二次創作小説(新・総合)

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逃走中#CR08 新訳・むらくもものがたり【連載休止】
日時: 2021/03/11 22:44
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 9j9UhkjA)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1696

どうもです、灯焔です。
マイペースに8回目の開催を迎えた逃走中#CR08。……なのだが、舞台である『トリコロシティ』が唐突に黒い霞に覆われて、別の街へと変貌してしまった!そして、運営本部から消えた少年の影。過去も未来も今も滅ぼそうとする『邪神』と化した男にとの決着が遂に――?
今回の舞台は、トリコロシティの過去の姿である『音無町』。ピンと来た方は鋭い。過去のシリーズで舞台にしていた場所です。そんな場所で、逃走者とハンターとの8回目の新たな逃走劇が今、幕を開ける――!


※注意※
 ・登場するキャラクターは全て履修済みの作品からの出典です。かつ基本的な性格、口調等は原作準拠を心掛けております。が、表記上分かり易くする為キャラ崩壊にならない程度の改変を入れております。
 ・原作の設定が薄いキャラクター等、一部の登場人物に関しては自作設定を盛り込んでおります。苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。
 ・今回は『pop'n music』シリーズの楽曲ネタをモチーフにしたエリアとなります。楽曲を知っていただくと、よりお楽しみいただけるかと思います。
 ・誤字、脱字、展開の強引さ等ございますが、温かい目でお見守りの方をよろしくお願いいたします。



<ルール>
【逃走エリア】
『音無町』 出展:オリジナル(ベース:pop’n musicシリーズ)
何者かによって変えられてしまったかつての『トリコロシティ』。しかし、その面影はない。
混ぜられたMZDが人間だった頃、そして莉愛が生きていた頃に住んでいた街らしいが、どうして今の時代に……?
エリア詳細 >>1




逃走時間:90分

賞金:54万(1秒100円)

ハンター:初期4体

自首方法:『交番』にある自首用電話で自首する旨を電話する。


<参加者>

【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>2
鹿ノ子
モイモイ
ダイ

【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>3
チキ
ノノ
ミルラ

【ぷよぷよシリーズ】より (3人) 詳細>>4
シェゾ・ウィグィィ
シグ
ささきまぐろ

【BEMANIシリーズ】より (3人) 詳細>>5
レイシス
スミス氏
パステルくん

【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>6
クライヴ・ローウェル
ヴィクトール・フォントネル
ブライ・マグワイア

【作者枠】 (3人) 詳細>>7
Ga.c=evo.
寺時
ウィオ

【逃走中#07 MVP】 (2人) 詳細>>8
アルフォンス
ウーノ

計20名



逃走中#CR09 シード枠争奪予想アンケート実施中!
※締め切りました


※重要なお知らせ※ どなた様もご一読願います。
>>44


◎AfterBreakTime

 ①『過去を、未来を、今を守れ!』 >>9
 ②『音に集いし仲間達』 >>23
 ③『もう1つの『可能性の世界』』 >>33


以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。

Re: 逃走中#CR08 新訳・むらくもものがたり ( No.25 )
日時: 2021/02/03 08:43
名前: YUMA (ID: 6SeEpuIV)

ユマです。

風船割り対決の顛末...レイシスが外してゲームスタート、そのまま確保ですか...及び...ユマもクッパならランダム設定で気まぐれ次第で風船が割れる様に仕込んだりしますね、うん。

そして...最悪な事態が仮にも起こってしまった場合は...そうですよね、よその世界でも弊害は出るよね。刀剣に至っては...獄卒を主人にしてる大包平さんの弊害が酷いと。

そして、何かしら今回街が過去の同じ場所に書き換えられた事から違和感を感じた人も少なくないと。怖いですね。最初から敵にマウント取られてる感じですし。

ではこの辺で。

Re: 逃走中#CR08 新訳・むらくもものがたり ( No.26 )
日時: 2021/02/03 10:29
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: 9igayva7)

どうも。おろさんです。タイミングを掴めずなかなかコメント出来ていないこの頃です。(余計なこといってたとしたらすみません;)

