二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 6つの光とwhite
- 日時: 2017/08/26 17:43
- 名前: 白 (ID: YUWytwmT)
こんにちは!
(おはよう?こんばんは?…どっちでもいいですね←)
初めて六つ子の小説に挑戦することにしました!
きっと、
「駄作」「駄文」「こいつバカ?」の三拍子
だと思いますが!
どうか暖かい目で見守ってやってください。
※おそ松寄になると思います!
- Re: 6つの光とwhite ( No.4 )
- 日時: 2017/08/26 15:09
- 名前: 白 (ID: aOQVtgWR)
おそ松side
—カチャ…
腕を動かすと、小さく鎖の音がした
「……っ、」
「……、」
薄暗い部屋の中、目を凝らすと兄弟の姿が見えた
「…今日は、…いい商品、が、…」
「珍しいもの、…楽しみで、…」
耳をすませばガヤガヤザワザワ
耳障りな声が聞こえる
やっぱり、こればっかりはどうしてもなれない
また、「売られる」という言葉が
頭の中でぐるぐるまわった
でも、俺は長男だから
兄弟を守らないと…
——ガチャッ
「もうすぐで時間だ、こい」
ゆるゆると顔を上げると
ドアから顔を覗かせた男が見ていた
あぁ、時間なんだな…
まだ震えている末っ子に安心させるように笑って
俺はその部屋を出た
俺の後ろをついてくるように
部屋から出てくる兄弟たちを尻目に
絶対、守ると改めて決意し前を見据えた
- Re: 6つの光とwhite ( No.5 )
- 日時: 2017/08/26 17:04
- 名前: 白 (ID: YUWytwmT)
鈴音side
ガヤガヤ、
「まぁ、その指輪どこで買いましたの?」
「今日は、二人ほど買おうかな」
ザワザワ
「今日からこの企業が…」
「またあの人が…」
「………ハァ」
あたしは本日2度目になるため息をついた
あの後、
受付の人に案内されて会場に入ったのはいいものの、
自慢や、陰口などが耳障りなのだ
すでに帰りたい
ため息もつきたくなる
あたしが今、ここにいるのは決して故意ではない
ある財閥から招待状を受け取ったのだ
自分も財閥の跡取りである以上、断るわけにはいかなかった
…………やっぱり来なければよかったと後悔しているが
そんなことを考えているとフッと
会場の明かりか消えた
「どうも、紳士淑女の皆さま方…本日はお越しいただきありがとうございます。」
…そうか、今から始まるのか
「どうぞ、お好みの商品を見つけてください」
商品、だなんて、
人の命を…と、嫌悪感に苛まれたが
我慢し行く末をみることにした
おそ松side
『まずはこの商品!髪の色が…』
……主催者の声が聞こえた
もうすぐ、俺たちの番か…
- Re: 6つの光とwhite ( No.6 )
- 日時: 2017/08/26 20:23
- 名前: 白 (ID: YUWytwmT)
鈴音side
『この商品は2000万からです!』
「4000万!」
「5000万!」
「一億!」
『一億がでました!これ以上の金額は……』
目の前で広げられるはしたお金での命のやり取り
自分が知らないだけで、こんなにたくさんの命が…
と考えてステージを見た
そして、
「…同じ、顔?」
『次の商品は世にも奇妙な六つ子です!
一人ずつでもよし、まとめてでもよし、値段は5000万からです!』
六つ子という存在が珍しかったのだろう
客たちは我先にという勢いで声を張り上げた
「8000万!」
「1億!」
「1億2000万!」
だんだん上がっていく値段
そのとき、あたしは六つ子の中の一人の目を見た
ゆるゆると目を見開いたあたしは……
「………5億」
会場が水を打ったように静かになった
『……ぁ、5億!5億が出ました!それ以上は…』
すると、負けじと大きな声が響いた
「なら、5億5000万だ!」
「なら、6億…!」
そんなに欲しかったのか、
でも、あたしもここで譲るつもりはない
「10億……これ以上は、いませんよね?」
そう言うと、目を見開いた顔がたくさん見えた
『…10億が出ました!10億の方が落札です!』
静かに息をつくと、
早くあの六つ子に会いたいという気持ちを胸に
会場から出た
- Re: 6つの光とwhite ( No.7 )
- 日時: 2017/08/26 17:28
- 名前: 白 (ID: YUWytwmT)
おそ松side
「10億……、これ以上は、いませんよね?」
そう言って、女は
会場を黙らせた上に、俺達を買い
会場から出ていった
「…チッ、俺が買おうと思ってたのに」
「あれって、白戸財閥の…」
「所詮は小娘が……」
そんな声を耳に俺たちは
新しい「飼い主」のもとに行くことになった
それでも、俺が絶対守るんだ
愛想尽かされて捨てられるのならそれもいい
俺達ならきっと大丈夫だ、絶対、抜け出してやる
そして、
俺たちはあの女と対面することになる
キリトリーーーーーーーーーーーー
…お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
おそ松多いですよね()
いや、私情はあまり持ち込まないように
してたんですがどうしても推し魂が…っ!
こんな小説でよければ見捨てないでください(土下座
- Re: 6つの光とwhite ( No.8 )
- 日時: 2017/08/26 17:40
- 名前: 白 (ID: YUWytwmT)
鈴音side
………落札したのはいいけど、
どうしよう、不安になってきた!
もともと買うつもりなんてなかった
でも、…
でも、あの目を
家族は絶対に守るという目を見たとき
あたしは、あの人達の傍にいて守りたいと思った
身の回りになんでもあって、ぬくぬくと育ったあたしと違い
たくさんの苦汁を飲んできた
あの過酷な状況にいる人達を見捨てることができなかった
ましてや、バラバラにするなんて…
そう思っていたらいつのまにか目的地の目の前にいた
近くに従業員などがいたが、あたしは
全て帰ってもらおうとした
……が、
「申し訳ございません、お客様がお買いになられた商品は6人なので
すでにご自宅まで送らせてもらいました。」
…………出っ鼻をくじかれた気分だ
「そ、そうですか、ありがとうございます、」
そう言ってあたしは最初に来た場所へ向かい
そのまま車に揺られながら
自分の家を目指した
「(あんなに意気込んでいたから…余計に恥ずかしくなってきた)」
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