二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- クロスな日常物語!
- 日時: 2020/05/07 15:31
- 名前: 蒼星 ◆eYTteoaeHA (ID: pUqzJmkp)
4/22
月岡恋鐘(シャニマス)メインへ昇格!
(経緯とかは>>25にて)
「つまりこれは...複数の世界から数人ずつ、この世界に呼び寄せられたという事か」
「随分と非現実的ね...。実際起こってる以上どうしようもないけど」
「だね。次の世界の扉がこのような形で開かれるとはボクでも流石に予想外だ。どうしたものか...」
「まぁまぁ、今難しい事考えてもどうにもならないし、みなさんでお茶でもしませんか?
あたしにとっては天国ですけどね!なんたって美少女ばっかり!」
「「「変態は黙って!」」」
はい。閲覧ありがとうございます。どうも蒼星という者です。クロクオーバの日常系な物語です。ネタとかも盛大にあってかなり暴走しまふ。ネタ的なキャラ崩壊はあっても基本的なキャラ崩壊しないように心がけますぅ。
オリキャラは稀にでます。普段は出ない。上の会話は全て版権キャラです。変態は山城です。
ネタとかパロディとか大量に含むので苦手な方は回れ右。(人外パロ大好きさんです)
キャラの人選は完全私好み。男とかでるかも?まだ未定。
基本季節イベントや誕生日ネタ、その他パロディをやっていこうと思ってます。
別館のGLBL板にてこのお話のスピンオフを執筆しております。詳細は>>27
登場メインキャラ一覧
・THE IDOLM@STER
デレステ/二宮飛鳥、神崎蘭子、城ヶ崎美嘉、大槻唯、日野茜、渋谷凛
765プロ/我那覇響、星井美希
シャニマス/白瀬咲耶、月岡恋鐘
・勇者である(ゆゆゆい)
結城友奈、東郷美森、三好夏凜、高嶋友奈、赤嶺友奈
※友奈3人は結城以外は『高奈』『赤奈』表記
・刀使ノ巫女(とじとも含む)
衛藤可奈美
十条姫和
益子薫
山城由依
・ご注文はうさぎですか?
保登心愛
天々座理世
桐間紗路
※ごちうさ3人はカタカタ名表記
・うらら迷路帖
千矢
巽紺
・Cue!
鷹取舞花
※上記に名前が無いキャラでも、サブキャラ的なポジション等として出てくる予定です
※アイマスはキャラ人数の都合上呼称が曖昧です(事前に調べますが)。また、蒼星のアプリプレイ開始がかなり遅かった為、やってないイベントが沢山あります。その為こちらが把握出来てない設定もあるかも。
※他のソジャゲがある作品も同様。特にゲームオリジナルキャラは棗さんと山城以外は詳しくないんだ(アイマス除く)
※普段は台本形式に近いです。まれに違うのもある
※蘭子ちゃんの熊本弁はかじった程度なので、オリジナルが多めです。やみのま!とかしか解らない
※プロローグ以外は数話又は1話独立です。なのでプロローグとキャラ紹介さえ読めば大丈夫。たぶん......
※流石に1話で全員出すとごっちゃになるので、1つのお話は主人公とメイン数名+サブ枠(基本サブは1ー3人)とします(誕生日等例外有り)
※サブ枠は登場メインキャラ一覧に名前の無いキャラの事。ゲスト枠です
※普段の舞台はプロローグにもあるように現代ファンタジー異世界ですが、たまに(番外編とか)は違う世界が舞台だったりします
#目次
キャラ紹介
>>14
カオス系のお話用組分け
>>33
プロローグ アイマス、とじとも&ゆゆゆ編
>>1-2
プロローグ ごちうさ&うらら編、全員集合編
>>4-5
空からやって来たのは新人声優!?(Cue!の舞花登場プロローグ)
>>34
美嘉の変貌 (主人公:美嘉、サブ枠:莉嘉 吸血鬼化パロ)
>>6-9
リゼ教官の保健教室 (主人公:リゼ)
>>10
響チャレンジ 異世界編(主人公:響、サブ枠:美炎)
>>13 >>15
カオスなお花見(主人公(?):由依、サブ枠:結華、霧子、千景 カオスにつき注意)
>>16-17 >>19-20
I am reminded of you(主人公:飛鳥&咲耶 オリキャラ、人外化パロ有りのシリアス。地文多め)
>>21 >>23 >>26 >>28 >>32
そこに空があるから(主人公兼サブ枠:沙耶香、サブ枠:灯織)
>>24 >>31
カオス?なゲーム大会(サブ枠:若葉)
>>35-38
誕生日
由依とらんらんの生誕祭!(4月8日&9日) >>3
島村卯月生誕祭2020(4/24)>>29
櫻木真乃生誕祭2020(4/25)>>30
大槻唯生誕祭2020 (5/7) >>40
番外編
逃走中嘘予告 >>12
デレマスボイス争奪戦 三好紗南支援SS(オリキャラ有) >>18
閲覧数200突破記念お礼ラジオSS >>22
シャニマスW.I.N.G初優勝兼恋鐘メイン昇格記念SS >>25
