二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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逃走中1 ー始まりの時ー 完結
日時: 2017/05/29 23:58
名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)

かつて、王は兵士たちにこう告げたことがある。

瞬足自慢の兵たちから逃げ回れ。逃げ切ったものには大きな富を与える

と。

あるものは金に釣られて。

あるものは己が欲のために。

あるものは己の名誉のために。

その逸話が、現在の逃走中なる娯楽の起源であったとかなかったとか。



そして今、BBの手により逃走中が再現されるー。



※この小説に出てくるキャラは「俺得キャラで○○する小説」の設定を引き継いでいることが大いにあります。よってカオス展開もありうるので注意しましょう。



参戦者名(作品名順)

東方Projectより
博麗霊夢
霧雨魔理沙
十六夜咲夜
魂魄妖夢
東風谷早苗
鈴仙・優曇華院・イナバ
射命丸文
チルノ

アイドルマスターシンデレラガールズより
十時愛梨
神崎蘭子
渋谷凛
塩見周子
島村卯月
高垣楓

ファイアーエムブレム覚醒より
クロム
リズ
フレデリク
ルフレ
ルキナ

Fateシリーズより
衛宮士郎
アルトリア・ペンドラゴン
岸波白野
ネロ・クラウディウス
藤丸立花
マシュ・キリエライト


▽作者の初めての逃走中は予測不能?
▽25名の逃走者は作品の看板も背負う存在である
▽6代目シンデレラガール高垣楓の実力は?
▽セイバー死すべし!アルトリアVSネロ
▽最後に待ち受ける予想外の展開は?自首者は?逃げ切るのは誰だ!?

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Re: 逃走中1 ー始まりの時ー ( No.14 )
日時: 2017/05/27 21:53
名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)

牢獄 de トーク

クロム「しかし、復活者はくじで決めるんだろう?」

凛「そうみたい。狙った相手を復活できるわけじゃないね」

霊夢「あー最悪…」

愛梨「落ち込むのはまだ早いですよ。ちょうど復活の可能性が出てきましたし」

ネロ「余にもチャンスはあるということか」

士郎「できれば復活したいけど、こればかりは運次第なんだよな…」

クロム「だが、俺としては1分も逃げてない以上、復活したいな」

文「ハンターにリベンジしたいです!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

魔理沙「私にはメリットないよな…パスだ!」

楓「外れたら確保されるなら、私は行かないでおきましょう」

魔理沙の言うとおり、この通達は行かなかったところでデメリットなどはない。
無理に復活を狙わないのも、一つの作戦だ。






妖夢「気を付けないといけませんね…」

復活ができるのは、この通達までに捕まった逃走者だけ。霊夢はぎりぎり範囲内である。
この通達以後、捕まったらもう賞金はもらえない…

































リズ「お兄ちゃん復活させようかな…?」

復活させれば、その分最後のミッションに人手を用意することができる。

ハンター×4「…」

それを阻むのは、4体のハンター。
捕まれば、賞金も、復活もない…。

























魔理沙「しばらくここに隠れるんだぜ」

ちょうどいい隠れ場所を見つけた魔理沙。

魔理沙「…ん?」





咲夜「おや?」

先客だ…

魔理沙「咲夜?なんでここにいるんだ?」

咲夜「静かに!ハンターがいます!」

ハンター「…」

魔理沙「そうか…ちょっと様子見だな」


























ハンター「!!」ダッ

見つかった…!
























魔理沙「げ、私に反応したのか!?」

咲夜「おそらく…逃げましょう!」

二人は、二手に分かれるようだ。
























ハンター「…」

ハンターが追いかけたのは…
























魔理沙「うわ、こっち来てる!」

魔理沙だ…!

























咲夜「これは、魔理沙の方に行ったわね」

通報の件に続き、命拾い…
























魔理沙「うわっ!一本道か!」

逃げた先は、一本道だ…!!











ハンター「…」

魔理沙「は、早い…!!」


























LOCK ON
[KIRISAME]

























ポン!






















