二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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逃走中1 ー始まりの時ー 完結
日時: 2017/05/29 23:58
名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)

かつて、王は兵士たちにこう告げたことがある。

瞬足自慢の兵たちから逃げ回れ。逃げ切ったものには大きな富を与える

と。

あるものは金に釣られて。

あるものは己が欲のために。

あるものは己の名誉のために。

その逸話が、現在の逃走中なる娯楽の起源であったとかなかったとか。



そして今、BBの手により逃走中が再現されるー。



※この小説に出てくるキャラは「俺得キャラで○○する小説」の設定を引き継いでいることが大いにあります。よってカオス展開もありうるので注意しましょう。



参戦者名(作品名順)

東方Projectより
博麗霊夢
霧雨魔理沙
十六夜咲夜
魂魄妖夢
東風谷早苗
鈴仙・優曇華院・イナバ
射命丸文
チルノ

アイドルマスターシンデレラガールズより
十時愛梨
神崎蘭子
渋谷凛
塩見周子
島村卯月
高垣楓

ファイアーエムブレム覚醒より
クロム
リズ
フレデリク
ルフレ
ルキナ

Fateシリーズより
衛宮士郎
アルトリア・ペンドラゴン
岸波白野
ネロ・クラウディウス
藤丸立花
マシュ・キリエライト


▽作者の初めての逃走中は予測不能?
▽25名の逃走者は作品の看板も背負う存在である
▽6代目シンデレラガール高垣楓の実力は?
▽セイバー死すべし!アルトリアVSネロ
▽最後に待ち受ける予想外の展開は?自首者は?逃げ切るのは誰だ!?

Page:1 2 3 4 5



Re: 逃走中1 ー始まりの時ー ( No.4 )
日時: 2017/05/24 22:35
名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)

ゲーム前、集められた25名の逃走者…。

白野「またこんなことを思いつくのか…BBも楽しみたいのか?」

ネロ「当人に悪意がないならいいのだが…まあ、これは遊びでいいな?なら余も楽しむだけだ」

立花「まあそうでないといけないんでしょうけどね」

BBの関係者は早々に疑っているようだ。


霊夢「これが逃走中ね…大金獲得のチャンス♪」

魔理沙「おいおい…金ばっかに目がいってるとおじゃんだぜ」

早苗「でも簡単に捕まらなさそうなのが霊夢さんなんですよね。まあ、霊夢さんには負けませんけど」

チルノ「あたいがさいきょーなんだ!」

文「みなさん気合入ってますね」

妖夢「ですが…」

鈴仙「逃げるのって不本意なのよね」

気合の入るメンバーと自信がなかったり心配しているメンバーが分かれている。


ルキナ「これは普通、オープニングゲームなるものがあるはずですが…」

クロム「そうだな、普通は鎖引きか?」

卯月「それが妥当のはずですが…」

凛「あるいはサイコロか、体内時計だっけ?未央が好きで見てるんだよ、逃走中」

愛梨「そんなゲームに私たちが出させてもらえるなんて、光栄ですね」

士郎「ん?ハンターボックスの上にモニターがあるぞ」




Hacking OK!





























BB「みなさん集まりましたね?私は逃走中のゲームマスター、BBちゃんです!」

楓「鉛筆でもっとも見かけそうな名前ですね」

BB「それは2Bですよ。これからみなさんにはオープニングゲームをしてもらいます!」

























オープニングゲーム:鎖引きゲーム
逃走者はくじで決めた順番に1人ずつハンターボックスに繋がれた鎖を引く。
そのうち一つだけがハンターを閉じ込める檻につながっており、その鎖を引いてしまうとハンターが放出され、ゲームスタートとなる。
なお、25人全員がハンターを放出させなかった場合、1分の猶予が与えられる。

