二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中:夜明けのデルタ[完]
- 日時: 2023/01/27 23:55
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
Bananas are back.
<逃走者一覧>
綾崎ハヤテ(ハヤテのごとく!)
一姫(雀魂)
園城寺怜(咲-Saki-シリーズ)
各務原なでしこ(ゆるキャン△)
香風智乃(ご注文はうさぎですか?)
九頭竜八一(りゅうおうのおしごと!)
佐木咲(カノジョも彼女)
杉崎鍵(生徒会の一存)
小鳥遊六花(中二病でも恋がしたい!)
田中(田中くんはいつもけだるげ)
千矢(うらら迷路帖)
津田タカトシ(生徒会役員共)
土間うまる(干物妹!うまるちゃん)
錦木千束(リコリス・リコイル)
松実玄(咲-Saki-シリーズ)
宮永咲(咲-Saki-シリーズ)
由崎星空(トニカクカワイイ)
吉田優子(まちカドまぞく)
(全18名・五十音順)
<ゲーム概要>
ゲーム時間:90分
賞金:1秒200円ずつ上昇、逃走成功で108万円獲得
ハンターの数:4体
- Re: 逃走中~夜明けのデルタ~ ( No.18 )
- 日時: 2023/01/27 22:26
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
[56:26]
[00:20]←ナサの残り時間
ナサ
「マズいな……もう時間がない……!」
ナサ
「ある程度予想はしていたけど、結構時間がシビアだな……!」
東エリアにてハンターボックスを探す由崎星空……
[56:16]
[00:10]
ナサ
「全然見つからない……!」
ナサ
「これは……ダメだ……!」
[56:06]
[00:00]
ナサ
「終わった……この僕が、間に合わなかった……!」
ナサ
「これは先にハンターボックスを探した方がよさそうだな……」
1回目の挑戦は、失敗に終わった……!
[55:55]
[00:00]
咲
「あぁ……終わっちゃった……!」
西エリアを担当した宮永咲も、時間内にハンターボックスを見つけるには至らなかった……!
咲
「間に合わなかったよ……やっぱり私にはこんなの無理だったんだ……」
咲
「他の人に任せよう……私はもう止める……」
1度の失敗で、ミッションを諦めた……!
ハヤテ
「あっ、八一!」
八一
「ハヤテ!ハンターボックス、見なかった?」
ハヤテ
「ハンターボックス……僕も今探している最中なのですが、まだ見つけられていませんね……」
八一
「2人で同じところ探すのも何だし、ここは分担した方がよさそうだな……」
ハヤテ
「そうですね!じゃあ、僕は南の方を探してきます!」
八一
「分かった。頼んだぞ!」
2人でエリアを分担してハンターボックスを探す作戦のようだ……!
千矢
「ここだね!やっと着いた~!」
その頃、コテージには千矢が到着……!
千矢
「なるほど……2分以内にハンターボックスを見つけないといけないのか~」
千矢
「面白いじゃんこれ!じゃあ、私は東にするね!」
[NOW LOADING]
[CHIYA]
[EXPIRE AT 53:30]
千矢
「53分半までだね!急ごう!」ダッ
最も遠い東エリアを選択し、走り出す!
千矢
「おりゃぁぁぁぁぁ!!!」タッタッタッ
玄
「千矢ちゃんだ……ミッションかな?」
玄
「随分気合い入ってるね……私も早くやろう!」
入れ違いで、松実玄もコテージに到着……!
玄
「えっと……え?これって制限時間2分ってこと!?」
玄
「だから千矢ちゃん、あんなに急いでたんだ……」
ハンターボックスをロックするには、指紋認証装置に指紋を認証した後2分以内にボックスを見つけ出さなければならない
玄
「じゃあ……私は南にする!」
[NOW LOADING]
[MATSUMI]
[EXPIRE AT 52:56]
玄
「よし、急ごう!」ダッ
東エリアを選択した千矢と、南エリアを選択した玄
果たして、間に合うか!?