・・・ついに始まりましたのですか8回目の逃走中。ぷよぷよシリーズからはARSの『S』陣が、ポップンからは和風系(?)の3人が登場したのですか。

百鬼姫「鹿ノ子という者が担当している曲といえば『凛として咲く花のごとく』!ひなビタ♪のまり花殿がバンドを結成したいと思うきっかけでもある神曲ではないか!」

スネーク「随分と調べあげたんものだな・・・「この話はをネットとかで検索したりすればその内容はすぐ出てくるはずじゃぞ。」いや、そう言う意味で言った訳じゃないんだが・・・」

なんだかんだで、OPゲームが終わって早速確保者が・・・ていうか今までので、OPゲーム終わって確保者出なかった時ってあったっけ。いつあったっけ(ry

・・・そして、ABTの方は・・・って、ああああああああああ!!!!MZDさあああああああああああん!!!前回の話の最後の所で嫌な予感がしたけど当たってしまったああああああああああ!!!!!

登場していなかった間に邪神にされた可能性があると言うメフィスト・・・ココロが無いのだとはいえまたとんでもない悪事を・・・

メフィストといえば、彼と手を組んでいた方々か今どうなってあるのかもちょっとだけ気になります。
3回目の時に、メフィストに連れていかれたマホロアや、ベリト等、莉愛さん同様に道化師にされた連中、何故か手を貸していたモノクマ・・・

色々と気になるところもありますが、今回はこれで失礼します。それでは。

Re: 逃走中#CR08 新訳・むらくもものがたり ( No.27 )
日時: 2021/02/03 22:23
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 6..SoyUU)

どうもです。灯焔です。
いい加減叶ってほしい願いがやっと叶って心底安心しています。もし駄目だったら気落ちしてまた体調を崩していたかもしれません。良かった良かった。
……まぁ、でも悪乗りは沢山の方々に迷惑がかかるので駄目なんですけどね。



>>YUMA 様

どうもです。コメントありがとうございます。
レイシスは12番目なので、充分普通に割れる大きさで割ってしまってもおかしくはない順番です。クッパの気まぐれか、空気の限界で割れたのか。ご想像にお任せします。
えむぜさんが消えてしまう=ポップンキャラも消える なので、彼と契約を果たしている大包平にも影響は免れません。想像以上に世界に影響が出そうなので、本部も総出でえむぜさん救出に向かっているわけです。



>>おろさん 様

どうもです。コメントありがとうございます。
彼らの他にも様々なジャンルから様々なキャラクターが参加しておりますので、どうか応援よろしくお願いしますね。
ひなビタ♪ 結成の思い出の曲ですよねー。小説第一弾では鹿ノ子っぽい女の子も登場しましたし。意識はしていると思います。

8回中、成功したのは1回。6回目の時に成功してますね。まぁ本家も失敗の方が多いので…。そもそも成功する確率の方が毎回低いです。
前回連れ去られたのがえむぜさんだと確定。彼を助ける為、メフィストと決着をつける為。運営本部が本格的に動き出します。
彼らに関しては今後分かってくるんじゃないかな。結末がどうなるのか。暖かくお見守りください。

音無町での進捗 ① ( No.28 )
日時: 2021/02/03 22:30
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 6..SoyUU)

 音無町へとやって来たミミニャミ達一同。そして、サクヤから『気になるものがあったら写真を撮って送ってほしい』と頼まれました。
 街を散策しながら気になるものをパシャパシャと撮影していきますが、一緒に歩きながら莉愛は違和感を覚えていました。



莉愛「それにしても…妙。あたしの知ってる音無町に似てるけど、ちょっと違う。どういうこと?」

ミミ「莉愛ちゃんの過ごしていた音無町とは違うの?ポップンワールドにもそんな町はなかったし、MZDも教えてくれなかったし分からないんだよね」

莉愛「いま写真を撮っているのは商店街なんだけど……。あたしの住んでいた頃とは全然違う雰囲気。まるで……色んな時代がごちゃごちゃ混ざっているみたい」

ヴィル「当然だろう。言葉通り『様々な時代の音無町』を彼奴は混ぜたのだからな」

ニャミ「うげぇー…。だからこんなにつぎはぎだらけのおかしな街並みなんだね…」

ヴィル「あの子から『神様』の記憶を奪い、唯の人間に戻してしまえばポップンそのものが無くなる。『JOKER』に成り変わる為にはあの子が邪魔なのはあいつも分かっていたようだが、まさかこんな大胆な手に出るとはな…」

