二次創作小説(新・総合)

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クロスな日常物語!
日時: 2020/05/07 15:31
名前: 蒼星 ◆eYTteoaeHA (ID: pUqzJmkp)

4/22
月岡恋鐘(シャニマス)メインへ昇格!
(経緯とかは>>25にて)




「つまりこれは...複数の世界から数人ずつ、この世界に呼び寄せられたという事か」

「随分と非現実的ね...。実際起こってる以上どうしようもないけど」

「だね。次の世界の扉がこのような形で開かれるとはボクでも流石に予想外だ。どうしたものか...」

「まぁまぁ、今難しい事考えてもどうにもならないし、みなさんでお茶でもしませんか?
あたしにとっては天国ですけどね!なんたって美少女ばっかり!」

「「「変態は黙って!」」」




はい。閲覧ありがとうございます。どうも蒼星という者です。クロクオーバの日常系な物語クロニクルです。ネタとかも盛大にあってかなり暴走しまふ。ネタ的なキャラ崩壊はあっても基本的なキャラ崩壊しないように心がけますぅ。
オリキャラは稀にでます。普段は出ない。上の会話は全て版権キャラです。変態は山城です。

ネタとかパロディとか大量に含むので苦手な方は回れ右。(人外パロ大好きさんです)
キャラの人選は完全私好み。男とかでるかも?まだ未定。

基本季節イベントや誕生日ネタ、その他パロディをやっていこうと思ってます。

別館のGLBL板にてこのお話のスピンオフを執筆しております。詳細は>>27


登場メインキャラ一覧
・THE IDOLM@STER
デレステ/二宮にのみや飛鳥あすか神崎かんざき蘭子らんこ城ヶ崎じょうがさき美嘉みか大槻おおつきゆい日野ひのあかね渋谷しぶやりん
765プロ/我那覇がなはひびき星井ほしい美希みき
シャニマス/白瀬しろせ咲耶さくや月岡つきおか恋鐘こがね

・勇者である(ゆゆゆい)
結城ゆうき友奈ゆうな東郷とうごう美森みもり三好みよし夏凜かりん高嶋たかしま友奈ゆうな赤嶺あかみね友奈ゆうな
※友奈3人は結城以外は『高奈』『赤奈』表記

・刀使ノ巫女(とじとも含む)
衛藤えとう可奈美かなみ
十条じゅうじょう姫和ひより
益子ましこかおる
山城やましろ由依ゆい

・ご注文はうさぎですか?
保登ほと心愛ここあ
天々座ててざ理世りぜ
桐間きりま紗路しゃろ
※ごちうさ3人はカタカタ名表記

・うらら迷路帖
千矢ちや
たつみこん

・Cue!
鷹取たかとり舞花まいか

※上記に名前が無いキャラでも、サブキャラ的なポジション等として出てくる予定です
※アイマスはキャラ人数の都合上呼称が曖昧です(事前に調べますが)。また、蒼星のアプリプレイ開始がかなり遅かった為、やってないイベントが沢山あります。その為こちらが把握出来てない設定もあるかも。
※他のソジャゲがある作品も同様。特にゲームオリジナルキャラは棗さんと山城以外は詳しくないんだ(アイマス除く)
※普段は台本形式に近いです。まれに違うのもある
※蘭子ちゃんの熊本弁ちゅうにびょうはかじった程度なので、オリジナルが多めです。やみのま!とかしか解らない
※プロローグ以外は数話又は1話独立です。なのでプロローグとキャラ紹介さえ読めば大丈夫。たぶん......
※流石に1話で全員出すとごっちゃになるので、1つのお話は主人公とメイン数名+サブ枠(基本サブは1ー3人)とします(誕生日等例外有り)
※サブ枠は登場メインキャラ一覧に名前の無いキャラの事。ゲスト枠です
※普段の舞台はプロローグにもあるように現代ファンタジー異世界ですが、たまに(番外編とか)は違う世界が舞台だったりします


#目次

キャラ紹介
>>14

カオス系のお話用組分け
>>33

プロローグ アイマス、とじとも&ゆゆゆ編
>>1-2

プロローグ ごちうさ&うらら編、全員集合編
>>4-5

空からやって来たのは新人声優!?(Cue!の舞花登場プロローグ)
>>34

美嘉の変貌 (主人公:美嘉、サブ枠:莉嘉りか 吸血鬼化パロ)
>>6-9

リゼ教官の保健教室 (主人公:リゼ)
>>10

響チャレンジ 異世界編(主人公:響、サブ枠:美炎みほの)
>>13 >>15

カオスなお花見(主人公(?):由依、サブ枠:結華ゆいか霧子きりこ千景ちかげ カオスにつき注意)
>>16-17 >>19-20

I am reminded of you(主人公:飛鳥&咲耶 オリキャラ、人外化パロ有りのシリアス。地文多め)
>>21 >>23 >>26 >>28 >>32

そこに空があるから(主人公兼サブ枠:沙耶香さやか、サブ枠:灯織ひおり)
>>24 >>31

カオス?なゲーム大会(サブ枠:若葉わかば)
>>35-38


誕生日
由依とらんらんの生誕祭!(4月8日&9日) >>3

島村卯月生誕祭2020(4/24)>>29

櫻木真乃生誕祭2020(4/25)>>30

大槻唯生誕祭2020 (5/7) >>40


番外編
逃走中嘘予告 >>12

デレマスボイス争奪戦 三好紗南支援SS(オリキャラ有) >>18

閲覧数200突破記念お礼ラジオSS >>22

シャニマスW.I.N.G初優勝兼恋鐘メイン昇格記念SS >>25

デレマスボイス争奪戦オーディション 杉坂海支援SS >>39

Re: クロスな日常物語!※4/25朝 真乃誕! ( No.31 )
日時: 2020/04/27 11:18
名前: 蒼星 ◆eYTteoaeHA (ID: CwTdFiZy)

