二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中 ~モノクローム・ラビリンス~【完結】
- 日時: 2021/11/09 21:52
- 名前: ウィオ (ID: J69v0mbP)
ウィオ版逃走中第28弾!
今回のステージは全てがモノクロの迷宮!
その迷宮は巨大な異形の悪魔が統治しているらしい。
迷宮に時折出現する懐かしい道具や、懐かしいミッションに翻弄されていく逃走者たち!
果たして、逃げ切る者は現れるのか?
{逃走者紹介}
カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){28}
翠星石(ローゼンメイデン){27}
南 ことり(ラブライブ){21}
嵐 千砂都(ラブライブ!スーパースター!!){1}
優木 せつ菜(ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会){1}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット!){22}
ベンベン(Benben)(Brother Wake Up){8}
ケニー・マコーミック(サウスパーク){2}
アイク・ブロフロフスキー(サウスパーク){2}
花小泉 杏(あんハピ){4}
片瀬 真宵(あっちこっち){4}
天野 灯(となりの吸血鬼さん){13}
黒原 銀(尊き夢の世界){7}
ムーン(Moon(ラブデリック)){3}
ブラック(ブラックチャンネル){1}
さとし(ブラックチャンネル){1}
市井 ひめ(ブラックチャンネル){1}
湯坂 めでる(ツクモガミーズ!){5}
岩倉 あぐら(ツクモガミーズ!){4}
バレッタ(ヴァンパイアシリーズ){1}
マシェッタ(MUGEN){1}
筑波 しらせ(アイドルデスゲームTV){1}
リーゼロッテ・アッヒェンバッハ(アルカナハート){1}
遠野 秋葉(MELTY BLOOD){1}
有間 都古(MELTY BLOOD){1}
マルコ・ポーロ(東方見文録){1}
アクア(この素晴らしい世界に祝福を!){1}
芥川 龍之介(文豪とアルケミスト){1}
斎藤 茂吉(文豪とアルケミスト){1}
木下 ひなた(アイドルマスター ミリオンライブ!){1}
北大路 さくら(アイカツ!){1}
霧矢 あおい(アイカツ!){1}
朝比奈 まふゆ(プロジェクトセカイカラフルステージfeat.初音ミク){1}
チエル(プリンセスコネクト!Re:Dive){1}
毛利 藤四郎(刀剣乱舞){1}
野乃 はな(HUGっとプリキュア){1}
天悪(作者組){2}
ゆうき(作者組){23}
クロノスエボル(作者組){7}
エイジア(作者組){10}
桜木 霊歌(作者組){24}
雄介(作者組){1}
琴葉姫(作者組){2}
モンブラン博士(作者組){20}
エレキング(作者組){2}
ヘキサ(作者組){2}
konakun.(作者組){23}
柊(作者組){2}
天竜(作者組){2}
▽モノクロの世界が舞台!
▽過去のウィオ版逃走中に出てきたアイテムやミッションが登場!
▽いろんな仕掛けがある迷宮!
▽悪ガキ・岩倉あぐらの暴走!
▽裏表が激しすぎる赤ずきんちゃん・バレッタ!
▽果たして、逃げ切る者は現れるのか?
- Re: 逃走中 ~モノクローム・ラビリンス~ ( No.73 )
- 日時: 2021/11/09 16:16
- 名前: ウィオ (ID: J69v0mbP)
>天竜さん
天竜さんもしらせちゃんも確保されてしまいました;
カンナ君はよほど脱出したかったのでしょう←
ミッション⑥は時間短縮です! 第6回にも出て来た巨大オークとゴーレムを倒せば
大幅に時間を短縮できます!
果たして、復活した4人は活躍できるのか? そしてミッションをクリアできるのか?
灯ちゃんの件、修正しました。
>モンブラン博士さん
さくらちゃんは薙刀の達人ですからね~、戦えばかなり強いですよ!
彼女がやる気を見せたので、ミッションに参加する可能性は大です!
果たして、彼女は活躍できるのか?