田中
「次はどこに隠れようかな……?」
田中
「……あ……自首用電話……」
新たな隠れ場所を探していた田中が、自首用電話の元にやって来た……!
[54:45]
[¥423,000]
田中
「今自首すれば42万円か……これでも十分っちゃ十分だな……」
田中
「……自首するか……もう歩き回るのも疲れたし」
自首する決意を固めた……!
田中
「この発信ボタンを押せば……」ポチ
Prrrr……Prrrr……
田中
「……ハンター、いないよね……?」
ハンター2
「…………」
ガチャ
田中
「……田中です、自首します」
ハンター2
「…………」
54:17
田中 自首成立
42万8600円獲得
田中
「これでいいんだよね……?ハァ……よかった……」
ハンター2
「…………」
田中
「あ……ハンターいるじゃん……あと少し遅かったら、俺捕まってたかも……」
紙一重の差で、自首成功だ……!
Prrrr! Prrrr!
―牢獄―
六花
「……!これは……!」
怜
「今度は何や」
六花
「田中、Escape!」
なでしこ
「エスケープ?ジャッジメントじゃなくて?」
サキ
「ちょっとその携帯貸しなさい」ヒョイ
六花
「あぁっ!私のグリモワールが!」
サキ
「えっと……はぁ!?[田中、自首成立]!?」
「「えぇぇぇぇぇ!?!?」」
津田
「田中の奴、自首しやがった!」
チノ
「ですが……これもルールの範囲内ですから、否定はできませんね……」
ゲームからリタイアするかどうかは逃走者の自由
自首も、立派な戦略の1つだ……!
54:00
432,000円
残り9人
綾崎ハヤテ/一姫/九頭竜八一/千矢/土間うまる/松実玄/宮永咲/由崎星空/吉田優子
- Re: 逃走中~夜明けのデルタ~ ( No.19 )
- 日時: 2023/01/27 22:27
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
千矢
「ハンターボックス、どこ~?」
東エリアでハンターボックスを探し回る千矢……
[53:50]
[00:20]
千矢
「嘘、もうあと20秒しかないの!?」
千矢
「時間が短すぎるよ――ってハンター!」ダッ
ハンター1
「…………!」ダッ
しかし、ハンターに見つかった……!
千矢
「確かに逃げるのは楽しいって言ったけど……今はダメだよーーー!!!」タッタッタッ
ハンター1
「…………」タッタッタッ
千矢
「とにかく、逃げなきゃ……!」タッタッタッ
ハンター1
「…………」タッタッタッ
千矢
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
[________]
ハンター1
「…………?」
素早い逃げ足で、ハンターを振り切った!
千矢
「よし……振り切った!時間は――」
[53:25]
[00:00]
千矢
「ない!ミッション終わっちゃったよ~!」
だが、ミッションを邪魔される格好となってしまった……!
千矢
「こうしちゃいられない!早く戻らなきゃ!」ダッ
[53:16]
[00:20]
玄
「もう時間がない……ハンターボックス、どこにあるんだろう……?」
一方、南エリアを担当する玄も制限時間に追われていた……!
[53:06]
[00:10]
玄
「……!!あった、あれだ!」ダッ
ついに、ハンターボックスを見つけた!
玄
「早くしないと……!」タッタッタッ
玄
「えっと……ここに指を置けば……!」
[NOW LOADING]
[FAILED]
玄
「え……ロックされない……?」
[52:50]
[00:00]
玄
「あ……時間、過ぎちゃった……」
僅かに、間に合わなかった……!
玄
「そんな……せっかくここまで頑張ったのに……」
玄
「……でも、これでハンターボックスの場所は分かったし、次はクリアできそう!」
ハンター(南)
「…………」
ミッションの残り時間が8分を切った時点で、未だ封印されたハンターボックスは0
このままでは、ミッション終了後のハンターの数は合計7体となってしまう!
