二次創作小説(新・総合)
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- ローグの恋
- 日時: 2021/07/25 06:15
- 名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)
剣咬の虎 2作品目
大魔闘演武が終わってからの物語
- Re: ローグの恋 ( No.1 )
- 日時: 2021/07/24 19:26
- 名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)
一章
俺は未だにあいつの事を思う
あの時助けてくれたあいつ
けれどあいつは隣にいない
何故ならあいつは俺を庇って………………………死んだ
そして現在の剣咬の虎
おーいローグ大丈夫か
あぁ平気だ
さっきからフロッシュが呼んでんぞ
「ローグ 大丈夫」
「あぁ大丈夫だ 仕事行くか」
相棒のフロッシュと共に仕事へ出た
これローグなら簡単だ~と言ってる姿は何とも言えない
終わったら好きなものかってやるかと考えたのだ
数時間で仕事を終えた
終わった時は時既に夕方
何処か泊まるしかない
街まで来ると宿を確保する
少し街の散策と歩くとあいつがいた
確か死んだ筈だと言い聞かす
瓜二つにしては似すぎてる
フロッシュがローグと言ってはっとした
悪いなと擦りながら散策を終えて宿へ
しかし俺はあいつの事が気になっていた
何で生きてるのかも解らない
だってあいつはあの時とそこで思考が停止する
そんな事を考えながら就寝した
翌朝を迎えるとギルドに戻ったのだ
「大丈夫かローグの奴」
「確かに少し変だぞ」
仲間達からそんな声がきこえた
大丈夫ですかローグ様とユキノの声がする
別に何もないと答えたのだ
フロッシュがローグ上の空と言った
おい、大丈夫かよそれとスティングの声がしたのだ
何があったかは知らんがフロッシュにだけは心配性かけるなよと言われた
- Re: ローグの恋 ( No.2 )
- 日時: 2021/07/24 20:39
- 名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)
二章
あれから随分経った
今はスティングと一緒に依頼に来ている
この依頼本当に大丈夫かと思えた
「ここらへんですねスティング君」
スティングの相棒レクターが確認をする
「そうだな まだ出てきてはねぇーな」
魔物の討伐で来てるのだ
しかし本当にでるのかと言うローグ
待って見るしか無さそう
野宿なので焚き火
フロッシュは疲れたのか寝てる
他の獣に襲われない様に気を付ける事に
そして寝静まった頃だ
ズシンッ ズシンッと音が聞こえた
その音でレクターとフロッシュが起きたのである
「この音が討伐の魔物なんでしょうか」
確かに音だけでの判断は難しい
その音が近付いてきて正体を表した
間違いなく討伐の魔物だ
レクターとフロッシュには隠れてる様に言った
標的になりかねないからだ
数時間して仕留めたのである
しかし何か眠くなってしまいそのまま寝てしまった
レクターとフロッシュの声が遠くに聞こえるのを聞いて目を閉じたのだ
そして見知らぬ場所で目を覚ました
途端にローグとフロッシュが飛び付いて来たのである
「お前もかスティング」
「あぁ 確か魔物を討伐して眠気に襲われ寝たのまでは覚えてる」
レクターここへは誰が連れて来たんだと言う
確かに知ってるかも知れない
フロ~達を助けてくれたのはお姉さんと言った
お姉さんと?が浮かぶ
レクターがそうですよと言った
嫌、ちょっと待て女性に俺達が運べる訳ないだろ
現にそうなんですよスティング君とレクターが言った
途端にキィーッと扉が開く
目が覚めたんだと言う
フロッシュがお帰りと言った
籠には沢山の果実が入っていたのだ
「おいローグ 大丈夫か」
「………ク………リ…………ス 生きて………たのか」
ローグの目には涙が
フロッシュが心配して近くに行く
レクターもローグ君と言った
クスッ久しぶりねローグと言った
知り合いなのかと言うスティング
あぁと返すローグ
全く何であんな無茶するのよと言った
レクターがあの魔物ですかと言ったのだ
「あの魔物は催眠の粉を持ってるから」
えっと固まる
「依頼書には何もかも書かれて無かったぞ」
討伐を頼まれた魔物の名前はスリピアンよと言う
名前からして気付きなさいよと言った
フロッシュが助けてくれてありがとーと言ったのだ
まっあのままあそこで寝てたら他の魔物に食べられてたしねと言う
「他にもいるんですか」
「寝た獲物を捕らえる魔物がね」
つまりそれってとスティングが言う
あのまま寝てたら食われたって事だ
まだ催眠の粉が切れてない見たいねと言った
多分討伐した時に大量に催眠の粉を浴びたのかもと言う
催眠に聞く物採って来ると言った
- Re: ローグの恋 ( No.3 )
- 日時: 2021/07/24 20:38
- 名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)
三章