デレマスボイス争奪戦 杉坂海支援SS >>39
- Re: クロスな日常物語(クロニクル)! ( No.21 )
- 日時: 2020/04/21 13:44
- 名前: 蒼星 ◆eYTteoaeHA (ID: qRt8qnz/)
飛鳥『今回はいつもと趣向を変えたシリアスな物語さ(美嘉の変貌も始めがそこそこ重かったとか言わない)。なんとも、作者の妄想世界のオリキャラにボクらと似てる人がいるそうでね。だからオリキャラは出るし、オリジナル設定が多いね(異世界自体オリジナルだが)......基本はボクと咲耶さんが主体だよ』
咲耶『それと、今回は地文多めで一人称視点の本来の小説形態に近い形になるね。後は人外パロ(2回目)や幽霊憑き(?)もある。サブ枠の子は居ないよ。後、カオスな花見の理性が飛んだ私とは結構違うから、そこも宜しくお願いするよ』
あすさく『では、これを踏まえた上でも構わないという人は是非楽しんでってほしい。本編、スタートだ!』
#I am reminded of you
冷たい風が吹き荒れる冬の荒野。
「ごめん......私は、何も出来なかった。もっと早く知ってれば、貴方を助けられた......。ごめんなさい。ごめんなさい......」
人ではない少女は、血濡れた一人の少女を抱き抱え、何度も、何度も。少女に謝り、泣いて。
「君が謝る事じゃない。だって君は何も知らなかったんだから、仕方ないさ。むしろ、ワタシから謝りたいくらいだ。君がワタシから離れてしまうかもしれないのが怖くて、真実を話せなかった。何もしてあげれなかった。だから、全てワタシの責任さ。責めるならワタシを責めて欲しい」
抱き抱えられている少女は、自身を想って涙を流す少女に対し、自分の責任だ、と言い張る。だけど、声は震えており、とても強がれないくらいに......いや、もう存命自体が絶望的なくらい体は負傷していた。
「わかった。いくらでも貴方を責めるから!ずっと傍にいるから!だから、っから!お願い......独りにしないで............」
___________
_______
___
ふと目を覚ますと、自身の体は寮の自室にあるベッドの上だ。血なんて一切ついてない、至って健康な人間の体である。
「またこの夢か......」
ボク、二宮飛鳥は近頃不可解な夢を視る。いつものボクならば夢なら夢で別枠として考えれるのだが......今回だけは何故か無視できなかった。
ボクが視る夢。それはこの異世界におけるお伽噺の1つに酷似した物語。だが、気になる点がふたつある。それは、ボクが視る夢に似た物語について知ったのは、この夢を何度も見た後という事。そしてもうひとつは、夢に出てきたのは............
ボクと、咲耶さん______白瀬咲耶に酷似した人物だという事。これだけ聞くと、夢だから身近な人物に置き換わってるのでは?と考えられるが、更に言わせてもらうと、語り継がれている物語に登場する人物も、どこか容姿がボクと咲耶さんに似てるのだ。
この事を咲耶さんに話しても、本人はまったく心当たりも、ボクが視たような夢を視たことも無いと言う。
その物語の内容についても少しここで説明しよう。
______主人公は記憶を失くした少女。その少女は鬼の少女に救われ、暫くは二人で旅をする、その筈だった。
しかしある日から、二人は人類から命を狙われる事となる。それは、記憶を失くした少女は昔大災害を起こした『化物』とされる種族の血を継いだ生き残りだったから。
鬼の少女は、記憶を失くした......生き残りの少女の種族を補佐してきた一族の生き残りで、少女の事を知っていたが、『あの子は優しいから、自分を危険に合わせない為に去ってしまうのでは』と考え、今まで打ち明ける事が出来なかったが、それが仇となる。結果、鬼の少女は記憶を失った少女を庇い死んでしまうのだ。
そして、生き残りの少女は記憶を思い出し覚醒する。その数日後、鬼の少女が殺された荒野には大量の雨が降り、やがて湖と花畑になった。その地域に降る雨は生き残りの少女の涙とも呼ばれ、湖には二人の少女が沈んでるらしい______
その湖は現在では鬼湖と呼ばれ、ボク達が滞在している寮から森を抜けた場所にあるという。
___________
_______
___
着替えや身支度を済ませ、朝食を取りに寮の一階へとやってくる。あの夢をみた日の朝は格段に寝起きが悪く、起きてから30分以上経った今でも眠気は消えない。
「ふぁぁぁぁ......」
「おはよう、飛鳥。
おや?昨夜は寝つけなかったのかい?」
みんなが居る部屋に入るのと同時に、ボクは無意識に欠伸をしていまう。すると、咲耶さんが一番最初にボクに気付き、微笑んでは声を描けてきた。
「おはよう、咲耶さん。
嗚呼。件の夢を視たからね」
「お伽噺に似てるんだっけ?
