二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中~孔明の罠~完結!
- 日時: 2019/11/30 09:20
- 名前: モンブラン博士 (ID: 97g6Isa9)
策士・諸葛亮孔明が新ゲームマスターに就任した!
これまでとは全く異なる逃走中!
逃走成功する者は現れるのか!?
注意事項
補正は当たり前ですが無いので、すぐに脱落することもあり得ます。
人気キャラなど関係なく、一気に脱落もあります。全ては孔明の気分次第です。
作者達は特殊能力が一切使えませんが、ハンター達は全力で使ってきます。
童話に関するエリアが出てきます。ミッション失敗すると食われます。
それでも良いという方は参加してほしいです。
参加者一覧
園田海未
絢瀬絵里
南ことり
星空凛
天王寺璃奈
トーマ=ヴェルナー
桜木霊歌
こなくん
エイジア
応募用紙
>>12
- Re: 逃走中 無題 ( No.10 )
- 日時: 2019/11/24 21:38
- 名前: モンブラン博士 (ID: 97g6Isa9)
「夜分遅くに失礼します」
その少女はぺこりと私に頭を下げた。長くて艶やかな黒髪に凛々しい顔立ち。小柄な私より10cm近く背が高い。胸はあまり無いかもしれないが、私は彼女くらいの胸が1番好きだったりする。大きすぎるのは好みではない。紺色のブレザーに赤と青のミニスカートの制服姿なので、学校の帰りに寄ったのだろう。
寄り道などするようなタイプではないし、したとしても友人の家に行くくらいしかしなさそうな彼女の性格上、私の家に来るのはあり得ないだろうと脳が結論を導き出した。だが、彼女は私をじっと真顔で見つめている。やはり美人なのは間違いない。トランプとなるとこの凛々しい顔が信じられないほどに崩れるのだからその落差は大きく、人によってはネタにすることもあるのだろうが―
それはともかくとして、今は何故、彼女が来たのだろうかというのが問題だ。
「花陽ちゃんはいるかね」
「いません。今日は私だけです」
「一緒に来て欲しかったのだが」
本音を口にしつつ、立ち話もアレなので私は少女を家の中に入れることにした。
こうして家族以外の誰かを家に入れるのは何年ぶりだろうか。
水を湯飲みに入れて彼女に渡す。
「底が汚れていますね。ちゃんと洗っているのですか」
「それは知らなかった」
「これからは確認した方がいいですよ」
「君の言うことも一理はある。それで、今日は何の用があって来たのかね」
相手は女子高校生とはいえ、異性と2人きりというのはどうにも緊張する。
できれば話は手短に終えてくれると助かると内心思っていると、湯飲みの水を一口飲み、彼女は口を開いた。
「もう1度だけ、逃走中を開催して頂けないでしょうか」
単刀直入。回りくどい言葉を並べず言いたいことをストレートに告げるのは彼女らしいと思う一方で私は盛大なため息を吐いた。
彼女は視線を逸らさない。瞬きはしつつも、その表情は真剣だ。
「身体が持たない」
否定も肯定もしなかった。ただ、本音だけが口から出てきた。
「そう……ですか」
顎に手を当て、何かを思案するかのような仕草をした後、わずかに彼女が目を伏せた。それはどことなく悲しみを帯びているようにも感じられた。推測なので正確なことはわからないのだが。
「ごちそうさまでした」
水の礼を言い、彼女は正座から立ち上がって踵を返す。
「私は待っていますよ。あなたが、逃走中を再開するその日を」
軽く振り向いた彼女はほんの少し口角が上がっていた。笑っているのだろうか。
だが少女――園田海未の期待に応えることはできそうにもない。
- Re: 逃走中 無題 ( No.11 )
- 日時: 2019/11/25 20:20
- 名前: モンブラン博士 (ID: 97g6Isa9)
数日後。疲弊しきった私の元に1人の男が訊ねてきた。
クリーム色のスーツに黒髭を生やした年齢不詳の男だ。
「あなたは逃走中の執筆に疲れている」
温かみのある声で男は告げた。彼の言う通りだった。
「そうです。私はもう疲れた。できることなら引退したい」
「それでは、その願いを叶えてあげましょう。あなたはもう、書く必要はありません」
「え?」
「これから先はこの私が逃走中を立派に運営して見せますからご安心を」
男は胸に手を当て、ぺこりと一礼する。どことなく胡散臭さが漂っているが、その声には妙な自信と心地よさが含まれている。
「でも、GМと十六夜リコはどうなる?」
「彼らは解雇しました。逃走中に新しい風を吹かせるために。ついでに、ジャドウ=グレイという男もスター流の席から外しておきました。今は彼のポジションに就いています」
「見ず知らずのあなたを就任させるとは、スターも思い切ったことをしたものだ。でも、他のメンバーから不満は無かったのですか」
「全員封印させておきましたから、不満など出るはずがありません」
「!」
彼の言葉に私が思考が停止した。スター流のメンバーを封印した?