#そこに空があるから その2

沙耶香「じゃ、じゃあ私から……」

灯織「ど、どうぞ」

沙耶香「あの、灯織......」

灯織「な、何?」

沙耶香「さっきので灯織の事。少しは知れた。嬉しい(ニコッ」

灯織「!......良かった。
あの……私も、沙耶香の事教えてほしい。いいかな?」

沙耶香「うん。
私……昔はずっと命令だけ聞いて、それを完璧にこなせばいい、そう思ってた。でも、可奈美達に出会って、不器用だけど自分の気持ちをしっかり持って、この世界に来て、仲間といるのは楽しい。そう思える」

灯織(そういう重いのが来るとは……それに、不器用なのは、どこか私に近いものを感じる)

灯織「私も昔は硬い考えばかりで、不器用で、きつい言い方をよくしちゃってて。それでも真乃達のお陰で、イルミネとプロデューサーに出会って今にみたいになれたのかなって思う」

沙耶香「もしかして……私達、似てる?」

灯織「うん、そうかもね」

沙耶香「あ!
灯織……見て。これ」

灯織「これは?……えっ、なにこれ……
クローバーで葉がいち、に、さん、し、ご、ろく…………えっ7つ葉?」

沙耶香「7つ。初めて見たかも」

灯織「私も。6つ葉のクローバーは聞くけど、7つ葉は聞いたこともなかった……」

沙耶香「7つ葉、どんな意味……?」

灯織「聞いたこともないから……後で調べてみよう。クローバーは紗耶香が持ってて」

沙耶香「うん」



ココア「ふたりともー!ご飯できたよ!」

灯織「は、はい!今行きます!」

___________
______
___

寮の1階。ご飯を食べ終わり。

ココア「紗耶香ちゃん、その大事そうにもってるのは?」

沙耶香「これ。7つ葉」

ココア「えぇぇぇぇ!?嘘ぉぉぉ!?7つ!?」

灯織「心愛さんも初めてなのですか?」

ココア「そうだよ!歴史的大発見じゃない!?」

沙耶香「この世界特有の線も」

灯織「確かに。魔法がある世界だし」

ココア「じゃあ調べに……」

「ちゃーす★
みんなで何の話してるのかなー?」

灯織「あ、唯さん!」

沙耶香「これの話してる」

唯「あっ、クローバーじゃん★
ん?まって、これ……7つ葉!?すっごい!?どこでみつけたの!?」

沙耶香「すぐ近くの原っぱ」

唯「へぇー!話には聞いたことあったけど実物は初めて見た!やるじゃん★」

ココア「あれ?唯ちゃん知ってるの?」

唯「勿論!7つ葉どころかもっと上もあるみたいだけど、意味をしってるのは7つ葉までかなっ」

沙耶香「どんな意味(ワクワク」

灯織「なんと!教えてください!」

唯「わわっ落ち着いて!
えっとね。7つ葉のクローバーの意味は『無限の幸福』だったと思う」

ココア「え!?すごいじゃん紗耶香ちゃん!」

沙耶香「ん♪(嬉しそう」

リゼ「ココアー!唯ー!まだ仕事残ってるぞ!」

ココゆい「はーい!」

唯「じゃ、ゆい達は行ってくるね!」

沙耶香「ん(頷く」

灯織「解りました」

(唯達が皿洗いに向かい)

灯織「私達はどうしようか?」

沙耶香「外。クローバー探す」

灯織「解った」

___________
______
___


先程7つ葉を見つけた場所の近く。

灯織「あっ、紗耶香!こっち来て」

沙耶香「うん(灯織に近づこうとし……」

紗耶香が石に躓き。

灯織「危ないッ!」

ひおさや「あっ」

灯織が紗耶香の腕を掴むも、支えきれず2人とも倒れる。

沙耶香「ごめん、灯織。怪我ない?」

灯織「ううん、大丈夫。紗耶香こそ平気?」

沙耶香「私も平気」

灯織「そう。
それにしても、こうして寝転がってみると、空って綺麗」

沙耶香「うん」

沙耶香「そういえば。さっき、何見つけた?」

灯織「あ。(起き上がり
これだね。1つ葉。これも珍しいかなって」

沙耶香「ホントだ。確か、1つ葉は『困難に打ち勝つ、始まり、開拓』だったはず」

灯織「困難に打ち勝つ……私達みたいだね」

沙耶香「ん」

灯織「って紗耶香!身体中砂まるけになってる……!?って私も!?」

沙耶香「!?」

灯織「身体洗いに行こっか(手を差し伸べ」

沙耶香「うん(起き上がる」

灯織「それにしても……リゼさん辺りに凄い怒られそう……(歩きながら」

沙耶香「その時は私が謝る。灯織は悪くないから」

灯織「ありがと。
でもいいよ。理由話せばいい訳だし」

沙耶香「うん」

灯織「そっか…………」

沙耶香「…………」

灯織「…………」

ひおさや「あの!」

灯織(あれこの流れさっきも見たぞ?)