しかし、不思議だね。これで何度目かは数えてないが、かなりの頻度で見てるそうじゃないか。そろそろ専門家辺りに聞いたほうがいいのかもしれないね。
飛鳥の話からいくと、私も関係してる可能性も高いから、私にも何か異変が起こっても不思議ではないのだけど............」
そう不思議そうに語る咲耶さんだが、ボクは彼女の姿に違和感を覚えた。彼女の瞳の色が黄色から青色へと変わっているのと、額にある故に髪でほぼ隠れている小さな黒い角。
「それ、ネタ的な意味合いで言ってるのかい?」
変化が起きてないという彼女に指摘をしてみる。
髪を整える前ならともなく、髪を整えている時に角に気づかない筈がない。鏡も見るであろうから、普通であれば瞳の色の変化にも気づくであろう。
「すまない......。どういう事かな?」
しかし、咲耶さんから返ってきたのは、何も理解らないという顔。これは本気で理解ってない様である。
「少し失礼するよ」
天然なのだろうか?と感じつつも、一言言ってから、服のポケットから携帯電話をとりだして、咲耶さん顔写真を撮る。
そして、その写真が映った携帯電話の画面を彼女に見せた。
「......!!
驚いた。朝起きた時はいつも通りだったし、皆にも何も言われなかった。何故だろうね?」
「と、いう事はボクと会話している間の変化なのか?念の為みんなにも聞いてみよう」
咲耶さんは驚きで目を見開いては、またしても不思議そうに呟いた。その呟きに答えるかのように、自身は推測を述べては提案をする。
「嗚呼。それが手っ取り早い。
みんな、それぞれの作業をしてる人はすまないが聞いてくれ。私に何か変化はあるだろうか?」
「どうしたの?............っ!?
さ、咲耶ちゃん、目が......!」
「よくよく見ると角も生えてるの!
こ、これって本物なのー?」
咲耶さんの問いかけに一番最初に反応したのは心愛さん。次が美希さんである。
この場にいるボクら以外の全員とも動揺、または驚愕している事は、表情から容易に窺える。
「みんなの反応で確信したよ。どうやら、飛鳥の推測が正しかったようだ。しかし、変化が起きていると思われる数分前じゃ体には一切違和感は感じなかったよ」
「まさか、自分でも的中するとは想っていなかったよ。
でも、咲耶さんにまで変化が現れたとなると、いよいよ調査の必要が出てきたね」
「同感だ。朝食を戴いてから調べようか」
「理解ったよ」
「ど、どういう事なの?」
「納得してるみたいだしいいのかな?」
不思議そうに首を傾げる他のメンバーを余所にボクらはお互いの意見を確認しては、互いに相手の顔を見て頷いた。
続く______...........のか.?
蘭子『『理解った』は我が盟友のみが操る言霊だぞ!(訳:『理解った』は飛鳥ちゃんが使う独特な言い回しです!)』
飛鳥『解説ありがとう、蘭子』
咲耶『しかし、このスレでは恐らく初の3000字超えしたね。いつもは基本2000前後、多いときに2500強。今回は3300強だ(注意書き等も含める)。それと、このお話はいつも以上に文章を打つのに時間が掛かるから、ストーリーは考えれてるけど打ちきりになるかもしれないさ』
- Re: クロスな日常物語(クロニクル)! ( No.22 )
- 日時: 2020/04/21 15:12
- 名前: 蒼星 ◆eYTteoaeHA (ID: qRt8qnz/)
#番外編 参照200突破お礼ラジオSS!!
♪Snow Wings(THE IDOLM@STERシンデレラガールズ)
唯「ちゃーす★ゆいでーす!」
ココア「心愛だよ!このスレでは参照数が一定数到達したら、お礼とお祝いも兼ねた番外編をお送りする事が決定したよ!今回はラジオになりました!」
可奈美「衛藤可奈美です!今回はこの3人をパーソナリティとして、これまでのお話の振り返りとかをしてくよ!」
※(因みに唯達からすれば、自分たちが在住してる異世界の生活を元にして書かれた、ノンフィクション小説の記念ラジオをやってる形。その為メタいのを含みます。♪は勝手に決めたBGM。また、このお話は作者が実際にSnowWingsを聞きながら書いてます。サブ枠は美嘉の変貌からカオスな花見までのサブ枠全員)
*プロローグ
可奈美「プロローグの最初の投稿は約二週間前、終了は一週間前だね」
唯「プロローグで無茶苦茶時間かかってるな★」
ココア「その頃はコメライ板で作者さんがもうひとつのお話を執筆してたからね(現在は更新停止状態に限りなく近い)」
唯「あの頃は驚きの連続だったよねー!」
可奈美「そうだよね!一気に生活も変わったし。でも今じゃとっても楽しいよね!」
*山城とらんらんの生誕祭!!