ジャック「だけど、逆を返せばあいつもそんだけ『切羽詰まってる』ってことだろ?ここで完璧に叩き潰しゃいいだけの話だろ」

ヴィル「そんな簡単にことが進むと思うな。仮に選択を間違えてみろ。仮にメフィストがあの子の呪縛を解いていた場合…。魂が世界に繋がっていない。私達の攻撃を彼奴があの子を盾にする可能性もあるだろう」

莉愛「メフィストにとっては神様は消さなきゃならない存在なんだもの。盾にする可能性なんて充分あり得ると思う」

ミミ「それもそうだけど…。こんなちぐはぐだらけの街に閉じ込められて…。可哀想だよMZD。早く見つけて助けてあげなくちゃ!」

ニャミ「はやる気持ちも分かるけどさ、まずはサクヤさんに言われたことしっかりやり遂げよう。あたし達、何も知らない状態でここにいるんだから。ちょっとでも対策を練ってからMZDを助けに行った方がいいよ」



 写真を撮りつつ、早くMZDを助けようと感情のままに口走るミミ。しかし、下手に彼を探して接触した場合、メフィストがMZDに危害を加える恐れがあります。ヴィルヘルムの口ぶりからして呪縛は解けていないのでしょうが、『道化師ではなくなった』彼が傍にいる為どんなことを仕掛けてくるか分かりません。
 ミミをなんとか宥めながら、まずはやることをしっかりやろうとニャミは説得しました。―――そんな中。コツコツとヒールの音を鳴らしながら歩いていた男の足音がぴたりと止まります。部下が振り返り問うてみると、彼は声色を下げて口を開いたのでした。



ジャック「どうしたんだよ急に立ち止まって。ついていかないとあいつら見失うぞ」

ヴィル「……考え事だ。気にせず先に行け」

ジャック「お前の怒りの炎がこっちにまで伝わってきてるから放置するわけにはいかねーんだよ!!口ではあんなことを言っていても、お前が今一番危ない状態なんだからな…!」

ヴィル「部下に心配をされる筋合いなどない。―――あの子が『無理に攫われた』のならば救出せねばならんとは思っている。だが……。もしも。もしもだ。彼が『過去に留まること』を選択したならば……。我々がそれを否定するのは彼を冒涜することに繋がるのではないか、と一瞬思ってな」

ミミ「ヴィルさん…」



 もし仮にMZDが『自分から望んで過去に留まること』を選択した場合、その幸せを奪うことは『彼を冒涜すること』に当たるのではないか、と彼は考えていました。正当な理由があるにせよ、彼が選んだ選択肢を無理やり潰すことは友人としてしたくありませんでした。人のことを一番に考える、あのお人好しの神様であれば猶更。
 その言葉に一瞬迷いを覚えるミミ。しかし、隣で振り向いたニャミがぴしゃりと彼の言葉を遮ります。



ニャミ「それでも。MZDを助けなきゃいけないんだよ!あいつが何を考えてるか、なんて…。きっとヴィルさんの方が沢山分かるはすだよ。下手したらあたし達が消えちゃうし、きっと今まで仲良くなった人達…。サクヤさんやエーデルちゃん達にも絶対影響が出る。あたしはそんなの嫌!」

ヴィル「ポップンの全ての消滅がかかっているのだからな…。私個人の感情で動いてはならないのは分かっている。迷いを抱かせて済まなかったな」

莉愛「まぁ…。でも、あんた魔族にしては随分と異端よね。魔族って……もっと、他人に容赦ない人種だと思ってた」

ジャック「そうか?俺に対しては容赦ないけどな」

ニャミ「部下だからじゃない?大切にされてる証拠だよ!」

ジャック「なーにが『大切にされてる』だ!!どこをどうみればそう思えるんだよ!!!」

ミミ「ジャックが仕事のヘマしてもヴィルさんそんなに怒らないからねー。報告書の山が凄いけど」

ニャミ「まーまーどーどー。とりあえずここらで気になるものは一通り撮れたし、写真サクヤさん達に送って別の地区まで移動してみようか」

莉愛「そうね。……あっちに公園らしき場所が見えたわ。行ってみましょう」



 商店街での撮影を終え、写真をサクヤのいるメインサーバまで送信するニャミ。それを待った後、一同は公園が見えた地区まで移動することにしたのでした。
 ―――歩けども歩けども、自分達以外の足音が聞こえてきません。トリコロシティがそのまま上書きされたのならば、ちぐはぐでも人はいるはずだと思っていた彼女達は、風の音すらしない静かな街並みに少しだけ不安を覚えていました。