※ハンターと待機地点の距離は20m、ただしドクロを引くと2m前進しなければならない。また、鎖とハンターの距離は4m












全員「せーの!」サッ



























魔理沙「ゲッ!一番引いちまった!」

霊夢「16番目。魔理沙、いきなり放出させないでよ!?」









鈴仙「うう、2番…」

蘭子「4番…」

チルノ「あれ、あたい7番?」










ネロ「なんと、25番…最後か!」

白野「俺は21番。これ、回ってこなさそうだな」

立花「私3番か…白野さんにみっともないとこ見せれないな」

マシュ「私は6番。厄介な順番かもしれません」













卯月「24番…回ってはこない、ですよね?」

凛「20番。まさか、ここまで回るわけないよね?」

文「13番、私で半分ですね」








こうして、順番は上からこのとおりとなった。










霧雨魔理沙
鈴仙・優曇華院・イナバ
藤丸立花
神崎蘭子
東風谷早苗
マシュ・キリエライト
チルノ
高垣楓
十六夜咲夜
魂魄妖夢
アルトリア・ペンドラゴン
フレデリク
射命丸文
リズ
衛宮士郎
博麗霊夢
ルキナ
塩見周子
十時愛梨
渋谷凛
岸波白野
クロム
ルフレ
島村卯月
ネロ・クラウディウス










