唯「蘭子ちゃんと山城のゆいちゃんの誕生日のお話!」
ココア「あれ、4月の8と9って蘭子ちゃんと由依ちゃんの誕生日なの!?知ってればお祝いしてたのにー!」
可奈美「この頃はやたらとみんなの誕生日が固まってたよね。千矢ちゃんや東郷さん、ココアちゃんもこの前後だったから」
唯「みんなちゃんとした形で祝ってあげたかったなー。それだけが心残りだから、来年はみんなお祝いしたいな★」
ココア「来年まで異世界に居ればの話だけどね」
ゆいかな「あっ」
*美嘉の変貌
唯「美嘉ちゃんが吸血鬼になったお話。小説ではプロローグ後の初のお話だね」
ココア「美嘉ちゃんにこんな事があったて知らなかったよー」
可奈美「私達も頼ってくれればいいのにね」
唯「あ、それとね!ゲストとしてこの時大活躍のあの子を呼んでるよー!」
ココかな「莉嘉ちゃんです!どうぞー!」
莉嘉「はーい!カリスマギャルの妹、JCギャルの莉嘉でーす☆」
唯「莉嘉ちゃん、あの時のお話から一言!」
莉嘉「あっうん!あの頃はお姉ちゃんを元に戻したくて無我夢中だったし、結果オーライとも言うけど、今思えば色々他にもできたのかなって。......血を吸う時とか(小声」
唯「その話はやめよ?ね?」
莉嘉「う、うん」
ココア「それはそうと未だに謎だよね。吸血鬼になった狼の事」
可奈美「それは私も気になったなー」
唯「ファンタジー異世界だからなんでもありだよ★細かいことは気にすんな★」
りかココ「あっはい」
可奈美(あっ、これ聞いちゃいけないやつだ)
莉嘉(お姉ちゃんに血を吸われた後まだ残ってる......)
*リゼ教官の保険教室
可奈美「リゼちゃんによるコロナウイルス防止のお話だったね」
ココア「これについて私達から言えることはただひとつ!」
唯「手洗いうがいにマスクの予防をしっかり!」
可奈美「3つの密を避けよう!」
ココア「外出自粛しよう!!」
唯「あっ、全員バラバラだね」
*逃走中嘘予告
ココア「えっ逃走中のお話について話すの?」
可奈美「一応逃走中はやったけど、小説に載ったのは嘘予告としてだからなんとも......」
唯「あっ、ひとつあった!最後の20秒には二人残ったよ!!
逃走成功かは......ヒミツ!誰が最後の最後まで残ってたかも考えてみてね!」
ココかな「えっ......」
*響チャレンジ 異世界編
ココア「響ちゃんが魔法を使ってサーターアンダギーを作るお話だっけ?」
可奈美「うん!すっごい美味しかったー!」
美炎「あれから響さん、たまに沖縄料理作ってくれる様になったんだー」
可奈美「美炎ちゃん!?今本番中だよ!」
美炎「あっ、ご、ごめん可奈美!みんな!」
唯「ゆいもなんかつくってみよーかな★」
*三好紗南支援SS
唯「いや紗南ちゃんとひなたちゃんのお話は異世界違うでしょ!」
可奈美「というか、ここにシンデレラガールズ総選挙でのライバルたる唯がいるのにこのお話を持ってくるとは......」
ココア「ともかく!モバマスデレステやってる方は投票を忘れないようにー!」
*カオスなお花見
可奈美「あーお花見の時のお話かかぁ......。私は帰って来た高嶋ちゃんにお花見いかなくて正解だよ、って言われたよ。小説のこの事が書かれてる部分は読んじゃ駄目って言われてるし」
ココア「私もシャロちゃんに同じような事言われたけど何があったのかな......?
という訳で。真相を確かめる為にお花見に参加した人から数人を呼んだよ!」
千景「郡千景よ」
結華「三峰でーす!」
霧子「幽谷霧子です。以上3人だよ」
唯「じゃ、早速しつもーん!何があったの!?」
霧子「お花見して、美森ちゃんのお弁当食べて、その後くじ引き大会をやったよ」
結華&千景「(ウンウン」
唯「それだけー?」
結華&千景「(必至に頷く」
ココア「これは聞かない方が良いみたいだね」
*終わって
♪夕映えプレゼント(THE IDOLM@STERシンデレラガールズ)
可奈美「あっ、音楽変わったねー」
唯「これは終わりの合図だよー」
ココア「ヴェア!?もう終わりなの!?」
唯「残念だけどね★」
ココア「こうやって振り替えると本当に色々あったんだね。まだ話したいことは色々あったけど、そろそろ締めよっか!