37:40
霧雨魔理沙 確保 残り11人

魔理沙「迂闊だったか…」

ミッションや通達に向かわなくとも、ハンターに見つかるリスクはある…。

























咲夜「…結局振り切れなかったのですね」

白野「まずい…だいぶ減ってきた!復活に向かおう!」

残り逃走者の数がかなり減ってきていることに焦りを感じ、白野も牢獄へ向かう。
























妖夢「みなさん!」

牢獄全員「おおーーーーーーーーーーーーー!」

一番乗りは、妖夢!

妖夢「これに指紋を認証して…」

妖夢が指紋を認証すると、ルーレットが回りだした。

現在、6マスに放出は1マスだけだが…

果たして、復活なるか?



























ピッ「復活」

牢獄全員「やったあああああ!!」

妖夢「よし!」

これより対象者でくじを引き、当たった逃走者が復活となる。

その幸運な復活者は…
























霊夢「やった!!」

博麗霊夢 復活 残り12人

妖夢「霊夢さん!!」

霊夢「あんたが復活させてくれたのね。恩に着るわ」

すると、クロウが同じ色のリストバンドを二人に渡した。

赤色のリストバンドで、妖夢が太く、霊夢が細い。

妖夢「これは…『牢獄から復活した逃走者が賞金を獲得した場合、復活させた逃走者と山分けになる』これは助かります…幽々子様の食費も馬鹿にならないので」

霊夢「まあ、しょうがないわね」

この追加ルールにより、妖夢は一段と有利な状況となった!

なお、このメールは復活させた逃走者しか受け取れない。

霊夢「そういえば魔理沙捕まったのね。私は復活だから勝ったとは言えないけど…」


























フレデリク「リズ様が向かったほうがよろしいですね…」

自分の能力から、向かうのが難しいとみたフレデリク。

ハンター「…」


近くに、ハンター…
























ハンター「…」

フレデリク「ルフレさんは、向かうのでしょうか?」

























ハンター「…」

フレデリク「おや、あれはハンターですね。離れましょう」

いち早くハンターに気づき、距離を取る。



























ハンター「…」

フレデリク「気付かなかったようですね」

気づかれずに、済んだ…






















34:49

立花「あ、ここだ!」

続いて牢獄前に来たのは、立花。

立花「あ、マスが変わってる!だれかやったのかな」

ハンター放出マスが、2マスになった…

























立花「でも、まだ余裕はあるかな?やってみよう」

立花も、ルーレットを回し始めた。

今度はどうなる…?

























ピッ「復活」


牢獄全員「おおーーーーーーーーーっ!!」

凛「ここまではまあ、十分いけるはずだよね」

ふたたび、復活者を決めるくじ引きだ!

魔理沙「仲間はずれなのぜ…」

魔理沙は通達のあとに確保されたので、復活権はない…

























牢獄全員「せーの!」


バッ
























クロム「俺は外れ…ルキナ、それは!」

ルキナ「お父様、やりました!あたりです!」

ルキナ 復活 残り13人

クロム「頑張ってこい!」

ルキナ「はい!」

立花「これでルキナが逃げ切っても賞金か…リスクを犯すだけの価値はあるね」


























ここまで、霊夢、ルキナが復活したが、魔理沙が確保され、残りは13人。

次回、復活タイムの結果が判明する…

Re: 逃走中1 ー始まりの時ー ( No.15 )
日時: 2017/05/27 23:31
名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)

