二次創作小説(新・総合)

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逃走中:夜明けのデルタ[完]
日時: 2023/01/27 23:55
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

Bananas are back.


<逃走者一覧>
綾崎ハヤテ(ハヤテのごとく!)
一姫(雀魂)
園城寺怜(咲-Saki-シリーズ)
各務原なでしこ(ゆるキャン△)
香風智乃(ご注文はうさぎですか?)
九頭竜八一(りゅうおうのおしごと!)
佐木咲(カノジョも彼女)
杉崎鍵(生徒会の一存)
小鳥遊六花(中二病でも恋がしたい!)
田中(田中くんはいつもけだるげ)
千矢(うらら迷路帖)
津田タカトシ(生徒会役員共)
土間うまる(干物妹!うまるちゃん)
錦木千束(リコリス・リコイル)
松実玄(咲-Saki-シリーズ)
宮永咲(咲-Saki-シリーズ)
由崎星空(トニカクカワイイ)
吉田優子(まちカドまぞく)
(全18名・五十音順)


<ゲーム概要>
ゲーム時間:90分
賞金:1秒200円ずつ上昇、逃走成功で108万円獲得
ハンターの数:4体

Re: 逃走中~夜明けのデルタ~ ( No.38 )
日時: 2023/01/27 23:30
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

八一
「15体ってことは、1エリア平均で5体いるってことだよな……?」



八一
「こんなの、見つからない方がおかしいんだよなぁ……」

ここまでゲームに直接の貢献はないものの、頭脳を活かして堅実に立ち回ってきた竜王・九頭竜八一……



八一
「この状況……一度でも見つかったら確実に終わりだ……」



八一
「なんとしても隠れて切るしかない……!」






シャミ子
「あと6分半ですか……まだまだ先は長いですね……」



シャミ子
「こんなに先の見えない6分半はなかなかないですよ……」

一方、非力ながら果敢にミッションに挑み、ここまで生き延びてきた吉田優子……



シャミ子
「何はともあれ、ハンターが多すぎます……」



シャミ子
「お願いです、早く時間過ぎてください……!」






ハンター14
「…………」

2人のどちらかに、ハンターが迫る……!






八一
「ヤバいな……汗が止まらない……!」



シャミ子
「ハンターが来ないことを願うしかありません……!」






ハンター14
「…………」






ハンター14
「…………!」ダッ

見つかったのは……




















ハンター14
「…………」タッタッタッ






八一
「……!マズい、見つかった!」ダッ

八一だ……!






ハンター14
「…………」タッタッタッ



八一
「最悪だ……まさかあそこが暴かれるとは……!」タッタッタッ






ハンター14
「…………」タッタッタッ



八一
「逃げる先にハンターがいないことを祈るしかない……!」タッタッタッ






ハンター2
「…………」

しかし、無情にも逃げた先に別のハンター!






八一
「ハァ、ハァ……」タッタッタッ



ハンター14
「…………」タッタッタッ






ハンター2
「…………!」ダッ



八一
「マズい、あっちはダメだ!」






ハンター14
「…………」タッタッタッ



ハンター2
「…………」タッタッタッ



八一
「追っ手が2体に増えた……ここからどうするか……」タッタッタッ



ハンター14
「…………」タッタッタッ



ハンター2
「…………」タッタッタッ










ハンター7
「…………!」ダッ

さらに、前方からもう1体!






ハンター14
「…………」タッタッタッ



ハンター2
「…………」タッタッタッ



八一
「クソ、挟まれた!」






ハンター7
「…………」タッタッタッ



ハンター14
「…………」タッタッタッ



ハンター2
「…………」タッタッタッ



八一
「これは……詰みだ……!」ポン



5:11
九頭竜八一 確保
残り1人



八一
「最悪だ……俺にはもう逃走成功しか残ってなかったのに……」



八一
「これじゃあ姉弟子に合わせる顔がないよ……!」

三方を囲われ、対局終了……!






Prrrr! Prrrr!


ー牢獄ー


六花
「八一、Judgement!」


「「うわぁぁぁぁぁ!!!」」


六花
「残るはダークネスデーモンただ1人」




「もうあと1人か……いよいよ全滅が見えてきたな……」



千束
「でもあと5分切ったよ!これなら、シャミ子ちゃんでも何とかなるんじゃない?」



千矢
「シャミ子、がんばれーーー!!」






シャミ子
「え……残ってるの、私だけなんですか!?」

残るは、吉田優子ただ1人となった!