ミミ「そういえば、街に入った瞬間から感じていたことなんだけど…。生活音も何も聞こえてこないよね。この街だけ時間が止まっているみたい。不気味だね…」

莉愛「多分、色々な時代の音無町を無理やり繋ぎ合わせた弊害が出ているんじゃない?元々トリコロシティに住んでいる住人がどうなったかまではあたしも知らないけど…」

ニャミ「このまま音無町に潰されちゃったら、トリコロシティの人達も消滅しちゃうじゃん!それは絶対に駄目!駄目だよ…。
    そういえばあたしも気になったんだけどさ、こんな過去の街と今の街を混ぜちゃうことなんて、神様なら容易く出来ちゃうの?」



 違う地区への道に差し掛かったところで、ニャミがそんなことを口にします。確かに、街自体を混ぜるなんてこと神様の力をもってしても出来るかどうかは分かりませんからね。その街の人間の人生を潰すことと同意義なんですから。
 ニャミの問いかけをヴィルヘルムは『神でも流石にそんなことは出来ない』と否定した上で、1つとある『仮定』を出しました。



ヴィル「『永久』のような、理を超越した神の力を得れば…。過去と現在を混ぜることは出来るかもしれない」

ジャック「ということは…。メフィストは今『永久』相当の力を使える状態なんじゃないか?やべぇだろそれ…」

莉愛「でも、そんな大それた魔法を使うなら…。代償が沢山必要なはずよ。沢山の人の命とか、自分の命を捧げても足りるかどうか…」

ミミ「MZDそのものを代償にしてることはないよね?」

ヴィル「大丈夫だ、心配するな。もしあの子に何かあれば、呪縛を通じて私の方に痛みとして伝わる筈だからな。それに、繋がりが断たれたならばすぐに分かる」

ニャミ「あ、そっか。今MZDとヴィルさんって魂が世界に繋がれてて、消えられないんだよね」

ジャック「あいつが呪縛を解く方法を得ていなければ、の話だがな…。ま、そんな上手い話はないと思うが」

莉愛「……あ。公園が見えてきたわ。なら…。この近くに『神様の家』があるんじゃない?」

ミミ「MZDの家?!確か焼け落ちたんじゃ…」

ニャミ「MZDが人間として生きていた頃から引っ張って来たのかな?もうわけわかんないけど…。写真に撮って送らなきゃ!」

ミミ「まずは公園を通って行こう!」



 話しながら歩いていると、ふと莉愛が公園である場所を指さしました。どうやら完全に別の地区へと入ったようですね。先に送ったものと同じく、気になるものを次々に撮影していくミミニャミ。MZDの家の話を聞いたところで、彼の家に行くと話はまとまりました。とりあえず、そこに向かう為には公園を通らないとなりませんね。
 そのまま小さな公園へと入りましたが…。そこでミミとニャミは不安を更に募らせることになってしまうのです。



ミミ「ブランコにシーソーに…。いたって普通の小さな公園だけど、ところどころ虹色に光って不気味だよ…」

ニャミ「無理やり混ぜたことの影響が出てるのかな?」

ヴィル「いや、そういう訳ではないと思うが…。この光り方は気になるな。少し調べてみるか」

ジャック「あんまり時間かけるなよ」



 ヴィルヘルムが気になったのか、遊具の虹色に光っている箇所に向かって歩き始めました。それを待っていた他の4人。ふと自分達が入って来た出入り口と反対の出入り口を見ます。そこで―――彼女達の表情が固まりました。


 反対の出入口には女性が1人と、彼女と手を繋いでいる緑の帽子を被った少年が1人。そして、彼に付随するように歩いている『帽子屋のような恰好をした猫耳の少女』と『アリスのような恰好をしたウサギ耳の少女』がいました。
 少年はMZDで間違いないでしょう。しかし―――いるはずがない『彼女』の姿を見て、少女達は言葉を失います。そして……気付いてはいけないことに、気付いてしまったのです。