ナサ
「一通り探したと思うんだけど……ハンターボックスなんてどこにあるんだ……?」
八一
「おーい、ナサ!」
ナサ
「八一!」
東エリアにてハンターボックスを探すナサと八一が合流……
ナサ
「ハンターボックス、見なかった?」
八一
「いや、全く……どこにもないぞ」
ナサ
「おかしい……この僕がこんなに探しているのに見つからないなんて……」
八一
「肝心のハンターボックスの場所が分からないんじゃ、西エリアに行っても意味がないしな……とにかく探すしかない!」
シャミ子
「やっと見つけました……ここがコテージですね……」
その頃、コテージにはシャミ子が到着!
シャミ子
「装置に何か書いてありますね……」
シャミ子
「え……これ、2分以内にクリアしないといけないってことですか!?」
シャミ子
「私、ハンターボックスの場所なんて分からないですよ……」
現時点でどのハンターボックスの位置も把握していないシャミ子は、そのエリアまで移動した上、2分以内でハンターボックスを探す必要がある……!
シャミ子
「誰かに電話して聞いてみましょうか……」
他の逃走者に電話をかけ、ハンターボックスの場所を探るようだ……!
Prrrr! Prrrr!
玄
「電話……シャミ子ちゃん……?」
電話の相手は、松実玄だ……!
玄
『もしもしシャミ子ちゃん?』
シャミ子
『あっ、玄さん!ハンターボックスの場所って分かりますか?』
玄
『ハンターボックス?私、今南エリアのハンターボックスの近くにいるよ!時間足りなくてロックできなかったけど……』
シャミ子
『本当ですか!?私、今コテージにいるんです!それなら……』
一姫
「やっと着いたにゃー!おっ、これが装置にゃね?」
シャミ子
『私が今から南に行くので、玄さんはそこにいてくれませんか?』
玄
『えっ、シャミ子ちゃん来てくれるの?じゃあ、私ハンターボックスの場所教えてあげる!』
シャミ子
『ありがとうございます!それじゃあ――』
[ICHIHIME]
[EXPIRE AT 48:58]
一姫
「制限時間は2分にゃ……急いで南に行くにゃ!」ダッ
シャミ子
『え……南!?貴様、ちょっと待てーーー!!!』
玄
『……シャミ子ちゃん……?』
シャミ子
『逃げられた……こざかしい猫め、これで勝ったと思うなよーーー!!!』
玄
『シャミ子ちゃん、どうしたの?』
シャミ子
『グッ……猫に先を越されてしまいました……』
玄
『猫……一姫ちゃんのこと?』
シャミ子
『はい……ですので、そっちの案内をお願いします』
玄
『お、お任せあれ!』
ピッ
シャミ子
「取られてしまったものは仕方ありません……あとは東と西ですか……」
シャミ子
「西ってここのことですよね?だったら私でも何とかなりそうです……」
[NOW LOADING]
[YOSHIDA]
[EXPIRE AT 48:18]
シャミ子
「認証できました……行きましょう!」ダッ
千矢
「ハァ、ハァ……やっと戻ってきた~!」
シャミ子
「あっ、千矢さん!東エリアお願いします!」タッタッタッ
千矢
「うん!今私やろうとしてたところだよ!」
千矢
「じゃあ……行くよ!」
[NOW LOADING]
[CHIYA]
[EXPIRE AT 48:00]
千矢
「48分までだね!急ごう!」ダッ
一姫が南、シャミ子が西、千矢が東のハンターボックスを目指す!
玄
「一姫ちゃん、まだかな~?」
玄
「多分あと1分くらいだよね……?間に合うかな……?」
南エリアにて一姫の到着を待つ玄……
玄
「一姫ちゃんは西エリアだから、多分こっちから来るんだよね……」
一姫
「ハンターボックス、どこにゃ~?」
一姫
「早く見つけないとマズいにゃ!」
一姫はすぐ近くにいる……!
玄
「一姫ちゃんの声がする……こっちかな?」
一姫
「時間がないにゃ~!」
ハンター3
「…………」
だが、ハンターも近くにいる……!