34:00
復活チャンス終了まで あと4分


早苗「霊夢さん復活はうれしいですね」

霊夢の復活を喜ぶ後輩巫女、早苗。

早苗「私の奇跡なら六分の一の復活もできるでしょうか?」

自分の能力に、自信がある…
























妖夢「霊夢さんはこれからどうします?」

さきほど霊夢を復活させた、妖夢

霊夢「あんまり近くにいるとまとめて見つかるから、別れましょう」

霊夢は別れて行動することを提案。

妖夢「それもそうですね」

妖夢は基本的に囮を狙うタイプではない。霊夢の提案に乗るようだ。
























咲夜「できれば3人復活してほしいところですが…」

この復活チャンスは、確率的に3人目までは成功率は二分の一以上だ。

咲夜「しかし、ハンターが5体になるリスクも考えないと…」

失敗してしまった場合、復活どころか自分が確保、さらにハンターが増えてしまう…
























白野「牢獄はこっちだよな?」

牢獄へ向かう、白野









ハンター「…」

ハンターが、接近…














ハンター「…」

白野「…」









ハンター「…」

白野「こっちだな…」
















ハンター「…」

白野「あと3分…まあ、間に合うだろ」

互いに、気づかない…









33:00

ルフレ「僕も厳しいね…」

じつは通達のとき、一番遠い位置にいたルフレ。

ルフレ「ん?」

ルキナ『ルフレさん!』

ルフレ「ルキナ!?ということは復活したのか!」

ルキナ『はい。お父様に代わって、頑張ります』

ルフレ「ハンターには気を付け…!!」

ルキナ『ルフレさん…?』

ハンター「!!」

電話中に、ハンターが襲撃…

























ルフレ「ここが見つかるか…!!」

ハンター「…」

ルフレの走力では、ハンターは引き離せない…
























LOCK ON
[REFLET]












ポン!





32:12
ルフレ 確保 残り12人

ルフレ「見つかったら逃げ切れないとは思ったけど…これほど速いとはね」

ハンターはスプリンターの速さとマラソンランナー並みのスタミナを持つ。見つかったら、逃げるのは容易ではない…
















ルキナ「そうですか、ルフレさんハンターに…なおさら、頑張らないといけませんね」

























リズ「思ったより近くにあったよ…」

リズが3番手で牢獄前に。

リズ「2分の1か…どうしようか?」

牢獄の前で悩む、リズ…

アルトリア「どうしました?」

リズ「アルトリアさん…私、どうしようかな?」

アルトリア「まだ勝負してもいい確率ではありますが…」

リズ「…アルトリアさんは?」

アルトリア「やりたいです。シロウを復活させられればいいのですが」

リズ「じゃあ先にやっていいよ!ルキナさんが復活したし」

アルトリア「ありがとうございます。必ず、復活を…」

アルトリアが先にルーレットを回すようだ。
























ピッ「復活」

牢獄全員「おおおおお!!」










卯月「あ、この人数は…もう、やめましょう」

卯月も牢獄近くにいたが、リスクが大きすぎるとみて諦めた…
























チルノ「あたいが当たった!?」

アルトリア「…一番頼りにならない逃走者を…」

チルノ「こらー!あたいはさいきょーなんだ!!」

士郎「セイバー。たぶん、思ってるとおりの逃走者だ、こいつは…」

チルノ 復活 残り13人

もっとも、チルノはこの逃走中参加者最高のスタミナを持ち合わせる。逃げ切る意味では有力候補ではあるが、ミッションでは頼れないだろう…

























リズ「次は私!」

幸運の高さを信じているリズ。放出率が三分の二だ。

クロム「かなり無茶じゃないか…?」

残り30:22。卯月が諦めたこともあり、これがラストチャンス。

リズ「大丈夫だよ!」

リズ、危険な賭けに出る…

























ピッ「復活」

牢獄全員「す、すごいな…!!」

(この復活において、運や直感が高い逃走者はいやな結果を先んじてスルーできる可能性がある)

リズ「ね!私のスキル「幸運+8」は効果てきめん!」

バトルシスターの経験が、生きた…
























鈴仙「泣いても笑っても、これがラストチャンスね」

凛「さっき卯月を見たけど、リスクが高すぎて逃げたみたい。時間的にもこれがラストだね…」

牢獄全員「せーの!」




バッ
























マシュ「私が当たりました!」

マシュ・キリエライト 復活 残り14人

ほか全員「ああ〜〜〜…」

リズ「それじゃ、一緒に頑張ろうね!」

そして、…














30:00

復活チャンス 終了

白野「『通達結果 魂魄妖夢により博麗霊夢、藤丸立花によりルキナ、アルトリア・ペンドラゴンによりチルノ、リズによりマシュ・キリエライトが復活した』結局間に合わなかったな…」

フレデリク「リズ様、流石です。ルキナさんも復活して流れが来てますね」
























復活チャンスを経て、残り逃走者は14人、ハンターは4体。
しかし、衝撃のミッションが逃走者を襲う…

Re: 逃走中1 ー始まりの時ー ( No.16 )
日時: 2017/05/27 23:58
名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)

BB「最後のミッションだけど、もちろん通報でしょうね」

ロクター「そうだな。王道のヘリか?」

BB「最初だもの、ヘリでいいでしょう。ま、レバーに仕掛けぐらいはしておきますけどね」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

