二次創作小説(新・総合)
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- 新章開始【改訂版】プリキュアオールスターズ!if物
- 日時: 2018/07/14 21:55
- 名前: 広村伊智子 (ID: mNUslh/H)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=103
グダグダなアレを改訂いたします。
2018/01/08 11:53 開始
改訂前は上のURL
>>
ーーーーーーーー
【お礼】
>>2
ーーーー
2世代目と物語の設定
>>0
『訪問者』編
本編))
>>1 >>3 >>4 >>5 >>6
>>7 >>9 >>10 >>13 >>16
>>17 >>18 >>19 >>20 >>21
>>22 >>23 >>24
訪問者編あとがき)
>>25
ーーーー
>>
『理想←→現実』編
OP歌詞)
>>33
後期ED歌詞)
番外編)
本編)
1:チェンジ!プリキュア 登場!!
>>26 >>27 >>29 >>31
2:先輩プリキュアとの出会い!!
____________________
『劇場版! チェンジ!プリキュア
ーハチャメチャ!? ゲーム王国救出大作戦!ー』
近日公開予定
ーーーーーーーーーー
追加戦士
『理想←→現実』編 以降
((レギュラーメンバー
小野あや/キュアマインド
小野さあや/キュアファニー
小野まあや/キュアポップ
大谷なつき/キュアエバー
ルゥたん(妖精)
((サイドメンバー
小野琉花/キュアドルフィン
大谷あさ子/キュアホリゾン
((更に更に?
雪城さなえ/キュアパール
????/キュアフェート
(公式ですが)
花咲薫子/キュアフラワー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※前置きとして、なぎさたちの娘の紹介!
美墨(藤村)みなと
雪城まひろ
九条ひより
日向(美翔)蘭
美翔空
夢原きぼう
【プリンセス・ホープ】
夏木沙理(さり)
春日野(甘井)うたう
秋元和泉(いずみ)
水無月潤(じゅん)
美々野栗香(くりか)/クリーム
桃園(知念)エミ
蒼乃真希
山吹こころ
東さつき
花咲(大島)つくし
来海りりか
明堂院ゆま
月影あやめ
北条陽奈紀
南野(王子)楓
黒川セレン
調辺(南野)アミ
星空みすず
日野あき
黄瀬八重花(やえか)
緑川氷魚
青木さやか
坂上いくみ
相田(二階堂)アイリ
菱川涼花(りょうか)
四葉ありあ
剣崎ゆうな
円小豆
愛野(相楽)はな
白雪ひみか
(ベルエラ・ヒミカルファ
・ウインドウ・キュアクイーン
・オブ・ザ・ブルースカイ)
大森晃子(みつこ)
氷川(海堂)いおり
春野はるみ
【プリンセス・はるみ】
海堂すずか
天の川あいら
紅城トキワ
朝日奈あすか
十六夜リオ
花海このは
小野よしの((あやの娘
来海せいら((さあやの娘 ←
星空かのん((まあやの娘 ←かなり重大なネタバレですね。
美墨よぞら((なつきの娘 ←
ーーーーーーーーーー
それでは、本編へ!!
