二次創作小説(新・総合)
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- 【ポケモン】Pokémon and 7 trainers
- 日時: 2020/11/25 22:46
- 名前: さぼてん (ID: ysp9jEBJ)
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一つの死をきっかけに、七人の運命は交錯する
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─▼目次▼────────────────
序章………………………………………
第一章:ある獣の残骸…………………>>0037
第二章:闇に契る学徒…………………
第三章:水没都市の戦い………………
第四章:英傑・豪傑・女傑……………
第五章:伝統校防衛戦…………………
第六章:龍の極み………………………
第七章:原初と終焉の光………………
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─▼補足▼────────────────
注意事項…………………………………>>0038
用語解説…………………………………>>0030
登場人物一覧……………………………>>0014
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─▼挨拶▼────────────────
はじめまして、さぼてんと申します。
ポケモンの二次創作を悠々と書いていきます。
皆さまの暇つぶしになれば幸いです。
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- Re: Pokemon and the 7 Trainers ( No.22 )
- 日時: 2020/07/25 21:59
- 名前: 謎の女剣士 (ID: .6mQrr9F)
実は、さぼてんさんのみネタバレです。
私の考えてる、クイーンはDQキャラのメーア。
かつて、氷使いの四天王がいましたよね? あの人ポジションでいきます!
挑戦者は、マリベル。
使用ポケモンは、フォッコ ピカチュウ ゼニガメ。
対戦相手は、マリオ。
マリオの手持ちはフシギソウ カメックス ゲンガー。
レッツイーブイやピカネタですけど、電気技は効果がありましたよ。
あの、手持ちポケモンのとこで駄目なポケモンがいたら教えて下さい!
- Re: Pokemon and the 7 Trainers ( No.23 )
- 日時: 2020/07/25 22:22
- 名前: さぼてん (ID: KsKZINaZ)
謎の女剣士さん
氷の四天王というとカンナでしょうか。
大丈夫です、駄目な手持ちポケモンなんていないですよ。
頑張ってくださいね。
- 第二話「強者」 ( No.24 )
- 日時: 2020/09/05 19:40
- 名前: さぼてん (ID: KsKZINaZ)
「リ、リンさん……。今、何と言ったんですか…………?」
「だから、代表の座を降りてほしい。そう言ったの」
エイジの問い掛けに、リンは表情を変えることなく答えた。
決意を新たに立ち上がろうとした矢先の出来事である。
続けざまにタイガが焦りながら口を開ける。
「ちょっと、リンちゃん?! 何言ってるの、そんなこと言わずにさ。皆で練習していけばイツキ君だっていつしか元の調子に戻るよ。きっと大丈夫だから」
必死に説得を試みるも、リンは微動だにしない。
「その理由は? どのくらいの時間練習すれば元に戻るの? 一週間、一ヶ月? …………そんな時間ない。決闘試合は待ってくれないの」
そう言うとリンはタイガの方を向いて少し呆れたように、また、悲しそうに呟いた。
「それに、そんな甘いこと言ってらんない。タイガ君、貴方も本当は思ってるんでしょ? このままじゃクラスBは負けてしまうかもって。…………さっきのは優しさから出た言葉? イツキ君のためを思った言葉? ならそれは建前の優しさだよ。本当にイツキ君のことを思うなら、真実を言ってあげないと」
タイガは歯を食いしばって眉をしかめた。リンに言い返すことは何もないらしい。
俺を横目で見たあと、申し訳なさそうに下を向いた。
エイジが俺の前に出てくる。
「代表を入れ替えてまで、勝ちに拘らなくてもいいんじゃないですか? …………確かに負けるのが悔しいのは分かります。だからこそ残り少ない期間であっても、このメンバーで練習して勝てた方が優勝の喜びが大きいと思います」
「それも愚論ね。…………あたしは確実に勝たなくちゃいけないの」
リンが後ろを向く。街灯で照らされた背中からは、どこか寂しい印象を受けた。
「………………あたしはポケモンリーグで働きたい。これは小さい頃からの夢。反対していた親に啖呵を切って故郷を飛び出した以上、手ぶらでは帰れない。優勝はそのための一歩なの。英傑になりたいのよ。分かるでしょ、貴方たちがあたしの立場だったら」
地面に話しかけるかのように出たその言葉は、俺の心の奥にズシリとのしかかった。
「あたしのために、クラスのために。抜けてよ」
風が止む。
灯りが点滅する。