山小屋での生活は3日続いた
ようやく催眠がきれたのだ
「これでやっと帰れる」
喜びだすスティングだがローグは腑に落ちない
何で生きてるのかさえ解らないのだ
フロッシュがローグと言った
「帰るかギルドに」
これと渡された物は朝ごはん
帰りながら食べてと言う
ありがとうございますとスティングが受けとる
忘れ物はないし大丈夫だ
会えて嬉しい筈なのに素直に喜べない
「クリス その」
途端にクリスの人差し指が俺の口元へ
言いたい事は解るけど今ローグがやるべき事は何と言った
その言葉にそうだなと呟くと離れたのだ
また会いましょと言うとあぁと答えを返した
そしてギルドへ帰る道へと進んだ
「ローグ 少し笑ってる~」
フロッシュのその言葉でそうかと言う
お前でもそうやって笑うんだなと言った
頼むから言わないでくれ
戻ったらいじり倒されるのが見えていた
特にルーファスなんかあり得そうだ
レクターがそれより良かったんですか置いてきてと言う
「大丈夫だ 魔力持ってた」
それは安心だなと言う
朝食を食べながらゆっくりと帰った
ギルドに戻ると遅かったなとルーファスが言う
あぁちょっとあってなと言ったのだ
ローグ様何か良いことあったんですかとユキノが言う
何故そう思うと言った
笑ってるからな今のお前とオルガが言ったのだ
まぁ良いことがあったのはあながち間違いではないなとスティングが言った
そうなのかと言った
「おい、スティング」
言ったりしないから大丈夫だと言った
- Re: ローグの恋 ( No.4 )
- 日時: 2021/07/25 05:57
- 名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)
四章
クリスと会って随分過ぎた
この日はフロッシュと一緒に仕事に来ていたのだ
直ぐ済んだのでこれから帰る
「ローグ フロ~お腹すいた」
頑張ったもんなと言う
何か食べて帰るかと言った
その途端にだ
ドーンッと音が聞こえたのだ
まさか他にもと言うとそこにはクリスの姿が
しかもあの攻撃で瞬殺
シュタッと着地するとこちらに気付いた
「クリスだ~」
仕事帰りと言うとあぁと言う
そっちはと言った
頼まれてと言ったのだ
ギルドには所属してないらしい
倒した怪物を漁っていた
これかなと手に取る
それはとても綺麗な鉱石だ
「クリス 話がしたいんだが」
「良いよ」
先にこれ届けて来ると言って飛んで行った
数分すると戻ってきたのだ
変身魔法が使えるのかと言ったのです
使えるよ何かと便利だしと言う
それで話したい事ってと言った
途端に黙り込む
無理に話そうとしなくて良いのよと言う
けどと言うが話したい事聞きたい事が沢山ありすぎて
言葉にでない
「クリス とっても良い香りする~」
あら、ありがとうと言った
フロッシュ何て大胆なと言いたいが話せない自分がいたのだ
ローグ私暫くは街に居るからと言ってそっち方面へ向かって行ったのだ
何で肝心な時にと思う
話をするのに何から切り出して良いか解らない
街に居るならまた会えるし大丈夫と解った
数日が過ぎた
この日はフロッシュの新しい着ぐるみを買いに来ていたのだ
勿論カエルの着ぐるみである
新しい着ぐるみを買い終えるとクリスを見かけた
確か街に居るんだったよなと呟く
けど、どんな話で切り出して良いか解らない
そんな事を考えていたら声をかけられたのだ
「ローグじゃない」
その声にフロッシュが反応した
嬉しそうに抱き付いて行く
なんだか気まずい自分がいたのだ
けど、チャンスだと思ったのです
「クリス 話がしたいんだが今良いか」
大丈夫だよと言う
立ち話もなんだからあそこ入らない
それは人気の店だ
そうだなと言う
店に入り飲み物と後これと頼む
良いのかと言った
隣のエクシードパートナーでしょ
退屈させるつもりと言った
あっと言ったのだ
注文品が来るとあの日の事から話だした
「クリス あの時俺を庇って死んと思ってたから」
ゆっくりヒモをほどくよくに言葉をつむぎだせた
「確かにそうだよね けれど私も忘れてたんだ呪いの事」
その言葉に呪いと言った
顔が暗くなり沈む
笑っていた顔が嘘の様だ
クリスは呪いの事を教えてくれた
それは死ねない呪いと
何度か本当に死にたと願った事もあると言う
けれど呪いのせいで死ぬ事ができない
「呪いを解こうとは思わないのか」
「解けないのよ解きたくても 色々調べたけど詳細が解らないし一切不明なの」
呪いに関する本を全て読み漁った
けれどどの本にも呪いを解くものが無かったらしい
今は自由気ままに暮らしてると言う
クリスは驚いたと言う
俺は確か生きてた事に驚いたが呪いを持ってたなんてなと言う
隣のフロッシュはあのパフェを食べ終えていた
さて帰るかフロッシュと言う
財布からお金をだそうとすると奢りだからと言った
何だか申し訳ないような気持ちになったが
聞きたい事が聞けたので甘える事にしたのである
店から出ると視線を感じた
まぁスティング以外の視線だ
ギルドに戻ったらの事が大いに想像できそうだが
ここはあえて無視
クリスがあの山小屋に居るからと伝言を残した
解ったと答えると次の街へと向かって言ったのだ