沙耶香「あっ……(オロオロ」

灯織「えっと、じゃあ一緒に言う?」

沙耶香「う、うん」

ひおさや「今日はありがとう」

ひおさや「あっ」

灯織「なんだ。同じ事考えてたなんて」

沙耶香「ん。今日は楽しかった」

灯織「私も。またこうしてクローバー探しする?」

沙耶香「うん!(ニッコリ」

______おしまい。






沙耶香「1つ葉のクローバーのもうひとつの意味。もうひとつある」

灯織「そうなの?どんなのなの?」

紗耶香「それは…………秘密にする」

灯織「ちょっ!教えてくれてもいいのに……」

沙耶香(1つ葉もうひとつの意味……それは『初恋』)

ほんとに終わり。もしかしたらGLVer.に続くかも。



灯織『空要素どこ?ここ……?』

沙耶香『タイトル詐欺?』

あー、タイトルの由来はある曲なんですよ。2人とも不器用で色々苦労してる子だからあの曲モチーフだったんだけど……クローバーのお話になっちゃったね。どうしてだろ

灯織『ええっ……(困惑』

こっちは取り敢えず終わったけどIam~は終われるかな?くっそ半端にシリアス途切れたし暫く書いてないから

書くだけ書くけど数日以内に更新されなかったら打ち切りになったと思ってください。
それと今日中に別館のGLVer.更新します。

早いけど次回作予告!

舞花『とうとう自分の番っすよマネージャー!』
響『うがー!?自分と見た目も似てるし一人称もおんなじ!?』
まいひび『次回は『空からやって来たのは新人声優!?』お楽しみに!』

飛鳥『いやまだボクらのお話続いてるかるね?』

Re: クロスな日常物語!※4/27昼前 そこに空があるから 完結! ( No.32 )
日時: 2020/04/28 21:36
名前: 蒼星 ◆eYTteoaeHA (ID: rLG6AwA2)

シリアスさんはお帰りになりました。今回がIam〜の最終回となります。当初は分割予定だったのを1話に纏めた。


#I am reminded of you partFinal

何者かが湖に飛び込み、バシャンという派手な音と共に盛大な水飛沫が飛び散る。
湖の浅い部分だったようで、その人物はすぐ水面から顔を出す。
その人物は咲耶さんだった。が、何かがおかしい。瞳に光が宿ってないし、そもそも咲耶さんは何もなく湖に飛び込む人間じゃない。

「やっと……やっと会えた…………!レンゲ……!」

咲耶さんは狂ったように呟きながらレンゲさんに抱きつこうとするも……

『バシャッ!!』

抱きつける事なく、バランスを崩して湖に沈む。それもそうだ。レンゲは幽霊なのだから抱きつける訳がない。

きっと、今の彼女……咲耶に憑いてるサキさんだ。サキさんは再び湖から顔を出す。

「な、なんでだ……!?レンゲ、何で…………それに、体が透けて……」

「ごめん、もう命ないわ」

サキさんの困惑に対し、レンゲさんは爽やかスマイルで恐ろしい事を言ってのける。そんなのどこぞのアイドルの財布ないわ的なノリで言うことじゃない。これにはボクも苦笑いをするしかなかった。

