二次創作小説(新・総合)

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ローグの恋
日時: 2021/07/25 06:15
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

剣咬の虎 2作品目
大魔闘演武が終わってからの物語

Re: ローグの恋 ( No.10 )
日時: 2021/07/25 17:47
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

十章

クリスside

あれからずっと逃げ続けて来た
ここならと大きなたいぼくの影に座り込む
まさか来たりしないよね
そう思うと怖くてもっと奥に行かないとと思ったが
正直疲れて動けない

少し休んだらまた移動しなきゃと呟く
けどやけに眠い
それもその筈寝ていないのだ

「少しだけ ほんの少しだけ寝なきゃ」

姿を戻すのを忘れて寝てしまった

一方ローグは仕事で近くまで来ていた
フロッシュと一緒にとある事を調べにだ
それはクリスの呪い

「ローグ ここにも無かったらどうするの~」

そうだなまた別の場所へ探しに行くしかと言う
けど早く見付けなきゃならない
クリスをそして呪いの解き方を

それにはまず牙の里を調べる必要がある
何があったのかさえ解れば助ける事が出きるのに
何も出来ないよりは増しだ

「フロッシュ 少し大変かも知れないが頑張れるか」

フロー頑張るクリスの為にと言う
そっかと呟いて里に関する事と呪い関する物を
片っ端から漁ったのです

Re: ローグの恋 ( No.11 )
日時: 2021/07/25 19:07
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

十一章

久しぶりにギルド戻って来た
ローグ心配したんだぞと言う
気になる事があって調べてたと言った
それは仕事に関係あったからなと言ったのだ

余りにも遅いから心配したぞ
悪いちょっとばかし読み更けてた

「全く そうなるとある意味手が付けられないからなお前は」

オルガからの一言をスルーした
いつもなら怒るのに無反応とはなとルーファスが言ったのだ
今日は帰って寝る
流石に疲れたと言ったのである

フロッシュを抱いてギルドを出る
家に着くとフロッシュをベットに寝かせた
クリスの為に頑張ったんだ
起きたときに何か要るかもなと呟く

「フロー もう食べられない」

寝言かと呟くとその隣で寝た
いつも寝てる筈なのに久しぶりに寝る感覚だ
ゆっくり寝たのが良かったのか
外は夕方を迎えていたのだ

横で寝ていたフロッシュは起きていた
大丈夫かと言うとクリス大丈夫かな~と言う

「心配してくれるんだなクリスを」

だって酷い怪我してたからと言う
そうだなと言った

クリスside 

少しの仮眠をとってようやく動けた
何とか山小屋にたどり着く
暫くはでない方がいいかも

帰って来ると布団に身を投げる
やっと落ち着く事ができる気がした
けど傷の手当てをしないとならない
全身傷だらけ

全く何が手荒な真似はしないよ
思いっきり手荒な事しなくせに
こんな自分が嫌になる
死にたくても死ねない何て辛い

ローグからの『辛くなったらギルドに来い』この言葉が残る
頼りたいけれど迷惑をかけたくないし巻き込みたくない
どうしたら良いのか解らなくなった

Re: ローグの恋 ( No.12 )
日時: 2021/07/25 20:47
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

十二章

ローグは調べた事を考えていた
まずは呪いだ
解ける方法がないのである

そして牙の里には世界を変える力が2つ存在する事
その2つ力を求めて戦争が起きて
その力を手の届かない所に分散させたと書かれてあった

2つの力は強力で使い方を間違えば世界を滅ぼし兼ねない存在と言う事だ
そしてそれは体内に造り出される結晶クリスタル
もう一つ存在する宝石が必要である事
その2つを同時に使わなければ発動しない仕組みになってると言う事

後ろであのローグが考え事とはなと言う
考えていても仕方がない
仕事に行くかと呟く

「ローグ 昨日は良く寝れたか」

「あぁ 気付いたら夕方だったからな」

それ寝すぎだろとオルガが言う
けどそのお陰で少し楽だ
それなら良かったと言った

仕事へ出ると何やら騒がしい
どうかしたのかと言う
話を聞くと傷だらけの女の子を見てと言った

フロッシュがもしかしてと言う
だがそんな証拠は何処にもない
もしクリスだったら来てる筈だ

スティングも知ってるしお嬢だって1度は会ってる
そして何よりフロッシュが良く解るのだ
その情報を聞いてフロッシュと一緒に仕事へ向かった

クリスside

傷も何とかなり街へ向かう
さて何処の仕事を引き受けようか
久しぶりの街だ

しかし何か噂がながれてる
傷だらけの女の子を良く見掛けると言った話だ
まさかラギスと思った
何故なら顔立ちは女の子だからである

さてそれよりも仕事だ
一件の店に入ると依頼を受ける
その店から出ると依頼の品を探しに向かった

近くの森で助かる
その依頼を終えて昼食
食べてると見覚えのあるエクシードがこちらに向かって来た

「クリスだ~」

おいフロッシュ走るな
後ろからローグが跡を追っかけ来ていた
やっと捕まえたと言う

「久しぶりね ローグ」

そうだなと言う
何かぎこちないけどと言った
ローグが実はと言ったのだ
それがクリスじゃなくて安心したと話す

今日出てきたからねと言う
そっかと言った
仕事終わりと言うとあぁと言ったのだ

Re: ローグの恋 ( No.13 )
日時: 2021/07/26 06:53
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