せーの!」
ゆいココかな「ありがとうございましたー!」
おしまい。
『次回は閲覧数が500か765で(どっちになるかは気分次第)お祝い番外編やるぞ!(どんなお話になるかは未定)
いつも閲覧してくれてるみんな、ありがとなー!これからも宜しくだぞ!』
- Re: クロスな日常物語(クロニクル)! ( No.23 )
- 日時: 2020/04/21 23:59
- 名前: 蒼星 ◆eYTteoaeHA (ID: qRt8qnz/)
続いた。
捕捉をすると、紺千矢のうらら組の時間軸は原作最終回のひとつ前です。アニメ勢にはネタバレみたいなのがあるかもです。
以外本編
#I am reminded of you part2
ボクらは、ボクが見る夢と咲耶さんの体の変化、そして夢とお伽噺の関連について調べる為、朝食をとった後、ある場所へと向かう。そのある場所というのが______
「なにか御用ですか?飛鳥に咲耶さんとは珍しい組み合わせですね」
占い師こと『うらら』である紺の自室である。
「ああ。少し尋ねたい事があってね。一度紺さんにも伝えた事はあるだろう?ボクが視るお伽噺の夢」
「その影響か解らないけどね......つい先程、私の体に目に見える変化が現れたんだ。いよいよ関連を調べるべきだと思い、アナタの元に来たんだ」
ボクが大まかに説明すると、ボクの言葉に続いて捕捉を咲耶さんがする。
「申し訳ないのですが、そういうのは専門外でして......。この世界に詳しい方は、私達にはいらっしゃらないようなので、文献で調べるのが早いかと」
紺さんは申し訳なさそうに、ボク達の頼みをやんわりと断る。それもそうだ。紺さんだってこことは別世界の人間。それも占い師だ。医者ではないのだ。
「それは私達も重々承知さ。でも、紺の水晶占いならば手がかりくらいは掴めると思ったんだが......どうしても駄目だろうか?」
「紺さんの世界の占いはボクらからすれば占いというより超常現象。しかもかなりの高精度だそうだからと考えたが......」
「わ、解ったわ。でも大した手がかりが無くても何も言わないでね」
「理解ってるよ。無いものはどうしようもないし、ボクらはキミに協力してもらっているのだから」
ボクらが二人がかりで再度頼み混んでみると、紺さんは半ば呆れたように引き受けては、「私って便利屋扱いされてる......?」と呟いていた。
___________
_______
___
「では、今回は先程咲耶さんが仰ったように水晶占いにします」
数分後。紺さんは占いの道具を準備しては、そう呟いた。
「お二人は特に何もしなくてもいいけど、抵抗はしないようにしてほしいわ」
「嗚呼」
「了解」
紺さんの注意にボクと咲耶さんはこくりと頷く。咲耶さんはとなりに座ってボクらを見守っていた。
「『――畏み畏み申し上げます 映し見水鏡現し身の 水底深く澄み渡り 隅から隅へ見透かして さああなたのすべてを視せて』」
紺さんが唱える祝詞。これを聞いている間、ボクは夢見心地な気分になった。自身が現実ではない何処かにいるかのように、それとまた同時に紺さんが見てはいけないなにかを視ているようで、言葉にしがたい不可解な感覚と不快感も感じた。
「............何か、視えたかい?」
そんな咲耶さんの問いかけで、ボクの意識は現実へと連れ戻させる。
「はい。
飛鳥と咲耶さん。お二人には霊のようなモノが憑いています。しかも、驚くくらいに魂の波動が似ていました」
紺さんは問いかけにスラスラと答える。
「すごいね。占いでそんな事まで解るんだ。それにしても魂、か」
「あっ、いえ。魂は何故か解らないのだけど、突然頭に浮かんできて......」
ボクが本音を述べると、紺さんはおどおどした様子で捕捉をする。何故か解らないけどなんとなく解った。そんな感じだろうか。
「......と、いう事は。
鬼湖の由来とされるお伽噺の二人の少女が、それぞれ魂の波動が似ている私達に憑いてるのという認識でいいのかな?」
「はい。恐らくは。
......警告をしますと、今のお二人はかなり危険な状態にあります。憑いてる霊はかなり強い霊なので、体を乗っ取られる可能性があり、それは現状が続けば続くほど危険です。特に咲耶さん」
「わ、私?」
紺さんは真面目に説明をしては、咲耶さんを名指しする。当の咲耶さんは、彼女にしては珍しく、酷く動揺していた。
「はい。飛鳥さん側は生き残りの霊で比較的穏やかな様ですが、咲耶さん側は鬼の霊。強い怨みを持っており、悪霊と言った方が近いかもしれませんね」
「「!?」」
何故、という気持ちが出てくる。咲耶さんに憑いてるのが鬼の霊なのは、今の咲耶さんの外見ですぐ解る。が、何故鬼の少女が悪霊なのか。残されて大切な人を失った、生き残りの少女の方が危険とばかり考えていた。
「な、なにか霊と咲耶さんを引き離す方法は?」
ボクは慌てながら紺さんに尋ねる。訳の解らない世界に飛ばされて、霊によって知っている人を失って平然を保てるような人間じゃない。
「徐霊か成仏かね。とはいえ、私達には巫女やシスターは居ますが霊祓師はいないので、必然的に選択肢は成仏に絞られるわ。霊を成仏されるには霊の願いを叶えるとか言われてるけど......。この世界に私達の常識が通用するのが前提だけどね」