>クロノスエボルさん
せつ菜ちゃんが復活です! 果たして、せつ菜ちゃんは活躍できるのか?
では!
- Re: 逃走中 ~モノクローム・ラビリンス~ ( No.74 )
- 日時: 2021/11/09 16:19
- 名前: ウィオ (ID: J69v0mbP)
「ミッション⑥」
(緑色の身体の巨大なオークと、土で出来た人型のモンスター・ゴーレムを倒せば、ゲーム時間が短くなる――)
茂吉「なるほど、敵を倒せば残り時間が短くなるのか……」
茂吉「よし、この任務に行こう。時間が短くなるのが良いに越したことはない」
(斎藤茂吉、ミッションに参加――)
秋葉「ミッションが来たわね……。勿論、参加だわ」タッ
(復活者である、遠野秋葉も挑む――)
秋葉「活躍したいんですもの」タッタッタ
都古「やるやるー! ミッションやってやるー!」
(有間都古も、参加――)
リーゼロッテ「巨大オーク? ゴーレム? そんなのいいわ、急いで自首を……」
(ミッションには興味ない、自首狙いのリーゼロッテ・アッヒェンバッハ――)
さくら「巨大オークとゴーレムを倒せばいいのですね……やります!」
(北大路さくらも、ミッションに参加――)
さくら「この薙刀で、葬ってやります!」
(薙刀の腕前が一流な彼女。果たして、オークとゴーレムを倒せるのか――)
マルコ「よし……行こう!」
(マルコ・ポーロもミッションに参加)
マルコ「今度こそ活躍したいんだ!」タッタッタ
灯「ねえ、翠星石ちゃん? このミッション行く?」
翠星石「行ってやるですよ。ミッション③から全然ミッションに行ってませんし」
翠星石「化け物退治なら翠星石に任せろですぅ!」ドヤ
灯「さっすが翠星石ちゃん! そういう意気の良さも可愛いよっ!」ダキッ
翠星石「ぎゃああ!(;゚Д゚)」
(またキツく抱きしめられた、翠星石ちゃん)
柊「巨大オークとゴーレムか……一体何処にいるんだろう?」キョロキョロ
(柊、その2体を捜索中)
柊「ゲーム時間を短縮できるなら、やらないわけにはいかないな」
(その時――)
巨大オーク、ゴーレム「……」ヌッ
(突如、例のモンスターが静かに柊の背後に立った――)
柊「――!?」
(嫌な予感を感じた柊は、咄嗟にオークとゴーレムの攻撃を回避した。オークが縦に振った棍棒が地面に当たり、その地面が大きく割れた)
柊「なっ……なんて威力だ。あれに当たっていたら……。この2体、中々手強そうだな……」
柊「だが向こうから姿を現してくれた! それにゲーム時間短縮のために、逃げるわけにはいかねー!」
(柊、戦闘態勢に入る)
柊「まあ武器無いんだけど……;」
(仕方ないので素手で戦うことにした、柊)
柊「それっ!」ボゴッ!!
オーク「?」
柊「なっ!」
(柊はオークの足にパンチを放ったが、オークはビクともしていない)
柊「全然効いてない……!?」
(オークは頑丈でもある――)
柊「ヤバイ……攻撃が通じないとか……;」
(その時――)
秋葉「焼かれなさい」
ボオオオオッ!!
巨大オーク、ゴーレム「!?」メラメラ
(秋葉が地面に前進する赤い渦を設置し、斜め上に低く炎を噴き上げて攻撃した――)
柊「ほ、炎――!? えっ、秋葉!?」
秋葉「一人では厳しいでしょう? 私、手伝いましょう」
都古「わたしもいるよー!」ヒョコッ
(秋葉と都古が助けに来てくれた)
柊「ありがとう!」
秋葉「いいんですよ。恩人である貴方の助けになりたくて」
都古「わたしもおなじー!」
柊「秋葉、都古――! よし、行くぞ!」
柊「二人とも、気を付けて! オークは打撃が効かないっぽい!」
都古「えっ!? じゃあわたし出番ないじゃーん!;」ガビーン
秋葉「じゃあ魔法で攻めたらいいのね。さっき炎が効いたから……炎で攻撃し続けます!」ボオオッ
巨大オーク「グガアアッ!!;」メラメラ
都古「おおっ! やっぱ効いてる、効いてるぞー! わたしはゴーレムを相手するー!」
都古「れんかんたいっ!!」ドゴンドゴンドゴンッ!!
