二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ローグの恋
日時: 2021/07/25 06:15
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

剣咬の虎 2作品目
大魔闘演武が終わってからの物語

Re: ローグの恋 ( No.15 )
日時: 2021/07/26 08:30
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

十五章

薬草と花が見付かりギルドに戻って来た
ギルドを空けて出たけど大丈夫かな
医務室にはクリスがいる筈だ

俺見てくるとローグが言う
フロッシュはこの花の名前ってなんだろ~
確かに図鑑にも無かったもんなと言う

医務室の扉を開けたローグが固まった
おいローグとオルガが言ったのだ
少し固まって中に入る

暫くは目を覚まさないって言ってたのになと言う
本来ならいる筈のクリスが何処にもいない
書置を持って医務室から出てきた

「おい、ローグこれ」

あぁと言う
フロッシュがクリスいないのと言った
書置きは迷惑はかけられないのでと書かれてある
まさかあの傷だらけの身体でと言ったのだ

探せばと言いたいが多分匂いは残ってない
かなり時間がたってるしなと言う
迷惑はかけられないかと呟く

何故助けを求めて来ないのだろうか
あんな傷を追っていて何でと考えた
途端にガタンッと音が

「まさかクリス 嫌それだったらフロッシュが気付く」

丁度スティング達も帰って来た

「おい、お前大丈夫か 傷だらけじゃないか」

その言葉に大丈夫だと言う
何処がだとツッコミを入れられてしまった
全くクリスと言いあんたと言い頑固だなと言ったのだ

するとクリスが居たのかと言う
あぁもう居ないがなと言った
その言葉を聞い無言で歩きだす

「おい、その傷で無茶だ」

平気だと言って何処かに歩いて行った
なんだったんだ
それより迷惑はかけられないと言うのはどう言う事なのか考えだす

追われている事に関係があるのかも知れない
もしかしたら牙の里と関係があるのかもと呟いた
そして2つの力の事も気になったのだ

Re: ローグの恋 ( No.16 )
日時: 2021/07/26 08:58
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

十六章

あれから探したがクリスは見付からなかった
そして教えられてた山小屋にもいない
あの書置も気になる
迷惑はかけられないと書かれた事だ

今は仕事で別の場所に来ていた
そしてフェアリーテイルと遭遇したのだ

「よぉーローグ」

お前達も誰かを探してるのかと言う
あぁと答えた
俺達と同じだなとリリーが言ったのだ

傷が酷いから保護したんだが
書置を残して居なくなっててなと言う
ガジルがお前の所でもかよと言った

「未だに見付からないとなると心配でな」

しかしこうも見付からないとはなと言う
お前達の所でも同じなら居場所教えられてるんじゃと言った
それがそっちももぬけの殻だと言ったのだ

全く同じ状況だ
お互い見付かると良いな探し人と言う
そうだなと言った

フロッシュがローグと言う
お前も心配なんだよなと言ったのだ

クリスside

ここを新たな拠点に急遽したけど
大丈夫だよねと呟く
今の所稼ぎは何とかなってる
それもいつまで持つか解らない

流石にこの姿で彷徨くのはと考えた
解りにくく見付かりにくい姿になる
子供も良いのだが違和感を感じさせるのだ
街の中では良いかも知れないが流石にそれ以外の場所で
子供の姿をしてると違和感に気付かれるから

「よし、これなら良いか 中々似合う」

水面に映る姿を見て完璧と言う
さて依頼を受けにいかないとな
今の稼ぎじゃ足りない

支度を済ませて街へと向かった
姿を変えたからか何か違う街に見える
2、3軒の依頼を受けたのだ

これとこれは割りと近く
あれとこれは少し遠いけど大丈夫
さて済ませて戻らないといつ気付かれるか解らない
そう言って走り出した

Re: ローグの恋 ( No.17 )
日時: 2021/07/26 12:06
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

十七章

ギルドに戻って来たローグ
スティングが駄目だった見たいだなと言う
何も収穫無しじゃ難しい

少し息抜きして来るとフロッシュを連れて出た
確かに息詰まりしそうだ
フロッシュも気にしすぎてしまい時より上の空

「それはお前だろ ローグ」

何を言って俺はと言うがルーファスから
顔に出てるんだと言った
言葉にださなくても解ると言う

気晴らしに出掛けてこいよ
そして落ち着いたら探せば良い
その言葉にそうだなと呟いた
会えない訳じゃないんだからなと言う

クリスside

依頼が終わり街まで来ていた
まぁ報告もあったし
さてどうするかな

確か今日はと呟く
行って見るかあの場所へ
途端にカエルの着ぐるみを着たエクシードがこっちに来る
見付かる訳にはいかない

裏の路地に入り姿を変えた
巻き込みたくないからごめんねと空へ羽ばたいたのだ
おいフロッシュどうしたと声が聞こえる
クリスが居た気がしたの~と言う

真下にいるローグがそうかと言った
上空からその光景を眺めてあの場所へ向かったのだ
里の仲間が眠るあの場所へと急いだのです

Re: ローグの恋 ( No.18 )
日時: 2021/07/29 13:01
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

