二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中 ~Fly High With You!~ [完結]
- 日時: 2023/10/20 21:00
- 名前: オレンジペコ (ID: 7mGgpC5l)
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~まえがき~
こんばんは。オレンジペコでございます。
第4回逃走中をスタート致します。よろしければお楽しみくださいませ。
ゲームに先立ちまして、下記の注意事項をご一読ください。
〈注意事項〉
・元作品のネタバレはできる限り避けるようには致しますが、不可避な部分も多々ありますのでご注意ください。仮に予期せぬネタバレを喰らってしまっても、当方は一切の責任を負いかねます。
・基本的に近年放送されているゲームをモデルとしているため、エリア内ドラマ・未来ドラマの類はございません。ただしオープニングゲームはやります。
・今回も予想クイズを開催致します! どうぞお気軽にご応募下さいませ!!
・感想・ご意見等は大歓迎です! ……が、作者のメンタルが豆腐なため、お手柔らかにお願い致します。当然ながら荒らし・誹謗中傷の類は厳禁です。
お待たせいたしました。それでは、今回も皆様にお楽しみいただけますよう頑張って参ります。
令和5年1月3日 オレンジペコ
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今回のゲームは、2チームに分かれて行われる団体戦!
東京の空の玄関口・羽田空港を舞台に、様々な作品より集められたキャラクター達、そして初登場となる作者勢の計24人の逃走者がゲームに挑む!
待ち受けるのは、いつもの逃走中とは異なる対人特化のミッション達……逃走者達の絆と負けん気が今、試される!
果たして130分間のゲームでより多く生き残り、賞金240万円を山分けするのはどちらのチームなのか!?
~逃走者リスト(「作品→下の名前」の50音順、作品横の数字は参加回数)~
〈青チーム〉
キャプテン
条河麻耶 【ご注文はうさぎですか?】4
兎原透子 【明日ちゃんのセーラー服】初
響木正剛 【イナズマイレブン】初
峯沢維弦 【Caligura -カリギュラ-】初
神楽鈴奈 【Caligula -カリギュラ-】2
百地たまて 【スロウスタート】初
天原すず 【逃走中 オリジナルストーリー】初
五所川原光 【逃走中 オリジナルストーリー】初
四葉ありす 【ドキドキ!プリキュア】初
天野美雨 【ブレンド・S】初
konakun. 【募集参加】初
浜千鳥 【募集参加】初
〈赤チーム〉
キャプテン
奈津恵 【ご注文はうさぎですか?】4
龍守逢 【明日ちゃんのセーラー服】初
明日花緒 【明日ちゃんのセーラー服】初
飛鷹征矢 【イナズマイレブン】初
イケP 【Caligula -カリギュラ-】2
少年ドール 【Caligula -カリギュラ-】初
千石冠 【スロウスタート】初
工藤結愛 【逃走中 オリジナルストーリー】4
セバスチャン 【ドキドキ!プリキュア】初
星川麻冬 【ブレンド・S】初
綾木 【募集参加】初
大瑠璃音葉 【募集参加】初
以上、2チーム24人
- 逃走中 ~Fly High With You!~ ( No.62 )
- 日時: 2023/09/29 20:15
- 名前: オレンジペコ (ID: 7mGgpC5l)
冠(赤)
「!? ボールが……」
綾木(赤)
「消えた……そんなバナナ!?」
青チーム・百地たまてが妨害アプリ「目的地シャッフラー」を起動!
飛鷹征矢を除く赤チームの3人は、持っていたバトルボールをエリア内のどこかに飛ばされてしまった!
ありす(青)
「百地さんからチャットですわね。『目的地シャッフラーで赤の方々のボールを飛ばしました! チャンスは今です!』 まあ、ありがとうございます!
ハンター
「……」
ハンター
「……」
ハンター
「……」
飛鷹(赤)
「くっ、ここに来てよく見かけるようになったな……早いとこボールを見つけなきゃいけないってのに……!」
赤チームで唯一、シャッフル前の時点でバトルボールを持っていなかった、蹴りのトビー!