玄
「一姫ちゃん、どこ~?」
一姫
「にゃっ?私を呼ぶ声がするにゃ!」
ハンター3
「…………」
[________]
ハンター3
「…………!」ダッ
見つかったのは、どっちだ!?
49:30
486,000円
残り9人
綾崎ハヤテ/一姫/九頭竜八一/千矢/土間うまる/松実玄/宮永咲/由崎星空/吉田優子
- Re: 逃走中~夜明けのデルタ~ ( No.20 )
- 日時: 2023/01/27 22:28
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
玄
「一姫ちゃん、ここだよ~!」
一姫
「分かってるにゃ……今行くにゃ~!」
ハンター3
「…………」タッタッタッ
ハンターに見つかったのは……
玄
「……あれ?ハンター、走ってない……?」
一姫
「はっ、ハンターにゃ!」ダッ
ハンター3
「…………」タッタッタッ
一姫だ……!
玄
「……!一姫ちゃん追われてる!逃げなきゃ……!」
その様子を目撃した玄は、その場を離れる……!
ハンター3
「…………」タッタッタッ
一姫
「何でこんな目に合わないといけないのにゃ!?これじゃミッションができないにゃ!」タッタッタッ
ハンター3
「…………」タッタッタッ
一姫
「も、もう限界にゃ……!」ポン
49:01
一姫 確保
残り8人
一姫
「つ、捕まったにゃ……私の賞金がーーー!!!」
ミッションのため果敢に走り回ったが、スタミナが切れた……!
Prrrr! Prrrr!
[確保情報 一姫確保、残り8人]
玄
「嘘!?一姫ちゃん捕まっちゃった!」
玄
「こうなったら、やっぱり私が行かなきゃ――」
ハヤテ
「玄さん!」
玄
「あっ、ハヤテさん!」
ハヤテ
「ハンターボックス、見ませんでしたか?」
玄
「ハンターボックス?私場所知ってるよ!」
ハヤテ
「本当ですか!?じゃあ僕、これから西エリアで指紋認証してきますから、橋の入り口で待っていてくれませんか?」
玄
「本当?行ってくれるの?」
ハヤテ
「一刻を争う状況です……ここは僕に任せてください!」
玄
「わ、分かった!お願い!」
今度はハヤテが南エリアのハンターボックスロックのため、コテージに向かう……!
[48:38]
[00:20]
シャミ子
「ハンターボックス……どこでしょうか……?」
シャミ子
「……!ありました!」
西エリアでは、シャミ子がハンターボックスを発見!
ハンター(西)
「…………」
シャミ子
「間違いありません……これですね!」
シャミ子
「ここに指紋を認証させればいいんですね?」
[NOW LOADING]
[LOCKED]
シャミ子
「あ……ロックされました!やりましたよ!」
シャミ子の活躍で、見事西エリアのハンターボックスが封印された!
[48:10]
[00:10]
千矢
「ハァ、ハァ……ハンターボックス、どこにあるの~!?」
一方、東エリアでは千矢がハンターボックス探しに苦戦していた……!
千矢
「ダメだ……時間がないよ~!」
[48:00]
[00:00]
千矢
「ハァ……また戻らなきゃ……早くしないと、ハンターが……!」
八一
「結構色々な場所を見てるけど……どこにもないな……」
八一
「まさかこんなところにあるわけ――!?」
ハンター(東)
「…………」
八一
「……!!あった、これだ!」
ベンチの裏で横倒しに置かれたハンターボックスを発見!
八一
「なるほど、こういうパターンもあるのか……どうりで今まで見つからなかったわけだ」
千矢
「あっ、八一!」
八一
「千矢!ハンターボックス、見つけたぞ!」
千矢
「えっ、本当!?」
そこへ、千矢が到着……!