十八章

出掛けてから随分と落ち着いた
依頼を持ち出ようとしたらスティングが一緒に行くぞと言う
大丈夫だと言うとそんな顔でかと言ったのだ

「ローグ君顔にでてますよ」

俺はそんなつもりはと言った
無意識なんだなと言う
それにその依頼近くなんだろクリスさんのと言ったのだ

もう居ないと解ってても行ってしまう
別にそう言う訳じゃと言ったのだ
フロッシュがローグ最近笑ってないと言った

「フロッシュにここまで言われるとはな」

気恥ずかしいからやめろと言う
先に依頼だなと言った
数時間してその依頼を終えたのだ

途端にドーンッと音がする
フロッシュがローグ居るよクリスと言った
その方向からはもう一つの魔力を感じていたのだ

そっちに走って行くと
クリスともう一人がやりあっていた
それはこの間ギルドに来た奴だ
体力の消耗か攻撃力が弱まっていたのである

危ないと助けたローグ

「どうして ここに」

仕事帰りの途中でフロッシュが気付いたんだ
後ろからもう一人の姿が見えた
それはガジル達である

「ラギス お前何で勝手にいなくなるんだ」

どうやらこちらもだった見たい
てっスティングとローグじゃねぇーかと言った
それにこの状況はと思ったのだ

敵と思われる下部しもべがガルドさんこいつら
成長してますがと言う
ガルドと呼ばれた男はこのアホ成長する筈ねぇーだろと言ったのだ

その場のに居た全員が固まった
成長する筈がないってとスティングが言ったのだ

「本来の姿を見せる訳にはいかないのよ」

確かにとラギスも同意した
嫌々ちょっと待て成長しないってどう言う事とレビィが言ったのだ
ガルドはこいつらは呪いによって成長が止まってんだと言う
まぁ呪いが解けるかも解らんがな

「クリス それ以上傷を増やすな」

しかしそれでもやらなければと動き始めローグの腕をすり抜けて行く
ラギスもフラフラなのに何でと言う

ガルドからこう呼んだ方が良かったか
ファングピューピル
ファング結晶クリスタル

「何故お前がその名を」

いやはや調べた甲斐があったと言う
生きた宝石と結晶とは運が良い
その力を使いこの世界を変えようではないかと言った

「誰が貴様らなどに使うか」

無茶だよこんなのと言う
仕方がないラギスとクリスの声が響く
その声にあぁと言った

その途端に膨大な魔力が溢れる

「まさか 消滅させるつもりか」

ガルドは何と言った
力が消滅すれば済む話なら
今、この場で消滅させてあげるわよと言ったのだ
その言葉を言った途端ドカーンッと音がしたのである

レビィが嘘でしょと言う
フロッシュがクリス~と駆け寄る
意識がないまさか本当に死んだんじゃとレクターが言った

「んっ………ローグ……フロッシュ」

良かった生きてる

「俺も……何とかいきてらー」

ラギスあんた一瞬弱めたでしょ威力と言った
そうでもしないとここら一帯ぶっ飛んでたからなと言う

「嘘だろ あの状況で生きてるなんて」

そっかガジルさんは知らないんだあの事と言う
リリーが何だスティングあの事ってのはと言った
呪いの事ならさっきと言ったのだ

嫌、違うと言った

「ガジル 呪いのせいで死ねないんだ」

ちょっと待てそれ本当なのか
それは紛れもなく本当だとスティングが言った
瀕死状態であるにも関わらずだ

だから無茶をしてでも動く
それより早く手当てをと言った
ギルドに戻るぞと言う

スティングがしかしあいつローグに似てたなと言う
確かに似てましたね
クリスを抱えて歩くローグ
疲れたのか寝ていた

「どうしたローグ そんな顔して」

疑問に思ってなと言う
ガルドが言ってた成長が止まってると言う意味だ
確かに言われて見ればと言った

呪いの事は聞いてはいたが成長が止まってるとは聞いてない
目が覚めてからだ

ギルドに着くとお帰りないと声が聞こえた
それにクリスまで一緒たとは驚いたぞ
ミネルバ様傷の手当てをと言う

確かにそうだな
起きたら話を聞かないとならない
だが今は傷の手当てが最優先なのです

Re: ローグの恋 ( No.19 )
日時: 2021/07/26 13:45
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

十九章

あれから数週間が過ぎた
クリスはベットに座れる様にまで回復していたのだ
良かったですとユキノが言う

「クリス 何であんな書置を残してでたんだ」

確かにそれはあるなとオルガが行った

「迷惑をかける訳にいかなかったし 巻き込みたく無かったから」

余計な被害が出るのを防ぐ為かとミネルバが言う
その言葉にコクリッと頷く
確かにあんな魔力を持ってたら流石になと言った
だからギルドにも入らなかった訳だ

けどもう大丈夫なんだろとルーファスが言う
消滅させちまったんなら心配はと言った
フロッシュがクリスと言ったのだ

「消滅はさせたけど それは一時的に過ぎない 体内の何処かにある宝石を取り出さないと同じ繰り返し」

なっそれじゃぁと言う
つまり状況は振り出しに戻ったって事ですか
それより成長が止まってるってどう言う事だと言った

成長が止まってるってローグ様
クリス様は成長してるではありませんか
スティングが俺もはっきり聞いたから間違いない

この姿は変身魔法を持続させてるからと言う
ルーファスがちょっと待ってくれないか
持続って事は発動したままと言う事なのかと言った

「そうだよ 解くつもりはない」

本来の姿は誰にも晒したくないからと言う
けど何かの拍子にその持続が解けたらと言った
自分自信で解かない限りは大丈夫と言ったのだ

それよりどうするんだスティングとミネルバが言った
一時的に消滅させたとは言えあの魔力大量放出はどうする
クリスの体内にある宝石がいつ蓄積するか解らん
このままセイバーに置いておかねば大変な事になりかねん

「確かに それは一理あるな」
 
解ったと答えたスティング
それより良いのか半ば強制的にギルドに入る事になるがとクリスに言った

「厄介なギルドに捕まったもんだよ全く」

おい、それ言うかと言った
けど笑ってるし大丈夫だろ
そこじゃねぇーよと言ったのだ


Page:1 2 3 4 5



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。