シャミ子
「まさか私が最後の1人になるとは、思ってもいませんでした……!」






ハンター1
「…………」



ハンター15
「…………」

15体のハンターが、シャミ子1人を追い詰める!






シャミ子
「いつの間にか、賞金が100万円を超えています……!」



シャミ子
「……もし私が最後まで逃げ切ることができれば、この100万円は私のものに……!」



シャミ子
「……でも、逃げ切るにはあまりにも敵が多すぎますよ……!」






ハンター11
「…………」



ハンター12
「…………」

最後まで逃げ切ることができれば賞金は108万円
しかし、ハンターに捕まれば賞金は全て泡と消えてしまう……!






4:30
1,026,000円
残り1人
吉田優子

Re: 逃走中~夜明けのデルタ~ ( No.39 )
日時: 2023/01/27 23:40
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

ー牢獄ー



「冷静に考えて、ハンター15体からここまで逃げてるってすごいな……」


ナサ
「まさか……帰ったとか?」


サキ
「何でやねん!!」ドゴッ


ハヤテ
「場所によってはキツいと思うけど、この状況じゃ自首も止むを得ないかもしれないな……」


津田
「肝心の自首成立者は睡眠中だけどな」


田中
「…………」zzz






シャミ子
「この状況は間違いなくピンチです……ですが、明らかに逃走成功の価値は上がっていると思います!」



シャミ子
「5体から逃げきれなかった桃と15体から逃げ切った私……どちらが上かは一目瞭然ですよね?」



シャミ子
「このゲームに勝ったら、私は桃を超えるんです!」



シャミ子
「やる気が出てきました……逃げ切りましょう、絶対に!」

極限状態で闘志を燃やすシャミ子……



シャミ子
「ハンターです!」







ハンター3
「…………」



ハンター11
「…………」

そこへ、2体のハンターが接近……!






シャミ子
「2体ですか……15体、やはり恐るべしですね……!」



シャミ子
「ですが、見つからなければ何てことはありません!伏せ!」



シャミ子
「……あっ、尻尾に注意!」サッ






ハンター3
「…………」



ハンター11
「…………」






シャミ子
「これで大丈夫……大丈夫なはずです……!」






[________]






ハンター3
「…………」



ハンター11
「…………」






シャミ子
「…………」











ハンター3
「…………」



ハンター11
「…………」

上手くやり過ごしたようだ……!






シャミ子
「気づかれてません……やりました……!」



シャミ子
「このまま、最後まで行きますよ……!」

息を潜め、したたかに時間を進める……!






ハンター1
「…………」






ハンター2
「…………」










【賞金の使い道は?】



シャミ子
「えっ、そういう話しますか?私今全然余裕ないんですが……」


シャミ子
「結論から言うと、稼いでも意味はありません……」


シャミ子
「なぜなら、私の家、今4人で月4万円しか使えないからです……くっ、これも全て光の一族のせいです!!」


4万円を超える収入は何らかの形で消滅する呪いにかかっているため、賞金にさほど意味はないようだ……!




シャミ子
「ですが……『逃走成功』の肩書にはこの上ない価値があると思います。私はそのために全力で戦います!」






ー牢獄ー


千束
「もうすぐあと2分だよ!」


津田
「これは……ワンチャン、あるのか?」



「どうやろな……たかが2分、されど2分や」


チノ
「しかも今はハンターが15体……全く楽観視できませんね……」





シャミ子
「あと2分……あと少しです……!」

ゲーム終了まで残り2分
果たして、15体のハンターをかわし、伝説の逃走成功を果たすことはできるのか!?



次回、決着……!






2:00
1,056,000円
残り1人
吉田優子

Re: 逃走中~夜明けのデルタ~ ( No.40 )
日時: 2023/01/27 23:45
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

ゲーム終了まで
  2分






シャミ子
「あと2分……あと少しです……!」



シャミ子
「私は……桃を倒すんです!」

打倒桃を掲げ、ここまで生き延びてきたシャミ子……




シャミ子
「また来ましたか、ハンター……!」






ハンター6
「…………」

そんなシャミ子に、更なる試練が訪れる……!