ゴーレム「ウッ!!;」
(都古は上昇しながら、ゴーレムを三度蹴り上げた。吹っ飛ばされたゴーレムが重い音を立てて地に落ちた)
都古「だめーじ通ってるね! 硬そうな見た目してるけど物理は効くんだね!」
柊「なら、私はゴーレムを攻撃するぞ! はあっ!」ボコンッ
ゴーレム「ッ!」ヨロッ
(順調に戦えている、三人――)
巨大オーク「……!!」ギロッ
(巨大オークは「舐めるな」と言わんばかりに棍棒を横に大きく振った)
柊、秋葉、都古「!?」
ドゴオッ!!
柊、秋葉「あぐっ!!」ドサッ
(反応が遅れた柊と秋葉は吹っ飛ばされ、気絶した――)
《柊 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 13人 [107:15]
《遠野 秋葉 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 12人 [107:15]
都古「えっ!? ちょっと、やられちゃった~!?」
(唯一攻撃を避けられた都古)
都古「ど、どうしよう……わたし一人じゃ無理だよ、こんなの! 物理無効のやついるのに!;」
マシェッタ「そりゃーっ!!」バシュウウン
巨大オーク、ゴーレム「!?」メラメラ
(突如、オークとゴーレムの足元から火柱が出現し、その2体を燃やす)
都古「マシェッタ! って、いっぱいいるー!?」
マシェッタ「ここにいたんだね、例の敵は……」
バレッタ「らんららん♪ ああーっ、敵はっけーん! わー、こわーい!♪」
茂吉「加勢するよ」
さくら「私の薙刀で、やってやります!」
マルコ「ぼ、僕だって戦いたい! 素手だけどやってやるよ!」
(マシェッタ、バレッタ、斎藤茂吉、北大路さくら、そしてマルコ・ポーロが来てくれた――)
都古「うおーっ、これだけいれば、なんだか心強いよ! よろしくお願いっ!」
さくら「はい!」
都古「あ、気を付けて! オークは物理が効かないよ! 魔法だけしかこうかが無いよ!」
マシェッタ「りょ」
さくら「はあっ!!」ヒュン、ヒュンッ
ゴーレム「っ!?」ザクッザクッ
(さくらは踊るように薙刀を振り回し、ゴーレムに連続でダメージを与えていく)
都古「ちょうしんちゅうっ!!」ズドオ!!
ゴーレム「ウガッ!!」ヨロッ
(都古は踏み込んで突進し、肘をゴーレムに打ち込んだ)
マルコ「でええい!!」ボコボコ
ゴーレム「イタ、イテッ」フラッ
茂吉「ふっ!」ズドンズドンッ
ゴーレム「グッ;」ヨロッ
(マルコはがむしゃらにパンチを何度も繰り出し、ダメージを与えていく。茂吉は銃でゴーレムを2回撃った)
ゴーレム「クッ……ウオオオオオオ!!」ブンッ!!
(ゴーレムは怒り、巨大な手でパンチを繰り出した)
さくら「っ!?」
ドゴオオッ!!
さくら「ああうっ!!」ドサッ
(それがさくらに命中した――)
マルコ「さくら!!;」
《北大路 さくら 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 11人 [102:15]
都古「あわわ……また仲間がやられちゃった!;」
(その瞬間、誰かがゴーレムの頭に飛び乗り、両足を挟んだ)
ゴーレム「?」
バレッタ「ゴーレム君、今からキミにはあの世に逝ってもらいまーす!♪ ――あばよ!」
グキイッ!!
