く光るサイコキネシスでニンフィアとピカチュウの動きを封じた。カルムはくっと声を漏らした。
「カルボナーラ!」
「お隣さん!」
「ふっ、血で染まってやるよてめえの血でな!」
スターミーはニンフィア達の首を切断しようと近づく回転をしないでゆっくりと一歩ずつと近づいていく、するとリュウトは目を見開き
「よし今だぜ!!」
「「「「!?」」」」
「ロトトトトトッ!!」
リュウトが叫ぶ全員が驚きリュウトの方に目をやったすると突然テレビ電話の中からロロが飛び出して来た。リュウトが煙の中仕組んでいた事はテレビ電話にロロを入れる事のようだったらしい。
ロロを突然の事で驚き油断をしているスターミー向け最大パワーで10まんボルトを解き放った。スターミーは黒焦げになり戦闘不能となった。動きを封じられていたニンフィアとピカチュウが解放される。ムラサメはワナワナとしている
「ひ、卑怯だぞ…!」
「アホかてめえこれは戦争だろうが戦争に汚ねえも糞もあると思うか?戦争てのはどんな手を使ってでも勝ちゃいいんだよ。」
リュウトが悪役が言いそうである台詞をムラサメ向けて放った。ムラサメも自分達も同じ事を良くするので何とも言い返せない。
「・・・・・おっほっほっ、それもそうね。」
「?」
驚いた口調が普段のオカマに戻っているスターミーが殺られた事によってもっと怒り狂うかと思ったのにむしろ冷静さを取り戻している。
「意外な顔をしているわね。こういう時だからこそ冷静さを保たないとすぐに殺られてしまうわ。」
ムラサメは手持ちが二体も倒され追い詰められてしまった普通だったらここでもっと怒り狂う筈なのだがムラサメはあえてクールダウンさせ冷静さを取り戻す。怒りに任せておいたらすぐに殺られてしまう
「あら、リュウト君だったかしら?案外あなたも随分落ち着いてるじゃない大切なパートナーを連れて行こうとしたアタシをぶち殺したいんじゃないかしら?」
「いいや、全く俺はてめえのボスの過去を知った。」
「へえ?つまりナナリーシティに行きナナリー様とボスの事を知ったと?それで?」
「俺はお前らを止めたい。ダイナーを止めたいシモちゃんの為にもきっとアイツは本当はこんな事しててもナナリーを悲しませるだけだって気づいてるんじゃないか?だけどもう体が制御出来なくてこんな事をしている。本当はダイナーはシモちゃんと静かに暮らしたいだけじゃないのか?」
リュウトが真剣な眼差しでムラサメに語りかける。そのリュウトの真剣な眼差しに誰もが目を向ける。
「あの過去を見たから言えるアイツは絶対にシモちゃんを愛している。確信して言うね。それにムラサメシモちゃんにナナリーシティに行けと進めたのはお前らしいじゃないか。お前も本当はダイナーを止めて欲しいんじゃないのか俺達に……」
ムラサメは目線を下に向けた。歯を食いしばり拳を強く握った。
「分かってるわよこんな事しててもナナリー様の為になる筈がないって事くらいわね。だけどもう遅いわ……!」
・・・・・
またわけのわからんとこで切りますすいません。擬人化小説はやめ僕もマルガリータさんの影響なのかわからないですが原作沿いだけどオリジナルもあるポケモン小説を書こうと思いますw
- Re: 【ポケモン】_出逢いはナナイロで…_【コラボ】 ( No.72 )
- 日時: 2015/10/18 22:34
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: AwgGnLCM)
・・・・・
「しかしてめえらこれからどうするんだ?」
カルムを殴った手を摩りながらリュウトはカロス組に言った。そう結局なにも解決していないカルム達はカロス地方に帰る方法がないのだ。ブラック団のヘリコプターを盗むという作戦だったが失敗に終わった。
う〜んと考え込むカロス組。もう打つ手はないのか?