メールだ…

マシュ「復活してすぐメール…『ミッション4 これより上空からハンターヘリが逃走者を監視』!!」

リズ「『ヘリは逃走者を見つけると位置情報をハンターに伝える』これ、やばいよね!?」

霊夢「『撃退するには残り15分までに8個あるレバーをすべて下ろさなければならない』広範囲ミッションね…」

チルノ「『ただしレバーは1番からしか下ろすことができない』あたい、そこまでバカじゃない!数字は読めるよ!」


ミッション4 ハンターヘリを撃退しろ!

ハンターヘリが上空から逃走者を監視し始めた。ヘリは逃走者の姿を捉えると位置情報をハンターに送信する。
撃退するには残り15分までに8個のレバーすべてを下ろす必要がある。
なお、レバーは1から8までの番号がついており、1番から下ろさなければならない。
























アルトリア「まずはレバーを探さないとどうにもなりません。チルノさん、付いてきてください」

チルノ「当たり前だよ!」

リズ「マシュさん、行こう!」

マシュ「放置できません!」

立花「まいったわね…」

ルキナ「復活させてもらった以上、逃げるわけには行きませんね」

妖夢「行きます!!」

霊夢「ヘリがいたら自首どころじゃないわ…行くわよ!」

楓「私も向かわないと…」

咲夜「これは向かわないとダメね」

早苗「私も行きます!」

フレデリク「リズ様と合流せねば…!」

ほとんどの逃走者がミッションに向かう!

























卯月「…もう、無理。怖すぎます…」

すっかり怖気ついてしまった卯月。

卯月「自首、してもいいですよね…?」

自首すれば、そのときまでの金額を獲得してゲームから離脱できる。
しかし、四体のハンターとヘリが行く手を阻む…
























楓「ここはヘリには見つからないですね…」

店の軒に入る楓。

楓「卯月ちゃんに電話してみましょう…」












卯月「!?も、もしもし?」

楓『私よ、卯月ちゃん』

卯月「楓さん?どうしました?」

楓『地図にレバーの位置は載っていないから、みんなで探すみたいなの。卯月ちゃんも手伝ってもらえる?』

卯月「無理です…もう、怖くて…」

楓『あら…ごめんなさい。無理強いする気はないし…無理しないで、自首して』

卯月「はい…ありがとうございます」

ガチャ








楓「ヘリのせいで限界だったのね…」

















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

牢獄

凛「あれが、ハンターヘリ…」

文「見つかったら、ハンターがよってきますね…一度、勝負したかったですが…」

士郎「まだミッションに行ってくれる人は多いと思うけど、どうだろうな…」

ここからは、凛が牢獄でのメール読み上げを担当するようだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

チルノ「まずは一番から探したほうがいいのかな?」

アルトリア「いえ、何番でも構いません…一番でないならそこで待機すればいいだけです」

チルノ「へえ、頭いいな」

アルトリア「考えればすぐわかることですよ…はあ、運とはいえなぜ彼女が復活したのか…」

レバーを探すチルノとアルトリアだが、どことなく雰囲気が悪い。

ハンター「…」

そこに、ハンター…


アルトリア「待って。ハンターです」

チルノ「おっと、見つかっちゃダメだね」

ハンター「…」

アルトリア「こっちから向かいますか?」

チルノ「あんまり時間はかけたくないし…」












ハンター「!」ダッ

見つかった…

アルトリア「きました!」

チルノ「げっ!」












アルトリア「固まっては行けません、分かれます!」

チルノ「わかった!」

二手に分かれた!

ハンター「…」

























ハンター「…?」

どうやら、ハンターは見失ったようだ。

チルノ「ほっ…」

アルトリア「ふう…やはり能力はありますね」

若干は、信頼を勝ち取った…




アルトリア「!!」

なんと、アルトリアの逃げた先にレバーが!






アルトリア「7番ですね…」

しかし、まだ下ろせないレバーだ。




















Fromアルトリア『7番にいます』

霊夢「これは助かるわね…って、これ私の向かう先のレバーじゃない!」

逃走者の連携が、ミッションクリアの鍵だ。






















28:11

卯月「みなさんには申し訳ないですが、自首に向かいます…」

自首に踏み切った卯月。

卯月「ここからだと…200mはあるかな…」

果たして、無事自首できるか?


