シャミ子
「……ですが、今度は1体です……!」



シャミ子
「さっき気づかれなかったんだから、今回もきっとやり過ごせるはずです……!」






ハンター6
「…………」



シャミ子
「大丈夫です、1体くらい……!」










ハンター12
「…………」

しかし、別方向からもう1体……!






ハンター6
「…………」



シャミ子
「…………」



ハンター12
「…………」






ハンター12
「…………!」ダッ

見つかった……!



シャミ子
「……ふぇ?来てるじゃないですかーー!!」ダッ



ハンター6
「…………!」ダッ

もう1体にも、気づかれた……!






シャミ子
「と、とにかく逃げるのみです!」タッタッタッ





ハンター6
「…………」タッタッタッ



ハンター12
「…………」タッタッタッ






シャミ子
「……って、もう1体いるじゃないですか!!」タッタッタッ






ハンター5
「…………!」ダッ

さらに、もう1体にも見つかった……!






ハンター6
「…………」タッタッタッ



ハンター12
「…………」タッタッタッ



ハンター5
「…………」タッタッタッ






シャミ子
「こうなったら……危機管理ーーー!!!」ドロン






ハンター6
「…………」タッタッタッ



ハンター5
「…………」タッタッタッ






シャミ子
「このシャドウミストレス優子の本気、思い知るがいい!!」タッタッタッ

危機管理フォーム発動で、ラストスパートをかける!






ー牢獄ー


なでしこ
「あと1分だよ!」


「「おぉぉぉぉぉ!!!」」



「いける……いけるぞ、これ!」


うまる
「シャミ子ちゃん、頑張って〜〜!!」


サキ
「逃げてシャミ子ちゃーーーん!」





ハンター6
「…………」タッタッタッ



ハンター5
「…………」タッタッタッ



シャミ子
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ






ハンター5
「…………」タッタッタッ



シャミ子
「ハァ、ハァ……ふぇぁっ!?」ポン



0:54
吉田優子 確保



シャミ子
「ハァ……捕まったーーー!!!」


シャミ子
「ハンター速いし多いし……もうわけ分からんですーーー!!!」






Prrrr! Prrrr!