ゴーレム「」ドサッ
(そして彼女は両足を思いっきり捻り、ゴーレムの首を折って倒した)
ゴーレム「」チーン
バレッタ「はーい♪ こいつはただの土の塊と化しましたー!♪」ランララン
都古「こっわ……;」ガタガタ
【ゴーレム 撃破】
マシェッタ「そーれっ! 燃えろー!!」ボオオッ
巨大オーク「ヌアアアッ!!」メラメラ
(一方、マシェッタは炎柱でオークを燃やし続けている)
マシェッタ「……」ゼエゼエ
茂吉(しまった……マシェッタが疲れている……)
マルコ(ど、どうしよう! マシェッタに加勢したいけど、魔法なんか使えないよー!;)アタフタ
(ずっと魔力を消費し続けていたせいで疲労してきたマシェッタ。今ここにいるメンバーで魔法が使えるのはマシェッタのみである――)
マシェッタ「ちょ、ちょっと疲れたわい……; このオークしぶといね……;」ヨロッ
巨大オーク「フンッ!!」ブンッ
マシェッタ「なっ――」
(巨大オークがマシェッタに向かって棍棒を振る)
ドゴオンッ!!
マシェッタ「――っ!!」
マシェッタ「――え?」
茂吉「大丈夫か、マシェッタ……?;」フラフラ
(なんと、茂吉がマシェッタを庇ったのであった)
茂吉「皆、後は頼んだぞ……;」ドサッ
《斎藤 茂吉 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 10人 [98:22]
都古「ああっ!!;」
バレッタ「チッ! ゴキブリ並にしぶといクソオークが!!」
(その時――)
翠星石「おーおー、お前ら、めっちゃ大変そうですね~www」テクテク
灯「翠星石ちゃん、ファ・イ・ト♪(*´▽`*)」テクテク
都古、マシェッタ、バレッタ、マルコ「!?;」クルッ
(翠星石と灯がやってきた)
翠星石「なんかすっげえ忙しそうだから加勢してやるですよ~」
マルコ「う、うん……!;」
マシェッタ「君ら魔法使えるの?;」
灯「ううん? 私、戦闘能力とか皆無だよ? なので、翠星石ちゃんの出番ですっ♪」
翠星石「ヘッヘッヘッヘッヘッヘwwwww」キュウウイイイイン
(翠星石は両手を重ねて、その両手に光を出現させる)
マルコ「え、え?」
(そして翠星石は両手を前方に突き出し、凝縮した気を掌から放出した)
翠星石「かめはめ波ああああああああああああ!!!(# ゚Д゚)」シュドオオオオオオ!!
巨大オーク「ぬおえげれgれげんbんsにえええええああああああああ!!」チュドオオオン!!
(かめはめ波が当たったオークは大きく吹っ飛んだあと、爆発した)
【オーク 撃破】
都古、バレッタ、マシェッタ、マルコ「(;゚Д゚)」
翠星石「ふー、めっちゃ久しぶりにかめはめ波を使ったですぅ。多分第4回ぶりかな? ですぅ」
灯「すっごーい! さっすが翠星石ちゃ~ん♡」ダキッ
翠星石「ヘッヘッヘwwwこの最強人形の翠星石様に勝てる敵なんぞほぼいねえですぅwwwww」
翠星石「つーか苦しいよ灯;」
{残りゲーム時間 95:00}
↓
{残りゲーム時間 50:00}
{MISSION CLEAR}
ピリリリリ♪
ヘキサ「『有間都古、バレッタ、マシェッタ、マルコ・ポーロ、翠星石の活躍により、ミッションクリア』」
せつ菜「あっ、時間短くなってますね……皆さん、ありがとうございます……! でも、私も戦いたかったです……;」
エレキング「助かったよー! でも、ミッションクリアに貢献出来なかった……;」
リーゼロッテ「……あら? もう一つメールがあるわね。何々……『通達Ⅱ』?」
(逃走者たちがそのメールを読み上げてみると――)
翠星石、せつ菜、灯、バレッタ、マシェッタ、リーゼロッテ、都古、マルコ、エレキング、ヘキサ「『これから1人確保されるごとにハンターが1体追加されていく』……!?」
≪通達Ⅱ 確保ごとにハンター追加≫
これより、逃走者が一人確保される毎に、ハンターが1体追加される――。
バレッタ「マジかよ……!;」
(残り10人の逃走者は、果たしてこれから一体どうなるのか――)
-------------------------------------------------------------------------------------
残り逃走者……翠星石、せつ菜、灯、バレッタ、マシェッタ、リーゼロッテ、都古、マルコ、エレキング、ヘキサの10人。
続く