十三章

街での噂がクリスじゃなくて安心した
けれどそれが誰なのか解らない
もしかすると牙の里と関係がある可能性が高かったのだ

そして仕事に向かう途中で声が聞こえた
その声は紛れもなくクリスだ

「おい、ローグ行くぞ」

誰かとやりあっているのだろう
その音が徐々に近づく
抜けた先にはクリスが傷だらけになりながら
戦う姿が入った

息も随分と上がっていた
よろけたタイミングで応戦に入ったのだ

「影竜の斬撃」

流石に酷いんじゃないのかとスティングが言った

「ローグ……手助けは……無用だよ」

そんな傷だらけでと言う
ゆっくりと立つクリス
立つのもやっとだと言うのに
フラフラの状態だ

お前はこの間の奴なのかと言う
増えた所でと言った

「おいおい 剣咬の虎を知らないのかお前は」

何処の誰だろうと関係ないと言う
俺はその女さえ捕まえられたらそれで良いんだと言った

「随分と言ってくれるじゃない 誰があんた何かに捕まるもんですか」

フラフラの状態で何もできませんよとレクターが言った
確かに魔力はとにかくとして体力がと言う
傷だらけでフラフラなのにとフロッシュが言ったのだ

何て状態で魔力を使うんだよとスティングが言う
悪足掻きは得意なのよと言った
その攻撃が当たると倒れたのだ

攻撃を食らった相手も倒れてる

「ギルドに運んだ方が良いな 傷が酷すぎる」

仕事を済ませてからだなと言ってその場から離れた

ギルドに戻るとこれは酷いでは無いかとミネルバが言う
途中で拾ったからなと言った
ユキノが手当て箱持ってきますと言ったのだ

フロッシュが心配そうに見てる
無茶してまで魔法を使うとかどんだけなんだと思う
医務室に運び手当てをユキノとお嬢に任せた

「ローグ 話してくれないか あんな無茶苦茶な戦い方をして死んでも可笑しくないぞ」

確かにスティングの言う通りだとルーファスが言った
レクターがローグ君と言ったのだ

「解った話すから」

ゆっくりと話始めた
全てを話終えるとその場が凍りついたのだ
呪いで死ぬ事さえできないとはなと言う

そして調べた事も話した
まだこれは差だかにできないから何ともいえないと言ったのだ

「なるほどな しかし良くあんな傷だらけで戦えるもんだ」

医務室から2人が出てきた
どうだと言うと何とか手当ては出来たがと言う
暫くは寝るでしょうねと言ったのだ

フロッシュと言うと医務室へと向かった
落ち着かないのだろう
傍に居るくらい問題ない

Re: ローグの恋 ( No.14 )
日時: 2023/12/31 17:44
名前: ツキナ (ID: Hh73DxLo)

十四章

クリスの傷は少しずつよくなっていた
しかし目は未だに覚めない
今はローグも傍にいる

仕事をしてても落ち着かないらしい

「一体いつになったら目をさましてくれるんだ」

聞きたい事が聞けないだろと呟く
あんなローグはじめてだと言う
フロッシュに対しては過保護過ぎるがなとミネルバが言った

確かにそれは否定できないなと言う
スティングがローグ薬草採りに行くんだろと言った
目が覚めないのも心配だが傷を治すのが先だ

「そうだな フロッシュ行くぞ」

離れたくなさそうにしてる
全くあれほど懐くなんてな
そう言えばフロッシュが言ってたなとてもいい香りがすると

ドラゴンスレイヤーより先に気付くなんてとルーファスが言う
確かにそれは言えた
ローグ解るかとオルガが言ったのだ

フロッシュが好きそうな香りか
その言葉にフロッシュにもう一度行くぞと言った
牙の里に咲く花も調べたが解らなかった
探すしか方法はない

「フロー 居る」

前に言ってたよないい香りがするって
それを探しに行くんだと言った
その言葉に解った行く~と言ったのだ

流石ローグだな
ギルドから出ると薬草と花を探しに出た

クリスside

どれくらい寝ただろ
気付くと知らない場所で目を覚ました
ゆっくりと身体を起こす

そこにはギルドの紋章である剣咬の虎紋章が
ここはギルドなのと思考停止
どうやって来たかは覚えてない

「駄目……迷惑はかけられない けど何か書置を」

ふと横に羽ペンと紙がある
それにゆっくりと書いていき手を止めた
これで良いよねと呟く

そ~っと医務室の扉を開ける
誰もいない
気配のない静けさ

ギルドの外にでれば人に見つかる
変身魔法を使い姿を変えた
何とかギルドの外に出ると
セイバーのギルドを見て心でさようならと呟く

戻ってこないうちにその場を離れた
何とか森まで来ると姿を元に戻す
これで良いんだこれで
巻き込まなくて済むから


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