ハンターを見かけ、身を潜めていたようだ……
ハンター
「……」
飛鷹(赤)
(向こう向いたか。よし、今……!)ダッ!
ハンター
「……」
[]ピ―――――
ハンター
「……」
見つからずに、済んだようだ……
飛鷹(赤)
「っし……ん? バトルボール……これだな!」
逃げた先で、バトルボールを発見!
konakun.(青)
「お、あったあった! よし、今度こそ……」
(×>ヮ<)<カムチャンニリベンジ?
konakun.(青)
「もそうだし、やっぱすずちゃんに復活させてもらった以上成果0じゃ終われんでしょ」
(×>ヮ<)<ダネ
その一方、青チームはkonakun.と……
マヤ(青)
「新しいボールあった! よーし、待ってろメグ!」
キャプテン・条河麻耶がバトルボールを手にした!
ー牢獄ー
鈴奈(青)
「あ、イケPさんお帰りなさい」
イケP(赤)
「ただいま…………ハァ~、あの捕まり方は無えって……」
セバスチャン(赤)
「何があったのでしょう?」
イケP(赤)
「いやな? バトルボール持ってる時に条河を見つけたから『これはチャンスだ!』って思って挑みかかったわけよ。で、バトル自体は俺有利で進んでたってのに……後ろから来てたハンターに気づけねえでそのまま確保だぜ?」
美雨(青)
「つまりアレですね。戦闘中要素に夢中になってこのゲームが逃走中であることを忘れてしまった、と」
イケP(赤)
「いやー、マジダセェわ俺……せっかく赤が優勢になったとこだったってのにy」
花緒(赤)
「いけぴーさんダサくないよ! かっこいいよ!」
維弦(青)
「明日?」
花緒(赤)
「だって花緒といっしょに最初のミッションやってくれたもん! それに、モノレールのチケット花緒に譲ってくれたし! いけぴーさんはりっぱなイケメンだよ!」
イケP(赤)
「花緒…………へへ、そっか。サンキュな!」
麻冬(赤)
「まあアレね。捕まり方はともかく、今花緒ちゃんにそう言ってもらえてるのも紛れもなく貴方の評価よ。……貴方がどんな経緯で、何を願って『メビウス』に招かれたのか知らないけど、そこは素直に受け止めて自信持てばいいと思うわ」
イケP(赤)
「だな! っしゃ、そしたら後は残ってる連中を全力で応援だぜ!」
兎原(青)
「『ダサくない』、に『かっこいい』か……思い出すな、るみ達に遭遇したあの日のこと」
龍守(赤)
「全くだわ。で、今日そんな私たちが呼ばれたのが『逃げることが目的』な逃走中、と……何の因果なのかしらね」
兎原(青)
「あ、確かに! え、じゃあオレンジペコさん、それも踏まえて今日私たちのこと呼んだりしたりしたのかな?」
龍守(赤)
「そこまで考えてはないんじゃない? でも……もしあんたが東京から逃げて蠟梅を受けよう、なんて思わなかったら、今日ここで花緒ちゃんと3人で逃走中に出るなんてことは確実になかった。それだけは言えるわ」
兎原(青)
「逢……たはは、人生って分からないものだね」
すず(青)
「人生……そういえばさっきkonakun.さんも……」
光(青)
「どうした?」
すず(青)
「ううん、本当に逃走中って不思議なゲームだな、って」
光(青)
「……」
結愛(赤)
「……ねえ」
すず(青)
「!?」ビクゥッ!!
結愛(赤)
「あんた達もアイツ……月村サトシのゲームの参加者だったのよね」
光(青)
「ああ」
すず(青)
「は、はい……」
結愛(赤)
「良かったら、その時の話聞かせてくれる? もっと知りたいの。逃走中のこと」
すず(青)
「……はい!」
ありす(青)
「ありましたわ、バトルボール……!」
と、ここで青チーム・四葉ありすがバトルボールをGET!