- Re: 逃走中 ~モノクローム・ラビリンス~ ( No.75 )
- 日時: 2021/11/09 17:56
- 名前: ウィオ (ID: J69v0mbP)
「試練」
リーゼロッテ「確保されるごとに1体追加……これはさっさと自首しないと……」
都古「えええっ!? 捕まったらなんいどが高くなっちゃうじゃん! わたしハンターに気を付けるから、みんな、捕まっちゃダメだよ~!」
マシェッタ「極力ハンターに見つからないようにしないと……」
ハンター5体「……」テクテク
(ハンターに捕まれば、賞金はゼロ。全ての努力が、水の泡となる――)
{残りゲーム時間 47:00}
マシェッタ「とりあえず、逃げ切りたいな……」
(気合を入れる、マシェッタ)
マシェッタ「私のせいで茂吉って人がやられちゃったもんね……あの人の分まで頑張らなきゃ」
エレキング「ハンター来てないよな……? うん、来てない!」キョロキョロ
(ハンターに警戒しているエレキングの背後に――)
ハンター「!」タッ
(迫りくる、ハンター――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エレキング「ここまで来て捕まってたまるか……」
(しかし、彼は気づいていない――)
ハンター「……!」タッ
(見つかった――)
エレキング「!?」タッ
(それに感づいたエレキング。果たして、逃げ切れるか――)
ハンター「……」タッタッタ
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エレキング「やべえ!」タッタッタ
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
エレキング「ぐおあっ!」ポンッ
《エレキング 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 9人 [46:12]
エレキング「くそー、捕まったー!; ここまで生き残ってきたのにー!;」
(エレキングが確保されたと同時に、光と共に1体のハンターが出現した――)
ピリリリリ♪
マルコ「『エレキング確保、残り9人』」
マシェッタ「『さらに、ハンターが1体追加され、合計6体となった』」
ヘキサ「エレキングさんが捕まった……; これで作者勢は僕だけか;」
都古「ハンターが増えても、わたしはひるまないよっ!」ゴクッゴクッ クイックイッ
(水分補給をしたり、アキレス腱を伸ばしたりして、逃走できる準備を万端にしておく、都古ちゃん)
都古「よーし、元気いっぱいになったー! がんばるぞー!」
せつ菜「……いつもより、緊張しますね……」
(ゲームが終わりに近づいてきたことにより、さらに緊張している彼女)
せつ菜「復活したんですから、逃げ切りませんと……!」
バレッタ「んもー、敵倒したと思ったら、今度は通達Ⅱ? しかもハンター増える?」
バレッタ「ほんと、大変だわー!♪ ま、頑張ろっと♪」ランランラン
マルコ「怖いなぁ……誰も捕まらないでほしいな……;」
(ハンターに警戒しながら迷宮を歩いている彼の近くに――)
ハンター「!」タッ
(1体の、ハンター――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マルコ「……? えっ、ハンター来てる!?;」タッ
(それに感づき、咄嗟に逃げる彼。マルコ・ポーロ、逃げ切れるか――)
ハンター「……」タッタッタ
マルコ「速いよー!!;」タッタッタ
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
ハンター「……」タッタッタ
マルコ「わー!!;」ポンッ
《マルコ・ポーロ 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 8人 [43:12]
マルコ「うわー!; そんな~!;」
(マルコが確保されたと同時に、光と共に1体のハンターが出現した――)
ピリリリリ♪
都古「『マルコ・ポーロ確保、残り8人』」
せつ菜「『さらに、ハンターが1体追加され、合計7体となった』」
翠星石「さっきのミッション行ってた奴が捕まりましたか……;」
(その時――)
パチッ
灯「!?」
(突然、エリア全体が暗くなった――)