ミミ「え? あれ? なんで?」

ニャミ「……ないないない、絶対ありえない!」

ジャック「どうしたんだよ2人共。何か変なものでも見えたのか?」

ミミ「MZD、いた。でも……なんで……」

ニャミ「あたし達はここにいるのに……。なんで……?」

莉愛「ねえ、どうしたの? ちゃんと説明してくれないと分からない」



 理解できないとジャックと莉愛が2人に問いかけます。そして―――彼女達は恐る恐る、自分達が見た『真実』を2人に告げたのです。





















『MZDと一緒に歩いてるの……。わたし達だ』

『あたし達の姿をしていたんだよ!!』



 ―――1人、別の場所でヴィルヘルムもその光景を見ていました。1人しか存在し得ない筈の人間がいる…。そして、彼女達にとてつもない『違和感』を感じたのです。この事実に、彼は『自分が想像している以上に厄介なことになるかもしれない』と危機感を覚えるのでした。



ヴィル「(骨が折れるかもしれないな…。最悪、私の魔力の全てで相打ちにできるかどうか)」




 男は、相当厄介なことに既になっている可能性を考えます。止めなければならない。しかし―――もしかしたら、『どこかに犠牲が発生するかもしれない』。
 男は固まる少女達の方向を見て、申し訳なさそうに目尻を下げたのでした。

Re: 逃走中#CR08 新訳・むらくもものがたり ( No.29 )
日時: 2021/02/03 22:36
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 6..SoyUU)

【85:00】








ピリリ ピリリ








パステルくん「わぁ!わぁ!びっくりしたぁ~…。あっ、ミッションだ~!」

Ga.「『残り時間85分から、発見した逃走者の位置情報をハンターに通知するドローンが3機、エリア内に放たれる。』 ちょっとまってこんな序盤からドローン??? 殺意高すぎね?」

モイモイ「『逃走者の位置情報は近くのハンターに通知され、逃走者を確保に向かう。』 あ、今回はハンター全体に通知じゃなくて『近くのハンター』に通知なんだモイね。見つからないことに越したことはないけど…」

ブライ「『それを阻止する為には、エリア内に3ヶ所ある『ドローン停止装置』のレバーを動かし、ドローンを止めなくてはならない。』 3ヶ所かぁ…。移動するとドローンに見つかる可能性も跳ね上がるんだよね」

シェゾ「『『ドローン停止装置』は各ドローンの色(赤/青/緑)と繋がっており、起動させた装置と同じ色のドローンが停止する。』 成程な。同じ色のドローンが止まるのか」

アルフォンス「『また、各レバーはロックがかかっており、『条件を満たした』逃走者でないとロックを解除できないので注意すること。』 誰でもいいという訳ではないのだね…。条件に関しては行ってみないと分からないけど、これは…。序盤からきついぞ」

スミス「『また、ミッション①終了時ドローンが1台でも残っていた場合、ドローンはゲーム終了まで消滅しない為注意すること。』 これクリアできなかったら後々困る奴じゃないですか!何としてもクリアしないと…!」

チキ「『じょうけん』って、どんなやつなのかなぁ?行ってみないと分からないよね?」

ダイ「どげんかしてドローンば止めな大変なことになる!装置ん場所は…」

寺時「『ドローンが残る』ということが厄介よね。後のことも考えて、ここはリスクを冒しても動いた方が良さそうだわ」





 早速今逃走中のミッション①スタート!
 って、序盤からいきなりドローン?!逃走者に牙を向くの速すぎないですか?!ドローンに見つかってしまうと、位置情報が近くのハンターに知られてしまい、ハンターに追われてしまいます。ハンター全体に通達ではないのが幸いなのですが、これが残ってしまうと厄介になってしまいますね。
 ドローン通報を阻止する為には、エリア内の3ヶ所にある『ドローン停止装置』のレバーを上げる必要があります。ドローンには赤・青・緑の3色があり、上げたレバーの色と同じ色のドローンが止まるみたいですね。
 また、装置に辿り着いたからといってレバーが上げられるかといったらそうではなく。各レバーにはロックがかかっているらしく、『条件を満たした』逃走者でないとロックを解除することができません。こんなん序盤でやっていいのか。
 また、大変なことにミッション①でドローンを1台でも残してしまった場合、そのドローンはゲーム終了まで消滅せず逃走者を追い詰めるとのこと。気を付けて!