「ど、どういう……」

「サキの後に死んだ」

「!?!?!?
えっ……なっ!?」

「というか、事故死じゃなくても寿命的にもう死んでる。あれから数100年経ってるよ?私人間だよ?」

あまりにもストレートな表現に流石のサキさんも困惑してる。これで平然としてるレンゲさんが尊敬を越えて恐怖に感じた。

「なっ、もうそんなに経ってるのか……?じゃあレンゲは今まで何処にいたんだ?」

「まぁ、かくかくしかじか。で、数週間前からはそこにいる飛鳥さんに憑いてた」

混乱しているサキさんの質問にこの発言に当のボクはどう反応すればいいのか。

「彼女ってこの体の主の子とよく一緒に居た……じゃ、じゃあずっとすぐそばにいたのか?」

「うん」

「はぁぁぁぁぁ!?」

レンゲさんのけろっとした返事にサキさんは素っ頓狂な声をあげる。

「そんな近くにいるなら教えてくれても……」

「サキが恐怖に呑まれてて気づいてくれなかった。
それより……いい加減咲耶さんから出てこい。全部あんたのせいで混乱してるんだぞ。

飛鳥さん、私じゃ咲耶さんの体に触れれないので地面に上げてあげてください」

「あ、嗚呼」

今更気にしたら負けだ。そう思いつつ、サキさんが透明な姿で出てきたのを確認してから咲耶さんを湖から引っ張りだす。すると咲耶さんはすぐ目を覚ます。

「やっと身体が戻った……」

「咲耶さん、大丈夫かい?」

「平気だよ。それと、2人の話も大体聞いていたから状況把握はできているさ」

「それは頼もしい」

咲耶さんはむくりと起き上がっては服についた泥を軽く払った。

「それで私達はどうすればいいんだろうね?」

「さぁ?」

「……取り敢えず謝ろう、サキ」

「そうだな……
飛鳥、咲耶。すまなかった。勝手に君達に取り憑いたりして……」

「私からもごめんなさい、二人共」

サキさんとレンゲさんの二人は、顔を見合わせて困惑してる私達に近づいて頭を下げた。

「頭を上げてくれ。事情は聞いたんだし悪意があっての事じゃないのだろう?唯一の人の為に盲目的になるのは解らなくもない」

急に頭を下げられても困る、という意味合いも込めてボクは二人に伝えた。

「許してくれるのか……?」

「まぁ許せといわれてただで許せるかと言われると少し……ボクならまだしも咲耶さんが。咲耶さんの身体を乗っ取ろうとしたじゃないか。それを何もなかったようにできるかと言われて逆に君は許せるのかい?」

「うっ……」

ボクの問いかけにサキさんはたじろぐ。

「飛鳥、少し言い過ぎだ。
私はアナタ達を許すよ。同情と言えばそうかもしれないがね……飛鳥はどうだい?」

咲耶さんはボクの肩をポンッと叩くと前に出た。

「いや、一番の被害者の咲耶さんがいいのなら異論はないよ」

フッと笑うとそう伝える。もともと許すつもりだったし、許さなかったら話は進まないだろう。

「ありがとう。そう言って貰えると助かるぞ」

「どういたしまして。なんだろう……少し前まで己に憑いていた霊にお礼を言われるとむず痒いね。姿も自分と似てる訳だし」

「ボクも実感してるから同情するよ」

サキさんにお礼を言われて恥ずかしそうに、そして困惑した咲耶さんが呟くのでボクは同志を見る目で彼女の肩に手を置く。

「とは言え……これから二人はどうするのかい?先程レンゲさんが成仏とは言っていたが……」

「あ、それね……実は私達、もう成仏できるんだ。後は時間経過だけ」

「!?」

「ゲホッ、ゴホッ」

レンゲさんが申し訳なく呟き、咲耶さんが唖然としてサキさんが咽ている。

「サキ……大丈夫?」

「大丈夫だ。少しびっくりしただけで、自分がどんな状態なのかワタシ自身が一番解ってるから。
まあ、レンゲに会えて、君達とこうして話せて……君達なら覚えててくれるだろう。って思えたからな。もう未練がないから」

少し名残り惜しそうに笑うサキさん。しかし、ボクには『未練が無い』という事は嘘に感じれて。

「未練が無いと言い切るのは少しばかり君の意に反しているんじゃないかい?サキさん」

やはり嘘だったようで、サキさんはボクの言葉に目を見開いていた。

「数分しかこうして話してないのに見抜くとは……少し、耳をかしてくれ」

「嗚呼」

サキさんはやれやれと言った感じで呟くと、ボクに近づいてはそう頼むので、ボクは彼女に右耳を向ける。

「と、言ってもワタシ自身の事じゃないのだが……彼女、咲耶を独りにしないであげてくれ。心が落ち着いてやっと気づいたが彼女はとても良い少女だ。そんな少女が孤独で苦しんで、誰かに必要とされる事を望む。そんな状態だと、彼女に情が移ってしまったワタシが成仏しきれるか心配でね」

「それならお安い御用だ。なに、昔はともかく、彼女はボクやL’Antica、沢山の人に囲まれてるからね。心配は無用だよ」

困ったようで、それでいて安堵を含んだ声調で、ボクに囁くような小さな声で話す。彼女の頼みをボクは快く承諾して微笑んでみせた。それを見た彼女は嬉しそうに笑う。大丈夫だと解りきってたかのように。

「君がそう言ってくれるなら安心して逝けるな」

サキさんは一歩後退すると、穏やかな笑みを浮かべて。

「サキ。そろそろ時間みたい」

「そのようだ。
二人共、短い間だったがありがとう。霊が成仏する瞬間なんて見てても面白味なんてないし、魔法で森の出口まで送ろうか?」

レンゲさんの名残り惜しそうな声に、サキさんはこくりと頷くと、ボクらにそう問いかけた。

「いや、最期まで居させてほしい。アナタ達が迷惑でなければの話だけど」

が、咲耶さんは始めからこの問いが来ることが解ってたかのように即答する。ボクも同感だ。ここまで来て『はいそうですか』と帰る人が居るだろうか?