ー牢獄ー


六花
「……来た……!」



「えっ、メール?」


八一
「おい、まさかーー」


六花
「ダークネスデーモン、Judgement!」


千束
「ということはーー」



「全滅だぁぁぁぁぁ!!!」



「「うわぁぁぁぁぁ!!!」」









GAME OVER





















ー牢獄ー


チノ
「シャミ子さんが戻ってきました」


千束
「シャミ子ちゃん、お疲れ〜!」


シャミ子
「15体、いくら何でもキツすぎますよ!」


うまる
「本当にごめん!私があの時、きちんとクリアしていれば……!」


千矢
「ねぇ、ハンター15体ってどんな感じだった?」


シャミ子
「もうどこに行ってもハンターしかいませんよ!あんなの、インポッシボーですよ!!」


ナサ
「とりあえず、絶望的な状況なのはよく分かったよ」



「とりあえず、この中入って」


シャミ子
「は、はい……!」


六花
「Welcome to ダークサイド……ようこそーー」


津田
「お前、最後までそれ言うのかよ……」


なでしこ
「シャミ子ちゃん、捕まったとき残り時間どれくらいだったんだっけ?」


シャミ子
「……そうでした!私見るの忘れてしまいました!」


ハヤテ
「えっと……残り54秒ですね……」



「「あぁ……」」


シャミ子
「な、なんだその反応は!もっと大胆な反応でもーー」



「いや、惜しいは惜しいんやけど……絶妙に惜しくないな」


一姫
「正直もっといいところまで行ってるかと思ったにゃ」


なでしこ
「でも、ハンター15体からここまで逃げるなんてすごいよ〜!」


シャミ子
「でも、逃げ切らないと意味がないんです!私はとてもふまんぞくまぞくです!」



「意味なくはないと思うよ……シャミ子ちゃんは、本当によく頑張ったと思う!」


シャミ子
「……玄ちゃん……」


八一
「…………」ジー


サキ
「この色好棋士!どこ見てる!?」


八一
「えっ!?僕はただ、シャミ子ちゃんと玄ちゃんの胸を見ていただけでーー」


サキ
「結局は胸かーーー!!!」バキバキッ


八一
「グヘェ!!」バタッ



「なんで俺までーー!?!?」バタッ


チノ
「またですか……」



「もう滅茶苦茶やな……」





なでしこ
「全員そろったし、そろそろ締める?」


ハヤテ
「そうですね……それではシャミ子さん、最後に一言どうぞ」


シャミ子
「え……私ですか?でも、私賞金とってないですし……」


津田
「田中は一生起きないからダメだ」


田中
「…………」zzz



「すごい……まだ寝てるんだ……」


千束
「ここは1番長く逃げたシャミ子ちゃんが適任だと思うな〜」


シャミ子
「適任と言われても、何を言えばいいかーー」


ナサ
「それなら僕がやるよ!僕の名前はーー」


サキ
「ナルシストは引っ込んでろ!!」ドカッ


ナサ
「あぁ……星が、見える……」バタ


一姫
「シャミ子、何でもいいから何か言うにゃ!」


シャミ子
「わ……わかりました!」






シャミ子
「スゥ……数の暴力に物を言わせるハンターめ!これで勝ったと思うなよーーー!!!」



「「おぉー!」」パチパチ



田中
「…………?」


田中
「……うるさい……」(←42万円獲得)




















STATUS:COMPLETED






綾木
「……フゥ……」






▶[END THIS GAME]






GOOD NIGHT






カンナ
「終わっちゃったね……」



ピーリー
「つまらないなぁ……久しぶりとか言っておいて何のトラブルもなく終わったよ……」



綾木
「いいことじゃないか……お前は俺に何を期待してるんだ」



ピーリー
「ミスして慌てふためいて、僕の膝にしがみつく君の姿を見たかったなぁ……」



綾木
「残念だったな。俺はそこまでヤワじゃない」


綾木
「それに、万が一そういう事態になったら俺は絶対にカンナちゃんを抱く!」



ピーリー
「せ、セクハラだぁぁぁ!!!」



カンナ
「でもカンナ……きちんとできるかどうか……」



ピーリー
「困るのそこじゃないよね!?もっと根本的な問題があるよね!?」



綾木
「とにかく!俺は死んでもお前の前でひざまづいたりはしないぞ」



ピーリー
「はいはい、分かったよ……」



カンナ
「じゃあ、私たちもそろそろ帰ろうか!」



ピーリー
「次回は?予定はあるの?」



綾木
「ないな」



カンナ
「即答!?」



ピーリー
「じゃあ、僕たちはまた路頭に迷うことに……?」



綾木
「……というのは冗談だ」



ピーリー
「冗談かよ!!」



カンナ
「じゃあ、次回もあるってことだね!」



綾木
「一応、考えてはいるんだがお披露目できるのはまだ先になりそうだ。まぁ、気長に待っててくれ」



ピーリー
「またいつにも増して適当だなぁ……」



カンナ
「カンナ、いつまでも待ってるから!」



綾木
「あぁ」

ゲームマスターによって、密かに新ゲームの企画が進行中であることが判明
果たして、その内容とは……!?






NEXT TIME……
A NEW GAME!

Re: 逃走中~夜明けのデルタ~ ( No.41 )
日時: 2023/01/27 23:50
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

<ゲーム結果>
逃走成功者:0名
自首成立者:1名(田中)


<逃走ポイントランキング>
1位  吉田優子    5,346pt
2位  九頭竜八一   5,089pt
3位  土間うまる   4,932pt
4位  綾崎ハヤテ   4,667pt
5位  松実玄     4,374pt
6位  千矢      3,925pt
7位  田中      3,743pt
8位  宮永咲     3,521pt
9位  由崎星空    3,152pt
10位 各務原なでしこ 2,977pt
11位 一姫      2,459pt
12位 錦木千束    1,995pt
13位 津田タカトシ  1,843pt
14位 杉崎鍵     1,270pt
15位 香風智乃    964pt
16位 園城寺怜    870pt
17位 佐木咲     551pt
18位 小鳥遊六花   156pt