千矢
「これが……ハンターボックス……!」
八一
「まさかこんな風に置かれてるとは思わなかったな……だけど、これでやっと封印の準備が整ったな」
千矢
「そ、それじゃあ、私行ってくるよ……!」
八一
「いや……ここは俺に任せてくれ!」
千矢
「えっ、でも――」
八一
「沢山走って疲れてるんでしょ?千矢は休んでてくれ!」ダッ
千矢
「ちょっと――行っちゃった……」
八一
「俺が見つけたハンターボックスだ……絶対に俺の手でロックしてみせる!」
ミッション終了まで2分半
残り45分までにコテージとハンターボックスで指紋認証を行わなければ、ボックスからハンターが放出されてしまう!
ハヤテ
「よし……ここだね!」
コテージにやって来たのは、綾崎ハヤテ……
ハヤテ
「まだ西しかロックできてないのか……これはマズいな……」
ハヤテ
「せめてあと1つはロックしておかないと……!」
[NOW LOADING]
[AYASAKI]
[EXPIRE AT 45:08]
ハヤテ
「チャンスは1度だけ……これは絶対に失敗できない!」ダッ
果たして1度きりのチャンスを活かし、ハンターを封印することはできるのか!?
47:00
516,000円
残り8人
綾崎ハヤテ/九頭竜八一/千矢/土間うまる/松実玄/宮永咲/由崎星空/吉田優子
- Re: 逃走中~夜明けのデルタ~ ( No.21 )
- 日時: 2023/01/27 22:29
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
ミッション2終了まで
2分
うまる
「あと2分かぁ……結局今回も動けなかったな……」
うまる
「ハンターボックスは3つだったよね?いくつロックできたんだろう……?」
うまる
「ハンター放出に備えて隠れておかないと……!」
シャミ子
「西は封印しましたが……もしかしたら2体放出されてしまうかもしれません、私は今のうちに隠れておきましょう!」
既に1つハンターボックスをロックしたシャミ子も、西エリアで隠れ場所を探す……!
シャミ子
「ここはどうでしょうか……ひゃっ!?」
咲
「ひゃあっ!?……シャミ子ちゃん……!」
木陰に潜んでいたのは、宮永咲……!
シャミ子
「ビックリしました……咲ちゃん、こんなところにいたんですね……」
咲
「シャミ子ちゃん、ミッションって今どんな感じか分かる?」
シャミ子
「私、さっきそこで1つロックしてきました!」
咲
「本当!?すごい!」
シャミ子
「……ただ、残りの2つは何とも……」
咲
「そっか……誰かクリアしてくれてるといいなぁ……」
シャミ子
「咲ちゃん、私もここに隠れていいですか?」
咲
「えっ?別にいいけど……目立たないかな……?」
シャミ子
「多分大丈夫です!ほら、こうやって低く伏せれば――」
咲
「……尻尾、出てるよ……」
シャミ子
「……はっ、忘れてました!」
とても、心配だ……!
ミッション2終了まで
1分
八一
「よし……着いたぞ!」
ようやく八一がコテージに到着
だが、ミッションの残り時間は1分を切った……!
八一
「東はこれだな……行くぞ!」
[NOW LOADING]
[KUZURYU]
[EXPIRE AT 43:49]
八一
「あと49秒……もう全力で走るしかない!」ダッ
八一
「俺は諦めないぞ……最後まで諦めない!」タッタッタッ
最後の力を振り絞り、東エリアのハンターボックスへ急ぐ!
ハヤテ
「ハァ、ハァ……」タッタッタッ
玄
「あっ、こっちこっち~~!!」
ハヤテ
「玄さん……今行きます!」タッタッタッ
南エリアでは、綾崎ハヤテと松実玄が再会!
玄
「ハンターボックスはこの先だよ!」
ハヤテ
「分かりました……それでは案内を――」
玄
「……!ハンターいる!」
ハンター4
「…………」
しかし、1体のハンターが2人の行く手を阻む……!