魔理沙「あー、緊張する…」

栄えある最初のオープニングゲームのスターターは、魔理沙。



霊夢「ハンター出したら承知しないわよ!!」

魔理沙「しょうがねえな…」

ネロ「一番手だけに、相当なプレッシャーがあるな…」

ここでいきなり放出となると、いろいろ残念なことになる。






魔理沙「6番にするぜ」

はたして、その鎖は…



























魔理沙「よっ!」

ジャラッ
























…シーン


魔理沙「よし!」

魔理沙、クリア。

霊夢「最悪の自体は免れたわね…」

魔理沙「じゃ、お先に失礼するぜ!」

クリアした逃走者は、先にエリアに逃げることができる。

ネロ「…まて、これ余が大変不利ではないか!!」

仮にネロまで回った場合、そこで放出させなくても一分後にハンターが出てしまう。ほかの逃走者より、猶予がない…。

卯月「後半の人はこれが厄介ですね…」
























鈴仙「…はー」

2番手、鈴仙。ハンターを見て緊張しているようだ。

妖夢「深呼吸したらどうですか?」

鈴仙「…だめ、息が詰まりそう」

ハンター×4「…」

万が一放出させたら、真っ先に鈴仙が狙われる…。





















鈴仙「ええいもう引くわ!12番!」ジャラッ


























…シーン

鈴仙「はあ…先に行くわ」

プレッシャーから少し解放され、エリアに。




















このあと…


立花「9番にするね!」

チルノ「ええっ!?」

立花が9番、セーフ。

蘭子「18番!」

蘭子は18番、セーフ。

早苗「10番です!」

早苗は10番でセーフ。

マシュ「これが安全のはず…21番」

マシュ、21番でセーフ。

チルノ「13番にする!」

チルノも13番でセーフとなった。




凛「まだドクロすら出ないね…」

楓「次は私ね」

六代目シンデレラガール、楓が8番手で登場。























愛梨「何番にするんですか?」

楓「ダジャレもちょっと思いつかないわ…19番でいいかしら」

ハンターを前に、得意のダジャレも思いつかない…

楓「…よし」

ジャラッ































シーン


楓「クリアね…あら!?」

が、鎖の先にドクロマーク。

全員「あー……」

卯月「運だから仕方ないんですけどね…」

楓「ドクロでみなさんドッ苦労…なんて場合じゃないわね、ごめんなさい…」

これで、待機している逃走者は2mの前進…。
























咲夜「25番ね」

咲夜は迷いなく25番、クリア。

妖夢「これです!」

妖夢は8番を引いて、クリアする。






















アルトリア「私ですか…」

11番手、アルトリア・ペンドラゴン。アーサー王である。

士郎「ハンター出さないでくれよ?」

アルトリア「ええ、それにネロ、あなたには負けません」

ネロ「セイバークラスとしてか?」

アルトリア「ええ。私以外のセイバーは居なくなればいいんです」

ネロ「そうか?余が倒れても事実、第二第三のセイバーが生まれているだろう」

アルトリア「…」

士郎・白野「喧嘩はよくないだろ」

ちょっと、心配…。



アルトリア「では、15番!」

ジャラッ






















シーン

アルトリア「セーフですね、では、お先に、シロウ」

士郎「ああ、追いつくからな」





















フレデリク「…なんと、ドクロマーク…」

フレデリクは20番、これはドクロマーク。

文「行きます!」

文は24番、クリア。

霊夢「あんたが放出させたら私たちが巻き込まれる未来しかないわよ…」












リズ「よいしょ!」

リズは17番、クリア。

士郎「3番…うぉっ!」

士郎は3番でドクロ。これで14mまで前進。

霊夢「そのとなりは安心かしら」

霊夢は4番でクリア。
















ルキナ「ここまできましたか…」

17番手、未来を知る王女ルキナ。

クロム「9本のうち、一つが放出なんだな…」

凛「…やばいかも知れない」

















ルキナ「では、ラッキーセブンの7番で!」

ジャラッ



























シーン…

ルキナ「ド、ドクロですか!?」

白野「験担ぎとは行かなかったか」

これで12mまで前進する…。
























周子「途中で出ると思ったんだけどねー」

18番手、周子。四代目シンデレラガール。

凛「まったくだよ…ここからシンデレラ三連か。ここで引きたくないな…」

周子「その前にひいちゃったら終わりでしょ?」

ハンター×4「…」

その通りだ…






周子「じゃあ、11番で!」

ここまでくると、緊張も走る…
クリアか、ハンター放出か…!?












ジャラッ




























シーン…


周子「じゃ、お先にー」

全員「オオオオ…」

愛梨「じゃ、私行きます!」

クロム「え?」

愛梨「22番!!」

周子「え、私まだ離れてないよ!?」

なんと、愛梨がいきなり22番を引いた!

クリアか、ハンター放出か…!?









ジャラッ





























シーン…

愛梨「よし!」

凛「…もうちょっと待ってあげてよ」

白野「…えぐいことするなあ」

ルフレ「でも、あるいはあれぐらい強引なほうが生き残れるかもしれないね」
























次回、オープニングゲーム決着!

Re: 逃走中1 ー始まりの時ー ( No.5 )
日時: 2017/05/24 22:52
名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)

凛「ここまできたか…」

20番手、渋谷凛。

ネロ「もう6分の1だと…」

白野「ここの人もだいぶ少なくなったな…」

ここに残っている逃走者で走力が高いのは、ネロただひとりだが、彼女は25番目。
そこまでにハンターを放出させたら、囮は不可能だろう…。






凛「14番でいこう。悩んだって仕方ないだろうし」

卯月「凛ちゃん、放出だけはやめて…!」

クリアか、ハンター放出か…!?

ジャラッ


























シーン…


凛「ほっ…」

白野「俺の番まで…」

21番手は白野。前進をやめない諦めの悪いマスター。

白野「ネロ、俺が(ハンター)出しても構わず行ってくれ」

ネロ「しかし、それでは奏者が…」

白野「俺のことはいいから。別に命の危機ってわけじゃないしな」

ネロ「ううむ…」

ハンター×4「…」

放出させてしまえば、白野どころか、12mまで迫っている待機中の逃走者に飛び火する危険性がある…。











白野「16番でいくか…」

卯月「お願い…」

クリアか、ハンター放出か…!?

ジャラッ


























…シーン

白野「…助かった」

ルフレ「…ということは、クロムの番か」

クロム「…そうだな…」

22番手、クロム。

卯月「もう私入れて4人ですね…」

ネロ「ここまでよく放出されないものだな…」











愛梨が早々に引いたときを除き、逃走者は先にクリアした逃走者が安全に距離を取れるように鎖を引くタイミングを遅らせている。

クロム「俺が放出させても、俺に目をくれずに走れよ。ルフレは足がやたら遅いんだから…」

ルフレ「言われなくても。共倒れが一番最悪だからね」

クロムは、ルフレがハンターに追いつかれる危険性を感じている…。



















卯月「…」

ここまで長引いたオープニングゲームに、卯月も笑顔でいられないようだ。

ネロ「…そろそろ終わるはず…」

クロム「…フラグを感じ取ったんだが。まあいい、23番だ!」

クリアか、ハンター放出か…!?

ジャラッ













































ガコン!!





















ブシューーーーッ










ハンター×4「!!!!」

















クロム「なっ!?」

ルフレ「クロム!!」

卯月「わあああああああああああああーーーーーーー!!!」

ネロ「始まったか!!」




















散り散りに逃げていく4人の逃走者たち!

ハンターの標的になったのは…













































クロム「…やはり、そうなるか!」

ハンターを放出させた、クロムだ…!!