※逃走時間1秒当たり1pt、逃走成功者には3,000pt/自首成立者には1,500ptを加算


<あとがき>
※以下の内容は2022年9月29日に公開したものです
こちらのスレッドに足を運んでくださり、ありがとうございます。
前作「逃走中3~Mariana Promenade~」の完結後しばらくカキコにおいては低浮上の状態が続いておりましたが、今回新作を一作書き上げた上で一時的に復帰いたしました。
これまでの方針は書けたら書けた分だけ投稿する、「ながら投稿」だったのですが、今作では新たな試みとして、一作完成してからまとめて投稿する「一気投稿」の方式をとりました。前々からこの方式での投稿はいつかやってみたいと思っていまして、今回の作品でそれを実現させたというわけです。
実際にやってみた上での個人的な感触といたしましては、この「一気投稿」の方が「ながら投稿」に比べてメリットが多いということが分かりました。
まず、ある程度書き進めたところで矛盾が生じたり、自分の思い通りの展開にならなかったりしたときにいつでもさかのぼって根本的に書き直すことができる点が大きいです。実際、逃走者同士の絡みの描写へのこだわりから、ミッション2まで書き進めた時点で逃走者の変更を行ったりもしました。これまではもう既に投稿してあるので、たとえ自分が納得できなかったとしても無理矢理その公開された範囲の描写を捻じ曲げることなく進めていかなければならないという、「見えない障壁」が存在していました。それに比べて今回の方法では、少し気に入らないところがあったり違和感があったり、極論気分が変わったときでも前に戻って既に書き終えた範囲に修正を加えることができます。言ってしまえば、「自由に書けるようになった」という表現がしっくりきます。
また、時間に追われずに自由なペースで書くことができる点も利点だと感じました。これまでの「ながら投稿」では、書き溜めてある分がある期間はいいのですが、ストックがなくなるとその後の更新ペースが一気に不安定になる危険性に晒されます。これは人によって考え方が異なる点だと思いますが、私は一度更新を始めたら最後まで、少なくともきりがいいところまではあまり期間を空けたくない性分です。ゆえにこれまではストックが無くなった際に書き方が雑になっていて、結果的に作品全体の質を落としてしまうということがあったと感じています。1作を最後まで、全て納得いく形で書きあげてからの投稿はとても心地のいいもので、1年前に執筆活動を始めたばかりの純粋な気持ちで更新することができました。ただ、1日での全編投稿はかなりしんどかった(連続投稿ができないため)ので、もう二度とやりません。次回からは1週間くらいかけての投稿になると思います。
まとめると、今回の方法では色々な足かせから解放された気分で、最初から最後まで気持ちよく書くことができました。これまでは見切り発車な性格を執筆活動においても遺憾なく発揮していた私ですが、明らかにこの「完結までは投稿しない」方式が自分には合っていると感じたので、これからは全てこの方針での執筆になると思います。ゆえに、1作書けたら投稿→休み→1作投稿→休み→……という活動に切り替えます。休みの期間はまちまちだと思います。以前のようにカキコに毎日足を運ぶということはなくなりますが、これからも活動自体は細長く続けていきたいと思います。
また、不定期更新の咲-Saki-特別編の方も忘れてはいません。こちらの都合で申し訳ありませんが、こちらの更新は一時的に休止させていただきます。ですが、諸々の事情が落ち着き次第、以前の方式で小出ししながらゆっくりと完結に近づけていきたいと思います。もしそちらも読んで下さっている方がいらっしゃいましたら、完結がいつになるかは分かりませんが最後まで見届けてくださると幸いです。

最後になりますが、これだけ長い期間投稿を行っていなかったにも関わらず一定数の方々がこうしてこの作品を読みに来てくださっていることは非常に嬉しい限りです。本当にありがとうございます。
次回作はいつになるかは分かりませんが、書きあがるまで待ってくださる皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。

それでは!

Re: 逃走中~夜明けのデルタ~ ( No.42 )
日時: 2023/01/27 23:55
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

<ゲーム概要>
ゲーム時間:90分
賞金:1秒200円ずつ上昇、逃走成功で108万円獲得
ハンターの数:4体



<逃走者>

18位 小鳥遊六花(中二病でも恋がしたい!) 156pt

ゲーム開始直後、エリアの下見をしているところをハンターに見つかる
邪王真眼の力を発動させるもハンターの速さには敵わず、残り87分24秒で確保
ミッション3の復活ゲームでは滑り込みで最後の抽選枠を手にするも、復活には至らなかった
牢獄でのメール読み上げ担当(かつ牢獄の番人)