ありす(青・〇×1)
「……綾木さん、まだ近くにいらっしゃるでしょうか?」
狙うは、先ほどのミッションで自身を出し抜いた作者・綾木……!
メグ(赤)
「ボール、ボール……」
そして、キャプテン同士・親友同士の決闘を申し込んだ奈津恵のもとには……
「おーいメグ! ボール私持ってるよー!」
メグ(赤)
「……!!」
マヤ(青・〇×1)
「ごめんごめん! 早く着いたら橋の上からボール探してるメグが見えたからさ、来ちゃった!」
メグ(赤)
「マヤちゃん……!」
条河麻耶……!
次回、ゲームの行方を左右する大決戦!!
【16:30】
青チーム 残り4人
条河麻耶 百地たまて 四葉ありす konakun.
赤チーム 残り4人
奈津恵 飛鷹征矢 千石冠 綾木
- Re: 逃走中 ~Fly High With You!~ ( No.63 )
- 日時: 2023/09/29 21:04
- 名前: 浜千鳥(元Troyhorse) (ID: I4LRt51s)
スゴい久々のコメントとなる浜千鳥です。
30分切った辺りで確保となりましたか…。
ここまでチマメ隊の2人が生き残ってきましたが、因縁の対決はいかに…?
次回も楽しみにしてます!
- コメント返信タイム ( No.64 )
- 日時: 2023/10/03 22:45
- 名前: オレンジペコ (ID: 7mGgpC5l)
ーコメント返信タイムー
To.浜千鳥さん
コメントありがとうございます!
ここまで、冷静な判断力と堅実なプレーで青チームの柱の一角となってきた浜千鳥さんでしたが、最終ミッション発令を目前にして無念の確保となってしまいました……!
浜千鳥さんの立ち回りについては、ベテランつながりということで4/9放送の本家逃走中「グレートコラボSP」におけるアンガールズ田中さんを意識した部分も多々あったのですが、いかがでしたでしょうか?
そして、次回はいよいよ主将同士が直接対決!
原作でも2次創作でも恐らくあまりない「マヤメグのガチバトル」、お楽しみいただければと思います。
次回もお楽しみに!
- 逃走中 ~Fly High With You!~ ( No.65 )
- 日時: 2023/10/04 09:23
- 名前: オレンジペコ (ID: 7mGgpC5l)
♪秘めた想い♪ 【ご注文はうさぎですか??】
マヤ(青・〇×1)
「日本橋まで一緒に行こ?」
メグ(赤)
「うん!」
はねだ日本橋の真下で合流したキャプテン2人……!
連れだって、日本橋を目指し歩き出す……
マヤ
「……ねえメグ」
メグ
「ん? なあにマヤちゃん?」
マヤ
「どう? キャプテンは?」
メグ
「えへへ、私なんかダメダメだよ~……音葉さんとか飛鷹くんにフォローしてもらってばっかり。こんなに難しいなんて思わなかった」
マヤ
「あはは、じゃあおんなじだ! 私も、さっきトラップ踏ん付けた時はホントに落ち込んじゃってさー……第3ターミナルに来るときなんかほとんどありすとたまに運ばれてたもん!」
メグ
「……でもマヤちゃん、さっき私からセバスチャンさんのパネル奪った時はすごく楽しそうだったよ?」
マヤ
「そりゃね! だってやっぱメグには置いて行かれたくない……ううん、違う。負けたくないっていうかさ! あんなひっどいトラップ仕掛けたのがメグだって分かったら、そりゃそう思うでしょ?」
メグ
「む~……私もマヤちゃんにパネル奪られた時に同じこと思ったんだよ?」
マヤ
「なんだ、やっぱり以心伝心なんだ私たち!」
メグ
「そうだね! ……じゃあこの気持ち、ここで全部吐き出しちゃおっか!」
マヤ
「オッケー……じゃあ私、橋の向こう側行くね!」
マヤ(青・〇×1)
(キャプテンとかどうとか関係ない)
メグ(赤)
(私は、今この瞬間……)
((メグ/マヤちゃん に勝ちたい!!))