「通用するかどうかじゃない。この際出来ることは片っ端から片付けてみるよ」
紺さんの困惑が含まれた回答に、ボクは決心する。『咲耶さんを助ける』と。
「いいのかい?アナタを危険な目に合わせてしまうかもしれないが......」
「構うな。ボクが決めたんだ。
危険な状況に陥っている仲間を見捨てる程冷酷な人間ではない。それに......きっとキミのユニットメンバーだって、話を聞けば協力を申し出る筈さ」
ボクを心配する咲耶さんの言葉を、ボクは真っ直ぐな目でひと蹴りしてみせる。この時あえて言わなかったが、もしボクが危ない立場だったとして、咲耶さんならボクにいくら制止の言葉を言われようと、必ず助けに乗り出す事くらい容易に想像できるのもある。
「ふふ。アナタの言う通りだね。ありがとう飛鳥」
「お礼は終わってからでいいよ。紺さんも協力してくれて感謝する」
咲耶さんはクスッと笑ってみせて、ボクに感謝の言葉を述べた。ボクは一言言うと、紺さんにお礼を述べる。
「どういたしまして。
それと......このお話はできるだけ他人に話すのを控えた方がいいかと思います。お二人がユニットの方に協力、という話をしていた時、背筋が凍りそうな、とても不吉な予感がしました。後は、花畑と湖がある場所に二人の少女がいると水晶で視えました。恐らく鬼湖でしょう」
「助言感謝する。急がば回れとは言うが、今回ばかりは遠回りをする余裕は無さそうだ。早速鬼湖に往こうか」
「賛成だ。行こう」
紺さんは水晶を見つめながらボクらに警告をする。ボクらは紺さんの言葉に頷いては、部屋を後にした。
続く____________
飛鳥の独特な言い回しが書きにくいのよ......
咲耶さんも濃いし、かなり文が難しいお二人。ラノベ大量に読み漁る人だから、二人に比べるとある意味蘭子ちゃは楽なんです。
それよりもいつもより文字数多くても地文あるからストーリーの進みは遅い。
咲耶『一応、3話目は既に出来てるんだけど、内容が内容だけあって少し投稿するのが拒まれるんだよね......それに、このお話の完結はかなり少なく見積もって全部で6話だから、暗い話の連続になってしまう』
飛鳥『それでだね。考えた結果、別のお話と平行していく事にしたよ。タイトルは『そこに空があるから』。とじともの沙耶香を初の主人公兼サブ枠として、ココアさんにサブ2人目をシャニの灯織さんが主要人物だね。こちらはボクらの方よりは暗くなく、人外化といったパロディもない。文体もいつもの方式だから安心して読めると思う。更新時、どちらを更新したかはスレの題名に書くよ』
それと。こんな時間に更新してて大丈夫ですかって?今週は親が夜勤なので
- Re: クロスな日常物語!※4/21 23時 Iam~(ry 更新 ( No.24 )
- 日時: 2020/04/22 11:52
- 名前: 蒼星 ◆eYTteoaeHA (ID: Ga5FD7ZE)
沙耶香『今回は私。主人公兼サブ。頑張る』
灯織『私もサブ枠へと選ばれました。未熟者ではありますが、頑張ります。
それと、作者からの伝言なのですが、平行している飛鳥と咲耶さんのお話のように重くはないので大丈夫、人外化も無い、ヤマオチ無しの平和なお話との事です』
糸見沙耶香
刀使の少女。可奈美達に合う前は任務を機械のようにこなしてきたが、出会ってからは感情が豊かになっている。口数は少なめ
風野灯織
283プロ(シャニマス)のアイドルの1人。ストイックで努力家。言葉足らずなとこがあるが仲間思いで良い子
今回は前回告知したように、あすさくのお話と平行して口数が少なく優しい二人と、みんなのお姉ちゃんのお話をやってきます。初期と比べるとほんと成長してる。
#そこに空があるから
昼。寮の近くの原っぱ。
灯織「あ、沙耶香に心愛さん。こんなとこで何してるのですか?」
ココア「灯織ちゃん!今ね、沙耶香ちゃんと四つ葉のクローバーを探しながらお話してたんだ」
沙耶香「うん。1つ見つけた。
灯織も一緒に探す?」
灯織「......うん。今日は予定が終わったから仲間に入れて貰おうかな」
ココア「やったー!灯織ちゃんが仲間に加わったよ!(ぎゅー」
灯織「ココアさんっ!?こ、こんな場所で抱きつかないでください!(カオマッカ」
ココア「ごめんごめん。灯織ちゃんが可愛いからつい(離す」
灯織「それで、先程お話をしてた、と仰ってましたが、どんなお話をされてたのですか?(探しながら」
沙耶香「昔......元の世界の話」
ココア「ねぇ!灯織ちゃんも何かないかな?元の世界について!」
灯織「まぁ、無いわけはないですけど......でも私の話なんて大したものじゃないですよ?」
沙耶香「ココアの話、色んなココアを知れた。色んな灯織が知りたい(純粋な目」
灯織「むぅ......解った。どこから話せばいい?」
沙耶香「どこ......とは?(きょとん」
灯織「えっと、仲間完結とか、アイドルの仕事とか、色々あるからどこから話せばいいかなって(オドオド」
ココア「それなら灯織ちゃん個人の話はどうかな?アイドルとして、仕事としてなら、この世界のテレビで見てるから、普通の高校生の灯織ちゃん!」
灯織「そ、そんなの本当に何もありませんよ?」
沙耶香「(キラキラ」
灯織「ほ、本当に何もないから!