17位 佐木咲(カノジョも彼女) 551pt

土間うまると合流し、会話していたところをハンターに見つかる
一度は振り切りに成功するも連続して同じハンターに追われ、残り80分49秒で確保



16位 園城寺怜(咲-Saki-シリーズ) 870pt

ハンターに見つからないようにするため、ベンチの裏に隠れてやり過ごすことを試みる
ミッション1中にやって来たハヤテとの会話中にハンターに見つかり、その場に取り残されてしまう
しばらくはベンチの周囲を回り続けるも、しびれを切らして逃げ出す
だがハンターにあっという間に追いつかれ、残り75分30秒で確保
ミッション3の復活ゲームでは抽選枠を1枠獲得するも再びの確保という憂き目に遭い強制離脱、結局抽選にも負け復活もかなわなかった



15位 香風智乃(ご注文はうさぎですか?) 964pt

ミッション1に参加し、西エリアにて見事カードキーを発見
しかしその直後ハンターに見つかり、必死の逃走の甲斐なく残り73分56秒で確保
前回出場時と同じくミッション1参加中の確保となった
ミッション3の復活ゲームでは最初の抽選枠を獲得するも後が続かず、結果抽選に外れて復活はかなわなかった



14位 杉崎鍵(生徒会の一存) 1,270pt

逃走中をハーレムゲームと称し、様々な女性逃走者へ積極的なアプローチをかける
ミッション1でもアタックを仕掛けながらカードを探し回るも、クリアに貢献することはできず
新しく開通した橋の上で玄のおもちに見とれているところをハンターに見つかり、残り68分30秒で確保
女もカネも手に入れることはできなかった



13位 津田タカトシ(生徒会役員共) 1,843pt

3回目の出場となった今回は行動を控えめにする堅実な立ち回り
早々と自首をする決意を固めるも、道中でハンターに追われた千矢の巻き添えとなり、体力を消耗してしまう
ミッション2発令後に何とか自首用電話の元に辿り着くも今度は一姫の巻き添えを食らう
追い抜かれた結果標的が津田となり、残り59分17秒で確保
ミッション3の復活ゲームでは逃走者を見つける前にハンターに確保され、抽選タイムを待たずして復活の可能性が消滅した



12位 錦木千束(リコリス・リコイル) 1,995pt

秀でた身体能力を活かし、ミッションには積極的に参加
ミッション2でハンター封印に動いていたところをハンターに見つかる
一度は振り切りに成功するも、その直後シャミ子を守るためおとりとして再び逃走
しかし足場の悪いキャンプ場で転倒し、そのまま残り56分45秒で確保



11位 一姫(雀魂) 2,459pt

ミッション1では玄とともに西エリアにてカードを探し回る
ミッション2でも玄と協力してハンターの封印を試みるも、合流直前でハンターに見つかり、スタミナ切れで残り49分1秒で確保



10位 各務原なでしこ(ゆるキャン△) 2,977pt

ミッション1では果敢に動き回るも結局カードキーを見つけることはできなかった
次のミッションでの活躍を誓った矢先にハンターに見つかる
必死に逃走するも、逃げた先で別のハンターに見つかり、挟み撃ちで残り62分47秒で確保
だがミッション3の復活ゲームにてうまるのアラームを解除して抽選枠を獲得
その後8分の1の確率を引き当て、見事ゲームへの復活を果たす
ミッション4にも参加し、カギの運搬等に積極的に携わるが、クリアには至らず
最後は大量ハンターに囲まれて残り6分51秒で確保



9位 由崎星空(トニカクカワイイ) 3,152pt

ゲーム開始直後に例の決めゼリフと共に逃走成功を宣言した男
ミッション1では東エリアのカードキーをゲートに挿入し、橋の開通に貢献した
ミッション2はまさに足の速さがモノを言う内容だったが、肝心のハンターボックスを見つけることに苦労し結局活躍はならず
ミッション3にて振動アラームの起動中にハンターに見つかり、残り37分28秒で確保
残念ながら足の速さは名前負けだったようである



8位 宮永咲(咲-Saki-シリーズ) 3,521pt

前回出場時に確保者ながら賞金を獲得しているが、実はその額は今回の最終金額を上回っている
前回出場時と同様、ゲームを通して行動は消極的だった
ミッション3にて振動アラームが起動し、シャミ子と共に茂みに隠れていたが逃走者よりも先にハンターに見つかり、そのまま標的となり残り31分19秒で確保



