二次創作小説（新・総合）
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- スプラトゥーン二次創作 悪の天灯
- 日時： 2020/03/26 09:21
- 名前： 生ブスカジ （ID: RCirP1Yr）
スプラトゥーン2の二次作品になります。
注意事項
基本胸糞悪い話です。
あんまり救いはありません。
主人公が外道です。
それでもいいならどうぞ。
あらすじ
あるうわさがあった。
どんな頼みでも聞いてくれるイカがいるらしいと。
そんな噂に手を出したイカ達の話である。
- Re: スプラトゥーン二次創作 悪の天灯 ( No.17 )
- 日時： 2020/04/20 21:39
- 名前： 生ブスカジ （ID: jX/c7tjl）
番外編 作中のキャラや店を解説していきます。
公式とは一切関係ありません。
キャラクター
ランタン「ガール」
主人公。天灯屋の店主で怪しいグッズを他のイカに売りつけている。
割と素性は不明。体型の割に逃げ足と声は高いし速い。
女子らしい？きゃはきゃは笑いが特徴的。
ブキはインク加熱装置と仕込みナイフが取り付けられた魔改造クーゲルシュライバー
ドレドノート「？」
銀メッキ加工が施された謎のインクリーナー。
ランタンの留守中の店番担当。
魔改造が施されており、喋ったり、怪電波で周囲の電子機器をハッキングしたりできる。
実は友人の形見で、ランタンの宝物。
アンドン「ボーイ」
ランタンの幼馴染。
発明家でドレドノートを作ったのはこいつ。
最後は人類製の爆撃機を直して空を飛ぼうとして墜落。中に積みっぱなしの爆弾が誘爆して
この世を去った。
ガイトウ「ボーイ」
ランタンの愚痴り相手。
ヒバチとのタッグでどんな任務もやり遂げてきた。
ブキは剣状に加工した特殊ローラー。
ヒバチ「？」
ガイトウと一緒にいる謎のイカ。
全身の殆どが機械になっており、素顔も性別も分からなくなっている。
喋ることもほとんどないが、実は甘いものに弱い。
ブキは両腕部の大型アイアンクロ―と、内蔵式機関スロッシャー。
ノネコ「ガール」
何火佐連医院のドクターリーダー。
素性は明かになってない。
普段と手術中のギャップが凄い。
他のイカの名前は照明系から取っているのだが、何故かコイツとコイツの店だけ
某闘争を求めるゲームから引っ張って来ている。
エルイデ「ガール」
シェルターのDJさん。
昔の人間のレコードやCDをサルベージして放送している。
某エジプト神の様にズダ袋を常に被っている為、素顔を見たイカは居ない
オニビ「ガール」
シェルターのドン。
ブキメーカー【丑刻工房】を率いるリーダー。
目があまりよく見えない上に運動不足でランタン以上のおデブだが、死霊術の腕と統率力はそれを補って余りある。
十二単を模したギアは豪華絢爛の一言。しかし頭の鳥の顔を模した帽子とそこから生える怪しい植物で相殺されている。この植物は霊を従えるのに欠かせない物らしく、ゲソにまで植え込んでいる。
ブキは巨大な扇子で、発火現象やポルターガイストを自由自在に引き起こす。
施設
シェルター
ランタンの様な裏イカ達が住んでいる場所。
タコツボバレーより更に深いところにあるらしく、マントルの熱を利用した蒸気がエネルギー源。
元々は人類が最後の戦争で使った核シェルターだったらしい。
天灯屋
ランタンの店。ハイカラシティの下水管のどっかに隠れるように営業中。
やってることはほぼほぼシェルターで売られてる品々を地上に転売してるだけ。
売れ行きはそこそこらしい。
何火佐連医院
シェルターにある店。
足を速くしたり、インクをヒト型でも貯められるようになったり、赤外線が見えるようになったりする手術をしてくれる。
ランタン含めて、裏イカ達は全員一回はお世話になっている。
丑刻工房
オニビがリーダーの違法ブキ製作所の一つ。
霊魂や精霊を使ったオートエイム機能や無反動機能が特徴。
反面生体部品の多用からくる安定性の悪さや危険性は相応なもの。
ミサキ製作所
エルイデの所属する違法ブキ製作所。
掘削機械を転用した大型兵装が目玉。
火力と防御に秀でた物が多いが、反面その大きさゆえの取り回しの悪さは付き纏う。
その他
謎の植物
オニビが自分の頭とゲソに植えている謎の植物。
月明かりの様なとても弱い光でも光合成でインクと養分を生み出す。
本人曰くこれで死霊を操りますとの事。
また思いついたら増えます。
- Re: スプラトゥーン二次創作 悪の天灯 ( No.18 )
- 日時： 2020/04/17 21:47
- 名前： ベリー ◆Y1mVUEY/OI （ID: J85uaMhP）