ハンター×4「!!!」
























ポンッ




















79:45 クロム確保 残り24人

クロム「…俺の出番は、ここまでなのか…」

なくは、ない…。





霊夢「メールね…『クロム確保』…ああ、ハンター放出させたのね…」

リズ「お、お兄ちゃんが失敗しちゃったの!?」

フレデリク「これではどうしようもありませんね…」

ルフレ「…クロムの分まで頑張らないと」















ハンターから逃げた時間に応じて賞金を獲得できる

そのゲームは…





Run For Money 逃走中

Re: 逃走中1 ー始まりの時ー ( No.6 )
日時: 2017/05/25 20:35
名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)

魔理沙「…エリア01って早苗が言ってたけど、言ってたのとどうも違うな…」

今回の舞台は、本家でエリア01として使われていたエリアをBBがアレンジしたものなのだ。言うなればエリアB1である。

魔理沙はオープニングゲームが長引いたおかげでエリア把握を済ませたからこそ、この事実にいきあたった。

魔理沙「でも、だからって逃げ切れるとは限らないだろ?」

その通りだ。





愛梨「もう1万円まできました!」

賞金単価は1秒200円。80分…逃走成功ならば96万円だ。



周子「あれが自首用の電話かー」

チルノ「自首なんてしないよ!狙うは逃走成功のみ!」

また、エリアには自首用の電話が2箇所にセットされてある。ここから本部に電話して自首の意向を伝えれば、その時点までの金額を獲得してゲームからリタイアできる。




ハンター「…」

しかし、エリアには4体のハンター。確保されれば、賞金は0だ…。














78:33

ルフレ「案外、ハンターってエリアを隈なくさがすけど、通り過ぎたあたりには普通しばらく戻らないだろうね」

オープニングゲームがあったあたりに戻ってきたルフレ。最小限の行動でハンターをかいくぐる考えだ。

ルフレ「…でも、だれかがここに逃げてくることもあるし、見張らしがいいから僕じゃ見つかったら終わりだろうね」

冷静に分析している…






文「しかし、だれが自首するんでしょうね…くだらない自首ならあることないこと書き付けてやりますよ」

自首した逃走者にゴシップでっち上げを宣言する、文屋。

文「おや…ハンターですね」

ここで通り道の向こうにハンターを見つける。

ハンター「…」

文「できれば、見つかりたくないですが…」

文はそっと回れ右で立ち去ろうとする。

ハンター「…!!」ダッ

文「…見つかりますか」ダッ

ハンターに気づかれた!

















文「…」

ハンター「…」

タッタッタッ…































ハンター「…?」

事も無げにハンターを撒いてみせた。

文「この段階で捕まるほど、私もやわじゃないですし。一体ぐらいなら、余裕ですよ」

この自信が、フラグにならなければいいが…。


























凛「…ハンターいないね」

物陰から様子見の、凛。

凛「よそはよそ、こっちはこっち…でも、よそで逃走成功したイメージは、持っておいて損はないね」

そんな彼女の近くに…




卯月「はあ…ハンター、怖かった…」

オープニングゲームの後、ここまで逃げてきた卯月…















ハンター「…」

と、ハンターが…



























卯月「必要以上に逃げたかも…ここで狙われたら厳しいよ…」

凛「ハンターは…」

ハンター「…」






























ハンター「!」ダッ





























凛「!私に向かってきた!!」

凛が、見つかった…!



















卯月「え?凛ちゃん…あ、ハンターが追いかけてる!!」

卯月は、建物に隠れてたためハンターに気づかれずに済んだ。


























凛「はぁはぁ…」タッタッ

ハンター「…」タッタッ

















LOCK ON
[SHIBUYA]



























ポン!

























75:21 渋谷凛 確保 残り23人

凛「うそ…もう終わりなの!?」

ハンターは視界に入った逃走者を、見失うまで追い続ける。
文は簡単に撒いたが、本来逃げ切るのは困難である…。








確保情報は、メールにて通達される。

早苗「『渋谷凛確保』ちょっと意外ですね…」

卯月「結局、逃げきれなかったんだ…私が頑張らなきゃ…」
































ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

BB「まあ、最初のミッションは小手調べと行きますか」

ゲームマスターBBが、ミッションを発動…!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

74:19

霊夢「確保情報?…違った、ミッションね」

リズ「ミッション1『エリアのどこか3箇所にハンターボックスを設置した』」

楓「『残り65分になるとハンターが放出される』」

士郎「『阻止するにはハンターボックスの横についているレバーをさげればよい』早速来たな!」











ミッション1 ハンターボックスを封印しろ!
エリアのどこか3箇所にハンターボックスが設置された。
残り65分になるとハンターが放出されてしまう。
阻止するにはハンターボックスの横についているレバーを下げなければならない!