「いいや、迷惑だなんて一切無い。ホント、君達には助けられてばかりだ。可能ならばお礼をしたいものだ」

「そうだね。何回目になるか解らないけど、改めてありがとう。白瀬咲耶さん、二宮飛鳥さん。これからアナタ達が歩む道に幸せが溢れてる事を願うよ」

満面の笑みを浮かべる2人の体は、徐々に薄くなって。ボクは名残り惜しくて、そして少し罪悪感を感じて。

先程まで話していた2人が今居なくなるのだ。それも、ボクらが行動したから。2人は嬉しそうだが、これはボクらが殺したという事になるのでは………?
そんな事ないと解りきっているのに、そんな思考が巡って、ボクは俯いて。

すると咲耶さんはそっとボクの手を握った。

「飛鳥。何も心配する事はないさ。2人はこれからきっと幸せになるだろうから気に病まなくていい。むしろ……」

「「「誇っていい事だよ。長い呪縛から開放してくれたのだから」」」

三人の声が重なる。
生物が死んだ後どうなるかは誰にも解らない。死後の己の行き先もそうだ。が、死んだのなら、己が居た世界にど干渉できない。この『お伽噺』のように、誤った歴史が伝わる可能性だってある。

ボクらは旅立つ彼女達の歴史を、正しく未来に伝えようではないか。
そして、元の世界に戻っても、たまに彼女らの事を思い出してあげよう。

I am reminded of you______。
私は貴方を思い出す。ボクは君達を思い出す。

2人が消えゆく最期まで、ボクと咲耶さんは2人を見つめた______





_______________
__________
______
___



あれから1週間というもの。鬼湖と花畑には寮の皆が集まっていた。

咲耶さんはあの翌日、姿が元の人間のものに戻り、そして紺さんを始めとするメンバーにこの出来事を話せば、反応は千差万別だったが、最終的には揃って『2人の生きた証であるこの場所を広めよう』、『ならば皆で此処に来よう』と(何故か)なり、今日はここに集まったのだ。
そんな彼女達を、ボクと咲耶さん、そして紺さんは少し離れた、森の端の大木にもたれかかっていた。

「飛鳥、あれからお伽噺の夢の方はどう?」

紺さんの、そんな何気ない発言。

「嗚呼、それなら昨日、2人の夢を見たよ。
でも______
今までとは違って、ボクと咲耶さん、レンゲさんとサキさんの四人で、他愛のない話をした、そんな幸福な一時さ」

「私も同じ夢を見たよ。夢から覚めたのが勿体無いくらい心地よかった」

ボクの微笑に咲耶さんの優しい声。ボクらの反応を見た紺さんは、『良かったですね』と言わんばかりの笑顔を浮かべる。

「そういえば……この花畑の蓮華レンゲに似た花は一体……?」

ボクのそんな問い掛けに、咲耶さんは少し考えては答える。

「この花は『鬼蓮華』。この世界特有の花で、橙と黒の2色があるのだけど……橙の花言葉は『かけがえのない者』、黒は『孤独の克服』。そして……共通の花言葉は『限り無い幸福』だった筈よ」

そんな言葉を聞いたボクは、そそくさと花に近づき、橙の鬼蓮華を摘む。そして、不思議がってボクに近づく咲耶さんの方向へ振り向くと、両手で花を持ち、精一杯の想いを伝える。

「咲耶さん、いつもありがとう。限り無い幸福を、君に」

柄じゃないのは解ってるが、渡したい、そう思ったから。たまにはいい。例えアイドルだろうと、中二病だろうと、ボクはまだ14歳の少女だから。

______こうして感謝を伝えるのも、たまにはいいとは思わないかい?

そうだろう?と、声が届いてるのか解らないこの花のモチーフの人物達に問いかける。きっと、2人は天からボクらを見てるだろうから。

『『「ありがとう、飛鳥」』』

響く咲耶さんの声。でも、この声は咲耶さんだけじゃなく、呪縛から解き放たれた2人の声も合わさってる気がした____________



おしまい。



後書き抜きで4500文字越え!なんとか完結したぁ!

飛鳥『いやいやいや。最後だけ良くすればいいって訳じゃないよ』

いやだって……真乃誕の後くらいから、そこに空があるからや春なんて来なくていいと平行でこのFinal書いてたから日数経ってるし。結構大変だぞ?シリアス投げ出した辺りから狂って、なんとか軌道修正して、途中何度も投げ出したくなったから………

咲耶『うん。それは褒めようだけど……6話あるって言わなかったのかい?』

1週間後の部分(エピローグ)は別話にしようと思ったけど、ここまで来たら合併したくなった。だからいつもの小説が2000文字ちょいだとして、倍近くのボリュームなんだ。

では、ここまでの閲覧ありがとうございました!次回は前にも予告しましたが、舞花ちゃん参戦の予定です!

あすさく『『では、また次回!!』』

あ、今更ですしこないと思うけど一応。コメントはどのタイミングでもokです。
それとアイマスの境越え二次創作増えろください。あすさくもっと書きたいけど5話の長編(このスレ内では)を書いたから暫くお預けかな?一応鬼蓮華と美嘉の変貌の癒し草は架空の花です。

Re: クロスな日常物語!※4/28夜 Iam〜 完結! ( No.33 )
日時: 2020/04/29 09:48
名前: 蒼星 ◆eYTteoaeHA (ID: Mw/bB5t/)