白野「こっちもあった!」

白野は4番のレバーを発見。ただちにメールする。

From白野『4番に着いた』

しかし…ハンターヘリが接近。



白野「あとは待てば…」

ハンターヘリ「!!」

見つかってしまった!



ハンター「!!」

白野の位置情報がハンターに伝えられる!


























白野「メールは送ったから、あとはハンターに気をつけて…!!」

ハンター「…」タッタッタッ

見つけたときから、ハンターは走っていた…!












白野「いきなり走ってるなんておかしいだろ!」

ハンター「…」




















LOCK ON
[KISINAMI]

























ポン!


27:34
岸波白野 確保 残り13人

白野「まさか、ヘリに見つかったのか…」

位置情報を伝えられたら、逃げるのは至難の技だ…

























立花「『ヘリの通報により岸波白野 確保』先輩が!!」

マシュ「4番には、今人はいないということになりますね。しかし、近くにハンターがいるということですか…」

確保情報から、ハンターの位置を推測しなければ、不用意な確保もありうる…
























ハンターヘリの恐怖に打ち勝て!

Re: 逃走中1 ー始まりの時ー ( No.17 )
日時: 2017/05/28 00:32
名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)

牢獄

凛「『ヘリの通報により岸波白野 確保』!」

ネロ「なんと…」

鈴仙「司令塔になりそうだから、頑張って欲しかったのに…」

愛梨「これは悔しいですね…そうだ、ネロさん」

ネロ「言われなくてもわかっている」

スッ

クロム・凛「「脱ぐなんて事したら承知しない「しないよ」」

ネロ・愛梨「…」

ピンチは、未然に防がれた…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

26:38

卯月「え…」

卯月が自首に向かう途中で、レバーを発見。

卯月「…」

番号は、2番…

卯月「どうしよう…」

ミッション貢献のチャンスで、迷いが出る…
























リズ「あったよ!」

マシュ「見つけましたか!」

リズとマシュがレバーを発見した!

リズ「3番だね!」

マシュ「私はハンターとヘリを見張ります。近くに隠れ場所があるので、指示しますね」

リズ「うん!」

連携プレーで、切り抜けたい…






















ハンター「…」

咲夜「焦ってはいけないわ…」

咲夜は、ハンターを発見して足止めを受けた。



妖夢「ありました!」

妖夢は、レバーを発見。

妖夢「番号は…6番…」

なかなか、1番が見つからない…
























霊夢「レバーだ!」

霊夢もレバーを発見する。

霊夢「あったわ!一番!」

ついに、一番のレバーが見つかった!

霊夢「下ろすわ!」

ガコン!













霊夢「さ、メールしておきましょう」

ヘリ「…」


























ヘリ「!」

その姿を、ヘリが捉えた…!!















霊夢「!!通報!?」

しかし、勘で霊夢が察した!!





















25:33

卯月「…一番が下ろされたなら、下ろします」

さきほどから2番のレバーを見ていた卯月。そのまま下ろす。

ガコン

卯月「メールだけして、自首に向かいましょう…」
























霊夢「こっちからきそうね…」

霊夢、ハンターの位置を勘で探る。

ハンター「!!」

そして、ハンターが向かってきた。


霊夢(ヘリは別の場所ね…よし)

霊夢、逃げ始める。





霊夢「こっちはハンターが回ってるから…こっちよ!」

ハンター「…」

霊夢、ハンターを先読みしてかわそうとする。

























ハンター「…?」

ハンターの追跡を、免れた…



霊夢「でも…体力使ったわ、あとは任せましょう」

自慢の直感が、今度こそ役に立った…
























リズ「下ろすよ!」

ガコン

卯月のメールを見て、リズが3番を下ろした。

マシュ「これであとは逃げるだけ…!?」

ハンター「!!」

が、ハンターに見られた!

リズ「別れて逃げよう!!」

























ハンター「!!」

追われたのは…
























リズ「ここで!!?」

リズだ…!