記念すべき最初のミッション、逃走者たちはどう動くか!?

Re: 逃走中1 ー始まりの時ー ( No.7 )
日時: 2017/05/25 21:18
名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)

チルノ「早速向かうよ!」

士郎「正義の味方なら、向かわない選択はないな!」

この二人はそもそもミッション全参加の意思を持っているため、当然向かう!!

魔理沙「ハンター増えたらマズイな…いくか!」

文「向かってみますか」

フレデリク「ハンターが増えたらリズ様が…私も向かいます!」

この三人も参加の意思を固めた!











周子「今は別にいいかな…人が多いうちはだれかやってくれるでしょ」

ルフレ「ハンターボックスはどこにあるかわからない…今行っても危険だな」

マシュ「今動くのは得策ではないですね」

ミッションに向かえば当然ハンターに見つかるリスクを背負うことになる。
あえて他人に任せるのも、戦略だ。

















楓「…あら?」

楓が、ハンターボックスを発見。たまたま居た場所の近くに設置されていたようだ。

楓「あ、レバーが2つついてますね」

このミッションのメールには書いていなかったが、もし複数個のレバーが付いていた場合、その数と同じだけ逃走者が必要となる。

楓「ということは、だれか来るまで待たないと…」

しかし、待機しているときにハンターが来ないとも限らない…





























愛梨「私も探してみようかな…」

ハンターボックスを探し始める、愛梨。

愛梨「…ちょっと遠いかも」

ハンター「…」

近くに、ハンターが…


























愛梨「あっち探してみよう」

ハンター「…」


どうやら、互いに気付かなかったようだ。

































ルキナ「このあたりにはないですね…」

ルキナもハンターボックスを探すようだ。

早苗「あ、ルキナさん!」

そこに、早苗も合流した。

ルキナ「早苗さん、いいところに。今、楓さんからメールがきまして…」

from楓『ハンターボックスに複数レバーがついていたらその数だけ逃走者が必要みたいです』

早苗「ええ、見ました。どうせなら一緒に行きませんか?」

ルキナ「それがいいですね」

たしかに二人でまとまって動けば、複数人必要なボックスの封印がやりやすくなる。
しかし、ハンターに見つかりやすくもなる…。































霊夢「あ、あったわ!」

霊夢は偶然、ハンターボックスを発見した。

霊夢「しかもレバーが一つ!」

幸運にもレバーが一つのハンターボックスだ!早速下ろしに向かう。

ハンター「…」

が、近くにハンター。








霊夢「…これは少し待ったほうがいいわね」

ちょうど、霊夢の最短ルート上にハンターが。

飛び出していたら、間違いなく見つかった…。





早苗「霊夢さんからメールですね…あ、レバー一つのボックスの近くにいるみたいです」

ルキナ「なら、そちらは任せましょう」

逃走者の連携が、ミッションクリアの鍵を握る。
























文「ボックスは…」

ハンターボックスを探している、文…

ハンター「…」

しかし…
























文「ちょっと後ろが気になります…」

ハンター「…!」ダッ

























文「ハンター来てるじゃないですか!」

後ろから、ハンター…!
























文「ですが、この程度の速さで!!」

ハンター「…」


さすがに、一体なら苦にもならないのか…
























ハンター「!!」

文「あややややややや!?」

なんと、曲がり角を曲がったところで別のハンターと出会い頭に!!

























ポン!


























70:46

射命丸文 確保 残り22人

文「…さすがに、これは私でも無理です…」

ただ単に、運が悪かった…























霊夢「ええ!?文が確保!?こんな時間に捕まるとも思えないし…たぶん、出会い頭か挟み撃ちね…」

逃走成功筆頭候補のまさかの序盤確保に、ほかの逃走者に衝撃が走る…



ミッション1 成功なるか!?