(自分用の)キャラ組分け。カオスな話に限る
みなさんで言うとこの制裁組、カオス組、等など。

まとも→文字通りまともな人。ツッコミもかねてる
制裁→カオスや変態共を制裁する人
保護者→純粋組を変態から守る人
純粋→文字通り純粋な子達。純粋なので変態共が言ってる事が解らない。わからないほうが幸せ
カオス→文字通りカオスな連中。変態の下位互換?変態がやらかした事に便乗するヒトたち
天然カオス→天然。無意識?にカオスになってる
変態→山城由依固有称号(今のことろ)。大体こいつが元凶。でもシリアスならいい子なんだよ由依ちゃは……
不憫→美嘉固有称号。まともで保護者でよく変態の矛先が向く事から。他のまとも組は流される事があるため、カオスなお花見みたくまとも枠が美嘉姉だけになったりと。美嘉しかまともが居ない状態を『美嘉の胃痛マッハ』。やめてあげてよぉ((


アイマス
飛鳥→まとも。蘭子がセットの場合保護者。稀にカオス
蘭子→純粋
美嘉→不憫
唯→カオスだけども純粋が居れば保護者。美嘉の胃痛マッハになると制裁に回るかも
茜→純粋。あとうるさい
凛→まともに見せかけたカオス。しかしまともが居ないとまともに回る
響→まとも。まれにカオス
美希→カオス。しかし度が行き過ぎると止めに入るし、それでも止まらないと制裁に
咲耶→まとも……というより天然カオス?カオス組に流されやすい
恋鐘→保護者兼咲耶のストッパー。咲耶と純粋組が居ないと天然カオス

とじみこ
可奈美→純粋……にみせかけたやべーやつ。対姫和の天然カオス。姫和特攻持ち
姫和→まとも。度が行き過ぎると雷神化して制裁に。可奈美がいると雷神化できない
薫→普段はまとも。まれにカオス。姫和がいると確定カオス
由依→変態

ゆゆゆ
友奈→純粋
東郷→カオス。友奈がいるとカオスの中でもヤバイ方になる
夏凜→制裁。友奈セットだと保護者。友奈絡みでカオスに流される事も
高奈→純粋にみせかけた制裁。特に純粋組が多いと制裁度合いがやばくなる
赤奈→友奈高奈がいれば制裁。制裁状態夏凜がいればまとも。その他カオス

ごちうさ
ココア→天然カオス?
リゼ→まとも。純粋がいれば保護者兼制裁
シャロ→まとも。カフェインハイテンションだとカオス

うらら
千矢→純粋兼天然カオス
紺→まとも

Cue!
舞花→まともだけど若干天然カオス

Re: クロスな日常物語!※4/28夜 Iam〜 完結! ( No.34 )
日時: 2020/04/29 16:45
名前: 蒼星 ◆eYTteoaeHA (ID: fMHQuj5n)

#空からやって来たのは新人声優!?