ミッション① 『ドローンの通報を阻止せよ!』
残り時間85分から、発見した逃走者の位置情報をハンターに通知するドローンが3体エリア内に放たれる。逃走者の位置情報は近くのハンターに通知され、逃走者を確保に向かう。それを阻止する為には、エリア内に3か所ある『ドローン停止装置』のレバーを動かし、ドローンを止めなくてはならない。『ドローン停止装置』は各ドローンの色(赤/青/緑)と繋がっており、起動させた装置と同じ色のドローンが停止する。また、各レバーはロックがかかっており、『条件を満たした』逃走者でないとロックを解除できないので注意すること。また、ミッション①終了時ドローンが1台でも残っていた場合、ドローンはゲーム終了まで消滅しない為注意すること。





ヴィクトール「ドローンを止めに行けばいいんだな。装置とやらを探す」

鹿ノ子「その『ロック』っての、アタシの蹴りで何とかならないかしら?とにかく行ってみるしかないわね!」

チキ「よーし!マルスのおにいちゃんみたいに活躍するぞ~!」



 ミッションに向かう逃走者……。



シグ「うーへー。ハンターもこわいけどドローンもこわいぞー。かくれてるー」

ウーノ「動いてもいいんだが…。ちょっとこの広さでどこにあるか分からない装置を探すには無謀だ。移動はしつつ、見つかったらレバーを上げることにしよう」



 ミッションに参加しない逃走者……。



ブライ「とりあえず…。10分しかないのだからしらみつぶしに探しても仕方がない。序盤でこんな移動リスクのあるミッションを出したということは、装置は目立つところにある筈だ。マップで目立ちそうなところを目星にして探していこう」

アルフォンス「さて…。移動にリスクがつくミッションだね。ここは動きたいところだけど…。とりあえず今の地区でありそうな場所を探してみようか」



 様子をみつつ計画的に動く逃走者もいるようです。さて。序盤からドローンという脅威が迫る中、どうする逃走者達…?!










【84:49】





~南地区 住宅街~





ウィオ「うわー…。せっかく招待を受けて参加したのに、こんなに難易度が跳ね上がっているなんて聞いてないよー…」



 2回目の参加となるウィオ。どうやらポップンを知っていたということで招待の白羽の矢が立ったようですが、『好きだ』と言っているキャラクターの作品を知らないなどどうにも不思議な点の残る逃走者です。まぁそんなことは今はいいのですが。
 ミッションを失敗してしまうと、最大3台のドローンがゲーム終了まで逃走者を追い詰めると聞き、参加しなくてはならないと躍起になっています。



ウィオ「ドローンを何とかしないとゲームが終わるまでいるんでしょ?そんなの全滅一直線じゃないか!止めないと」



 移動を始めるウィオ。そんな彼に近付く人物が。どうやらハンターではないようですが。














チキ「あっ!えっと…。たしか、ウィオさんだよね!さくしゃさん!」

ウィオ「もしかしてチキ?」

チキ「うん!チキもミッションに参加しようとおもって『そうち』を探してたんだよ!」



 近付いてきたのはチキ。彼女も南地区で装置を探していました。ウィオが出てきた為気になって近づいたようですね。
 ちなみに彼らとは合流してませんが、離れたところに―――。








ノノ「そうちはどこだー?ドラゴンになっちゃえばすぐに探せるのにー」



 ……竜になれないことでぷっくり頬を膨らませるノノがいます。





ウィオ「装置を解除するには『条件』が必要で、それに合わない人だけだと無駄足になるってことだよな。つまり…一緒に行った方が得、か」

チキ「チキ、その『じょうけん』ってのはよく分からないけど、ウィオさんと一緒にいくよ!せっかく会えたんだもん!そうちまで行こう!」

ウィオ「俺も元々そのつもりだったし、一緒に行こう。見当が付きそうな場所を当たって行こう。時間がそもそもないからね…」

チキ「チキ、あの虹色にぴかぴか光ってる公園が気になる!あっちいってみようウィオさん!」



 一緒に行動した方がメリットが多いと考えたのか、ウィオとチキは一緒に行動することに。その行動が裏目に出ないと良いのですが…。
 彼らがその場を去った数刻後、ノノも……。



ノノ「ここら辺には無さそう!もっと広い場所さがそー!」



 ノノも移動。ドローンがひしめく中、移動は発見されるリスクが付きまといます。どうにかして回避してほしいところですが―――。









































ドローン(緑)『…………』




 ウィオとチキ、ノノの付近にドローンが近付いてきていました…!双方見つかってはいないようですが、ドローンは常に移動を続けています!更に捜索範囲も広い為早めに発見して退避しなければなりませんが…。
 3人の運命は―――?!


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