マヤ(青・〇×1)
「…………良いよ! メグ!」
メグ(赤)
「はーい! それじゃあ、いざ……」
♪カオスが極まる♪ 【ブルーロック】
「「勝負!!」」
マヤ(青・〇×1)
(考えるんだ……長期戦になればなるほどバレエで鍛えてるメグが体力面で有利になる。でも、瞬間的な機動力なら私の方が上……だから!)ダッ!
先に動き出したのは、マヤ!
バトルボールを持ったまま、メグ目掛け肉薄だ!
メグ(赤)
(短期決戦で潰しに来る……そうだよね、マヤちゃん! なら私は、その猛攻を凌ぎ切る!)
マヤ(青・〇×1)
「(狙うのは至近距離からの一撃……メグに回避をさせない位置まで近づいて……!)喰らえっ!!」ビュン!
メグ(赤)
(読み通り!)クルン!
床
「」ダン!
マヤ(青)
(外した! この距離からでも避けてくるの!? ……でも、速度を落としちゃダメだ! 転がるボールに……先に追いつく!)
メグ(赤)
「行かせないよ!」ガッ!
マヤ(青)
「なっ!?」
メグ、マヤ目掛け体当たり!
マヤ(青)
「ぐ……っ! (ボールから離された!? でもまだ! もっかいメグをブチ抜いて……先にボールに触る!)」
メグ(赤)
(これで私のほうがボールに近くなった! 足の速さじゃマヤちゃんには敵わないけど……)
メグ(赤)
「……ここっ!」ザァッ!
マヤ(青)
「なっ!?」
なんとメグ、ボール目掛けヘッドスライディング!?
メグ(赤・〇×1)
(手足の長さで、その差を埋める!)
見事、ボールの奪取に成功だ!
メグ(赤・〇×1)
「わ、わわ……!」ゴロゴロゴロ……!
マヤ(青)
「メグ!?」
マヤ(青)
(ヘッドスライディングの勢い余って転がってるし……いや、違う!!)
(回想)
マヤ
「じゃあ一斉に手を離すよ!」
チノ&メグ
「「え!!?」」
マヤ
「せーのっ!」
ばっっ!!
メグ
「クルクルクルクル……クルクルクルクルクルクル……」
マヤ
「勝者、メグーーー!!」
(回想終わり)
マヤ(青・〇×1)
(あの混沌マイムマイムすら耐えたメグの平衡感覚があれば、あの体勢からでも……)
メグ(赤・〇×1)
「わわ、回る回る…………なーんて!!」ビュン!
マヤ(青)
(私を正確に狙う一球を撃って来れる!)
マヤ(青)
「読み、切った!」バシィ!
メグ(赤)
「ウソ!? (止められた! まさかマヤちゃん、私が今の体勢から撃ってくるのを読んでた……!?)」
マヤ(青・〇×1)
(か、ら、の……体勢が戻る前に速攻カウンター!)ビュン!
メグ(赤)
「! 危ない!」ゴロン!
床
「」ダン!
マヤ(青)
(あれも避ける……!?)
バトルボール
「」コロコロ……
メグ(赤)
「わ、待って待って……と!」
メグ(赤・〇×1)
(マヤちゃん追ってこない……距離がありすぎるから、かな? ……でも、今みたいにカウンターで来られたらもう1回避けられるかは正直分かんない……)
マヤ(青)
(考えろ! ……今ので私のカウンターにはメグも警戒したはず。なら、次にメグが取ってくる手段は……!)
メグ(赤・〇×1)
「よーし……」
マヤ(青)
(あの位置でそのまま構えた……やっぱり長距離で狙って来る気だね。よし、ならさっきイケPがやったみたいなジャンプで後ろに……!)