これはある晴天の日のこと。
天気がいいので外の原っぱで運動をしていた、そんな時。

「うわぁぁぁぁぁ!!そこの皆さん止めてくださぁぁぁぁい!」

そんな悲鳴じみた叫びと共に、1人の少女が空から降ってきたのだ。

恋鐘「な、何事!?って、空から誰か降ってきとーばい!?」

響「止めれるか解らないけどとりあえず止めるぞ!幸いこの世界には魔法があるさー!」

姫和「いや、皆さん待ってくれ!いくら魔法を使っても彼女も私達も危ない!」

凛「姫和の言うとおり。自由落下云々で、魔法で多少衝撃を弱めれても骨折する程の衝撃あるから!だからワンクッションだけ受け止めてからすぐ側の池に投げるよ!!」

響「なんかよく解かんないけど凛が言うなら!自分と恋鐘が風魔法使うから2人に任せたぞ!」

恋鐘「水に濡れてしまうけどごめんね!」

「えっ……」

少女が混乱してるのも束の間。背中に強い風が当たったのかと思うと、あっという間に姫和と凛の手によって池に投げられた。

「ぷはっ……!急に自分を池に放り投げるかんて……わ、ビショビショだ……」

凛「ごめん。でもこれが最適策だったから……怪我は無い?」

「あ、怪我はないっす。あんなスピードで落ちてきたのに…………
助けてもらったのに少し酷い人だと思ってごめんなさい!」

凛「気にしないで。結構手荒な方法だったのは解ってるし」

恋鐘「それより……聞くけど何で空から降ってきたと?」

「いや……多分信じて貰えないから……」

響「扉から出たら地面がなかった、でも自分達は信じるぞ?」

「なんで解ったっすか!?エスパー!?」

響「いや、ただの勘やさ」

「勘で解るモノなの……?いや、気にしたら負な気がしてきた。
あの、自分からも質問いいっすか?」

姫和「ああ。聞きたい事は山ほどあるだろうし」

「なら……皆さっき魔法とか言ってたけど、ここって所謂ファンタジーなアレ?」

響「ドラ○エとかとは大分違うけど、魔法は使えるぞ」

「マジっすか……
じゃあ次。皆さんは何者?」

凛「貴方みたいに他の世界から来た人間。私は渋谷凛。アイドル」

響「自分は我那覇響!同じくアイドルさー!」

恋鐘「ウチは月岡恋鐘ばい!同じくアイドル!」

姫和「で。私は十条姫和だ。刀使だ」

「自分は鷹取たかとり舞花まいか、声優のタマゴっす!
しかし、皆の名前は聞いたことないけど……」

姫和「多分別世界なんだろうな。元居た世界とこの世界以外にも世界はあると言うことだ。俄には信じ難いだろうが」

舞花「いや、信じるしかないっすよ。というかもう何か来ても動じない!異世界に来て魔法も見たし!」

凛「飲み込みが早くて助かるよ。ここには吸血鬼とかもいるみたいだからね……」

舞花「へぇ。会ってみたいっすね。
それよりも……これから自分はどうすれば?元の世界に戻れるっす?」

響「元の世界に戻れる手立ては無い。でも……」

恋鐘「生活は安定しとーったい。良かったら舞花もウチらんとこ来ん?こん世界に来た子達全員で寮に住んどーんだけど」

舞花「いや、お気持ちはありがたいですし、なんなら今すぐお世話になりたいっすけど……助けて貰ったのにそこまでお世話になるなんて……」

凛「少し言い方に語弊があったかな?えつとね、寮はみんながそれぞれの役割を持って過ごしてるんだ。だから料理当番とかは舞花にもあるからね?」

舞花「そういう事なら!元の世界でもエールブルーの寮暮らしだったしどんとこいっす!
だから自分も皆さんがいる寮に入れてください!」

凛「うん。いいよ。みんなはいい?」

響「なんくるないさー!寧ろ大歓迎だぞ!」

恋鐘「ウチも歓迎するばい!」

姫和「私も構わない。みんなも優しい連中ばっかりだからきっと受け入れてくれるだろうな」

舞花「ありがとうございます!!」

凛「どういたしまして。じゃ、早速寮に案内するよ」

________
____
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寮にて。

恋鐘「ついたばい!ここがウチ達が住んどー寮ばい!」

舞花「凄いおおっきいっすね!」

響「早速中に入るぞー!(玄関開ける」


友奈「あ、みんなさんおかえりなさい!
……ってあれ?その方は?」

舞花「あ、自分は鷹取舞花っす。今日からここでお世話になる事になりました!(お辞儀」

友奈「わわっ!舞花さん頭上げてください!私は結城友奈!宜しくお願いします!」

舞花「はい!」

友奈「姫和さん、みんな集めた方がいいかな?」

姫和「そうだな。そうした方がいいだろう。みんな、手分けして全員集めるぞ」

舞花と姫和以外「うん!」

________
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1階に全員集めて。

「新しい人」
「どんな可愛い子なのかなぁ〜?」
「こら。自粛しなさいよ変態」
「相変わらずだな……全く」

舞花(え……待って多くない?(廊下待機)

凛「はいみんな注目。今日突然この世界に飛ばされて、新しく仲間になる人がいます。
舞花、入ってきて」

舞花「う、うん!
始めまして!自分、声優のタマゴの鷹取舞花っす!今日から皆さんとここに住む事になりました!宜しくお願いします!」

「…………」

舞花(反応無し!?なんか芸でもやるべきだった!?)

『パチパチ……』

舞花(!)

「舞花!これから宜しくね★」
「異界の声を授けし者よ!我は汝を歓迎するぞ!(訳→舞花さん宜しくお願いします!)」
「舞花ちゃん後でもふもふしていいかな〜?」
「相手初対面でしょ!」

舞花「……はい!宜しくっす!(ニッコリ」




凛「上手くいったみたいで良かった」

恋鐘「やなぁ!これで舞花もウチらん仲間や!」

響「これからどうなるか楽しみさー!」

姫和「だな」

舞花「あ、皆さん!」

友奈「舞花さん!」

舞花「ありがとうございます!皆がこうして挨拶する機会をくれたお陰で上手く馴染めそうっす!」

凛「それはよかった。じゃ、改めて宜しくね、舞花(微笑んで手を差し伸べ」

舞花「うん!(笑顔で握手し」



おしまい。


舞花『ようやく自分の番っす!これからどんな生活になるんだろう…!』
響『これからは舞花も入ったメンバーになるから宜しくさー!』

Cue!の声優のタマゴたる舞花が入った新メンバーになりました!これからも、クロスな日常物語をよろしくお願いします

凛『次回はまだ未定だけどカオス系統だと考えてるよ』

舞花達『では、また次回!』


因みに。『○○っす』な舞花ちゃはこれ以外では注意書き後書きポジのみになるっぽい。アプリでは同僚の子達には普通に接してるのでね

Re: クロスな日常物語! ( No.35 )
日時: 2020/05/01 19:30
名前: 蒼星 ◆eYTteoaeHA (ID: fMHQuj5n)

*カオス話につき注意*

舞花『自分、プロローグ後の最初がカオス話!?』

由依『諦めてください舞花さん。同じような子他にもいますから』

響『ぶっちゃけカオス話にゲスト枠に選ばれた人の方が酷だぞ……』

咲耶『霧子みたいな純粋組はともかく……千景さんみたいなタイプが一番可哀想だと思えるよ……』

舞花『いや千景は東郷みたく公式でやらかしてるじゃん。結華の方が酷かな。公式ドルオタだけど変態ではないんだし、むしろL’Antica一番の常識人じゃないの?』

響『あっ……』

由依(確かに恋鐘さん咲耶さんは天然カオスですからね……)