真乃やめぐるにはしっかりしてるとか、料理が上手とか!占いやジンクスを気にしてて可愛いとか言われますけど!」
ココア「あるじゃん!へぇ、占いを気にするタイプなのは意外で可愛いー!(ぎゅー」
灯織「こ、ココアさんまたっ」
沙耶香「ジンクス......クローバー。四つ葉のクローバーは幸せになれる。丁度いい」
ココア「あ、そういえば!」
灯織「そういえばってなんですか!?じゃあ何でクローバー探してたんですか!?」
ココア「なんとなく?」
灯織「はぁ......(困惑
あ、四つ葉あった」
ココア「え!?本当だ!はやーい!」
灯織「そうですか?」
沙耶香「うん。早い。私は10分もかかった」
灯織「四つ葉は初めの1つは結構時間がかかるんだ。でも、一回見つければ近くにある事が多い。ほら、ここにも」
沙耶香「凄い......」
ココア「灯織ちゃんは物知りだね!」
灯織「い、いえそんな事は......。これくらい調べればすぐ出てきますし」
ココア「そうかなー?」
沙耶香「私は調べようと思える灯織は凄いと思う」
灯織「お、大袈裟だって!」
沙耶香「ううん。そんな事ない。灯織はいつも凄い。色々教えてくれる」
灯織「そんな......。それは歳上として当然だから」
ココア「そーだよ!お姉ちゃんが妹に教えるのは当然だよ!」
灯織「いや、それは少し違いますし......。ココアさんに教わった記憶はそんなに......」
ココア「(グサッ
うう、妹が反抗期だぁ」
沙耶香「妹?灯織とココアは別の世界の......」
ココア「そういう事じゃないんだよ......(ショボン」
灯織(しまった言い過ぎた!(オドオド)
沙耶香「ご、ごめん、ココア......」
ココア「う、ううん!気にしないで!
灯織ちゃんもそんな顔しないで、ね?」
灯織「あ、ありがとうございますココアさん」
リゼ「おーいココア!今日の昼料理当番だろ!」
ココア「あ、そう言えばそうだった!えっと、二人とも言ってくるね!(タタタタ」
ひおさや「解った」
沙耶香「............」
灯織「............」
ひおさや(気まずい!)
ひおさや「あ、あの!」
沙耶香「あ、灯織から......」
灯織「い、いや、私は大した事じゃないから沙耶香から......」
ひおさや(気まずい............!!)
続く____________
ココア『口数が少なくて、沈黙になって戸惑う二人ともかわいい』
- Re: クロスな日常物語!※4/22昼 そこに空があるから 更新 ( No.25 )
- 日時: 2020/04/22 21:48
- 名前: 蒼星 ◆eYTteoaeHA (ID: Ga5FD7ZE)
はい。今回は番外編となります。
何故かって?
作者が『シャニマスでW.I.N.G“初”優勝』したからです!(遅くね?とか言うな。まだ初めてひと月なんだ)
嬉しさで書きたい衝動が抑えられなかった。
と、いう訳で個人的なお祝いを、優勝した恋鐘ちゃんと咲耶さんでします。恋鐘ちゃんが唯ちゃん達と同格の担当枠(兼任)に昇格した。それに合わせてこのスレのメイン枠入りを果たします!