せつ菜「? な、何なんですか、これは……;」
マシェッタ「うわー、見えにくくなっちゃったー!」
リーゼロッテ「暗くてよく見えないわ……一体何なの、コレ……」
翠星石「いきなり暗くなって、一体どういうことなんですか……」
ピリリリリ♪
灯「メールだ!」
翠星石「えーと、何々……『通達Ⅲ』!」
灯「『エリア全体が暗闇に包まれた。残り20分になるまで、この状態は続く』……!?」
≪通達Ⅲ≫
残り20分になるまで、エリア全体が暗闇に包まれる。
ハンターの視界は明かりがついていた時と一切変わらないので、行動パターンは一切変わらない。
翠星石「マジですか……;」
灯「あたりが暗いと、すごく逃げにくいね……;」
せつ菜「これは厄介な試練ですね……;」
{残りゲーム時間 40:00}
バレッタ「いや~ん、暗いわ~。早く明るくならないかしら~?」
(そこに――)
マシェッタ「? その声はバレッタ?」フラフラ
バレッタ「? マシェッタ?」
(マシェッタがバレッタの声を頼りに、バレッタに近づいてきた)
マシェッタ「いや~、結構暗くなっちゃったね~」
バレッタ「いきなり暗くなるとは思わなかったわよ……」
マシェッタ「暗闇に慣れるしかないね。バレッタ、ハンターに気を付けてよ」
バレッタ「ええ、あんたもね」
灯「辺りで怖くて不安だなぁ……;」
灯「ということで、翠星石ちゃんに抱き着いて不安を和らげます!」ギュウウウ
翠星石「不安じゃなくても抱きついてるじゃねーですかお前;」
灯「ああ~……やっぱり翠星石ちゃんに密着してると、安心するな~♪///」
翠星石「ああもう、うざってえですぅ……;」
リーゼロッテ「どうしましょう……これでは電話ボックスを探しづらいわ……」
(暗闇でよく周りが見えず、困っている彼女の近くに――)
ハンター「……」テクテク
(1体の、ハンター――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リーゼロッテ「もしこんな時にハンターが来たら、どうしようもないじゃない……」
ハンター「……」テクテク
(ハンターは暗闇状態でも、通常通り動いている――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リーゼロッテ「はあ、自首したいのに……」
ハンター「!」スタスタ
リーゼロッテ「はあ……え?」ポンッ
《リーゼロッテ・アッヒェンバッハ 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 7人 [38:15]
リーゼロッテ「……いつの間に、来ていたの;」
(辺りが暗ければ、ハンターを視認することが難しくなるのだ――)
(リーゼロッテが確保されたと同時に、光と共に1体のハンターが出現した――)
ピリリリリ♪
マシェッタ「『リーゼロッテ・アッヒェンバッハ確保、残り7人』」
ヘキサ「『さらに、ハンターが1体追加され、合計8体となった』」
バレッタ「復活者が捕まったのはこれで2人目ね……」
せつ菜「……ちょっと見えてきました」
(早くも暗闇に慣れ、うっすらと辺りが見えるようになってきたせつ菜)
せつ菜「これでちょっとはハンターを見つけやすくなるといいんですが……」
(ハンターは黒ずくめ。暗闇のせいでそれが保護色となっているため、慣れても、見つけ辛い――)
ヘキサ「暗闇状態でも、僕は20分までなんとかしのいでみせるぞ……」
(こうなれば、聴覚だけが頼り――)
ヘキサ「微かな音を頼りに、頑張るしかないな……;」
(足音が聞こえた瞬間に逃走するつもりの、ヘキサ)
ヘキサ「よーし……このまま耳を澄まし続けよう……!;」
(現在、作者勢の中では唯一の生き残りであるヘキサ。果たして、彼は最後まで逃げ切れるのか――)
都古「……」
都古「うん、何も音、なってないね……」
(彼女も、音を頼りにしている)
都古「まわりが見えなくなると、こわさが倍増するね……」
(「見えない」というのは、かなり恐ろしいものだ――)
{残りゲーム時間 35:00}
マシェッタ「あー……まだ35分か……あと15分で明るくなるね……早く明るくなってよ~……;」
(マシェッタの近くに――)
ハンター「……」テクテク