マシュ「こっちにはきていない…」

マシュは、命拾いだ…
























ハンター「!!」

リズ「やめてー!!」





LOCK ON
[LIZ]
























ポン!
























24:49
リズ 確保 残り12人

リズ「ハンター速いよ〜;」

やはり、逃走成功は簡単ではない…














マシュ「リズさん…」

チルノ「あれ、四番って白野ってやつがいたけど、つかまったから…誰もいない!?」

そう、4番のレバーは今だれもいない…!



23:55

立花「まだ連絡のないレバーは…5、8で、下ろせなかったのは4ね?」

ルキナ「それであってます。…おや、あれは?」

レバーがある…番号は?

ルキナ「8番…」

立花「この場所を写真に残しましょう」

一箇所に留まっていれば、ヘリやハンターが来てもおかしくない。
写真にして送信すれば、全員の助けになる…

が、


ハンター「!」

ハンターが二人を捉えた!


立花「早く送信して…」

ルキナ「あとで戻ってきましょう」

二人は、気づいてない…





ハンター「!!」

立花「!?」

ルキナ「しまった!!」

ようやく気づいたが、かなり距離が近い…!
























立花「ルキナさん、逃げて!!」

ルキナ「すみません…!」

立花、走力に自信がないため、ルキナの身代わりとなった!


























LOCK ON
[FUJIMARU]
























ポン!








22:39

藤丸立花 確保 残り11人

立花「最低限は、できたね…」

メール送信は間に合った…

























アルトリア「メール二通…一通は8番の位置ですね」

霊夢「もう一通は『藤丸立花 確保』ミッションに夢中になりすぎよ…」

むやみにミッションに動けば、確保される危険性がある…



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
牢獄

凛「『藤丸立花 確保』!」

白野「立て続けに確保か…」

周子「司令塔タイプは、足が早くないのかなー」

ルフレ「その傾向があるね…」←自分もそう

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

現在、3番までのレバーが下ろされている。
4番、5番のレバーはだれも場所を知らない。
このままでは、ミッションがクリアできない…
























チルノ「あ!あれってレバーじゃん!」

チルノが、レバーを発見した。

チルノ「5番かー…そういえば、4番ってだれかメールしたから、白野って場所知ってるんじゃないかな?」

意外に頭の回ったチルノ、このことをメールで知らせるようだ。

チルノ「…機械苦手だから、スタッフさん頼める?」

スタッフ「わかりました」

機械が苦手な逃走者が不利にならないよう、スタッフも配慮している…

























Fromチルノ『だれか牢獄に向かってくれない?白野ってやつがレバーの場所しってるかもしれないから…あ、あたいは5番見つけたから、写真も送るね』

この文は、すべてスタッフにより送られたものだ。








卯月「…でも、今更…」

このメールを受け取ったとき、卯月はすでに自主用電話のそばに…

卯月「お願い…」

果たして、自首できるか!?

Re: 逃走中1 ー始まりの時ー ( No.18 )
日時: 2017/05/28 16:13
名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)

22:10

卯月「早くかかって…」

ハンター「…」
























ポン!

22:05

島村卯月 確保 残り10人

卯月「…そんなに甘くはないですよね…」

自首も、簡単な話ではない…
























楓「これでデレマス勢は私だけね…」

デレマス勢最後の砦となった、楓

楓「できれば逃げ切りたいのだけど…」

ハンターヘリがいるこの状況は、かなり厳しい…
























早苗「チルノさんからメールしてくるとは、意外ですね…」

牢獄に向かう、早苗

早苗「あれ?これ、4番のレバーじゃないですか」

偶然、4番のレバーを発見!

早苗「では、下ろしましょう!」

ガコン

早苗「チルノさん、お願いします!」






チルノ「おお、緑の巫女がやってくれたんだ!」

ガコン

これで、5番までが下ろされた!

6番には妖夢、7番にはアルトリアが待機している。
また、8番のレバーの場所は逃走者すべてが知っている。

これで、一気にミッションクリアに近づいた…

が、

ハンター「…」

妖夢かアルトリアに迫る、ハンター…

じつは、早苗がレバーを下ろす前に、見つかっている…

どちらが、見つかったのか…?
























アルトリア「こんな時に!」

アルトリアだ…!
