メグ(赤・〇×1)
(……さっきの一撃をキャッチするなんてさすがマヤちゃんだよ! ……今のでダメならもう不意を突いた遠距離砲は通用しない……なら!)
メグ(赤・〇×1)
「……!」ギュン!!
マヤ(青)
「!」
メグ(赤・〇×1)
(ゼロ距離から……叩き込む!)
マヤ(青)
(大接近!? しまっ、回避が、間に合わな……!)
メグ(赤・〇×1)
「……ッ!」ビュン!
マヤ(青)
「ぐあっ!」バァン!
メグのゼロ距離射撃が、ついにマヤの左肩に着弾……!
マヤ(青)
「まだ、だぁッ!!」バシィ!
が、なんとマヤ、宙に浮いたボールをキャッチ!
先のイケP戦の、再現だ……!
メグ(赤)
「!!」
マヤ(青・〇×1)
(チャンスは今しかない! メグの体勢が戻る前に……!)
メグ(赤)
(またカウンターが来る……何としても避けて、もう1回同じ局面に持ち込むんだ!)
マヤ(青・〇×1)
(この、一撃を……っ!)ブン!
メグ(赤)
(避ける……!)バッ!
マヤ(青・「〇×1」)
「…………」
メグ(赤)
(え、マヤちゃん、投げてな……!?)
マヤ(青・〇×1)
「————ッ!!」ビュン!
メグ(赤)
「!!」バァン!
バトルボール
「」ダン、コロコロ……
マヤ(青)
「……っしゃあぁぁぁっ!!」
幼馴染兼主将対決を制したのは、青チームキャプテン・条河麻耶!!
ハンター
「……!」ダッ!
ハンター
「……!」ダッ!
これにより、奈津恵の位置情報がハンターに通達!
確保に、動きだす……!
メグ(赤)
「ハァッ、ハァ、ッ…………!」
マヤ(青)
「ナ、ナイスゲーム…………メグ! じゃあ、ハンター来るから私行くね! ……メグとのガチンコ勝負、最高に楽しかったよ!」タタッ……
メグ(赤)
「そう、だね、マヤちゃん……私も、最高に楽しかった! だから……」
ハンター
「……!」
ハンター
「……!」
「もうちょっとだけ、続けよ?」ダッ!
マヤ(青)
(メグ、大丈夫かな……帰ったら、ブラバでパフェとか奢って……)
メグ(赤)
「マヤちゃぁぁぁぁぁん!!」
マヤ(青)
「! メグ!?」
なんとメグ、はねだ日本橋から離れたマヤを追いかけてきた……!
マヤ(青)
「ちょ、ちょっとメグ、何して……!?」
メグ(赤)
「ハンターに捕まるまで、勝負は終わらないもん!」
マヤ(青)
(振り切れない……! メグ、こんなに足速かったっけ……ってマズ!?)
ハンター
「……!」
正面から、来た……!
マヤ(青)
「ヤバい、止まれな……!?」ポン……
メグ(赤)
「ぜー、はー、……ゆ、油断したね、マヤちゃん……!」
ハンター
「……!」
さらに、背後からもう1体……!
メグ(赤)
「こ、これで、私の……!」ポン……
【11:32】
青チーム
条河麻耶 確保 残り3人
【11:26】
赤チーム
奈津恵 確保 残り3人
マヤ
「…………」
メグ
「…………」
マヤ
「……えへへ! 引き分け、かな?」
メグ
「ううん、ドッジボール部分は私の完敗だったし……1勝1敗じゃない?」
マヤ
「なるほど! ……ねえメグ!」
メグ
「なあに? マヤちゃん」
マヤ
「ありがと! 全力で戦ってくれて! とっても楽しかった!」
メグ
「こちらこそ! って、まだチーム戦の決着はついてないよ?」
マヤ
「おっとそうだった! ……みんなも、私達みたいなガチバトルしてるのかな?」
遂に両軍のキャプテンが倒れ、残るは3人ずつ!
そして……!
ありす(青・〇×1)
「はぁぁっ!!」ビュン!