7位 田中(田中くんはいつもけだるげ) 3,743pt

ゲーム開始後から1歩も動かず、自首に照準を合わせる
開始直後は寝ており、咲に見つかった際も起きなかったほか、メールも3件目にしてようやく気付いていた
ミッション2発動中、他の逃走者がハンター封印に奔走する中悠々と自首用電話に向かい、危なげなく残り54分17秒で自首成立、賞金42万8,600円を獲得した



6位 千矢(うらら迷路帖) 3,925pt

前回出場時は残り1分を切っての確保となっており、今回はそのリベンジをかけた出場
ゲームを通じて隠れることなく積極的に動き回っていた
ミッションにも全て参加していたが、直接的な活躍はなかった
ミッション3では振動アラームが鳴る中ハンターを振り切るという驚異的な一幕を見せる
だがミッション4で橋を渡るハンターに気を取られて背後のハンターに気づかず、その場から1歩も動かぬまま残り24分35秒で確保



5位 松実玄(咲-Saki-シリーズ) 4,374pt

初出場ながら、同じ雀士である宮永咲に対する対抗心を燃やす一面を見せる
ミッションには積極的に参加し、ミッション1では一姫とともにチノの落したカードを発見、そのままゲートに挿入して橋の開通に貢献した
ミッション2ではコテージで顔を認証したハヤテをハンターボックスに誘導し、ハンター1体封印の陰の立役者となった
ミッション4で東のカギをハンターケージに運んでいる最中にハンターに見つかり、残り17分6秒で確保



4位 綾崎ハヤテ(ハヤテのごとく!) 4,667pt

千矢・チノ・サキと同じく第1回開催以来となる出場
序盤は静かな立ち上がりだったが、ミッション2にて玄の案内のもとハンター1体の封印に成功した
ミッション4でも他の逃走者たちと協力しながら果敢に走り回る
西エリアにてうまるとともに最後のカギを発見するがその直後にハンターに見つかる
ハヤテが標的となり、粘りの逃走を見せるも最後は追いつかれて残り12分13秒で確保



3位 土間うまる(干物妹!うまるちゃん) 4,932pt

決してやる気がなかったわけではないが、前半は様々な事情でミッションは他人任せにする場面が多かった
2体のハンターに挟まれた際は干物妹モードを発動させ、見事身を隠すことに成功した
ミッション3にてなでしこにより振動アラームが解除され、これが結果的になでしこの復活につながることとなる
ミッション4は最大スケールのミッションということもあり積極的に動くが、ハンターに行く手を阻まれたことにより最後のカギをハンターケージに届けることができず、10体ハンター放出を防ぐことはできなかった
残りの時間をやり過ごすべく隠れに向かっていたところをハンターに見つかってしまう
逃げているところをさらに別のハンターにも見つかり、為す術なく残り7分48秒で確保



2位 九頭竜八一(りゅうおうのおしごと!) 5,089pt

ゲームを通じてミッションには動かない時間帯が長かったため、逃走時間の割りに目立った活躍はなかった(むしろ失言の方が目立っていた印象)
最終ミッションでようやく動き始めるも、他の逃走者が発見し、運んできたカギを差し込むという棚ぼた活躍にとどまった
10体のハンターが放出された後は何とかしてやり過ごす方法を考えるもその間にハンターに見つかり、大量のハンターに追われながら残り5分11秒で確保



1位 吉田優子(まちカドまぞく) 5,346pt

永遠のライバルである桃が前回出場時に果たせなかった逃走成功を果たすべく、今回は個人での参戦
体力がないことを自覚しつつも行動は積極的で、ミッション2ではハンター1体の封印に成功する活躍を見せる
クリアには至らなかったものの、ミッション4でもある程度の仕事は果たした
10体のハンターが放出され、15体となった中ただ1人粘って隠れ続けるも、終盤にさしかかったところでついにハンターに場所を暴かれてしまう
危機管理フォーム発動で全力疾走を見せるも大量ハンターの前には無力、残り54秒で確保となった
今回のゲームの最優秀成績者



(全18名・逃走ポイントランキング順)


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