- 参照： http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
こんにちは！ベリーです！
えと、、、な、生ブスカジさん、、、私ですよ？覚えてますかぁ？（泣）
いつもワクワクしながら見ています！
短編集（？）のような小説なので、気軽に見られて面白いです！
ランタンの幼馴染みのアンドンの影響で、ランタンに何が起こったのか、、、どうしてランタンは裏の世界の住民になっなのか、、、
ランタン「そうだな…もうすこ〜し引っ掻き回してからそっち行くからさ。それまでな。きゃは…」
このめちゃくちゃ意味深なランタンの台詞も気になります！
生ブスカジさん！この小説めちゃくちゃ面白くて、先がめっちゃ気になります！（天才ですか？）
これからも応援しています！頑張ってください！ついでに私のこと忘れないでください！
- Re: スプラトゥーン二次創作 悪の天灯 ( No.19 )
- 日時： 2020/04/17 23:47
- 名前： 生ブスカジ （ID: jX/c7tjl）
ベリー様へ。
いえいえこちらこそそちらの物語を楽しく読ませて頂いています。
ランタンちゃん生き生きしてていいです。
質問に付いて。
元々ランタンもアンドンもシェルター生まれなので、表で暮らした事も殆ど無いんですけど…
まあ何年もほっとかれて錆びた爆弾がいきなり爆発ってのもちょっと無理ある話ですよね。
後此方の裏イカ隊達は全員そちらで使って頂いても構いません。
これからもよろしくお願いいたします。
- Re: スプラトゥーン二次創作 悪の天灯 ( No.20 )
- 日時： 2020/04/18 22:08
- 名前： 生ブスカジ （ID: jX/c7tjl）
♯06 襲撃
シェルターの最下層、丑刻工房では月一の定例会が行われていた。
今後のブキの販売ルート、次の大市の開催、他の同業との付き合い。
「…オニビ様、以上で今月は終りです。」
付き人達の一人がオニビに向かって言う。
オニビ「そ〜わかった〜」
その瞬間、部屋のドアを破って数人のイカボーイが入り込んでくる。
付き人A「！？なんだお前達は！」
謎のボーイA「そうの命、いただく！」
謎のボーイB「オニビは目は見えないし歩くのも無理だ。まずはこいつらから片す、いいな。」
謎のボーイCからH「了解」
どのボーイも隠密性に優れたギアで統制されている。無論市販されていないタイプのものだ。
付き人B「オニビ様、お下がり下さ…」
オニビ「さがる〜？わたしが〜？」
オニビはすっと右手に扇子を構える。
その扇子が光った瞬間。
謎のボーイB「な！？」
彼らの持っていたブキが宙に浮かぶ。
浮かんだブキはそのままその照準を彼らに向けて、勝手に引き金が引かれる。
謎のボーイA「う嘘だああああああ！」
一人が叫んだ後は、立て続けに爆音が響き、終わった時にはその場にいた謎のボーイは一人残らず倒れていた。
オニビ「〜で〜どこの誰が差し向けたのかな〜？」
オニビはゲソの葉っぱを撫でながら呟く。
さっき倒した、彼らの魂から直接記憶を引き出して、そして…
オニビ「みなさん〜腕に自信ありそうな子に〜至急連絡〜」
付き人s「は！」
仕返しが始まった。
- Re: スプラトゥーン二次創作 悪の天灯 ( No.21 )
- 日時： 2020/04/20 02:12
- 名前： 生ブスカジ （ID: jX/c7tjl）
♯07 定期検査
「次の方…」
シェルターの中層の一角に、今日は沢山のイカタコが押し寄せていた。
ここはシェルターでバトルをするなら必須ともいえる場所。
身の丈どころか電柱に匹敵する長砲身チャージャーだの、ダイナモローラー二刀流だの振り回すには、普通の体では筋力も強度もインク量も足りない。それでは勝てない。
だからここで勝てる体にするのだ。
言い換えればある種表とのしがらみを断つ場所とも言える。
ここで勝てる様にしてもらったら、もう二度と表でフェアなナワバリバトルは不可能になるのだから。
ランタン「よろしく頼むよー」
手術台の上にねそべったランタンの横に、二台のロボットがやってくる。
人間用の手術ロボを直した機体。
ランタンは他の裏イカに比べれば、必要最低限しかしていないので、小一時間で検査は終わった。
これがヒバチとかなら半日は掛かっただろう。
ランタン「あー？エルイデじゃん？どしたのさ？おんなじ検査か？」
エルイデ「まあそうだけど。所で表の港の爆発事故、何があったんだろうね？」
ランタン「…さあ？それよりなんかいい曲掘り出せたか？」
エルイデ「………」
エルイデは小走りにどこかに行ってしまう。
ランタン「…後で表産の菓子折でも持っていこうかな…」