彼は何を言っているのだろうか。すると、男は懐から小さな宝箱を取り出した。
「この中にはスター流全員の肉体と魂が封じられています。これでパワーバランスが保たれるというものです」
「何ということを」
「悲しむことはありません。これであなたの負担も減るのですから。逃走中の運営は私に任せて、あなたは暇な時に覗きにくるといいですぞ。参加者達が心から喜ぶ夢の祭典、それこそが私の目指す理想の逃走中です。ヒールのいない、健全で平和的な優しい世界です」
「そこまで言うのなら、君に任せてみよう」
「ありがとうございます」
こうして私は謎の男に全てを託し、深い眠りについたー―
- Re: 逃走中~孔明の罠~【作者 応募】 ( No.12 )
- 日時: 2019/11/25 20:16
- 名前: モンブラン博士 (ID: 97g6Isa9)
応募用紙
名前(読みも)
性別
年齢
性格
職業
走力(☆表記で。最高5つです)
運力
知力
コミュ力
体力
ミッションへの参加度
囮はするか(はいかいいえで)
ラブライブの推しキャラ(何人でもOKです)
好きな声優さん
サンプルボイス(最低5個)
以上です!
作者枠は3名ですが、先着順ではありません。
孔明が面白そうだと判断した作者さんが参戦できます。
- Re: 逃走中~孔明の罠~【作者応募】 ( No.13 )
- 日時: 2019/11/25 21:32
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: ICUg01rj)
こんにちは!桜木霊歌です!
応募させていただきます!
名前 桜木 霊歌
性別 女
年齢 外見では16歳だが、実年齢は不老不死のため1000歳
性格 明るく優しく、自由奔放で猪突猛進かつお人好し。童話や物語が大好きで、ハッピーエンド、バッドエンド、グッドエンド、シナリオ、メルヒェンといった口癖
職業 創造主もとい世界の管理者
走力☆
運力☆☆☆☆
知力☆☆☆☆☆
コミュ力☆☆☆☆☆
体力☆
ミッションへの参加度☆☆☆☆☆(ただしハンター増やして賞金UP、誘惑の扉、裏切り者は☆どころか0)
囮はするか しません。むしろ私が囮になります
ラブライブの推しキャラ ことり、りん、花丸、ルビィ、ダイヤ、雫
好きな声優さん 上坂すみれさん、逢坂良太さん、花澤香菜さん、久保田未夢さん
サンプルボイス 「初めまして!桜木霊歌だよ!気軽に霊歌って呼んでね!」
「目指すはもちろん逃走成功!いっくよー!」
「確保や自主は嫌だよ。絶対、逃走成功!」
「新しいゲームマスターに素敵で完璧な逃走劇を見せてあげるわ!」
「わーい!メルヒェン!」
これでお願いします!それでは!
- Re: 逃走中~孔明の罠~【作者応募】 ( No.14 )
- 日時: 2019/11/25 21:47
- 名前: モンブラン博士 (ID: 97g6Isa9)
桜木さんへ
応募ありがとうございます!