妖夢「よし、6番も下ろします!」

妖夢の手により、6番のレバーも下ろされた。











アルトリア「ここに隠れましょう」

ハンター「…」

アルトリアは、建物の影に身を隠す…




















ハンター「…?」

ひとまず、視界からは外れた。



アルトリア「まだ油断はできない…」

当然、ハンターは周囲を捜索する。






ハンター「…」

アルトリア「…」
























ぐうぅぅぅぅぅ…

アルトリア「…は」

ハンター「!!」

お腹の音で、気づかれた…!







アルトリア「…近すぎます」






















ポン!

20:11

アルトリア・ペンドラゴン 確保 残り9人

アルトリア「なんとも恥ずかしい…」

まさかの形で、確保…






















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

牢獄

凛「『アルトリア・ペンドラゴン確保』!」

士郎「セイバーでもダメか…」

立花「こっちで残ってるのはマシュだけだよ!」

鈴仙「こっちは(復活込で)五人も残ってます。異変解決者の強さが示されましたね」

クロム「霊夢や早苗の勘や運に勝てる相手もそういないものだな…」

気づいているかもしれないが、今の東方勢のうち、2人は復活組だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

マシュ「まってください…これ、7番いないですよね?」

アルトリア確保により、7番にはだれもいなくなった…

Fromマシュ『だれか7番向かってください!』
























アルトリアもルキナに習い場所を写真で送っていたので、7番も場所は判明している。

咲夜「近いですね…いきます!」

楓「ちょっと向かってみましょうか」

妖夢「このまま向かいます!」

7番には、この3人が、

早苗「では、8番に向かいましょう!」

チルノ「8番に行ったほうがいいよね?」

フレデリク「この際、向かったほうがいいですね」

ルキナ「場所は覚えてる…行きます!」

8番には、この4人が向かった!

霊夢「ごめんなさい、休ませて…」

霊夢は体力が切れたため、向かわない。


















19:33

ミッション終了まで、5分を切った!

マシュ「…で、私はどうすればいいのでしょう?」

マシュは、どちらのレバーからも遠い。

マシュ「遠いのに無理する理由もないでしょうね…あとは任せます」

ミッションを託した…






















ハンター「…」

近くに、ハンター…?

マシュ「ちょっと休んでもいいですね…」

ハンター「…」

マシュ「ここならいいでしょうね…」

ハンター「…」

























妖夢「あれ?」

マシュ「妖夢さん?」

ハンター「…」

妖夢だった…
























咲夜「あった!」

咲夜が7番のレバーに到着!

フレデリク「思ったより近くにありました…」

フレデリクも8番のレバーに着いた!

咲夜「下ろします!」

フレデリク「こちらも!」























18:33
ミッションクリア

牢獄

凛「『ミッション4結果 博麗霊夢、島村卯月、リズ、東風谷早苗、チルノ、魂魄妖夢、十六夜咲夜、フレデリクの活躍によりすべてのレバーが下ろされ、ハンターヘリは撃退された』クリアだ!」

牢獄全員「やったあああああああああああああ!」

アルトリア「腹の鳴る音で見つかるとは、不覚でした…」

士郎「セイバー、お疲れ。あとで料理つくるからな?」

文「東方勢全員大活躍ですね!」

アルトリア「チルノがここまでやるとは思いませんでした。サポートがついているとはいえ、認識を改めざるを得ませんね」

周子「卯月も協力してたんだ?」

ルフレ「フレデリクが?意外だな…」

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BB「この逃走中のミッションはすべて切り抜けられましたが…じつはすごい仕掛けを用意しておきました。さあ、みなさんはどうしますか?」

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霊夢「なによ…通達?『通達 残り15分にハンターを10体放出する』はあ!?」

早苗「『阻止する方法はない』…ひどい」

マシュ「『なお、この10体のハンターの正体は実際に会って確かめるとよい。このハンターは元からいるハンターの確保対象でもあり、確保されるとゲームから除外される』牢獄ハンターのようなものですか…?」

※牢獄ハンター:確保者の中から選抜される、ハンターと共に逃走者を確保するメンバーのこと

通達により、10体の追加ハンターが残り15分になるとエリアに解き放たれることがわかった。そのハンターは、どうやらアンドロイドではない…。

















次回、その正体が…


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