綾木(赤)
「フン!」バシィ!
ありす(青)
「! 流石綾木さん……ですがこの勝負、今度こそ私が頂きますわ!」
因縁の対決は、こちらでも……!
綾木(赤・〇×1)
「そうはいかな……」Prrrr! Prrrr!
綾木(赤・〇×1)
「! マヤとメグが……これは、キャプテン同士が相討ち!?」
ありす(青)
「なんと! となると、ますます負けるわけには参りませんわね。お相手致します!」
綾木(赤・〇×1)
「上等! バナナパワー見せてやる!」
ゲーム時間残り10分余り……最後に笑うのは、どちらのチームだ!?
【10:45】
青チーム
残るは百地たまて&四葉ありす&konakun.
赤チーム
残るは飛鷹征矢&千石冠&綾木
- 逃走中 ~Fly High With You!~ ( No.66 )
- 日時: 2023/10/12 15:53
- 名前: オレンジペコ (ID: 7mGgpC5l)
綾木(赤・〇×1)
「……」
ありす(青)
「……!」
ゲーム時間、残り10分余り……残る逃走者は、両軍ともにあと3人!
そんな中、先のミッションでも相対した青チーム・四葉ありすと、赤チーム・綾木が再び対決だ!
綾木(赤・〇×1)
(……マズいな。さっき無茶苦茶なターンした時に若干左足首痛めてる。それに気付いてないありすちゃんじゃないだろうし……ここは短期決戦で決める!)
ありす(青)
(気にしていますわね、さっきの左足首……恐らくあまり飛距離は出ないでしょうし、深めに守っておいてボールが来たら一気に肉薄……の流れがよいでしょうか)
互いに、相手の出方を伺い睨み合う……!
さらに……
飛鷹(赤・〇×1)
「どぉりゃっ!!」ビュン!
たま(青)
「おっとと!」サッ!
別の場所では、百地たまてと飛鷹征矢が戦闘開始!
konakun.(青・〇×1)
「いよいよ3人ずつ……ああヤバいマジで緊張する……!」
(×>ヮ<)<イヨイヨヤマバダゼ!
冠(赤・〇×1)
「一切の容赦はしない。『青・即・斬』の精神」
そして、残る2人もバトルボールを持っている……いよいよ、ミッションも佳境だ……!
ハンター
「……」
ハンター
「……」
ハンター
「……」
だが、忘れてはならないのは、このゲームはあくまで「逃走中」だということ……ミッションに夢中になればなるほど、ハンターに見つかるリスクが高まる……!
ハンター
「……!」ダッ!
見つかったのは……
飛鷹(赤)
「! 百地さん、ハンターです!」
たま(青・〇×1)
「なんとぉ!?」
たまと、飛鷹!
たま(青・〇×1)
「致し方ありません! 決着は後程!」
飛鷹(赤)
「ッス!」
2人も気づき、休戦してハンターから距離を取る!
ハンター
「……!」
[MOMOCHI、TOBITAKA]ピ―――――
飛鷹(赤)
「クソ、ここに来てとことん運が無え……っ!」
たま(青・〇×1)
「早く、どこかしらに隠れねば……!」
ハンター
「……?」
[]
2人とも、上手く撒いたようだ……
ハンター
「……」
だが、恐怖は、終わらない……!
飛鷹(赤)
「ハァ、ハァ……マズいな。バトルボール向こうが持ったままになっちまった……!」
たま(青・〇×1)
「……だいじょぶですかね。よし、時間もありませんしここは攻めの一手で参りましょう!」
ハンター
「……!」
たま(青・〇×1)
「のわっ!? っと……」ポン……
【09:00】
青チーム
百地たまて 確保 残り2人
たま(青)
「ぷっきーーーーー!! なんたる不覚!! ありすちゃん、こなくんさん、後はお任せします……!」
警戒を解くタイミングが、早すぎた……
ー牢獄ー
Prrrr! Prrrr!