- Re: 冬大会8位【改訂版】プリキュアオールスターズ!if物 ( No.18 )
- 日時: 2018/03/29 17:58
- 名前: 広村伊智子 (ID: VUcOU5GL)
8話
『起・承、からのいきなり転!?8話で?』
ガバッ! と派手な音を立てながら、一斉に悪夢から目覚めた2世代目に、れいかは声をかける。
「皆さん?どうしましたか?」
2世代目は青い顔でハァハァ言うだけで何も答えない。そんな彼女らを元気付けるように、ことははテントと入り口を指差しながら言った。
「はー♪皆、美味しそうな匂いがするでしょー?」
2世代目(特に食いしん坊組)は、目をキラキラさせながら、
「うっわぁぁ!ホントだッ」
と大喜びした。
どうやら、2世代目の思考回路からは悪夢のことはすっぽり抜けてしまったようだ。・・・・無理も無い。育ち盛りの12歳なのだから。
テントの外に出ると1世代目たちが料理・配膳をしていて、テーブルの上には、(再び)カレーと手焼きバームクーヘンが並んでいた。
うららがテーブルの上のカレーの大鍋を指差しながら、ちょっと自信ありげに、
「カレーは、私のレシピに則て作りました!」
と言った。
その傍では、羊羹(ホール)を手に持ったこまちがポツリ。
「本当は、羊羹も入れたかっ」
「「「「駄目ぇぇぇ(駄目ですぅぅぅ)!!」」」」
昨夜のソレを繰り返させまいと大勢(主に真面目組、ツッコミ役)が全力で阻止する。
その光景を見ながら、かれんは、
__アワビなんかも入れたかったわ・・・・。
と思ってたり。
そして、先ほどのコントまがいを見て苦笑したり戸惑ったりしている2世代目に、咲が言った。
「バームクーヘンは、クック●ッドを参考にして、私と奏で作ったよ!」
「そうそう!食後に是非!」
それを聞いた(すっかりギャグ要員化した)こまちは、今度は悪戯っぽく微笑むと__
「羊羹・・・・」
「あっ、それ美味しそう!」
「え」
みゆきの呟きに思わず、野々村議員ポーズ(えりかの「はァ?」のポーズに近い)をしてしまった。それに続いて咲と奏が・・・・
「そうだね!ほら、抹茶大納言みたいで良いんじゃない?」
「確かに!抹茶ミルク用のパウダー持ってきてるから、入れて作ってみましょう♪」
「え、え?」
戸惑うこまちを他所に、なぎさが元気よく言った。
「はいはい!チョコレートも良いんじゃない?」
「「「「おぉぉっ!」」」」
咲と奏はモノヅクリ魂を燃やしながら、
「レッツ・ラ・クッキングなりーっ!」
「レッツ・ラ・クッキングよーっ!」
と、珍しくキャラ崩壊しながら新たにバームクーヘンを作り始めた。
それを見ながら、かれんは
__ピエール・マルコリーニのチョコレート・・・・
と思ってたりした。
手元の羊羹を見るこまち。
「カレーとの差は何なのかしら?」
周囲の人は反応に困り、黙る。
__合うか合わないかの話です!
りんならバシッと言ってくれたであろうが、生憎りんは咲と奏を手伝っていて、この場にいない。
すると突然こまちが、自分の中で答えを出したのか大量の羊羹を切り分け始める。
「じゃあ、はい、羊羹♪」
「うわぁ♪美味しそう!」
羊羹を食べる少女らを見ながら、こまちは思った。
__要するに、合うか合わないか、でしょ?
じゃあ聞くな! と言いたくなるような心の呟きだったが、こまちは、誰にも聞こえないような声で、ぼそりといった。
「でも、他にどんな食材と合うのか、試してみたくなるのよね♪」
こまちは、うふふ♪ と笑った。
なぎさは、ゆりに耳打ちした。
「ねえ、ゆり、」
__ここで解説。
この世界のなぎさたちは、リアル時間軸というのを意識していて、去年の4月4日などは、
『 ほのか「私、今日で本当は27さ」
なぎさ「わぁぁぁぁ!?」 』
ということになっていた。
なお、ゆりを呼ぶときだけはリアル時間軸にそった呼び方で、
なぎさ
ほのか
ひかり
咲
舞
こまち
かれん
のぞみ
りん
くるみ
は、呼び捨てでタメ口である。
(ひかりは丁寧語だがゆりちゃん呼び)
(のぞみもゆりちゃん呼び、タメ口)
そしてゆりはというと、全員にタメ口だ。
__解説終わり。
「ゆり、なんか、胸騒ぎがするんだけど・・・・」
ゆりも表情を険しくしながら肯く。
「・・・・私もよ。」
ほのかも会話に加わる。
「今日辺りかしら?襲ってくるとしたら__」
そっか、意外と早いなぁ、と呟くなぎさだが、みなとたちに『あの話』をふる準備はできたようだ。
・・・・で、ふってみた。(唐突)
深呼吸をしつつ、なぎさは、カレーを食べるみなとたちに声をかける。
「みなとたちってさ、」
「んぇ?」
もう一度、笑顔を作り直すなぎさ。
しかし__
__なぎさったらぁ・・・・
ほのかは苦笑した。なぜなら__
緊張からか、カレースプーンを握る手が震えている。汗がダラダラ。
__落ち着け、あたしぃぃ!!
自己暗示をかけたなぎさの顔が引き締まる。
「みなとたちってさ未来から来たあたしたちの子供だったり、する?」
それを聞いた2世代目は一斉に咽た。
「ーーーっ!?」
__・・・・分かりやすッ
1世代目たちがまず思ったことはそれだった。
ーーーー
【次回予告】
つぼみです!