玄
「なんでこんな時に……もう時間がないよ……!」
ハヤテ
「……でも、これでは前に進めません……ハンターが行ったら全力で走るしかありません……!」
ミッション2終了まで
30秒
千矢
「八一、まだかな?もうすぐミッション終わっちゃうよ……!」
千矢
「……っていうか、もうあと30秒じゃん!」
千矢
「それまでに八一が来なかったらここからハンターが……!」
千矢
「ダメだ、離れよう!」
ハンターボックスの近くは危険と判断し、距離を取る……!
ハンター4
「…………」
玄
「……行った!」
ハヤテ
「行きましょう、玄さん!」ダッ
ハンターが去ったのを確認し、共に駆け出す2人!
ハヤテ
「ハァ、ハァ、ハァ……!」
玄
「これがハンターボックスだよ!」
ハヤテ
「やっと見つけました……指紋は――」
玄
「ここに指を置いて、早く!」
ハヤテ
「わ、分かりました!」
果たして……
[NOW LOADING]
[LOCKED]
玄
「あ、ロックできた!」
ハヤテ
「ま、間に合った~……!」
見事、ハンターボックスのロックに成功!
ミッション2終了まで
10秒
ハンター(東)
「…………」
しかし、ハンターボックスは東エリアにあと1つある……!
八一
「クソ……もう時間がない……!」タッタッタッ
八一
「あぁ……これは間に合わない!」
5
4
3
2
1
[45:00]
ガコン!
ハンター5
「…………!」ダッ
ハンター、放出……!
ハンター5
「…………」タッタッタッ
その数は、5体となった!
Prrrr! Prrrr!
うまる
「……!ミッション失敗!?」
ナサ
「[吉田優子・綾崎ハヤテの活躍により2つのハンターボックスがロックされた]」
八一
「[しかし1体のハンターがエリアに解き放たれ、合計5体となった] みんな……ホントにすまない……!」
千矢
「八一、ダメだったの~!?やっぱり無理にでも私が行ってればよかったなぁ……」
ハンター5
「…………」
2体のハンターを封印するも1体のハンターが放出
ゲームの難易度が、上がってしまった!
44:30
546,000円
残り8人
綾崎ハヤテ/九頭竜八一/千矢/土間うまる/松実玄/宮永咲/由崎星空/吉田優子
- Re: 逃走中~夜明けのデルタ~ ( No.22 )
- 日時: 2023/01/27 22:30
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
玄
「1体放出かぁ……厳しくなっちゃったね……」
ハヤテ
「でも、ここが間に合って本当によかったです……とりあえず、2体封印できてよかったと考えましょう!」
玄
「まぁ……そうだね」
ハヤテ
「それじゃあ、お互い頑張りましょう!たかが1体、されど1体ですから……玄さんも見つからないように気を付けてください!」
玄
「分かってるよ~!ハヤテも気を付けてね!」
咲
「ハンター5体だって……これはマズいよ……!」
シャミ子
「最悪の事態は免れたとはいえ、逃走成功が遠ざかってしまいましたね……」
咲
「私、もう自首する……」
シャミ子
「え……咲ちゃん自首するんですか!?」
咲
「この状態じゃ逃げ切るのは私には絶対無理だよ……丁度西エリアには自首用電話もあるし、今が潮時だと思うんだ」
シャミ子
「そんなのダメです!インポッシボーですよ!」
咲
「どうして?自首だってルールの1つだよ……?」
シャミ子
「それはそうかもしれませんが……自首するということはゲームを途中で投げ出すということですよ!?」
咲
「……?それはそうだけど……」
シャミ子
「咲ちゃん、負けこんでるからって麻雀の対局でも同じように逃げ出したりするんですか!?」
咲
「うっ!……それは……」
シャミ子
「たとえ苦しい状況でも諦めずに逆転の筋を探す……私はこれが正しい方法だと思うんです!」
シャミ子
「だから……まだ諦めたりしないで、私と一緒に逃げ切りましょう!」
咲
「シャミ子ちゃん……」
咲
「……分かったよ……あと少し、頑張ってみる」
シャミ子
「それでこそ咲ちゃんです!さぁ、隠れましょう!」
咲
「……また尻尾出てるよ……」
シャミ子
「……はっ!!」
咲
「……やっぱり心配だなぁ……」
ナサ
「結局、ハンターボックスはどこにあったんだ……?」
ナサ
「こんなに探したのに見つからないなんて明らかにおかしいよ!」
果敢にミッションに動くも、クリアに貢献できなかった由崎星空……
ナサ
「……まぁでも、増えちゃったものはしょうがない。切り替えて行こう」
ナサ
「状況は厳しくなったけど、僕は絶対に自首なんてしないよ!」
だが、切り替えが早い……!