Re: 逃走中1 ー始まりの時ー ( No.8 )
日時: 2017/05/25 21:45
名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)

70:00 ミッション1終了時間まで5分

現在、レバー一つのボックスの近くには霊夢が、
二つのボックスには楓が待機している。
しかし、最後のボックスはまだ見つかってすらいない…







このままだと、ハンター二体放出が濃厚だが…



















士郎「あと五分もないな…ボックスはどこだ」

ボックスを探し続ける士郎。

士郎「こっちには…ないな」

まだ見つけられていない…



















チルノ「うーん、こっちにあるのかな」

チルノも、ボックスを探している。








チルノ「あ!あれじゃない!?」

ここで、ハンターボックスを発見!



























チルノ「あ、レバーが三つついてる!」

最後のハンターボックスだ!これは三人の逃走者が必要になる。

チルノ「メールでみんなを呼ぼう!」

























Fromチルノ『ハンターボックスの写真』

妖夢「…文さんの確保で躊躇しましたが、ここから近いですね…それも、三人が必要…なら、向かいます!」

ネロ「近くだな!余も向かうぞ!」

妖夢とネロが反応!























68:30

一方、ルキナと早苗だが…

ルキナ「もう時間がないですね…」

早苗「急がないと…」

しかし…
















ハンター「…」

ハンターが忍び寄る…
























ルキナ「楓さんはこの先にいるみたいです」

早苗「そうですね…間に合いそうですか?」

ルキナ「ここから150mなら、余裕はありそうですが…」

ハンター「!!」ダッ

























ハンターに、気づかれた…!

























ルキナ「…待ってください、ハンターです!」

早苗「って向かってきてます!!」

たまらず、二人はバラバラに逃げる!
















ハンター「…」

標的になったのは…




























ルキナ「私ですか…!」タッタッタッ
LOCK ON
[RUKINA]

ルキナだ…!

























早苗「こっちには来ていない…楓さんのところに急ぎましょう!」

早苗は命拾いし、楓の元に!


















68:00

霊夢「もう安全よね…!」

霊夢は、レバー一つのハンターボックスへ!

霊夢「これでハンターは出ない!」

ガコンッ

ハンターボックス 一つロック

士郎「あ、遅かったか…」

その光景を見た士郎。

士郎「今からいっても3分じゃ間に合わないよな…仕方ないか」

士郎は、ミッションを断念するようだ。







鈴仙「…これはいけない、行けそうにない」

文の確保で腰が引けてしまった、鈴仙。

鈴仙「…お願い、だれか向かってるよね」

だが…

ハンター「…」

近くに、黒い影…


















鈴仙「…」

ハンター「…」

























ルキナ「ここまで、ですね…」

ポン!






















67:49

ルキナ 確保 残り21人














ポン!




























67:41

鈴仙・優曇華院・イナバ 確保 残り20人

鈴仙「ここじゃ、逃げられないものね…」

別々の場所で、同時確保…。
























アルトリア「ルキナ、鈴仙と相次いでの確保ですか…!」

白野「おいおい、いきなり確保ラッシュか?」












66:28


早苗は楓の元に到着!

早苗「ルキナさんの確保を無駄にはできません!楓さん、レバーを下ろしましょう!」

楓「そうね、急ぎましょう」

二人「せーの!」

ガコンッ

























ハンターボックス 二つロック

これで、残りのボックスは、チルノが発見した一つだけだ!



























66:00
ハンター放出一分前

魔理沙「ちょっと遠いと思ったけど、向かうぞ!」

そう言ってチルノのメールに反応し、ハンターボックスに向かう魔理沙。

ほかに、今ミッションに参加しているのは、チルノを除けばネロと妖夢。
ハンター封印は、この4人に託された…。



























65:43

チルノ「おーい!」


妖夢「いました!」

魔理沙「おお、間に合ったんだぜ!」


これでハンターボックスロックに必要な人数が揃った!

ネロ「む、余は遅れたか。ならハンターを見張ろう」
















三人「せーの!」
























ガコン!
























65:28

ミッションクリアー


周子「ミッション1結果、『博麗霊夢、東風谷早苗、高垣楓、霧雨魔理沙、魂魄妖夢、チルノの活躍ですべてのハンターボックスが封印された』ね、やってくれるでしょ?」

士郎「次はちゃんと活躍しないとな」

ネロ「クリアしたのなら、大義である」



現在、残りの逃走者は20人。ここからどうなっていくのか…


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