俺の中の言葉は、これしか出てこなかった。
「分かった、リン。……………………俺は代表を降りる」
「そ、そんな……! イツキさん…………」
「良かった、その言葉が聞けて。……それじゃあこれで決まり」
彼女の言葉は余りにも重く、一言一言が俺の胸を貫いた。
当然ながら、ぐうの音も出ない。反論できる余地などない。リンの言うことはすべて正しいからだ。
こんな状態の俺が代表にいても、クラスの足を引っ張ることは火を見るより明らかだ。
俺が外れて、他の強い奴が入った方が良いに決まっている。
────────でも。
「一つ条件がある」
脳に浮かぶある言葉によって、ただでは引き下がれなかった。
“難しい方を選べ、後悔しない方を選べ”。
記憶を失くす前の俺が発したであろう言葉。エイジが俺に賭けてくれたのだから、俺はその期待を背負い全力を尽くすまでだ。
「明日のこの場所、この時間に一対一で勝負をしよう。そこで負ければ素直に代表の座を降りる。でも俺が勝てば代表に居続ける。…………どうだ」
俺の発言にリンは目を見開いた。突拍子もないことを言われ口も半開きになる。
一拍置いたあと、少し口角を上げ俺の方を向いた。
「……分かった。行動で示した方が早いってわけね。いいわ、乗った。ただし、貴方が持ちかけた提案だから泣きごとは無し。あたしも約束に従う。…………そして見せてよ、あたしに。この一日で何が出来るのかを」
冷たくそう言ったあと「じゃあまた明日」と手を挙げ、リンは遠くに消えていった。
それを目で追いながら、残されたタイガは、
「イツキ君、それは遠回しの辞退宣言かい? 一日なんて無謀だよ。こうなった以上、僕にどうすることも出来ないけど…………。と、とにかく、頑張ってくれよ」
そう言い残し、後を追うように走っていった。
*
「イツキさん、何て無茶な賭けを持ちかけたんですか!」
二人が去ったあと、俺とエイジは寮へ向かって歩いていた。
「そうだな、無茶だ。でもそうしないといけない。過去の俺がそう言ってたのなら。それをお前が教えてくれたからだ。さっきは色々とありがとな、俺のために」
エイジの肩を叩く。彼はびっくりして俺の方を見た。
「容易な道は先人が歩いている、厳しいケモノ道を歩かないと。頂点を目指すならこれしかない。それが俺の後悔しない道だ。どのみち練習しなきゃいけないんだ。自分を追い込まないと。…………退路を断たなきゃ道は拓けない」
俺は自分に言い聞かせるようにそう言ったあと足を止め、エイジに向かって頭を下げる。
「でもそのためにもエイジ、頼む。お前の手を貸してくれ。お前の力を。幸い明日は休日だ。明日の夕方まで、俺と色々な練習や勉強に付き合ってほしい」
それを聞くと、エイジは明るい声色で俺の手を取った。
「イツキさん、何だか頼もしいです。あの頃みたいに。勿論、ボクが手伝えることは何でもします。……バトルは苦手ですけど。そこは別の対策を考えておきます」
自然と笑顔がこぼれた。頼もしい味方だ。エイジもつられて笑った。
二人でまた歩き出す。ふと空を見ると雲の隙間から星が光っているのが見えた。
「リンはポケモンリーグで働くのが夢って言ってたな。…………俺の夢って、何だろう」
ボソッと呟いてみた言葉にエイジが反応する。
「そのことなら、知ってます。ルームメイトになった初日、ボクに夢を話してくれました」
会話に呼応するように星が瞬く。
エイジは誇らしそうな顔をして俺に教えてくれた。
「イツキさんの夢は“ポケモンエンダー”です」
#2
- Re: Pokémon and the 7 Trainers ( No.25 )
- 日時: 2020/08/02 21:02
- 名前: 謎の女剣士 (ID: .6mQrr9F)
どうも〜、自分の小説もクライマックスに近づいた女剣士です。
結局、今クロスオーバーで描いてますけど次回作はポケモン世界を舞台にする考えです。
さぼてんさんのみ、ネタバレしますね。
次回作のネタですが、ポケモンと女格闘家の出会い編を最初に描こうと思います。
カスミを最初に出して、ジムリーダー設定はこんな感じです。
ニビジム:ジムリーダー・少年アルス
ハナダジム:ジムリーダー・リルム
エレカさんのいたジムをフルバスのヒロイン・本田 透をジムリーダーにして、エスパー使いのジムリーダーをマリベル
マチスのいたジムで、リーダーにするのは赤い獅子・ロイの予定です。
多分、1番最後のトキワジムのジムリーダーは子供ながら7年の時を超えた少年リンクの予定ですが、いかがでしょう?
手持ちも、こちらのアンケートに出す予定なのでよろしくお願いしますね。
しかし、その座を離れるための条件が最後のポケモンバトル。
これは、見ものですね。
どちらが勝つのか、楽しみにしています。
それでは、私の小説も宜しくお願いしますね!
- Re: Pokémon and the 7 Trainers ( No.26 )
- 日時: 2020/08/03 19:55
- 名前: さぼてん (ID: KsKZINaZ)
▼謎の女剣士さん
こんばんは~。
なるほど、ポケモンを舞台に色んな作品の
キャラクターを散りばめていくんですか。
それは面白そうですね。
ジムリーダー、それぞれのキャラに似合ってて
とても良いと思います。
アンケートが出たら、また時間が空いたときに
記入させていただきますね。