黒系ポニテの4人(響、咲耶、由依、舞花)とサブ枠の若葉様とかいう謎メンツがマ○オメーカーをやります。コースは実在しません。完全妄想です。言う程カオスじゃないと思う。

乃木のぎ若葉わかば→勇者であるシリーズの初代勇者。生真面目で誠実。ゲームは疎いように見えて、ゲーマの千景とやってるのでそこそこできる。組分けでは天然カオス。制裁でもいいかと思ったけど……



#カオス?なゲーム大会! 準備編

たまたま1箇所に集まった5人。そしてあるのはsw○tchとマリ○メーカー2が5セット。

舞花「なにこれ?」

由依「swi○chとマリメです!」

舞花「うん、それは解る!こっちが聞きたいのはなんでこんなにあるかって事」

由依「さぁ?」

由依以外「えぇ……」

由依「嘘です嘘です。なんとも、あたし達をこの世界に連れてきた人から、暇してるならこれで遊べ、というらしくて。ちょうど5人あつまったし、みんなで遊びませんか?」

若葉「なる程……だが由依、なんで本体が5台もあるんだ?」

由依「あたしに聞かないでよ!!」

響「ライトならまだ納得できるけどさー」

ゆいまいわかひび「「「「どうしよう……」」」」

咲耶「人数分あるんだろう?そしてマリオメーカーはコースを作るゲーム……
1台ずつ各部屋に持ち帰ってコースを作り、後日本体を持ち寄って、みんながそれぞれのコースをプレイし合うっていうのはどうかな?」

ゆいまいわかひび「「「「それだぁ!」」」」

舞花「確かにその方法なら、同じ台を使うのと違って、当日まで相手コースがどんなのか解らないじゃん!」

由依「ならそうしましょう!異論はないですね!」

まいわかひびさく「うん(ああ)!」

由依「では、明後日の夜8時、あたしの部屋に来てください!」

__________
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その日の夜、由依の部屋。

由依「3○S時代に少しやったけど、色々機能が変わってるそうで。どんなの作ろっかな」

由依「ふむふむ……へぇ、アプデでの新機能かぁ。んー、でも2になってからは初めてだし……オーソドックスので行こう。それでそこそこ難易度もある奴に……」

由依「いや、でもどんなの作ればいいか解らない……ネットの他の方が作ったコースをいくつかやってみよ!刀使のみんなもやってたりするのかなぁ?というか異世界なのに元の世界とネットが繋がるの何で……?」

由依「なにこれすごっ!?よし、あたしも赤コイン探索系にしよう!」

__________
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同時刻、舞花の部屋。

舞花「兄弟とゲームはやってたけど、作る側となると案外難しい……………むむむ…………ん?新機能のリ○ク?なにこれ!こんなのもできるんだ!」

舞花「ブロック破壊に盾に矢……いや別ゲーじゃん!!でもフツーに面白そう。よーし頑張るっす!」

舞花「と、その前に少し公式コースやって操作覚えないと」

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同時刻、響の部屋。

響「んー……あーもう!自分で作ったコースが難しすぎるさー!」

響「でも難しくて完璧なコースを作りたいぞ…………なんか参考にできないかな」

響「あ、スピラン……?短くできて尚且つ難易度も高くできる、と。自分、これにするさー!」


__________
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同時刻、咲耶の部屋。

咲耶「みんな新機能使うだろうし、私は正統派でいこうか。それにしても、ゲームはそこまでやらないから楽しめるコースが作れるだろうか……?」

咲耶「コンセプトは地上の静かな雪山と、地下の怪物の隠れ家なんてのはどうだろう?
雪山の地下に怪物が居ると知ったプレイヤーが、怪物退治に向うも城が見つからない。雪山で入り口を探す探索、地下で怪物を倒すアクション。時間はあるし、試しに作ってみよう」


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同時刻、若葉の部屋。

若葉「…………」

高奈「若葉ちゃんいるー?(インターホンを鳴らす」

『ガチャ(扉を開ける音』

若葉「友奈か。どうしたんだ?」

高奈「ぐんちゃんがやる事あるって風で遊べなかったから、たまには若葉ちゃんのとこ来ようかなって。今大丈夫?……って、マリメやってるんだ!」

若葉「嗚呼。由依達とコースを作り合って明後日遊ぶんだ。だがなかなか良い案が浮かばなくてな……」

高奈「そっか。ねぇ、私も考えていいかな?」

若葉「ああ、構わないぞ。寧ろこちらからお願いしたいくらだ」

高奈「ありがとう!」


__________
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___

なんやかんやあって明後日の夜。

由依「みなさんコースは出来ましたか!?」

若葉「ああ。渾身の出来だ」

響「自分もカンペキさー!」

舞花「自分も頑張ってみた!きっとみんなびっくりするよ?」

咲耶「私も完成してるよ。少し長くし過ぎたと感じてるが……」

由依「まぁまぁ、初めてなので仕方ないですよ……ではでは、早速やりましょうか!」

全員「おー!!」


続く______


はい。ゲームネタです。三好ちゃん入れたかったけど総選挙支援で出たからね。仕方ないね。
さて、それぞれどんなコースに仕上がったのか……次回をお楽しみ!

シャニマスで咲耶と三峰の2人もW.I.N.G優勝達成しました!そろそろTru行きたい


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