紗南『あたしは支援SSに』
恋鐘『うちは優勝記念SSにて出番が来たばい!』
さてさて。プロローグの終わりに出番が無い!と言ってた、当時準担お三方で登場してないのは歩さんだけとないました。なんか機会があれば出してあげたい。
長崎弁は調べるけど違うかもしれないのと、オリジナル設定(W.I.N.Gに向けてのレッスン途中でユニット結成)、地文はいつもよりは有り。だけどIam~よりは少なめ。さくこがです。
#シャニマスW.I.N.G初優勝兼恋鐘メイン昇格記念SS
(恋鐘side)
これは、ウチ達が異世界へ行く前。283プロでアイドルとして活躍してた頃のお話。
「W.I.N.G優勝おめでとう、恋鐘」
ウチがリーダーを努めるユニット『L’Antica』(アンティーカ)のメンバーの1人である咲耶は、ウチがW.I.N.Gという大規模なアイドルコンステトで優勝した日の深夜、ウチが事務所から女子寮に帰ろうとするのを事務所の入り口で待ち構えててはそう言った。
「ふぇ咲耶!?
こがん時間にびっくりしたばい。わざわざありがとね」
「ふふ、どういたしまして。
まさか、本当に優勝するとはね。恋鐘の頑張りをすぐ側に見てたから優勝は疑ってなかったけど、いざ恋鐘『優勝した』とプロデューサーから連絡を聞いた時は心から嬉しかったよ」
「うちも本当に嬉しい。優勝出来たんも勿論ばってん......でも一番はこうして咲耶が祝いに来てくれてから」
「ふふ、嬉しい事を言ってくれるね。
本当はもっとここで話たいけど、もう遅いし寮に向かいながら話そうか」
「うん!」
咲耶の提案に笑顔で答えると、咲耶はウチの手と手を繋いでは歩きだす。
「!?
さ、咲耶......手ぇ......」
「嫌だったかな?暗いからはぐれないためにと思ったんだけど......」
「ぜ、全然嫌やなかばい!」
「そうかい?ならば構わないが......」
ウチが恥ずかしくて呟やいたせいで、会話が途絶えてしまった。どうしようと困っていると、咲耶から話かけてきた。
「それより、今日は綺麗な星空だね。優勝という祝いの日に相応しく、恋鐘みたいに輝いてる」
「せ、せやね!......って、え!?」
咲耶は無意識なのだろうが、女たらしのような言葉だ。これが無意識だから恐ろしく、照れと恥ずかしさで少し顔が赤くなる。
「どうかした?」
「ううん、なんでもなかと」
咲耶の尋ねに対し苦笑いしては、自身も顔を見上げる。空は咲耶の言った通りに綺麗な夜空で。ウチは星を見て、ある事を呟く。
「なんだか......星座ってウチらみたいやね。どれか1つでも欠けたらんたできん。ウチも、色んな人に支えられて優勝できたけん。誰か欠けとったらきっと優勝できんかったと思うばい」
「!」
「ありがとね、咲耶。そしてアンティーカのみんなにプロデューサーも。他にも地元のみんなや家族のみんな、お礼を言いたい人は山ほどおる。みんなに合わせてくれた神様に感謝せんばね」
「少し、恥ずかしいね。
でも......確かにアナタの言う通りだ。私も、アナタがいなかったらこうして楽しく過ごせてる事は無いのだろうね」
咲耶が珍しく赤面をウチに見せた。かくいうウチも自分で言ったのに先程以上に恥ずかしくて、顔は咲耶以上に赤いのだろう。
お互いに照れながら、ウチらは足を動かすスピードを上げた。
_______
____
__
「見んね咲耶!寮が見えてきたばい!」
しばらく歩いていると、漸く寮が見えてきた。
「ならここでお別れだね。また明日、恋鐘」
「うん、また明日!」
ウチらはこうして別れの言葉を交わし、咲耶は自身の部屋へと戻っていった。自身も部屋へ入ろうとすると、服のポケットに何か違和感を感じたので、ポケットに手を突っ込む。
(これは......手紙?いつの間に)
不思議に感じつつ手紙を出しては封を開け、その場で読んでみた。
『こがたん優勝おめでとう!ホントはさくやんと一緒に事務所に行って直接言いたかったけどいけなかったかった!ゴメン!』
(結華ありがとうばい)
『優勝おめでとー。それとお疲れ様。
行けなかったから咲耶に頼んで三人で手紙を書いてみたー』
(摩美々も......)
『恋鐘ちゃん、優勝おめでとう。
ワタシも恋鐘みたいになれるように頑張るから、これからも一緒に頑張ろうね』
(霧子まで)
きっと、この手紙は咲耶がウチと手を繋いだ時辺りにポケットに入れたのだろう。この手紙を読んで、ウチはこれまでに無いくらい嬉しくなって。
(やっぱり、ウチが優勝できたのはみんなのお陰なんだなって。みんなに会えて、優勝できて、本当に良かった)
手紙をポケットに戻しては、微笑みながら寮のどこかに居るであろうみんなに向かって呟く。
「みんな、ばりすいとーよ」
おしまい。