ナサ
「なんてったって、僕はNASAより早く光速に
うまる
「ハンター5体かぁ……厳しくなったね……」
うまる
「1体増えただけで、景色が全く違って見えるよ……ドキドキしてきた……」
【今後の作戦は?】
うまる
「えっ、作戦?それは――!!ハンターいる!」
ハンター3
「…………」
早速、近くにハンターを発見……!
うまる
「こっちに来る……ここから離れないと……!」
すぐさま距離を取る……!
ハンター3
「…………」
うまる
「……って、こっちにも!?」
ハンター5
「…………」
しかし、反対方向からもう1体!
ハンター3
「…………」
ハンター5
「…………」
うまる
「ど、どうしよう……逃げ場がないよ……!」
挟まれた……!
ハンター3
「…………」
ハンター5
「…………」
うまる
「この岩の裏は……ダメ、小さすぎる……!」
ハンター3
「…………」
ハンター5
「…………」
徐々に迫る、恐怖の足音……!
うまる
「こ、こうなったら……!」
ハンター3
「…………」
ハンター5
「…………」
[________]
ハンター3
「…………」
ハンター5
「…………」
気づかれなかったようだ……!
うまる(干物妹)
「ハンター、行った……?」
うまる(干物妹)
「危なかった~……もうダメかと思ったよ~」
咄嗟の干物妹モードで、最大のピンチを乗り切った……!
うまる(干物妹)
「……って、こんな姿見せられないよ!早く戻らないと!」
うまるーん
うまる(美妹)
「ハァ……これで一安心、だね」
―牢獄DEトーク―
田中
「……疲れた……」
千束
「おっ、田中じゃん!」
六花
「Welcome to ダークサイド……混沌なる――」
津田
「アイツは自首だから牢獄には入らないぞ」
鍵
「そうだ!田中、何で自首なんかしたんだよ!?」
田中
「え……そこに自首用電話があったから」
サキ
「そんなノリで自首するな!山登りじゃないんだから!」
一姫
「そうにゃ!正々堂々最後まで戦うにゃ!」
田中
「え……あ……ごめん……」
怜
「でも、自首も1つの戦略やと思うで。実際うちも自首しようと思っとったし」
チノ
「そうですね……私たちがとやかく言うことではないと思います」
なでしこ
「田中くん、42万円だっけ?羨ましいよ~!それだけあれば欲しいキャンプ用品結構買えちゃうもん!」
津田
「結局賞金はどうするつもりだ?」
田中
「賞金?……とりあえずとっておく」
六花
「なるほど、貯金か……」
怜
「堅実やな」
田中
「今は親の収入があるから何もしなくても生きていけるけど……将来はそうもいかなくなるからね……」
千束
「え……それってつまり……」
サキ
「まさか、将来何もせずに生きていく気!?」
鍵
「だから今のうちにたくわえを作っておくってわけか……」
なでしこ
「私だったらすぐ使っちゃうよ!田中くん、将来のことまで考えててすごい!」
チノ
「全然すごくないと思います」
田中の帰還で賞金の話が巻き起こる牢獄
しかし、彼らの希望はまだ終わってはいない……!
42:00
576,000円
残り8人
綾崎ハヤテ/九頭竜八一/千矢/土間うまる/松実玄/宮永咲/由崎星空/吉田優子