(ハンター――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マシェッタ「15分が長く感じるよ……」
ハンター「……!」タッ
(見つかった――)
マシェッタ「……? なんか足音がするね……。走って来てる音?」
ハンター「……」タッタッタ
マシェッタ「――わ」ポンッ
《マシェッタ 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 6人 [33:56]
マシェッタ「……私、捕まったっぽい;」
ピリリリリ♪
せつ菜「『マシェッタ確保、残り6人』」
翠星石「『さらに、ハンターが1体追加され、合計9体となった』」
バレッタ「ああ、マシェッタが……マシェッタが捕まっちゃったわ……残念だわ~……;」
(一方、灯は――)
灯「……」ギュウウウ
翠星石「……」
(今も翠星石にくっついていた――)
翠星石「お前……いつまでそうしてるつもりですか?;」
灯「明るくなるまで」ギュウウウウ
翠星石「はあ……」
翠星石「……まあ、確かに暗いと怖いですよね……仕方ねえです、明るくなるまでくっついててもいいですぅ」
灯「ありがとう、翠星石ちゃん……」
翠星石「いえ……」
(たまに灯に優しくなる、翠星石ちゃん――)
バレッタ「……早く明るくなんないかしら……」ソワソワ
バレッタ「……」
バレッタ「辺りが暗いと、大分難しくなるわね……」
(ハンターを簡単に視認できなくなるため、難易度が跳ね上がる――)
都古「もう~、やっぱ怖すぎだよ~、暗いと……; でも、がんばらないと……!」
(彼女の近くに――)
ハンター「……」テクテク
(ハンター――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
都古「早く明るくなって~……;」
ハンター「!」タッ
(見つかった――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター「……」タッタッタ
都古「すっごく不安――」ポンッ
《有間 都古 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 5人 [30:15]
都古「――今、だれかにさわられちゃった……もしかして、ハンター……!?;」
ピリリリリ♪
ヘキサ「『有間都古確保、残り5人』」
灯「『さらに、ハンターが1体追加され、合計10体となった』」
せつ菜「都古さんが確保ですか……; 復活者が、もうわたしだけになりましたね……;」
翠星石「とうとうハンターの数が2ケタ超えやがったですぅ……;」
----------------------------------------------------------------------------------------
残り逃走者……翠星石、せつ菜、灯、バレッタ、ヘキサの5人。
続く
- Re: 逃走中 ~モノクローム・ラビリンス~ ( No.76 )
- 日時: 2021/11/09 18:07
- 名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)
さくらちゃん、本当によく頑張った!お疲れ様!ゴーレムを相手にあそこまで健闘できたんだ!
とても誇らしい気分だよ!!
どうにかゴーレムは撃破できましたが、確保される度にハンターが増えるとは厄介な仕様が出てきましたね!私はさくらと一緒に温かいお茶でも啜りながら応援に徹します!
- Re: 逃走中 ~モノクローム・ラビリンス~ ( No.77 )
- 日時: 2021/11/09 18:25
- 名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)
天竜です。
ミッションは翠星石がかめはめ波を使ってオークを撃破してクリアしましたね。そういえば翠星石はドラゴンボールが好きでしたね。その後の通達では確保されるごとにハンターが1体増えるのと残り20分までエリアが真っ暗になりました。残り時間は30分で残り逃走者が5人ですか逃走成功者が現れるといいですね。ですがハンター10体で真っ暗な状態が後10分あるので厳しい状況ですね
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