麻冬(赤)
「『青チーム・百地たまて確保』!」
赤チーム
「「「よっしゃーーーーー!!」」」
青チーム
「「「うわぁーーー……!!」」」
麻冬(赤)
「『青チーム、残るは四葉ありす、konakun.の2人』!」
音葉(赤)
「行ける行ける行ける! こっちまだ男性2人いるしこれ行けるんじゃない!?」
セバスチャン(赤)
「しかしながら、敵方にはまだお嬢様が残っております。ここで気を緩めてしまっては、今までの苦労が水の泡ともなりかねませぬ……!」
響木(青)
「確か、全プリキュア屈指の盾役だったか。加えて大財閥の御令嬢ともなれば相当に頭も回るだろう……この状況とて、ひっくり返せるポテンシャルは十分にあると考えて間違いないな」
浜千鳥(青)
「しかもkonakun.さんもまだ残ってるスからね……リードされたと落ち込むのは、まだまだ早いッスよこれ!」
マヤ(青)
「まだまだこれからだ! がんばれありすー! konakun.ー!」
メグ(赤)
「なんのなんのー! 冠ちゃーん! 飛鷹くーん! 綾木さーん! このまま一気に押し切っちゃえー!!」
少年ドール(赤)
「……さ、さすがキャプテン2人……なんかすごい応援合戦始まってる……」
鈴奈(青)
「私たちも続きましょう、少年ドールさん!」
少年ドール(赤)
「!! あ、ぁ、えと、すず、鈴奈……!」
鈴奈(青)
「こんなことできる機会、多分私たちにはそう多くありませんもの!」
少年ドール(赤)
「……だね」
綾木(赤・〇×1)
「……」
ありす(青)
「……」
再び、ありすvs綾木……!
綾木(赤・〇×1)
「喰らえ! 秘球・バナナカーブ!!」ビュン!
〇
〇
〇
〇グィィィン……!
〇
〇
〇
ありす(青)
「! (ボールが視界から外れ……!?)危ない!」サッ!
床
「」ダン!
綾木(赤)
「惜しい!! クソ、あと少しだったのに……!」
ありす(青・〇×1)
(まだあんな隠し玉を……! 侮れませんわ、綾木さん……!)
綾木(赤)
「まだまだ! たまちゃんも確保されたみたいだし、ここで一気に流れを俺たちに引き寄せる!」
ありす(青・〇×1)
「望むところですわ! これ以上、こちらが倒れるわけには参りません!」
???
「……」
ありす(青・〇×1)
(……? 今、綾木さんの背後に人影が見えたような……?)
<)
ありす(青・〇×1)
「(……!)……そこですわ!」ビュン!
綾木(赤)
「来い! ……ん!?」
バトルボール
「」ヒュ~……
ありすが投げたバトルボールは、山なりの軌道を描き綾木のはるか後方へ……!?
ありす(青)
(今見たのが幻でないのなら、そこにいらっしゃるのでしょう……?)
konakun.(青・〇×2)
「受け取り、ましたぁ!!」バシ!
綾木(赤)
「なぁっっ!!?」
ボールの落ちた先には、なんとkonakun.!!
綾木(赤)
「え、konakun.先生まさか、あらかじめ待機して……!?」
konakun.(青・〇×2)
「違います完全に偶然です、けどお覚悟ォーーー!!」ビュン!
綾木(赤)
「なんの!」バシィ!
konakun.(青・〇×1)
「すんませんそんで僕もう1個持ってるんです!」ビュン!
綾木(赤)
「ウソぉ!?」バァン!!
(×>ヮ<)<ヤッタゼ!
青チーム、ありすの読みとkonakun.の適応力で、見事難敵・綾木の撃破に成功!
ハンター
「……!」
ハンター
「……!」
ハンター
「……!」
彼の位置情報が、3体のハンターに伝わった……!
【06:15】
青チーム
残るは四葉ありす&konakun.
赤チーム
残るは飛鷹征矢&千石冠&綾木
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