「流石のわたくしもなんにも思いつきませんわ。もうナナイロで暮らしたらどうですか?」
ポンとヒメが手を叩きいっそもうここで暮らしてしまえという投げやりな案を出した。
「それもいい考えたけど…僕達はまだカロス地方でやり残した事がたくさんあるんだよ」
カルム達はいつまでもナナイロ地方で踏みとどまっているわけにもいかない。確かにこの地方も下衆が多いがリュウトやヒメがいるから楽しい。だがカルムはカロス地方を一周しジムバッチを集めポケモンリーグに挑戦するという夢が。セレナにはポケモンスペシャルショーでカロスレジーナになる夢がある。それにフレア団のことも気になる。
「はぁ、やれやれ…。あ、もしかしたら」
リュウトが困った顔をしポリポリと頭を掻く。何かが思いつくと立ち上がりこの場を後にした。カロス組、そしてヒメも首を傾げた一体リュウトはなにを思いついたのだろうか。20分くらいするとリュウトは戻ってきた。
「リュウリュウ一体何処行ってたのさ」
「黙れ、アイアイ」
「歌みたいですね」
リュウトも対抗してアイニスをアイアイ呼びする。ヒメが思わずそう言った。
「で、本当に何処行ってたのリュウト?」
「ヘリコプター買ってきた」
「は?」
リュウトの発言に耳を疑った一同今なんて言ったヘリコプターを買った?何処どうやって何処にそんな金があったのだろうか。それにヘリコプターは全て壊されたのでは?
「い、一体何処で買ったんですか?」
「アルバート社だ」
「!?」
ヒメはそれを聞き目を大きくした。アルバート社あの変な笑い方をする社長そして娘のマリカの会社で黒い噂があるあの会社。まさかヘリコプターも売っていたとは
「奇跡的にアルバート社の倉庫にあったものは無事だったそうだ。明日には届くみたいだ」
「リュ、リュウト正気ですか!?」
「大丈夫だ。きっとな何かあったら俺が責任を取る。今はこいつらが帰る事が先決だ」
アルバート製のヘリコプターなので信用出来ないヒメだがリュウトの説得ではぁと溜め息をつくも何とか納得する。
「ヘリコプターなんてどうやって買ったの?」
「支払いはてめえらの所の博士にして貰うから」
「「え?」」
カルムとセレナが揃って言ったリュウトは支払いは『カロス地方にいる博士が払います』と電話で伝えてしまった。
「やばい時は研究所売ればいいだろ。それか女の助手を売るか」
「リュウリュウ他人事みたいに言うね〜」
悪人顔負けの下衆さ見せるリュウトだった。
・・・・・
その頃カロス地方のプラターヌ研究所ではプラターヌが落ち着きもなくそわそわっと部屋を歩き回っているナナイロにいるカルム達は無事なのだろうかそればかりを心配する。
助手の一人が電話を持ってきたプラターヌに用件があるらしい。プラターヌは電話取った。
「はい、もしもし?」
『ほっほっほ、私はアルバート社社長のエビル・アルバートです。』
奇妙な笑い方をする男からの電話だアルバート社と言ったらナナイロにある大きな会社だ。日用品からポケモンの道具や核兵器までも販売する会社。そんな会社が何の用だろうか
『ほっほっほ、本日は我が社のヘリコプターのお買い上げありがとうございました。お値段の方2億円となります。お金は明日取り行くので積み立てておいてくださいね。ほっほっほ』
「え?……ちょっと待ってください!!!!?も、もしもしもしもーし!?」
プラターヌが呼びかけた時にはもう遅かった電話が切れていた一体どうなっているのかプラターヌの頭はパニックになっていた。
「ど、どうなってるんだ本当に……」
・・・・・
4〜五人乗りくらいのヘリコプター一機の値段は本当に1〜2億円するのでぼったくりではないです