今回はタイトル詐欺でしたね。
まだ『転』になりきってないじゃないですかっ!
でも、次こそはちゃんと・・・・
でも、かなり短くなります。
__文句言わないでくださいっ
責任は全て作者さんにあるんです!
次回は!
『戦闘開始!』
です!
お楽しみに!
- Re: 冬大会8位【改訂版】プリキュアオールスターズ!if物 ( No.19 )
- 日時: 2018/04/02 14:46
- 名前: 広村伊智子 (ID: VUcOU5GL)
短いなんて、嘘でした。(土下座)
そして伊智子は、
『全員集合!
時を越えて!
プリキュアオールスターズ・タイムトラベリング!』
のくだりがお気に入り。
ーーーー
9話
『戦闘開始!』
突然のことに2世代目たちは汗タラタラだ。
みなとがようやく口を開く。
「えーっと・・・・なんと言われましたですか?」
挙動不審のみなとに、きぼうが小声で突っ込んだ。
「みなとちゃん!日本語変!」
なぎさは、そんな二人を見て苦笑いを浮かべた。
「あはは・・・・。だからさ、みなとたちって、未来から来たあたしたちの娘でしょ?」
__ひゃぁぁぁぁぁぁ!!ばれてるー!?
青い顔のみなとに、何者かが声をかけた。
「みなと何やってるメポ!」
・・・・『未来から来た』メップルだった。
この事態に、『現在の』メップルは放心し、びっくりを既に通り越したような表情を浮かべている。
そんな事お構いなしに、未来から来たメップルは、もう一人の自分に声をかける。
「よろしくメポ♪」
「!? ・・・・」
やっと放心状態から戻ってきたメップルは、あわあわしながらなぎさに言う。
「なぎさ!メップルが2人いるメポぉぉぉ!!」
「・・・・そんなに慌てること?」
対してなぎさは、若干冷めた目だ。
そんな彼女らの元に、足音が近づく。
足音の主は、みなとの前で立ち止まり、言った。
「もう隠せないね、みなと♪」
「「「「あぁぁぁぁぁ!?」」」」
なんと、それは大友だったのだ!
当の彼は、結構余裕をぶっこいている。
「やぁ♪」
「「「「やぁ♪じゃなぁい!!」」」」
「イケメンさんですぅ・・・・!」
恋する乙女のような声色にびっくりして一同は振り向いた。
・・・・つぼみだった。
そんな彼女をえりかが宥める。
「はいはいつぼみ、告白はあーとーで!」
「うぅ・・・・」
「つぼみにはオリヴィエがいるでしょーが!」
「そうなんですけど・・・・」
そんな光景を、大友が興味深そうに眺めていたことは誰も知らない。
一同は、先ほどのコントまがいには苦笑するしかなかった。
しかし、すぐにシリアスフェイスになる。
「なるほど・・・・」
大友は雰囲気を察するとフレードンを召還した。フレードンは吼える。
「ウオォォォォォォォ!!」
それを見たなぎさとみなとは一同に声をかける。
「「皆、」」
一同の顔がさらに引き締まったのを感じた二人は、次の指示をした。
「「・・・・いくよ!」」
「「Yes!」」「「うん!」」「「はい!」」「モフ!」
(少女と熊のぬいぐるみ変身中)
※エコーは『奇跡の魔法』で初代と一緒の組み分けだったため・・・・
「光の使者 キュアブラック!」
「光の使者 キュアホワイト!」
「「ふたりはプリキュア!」」
「闇の力のしもべ達よ」
「とっととお家に帰りなさい!」
「輝く命 シャイニールミナス!光の心と光の意思 全てを一つにするために!」
「思いよ届け!キュアエコー!」
「輝く金の花 キュアブルーム!」
「煌く銀の翼 キュアイーグレット!」
「「ふたりはプリキュア!」」
「聖なる泉を汚す者よ!」
「あこぎな真似はおやめなさい!」
「大いなる希望の力 キュアドリーム!」
「情熱の赤い炎 キュアルージュ!」
「はじけるレモンの香り キュアレモネード!」
「安らぎの緑の大地 キュアミント!」
「知性の青き泉 キュアアクア!」
「「「「希望の力と未来の光 華麗に羽ばたく5つの心 Yes!プリキュア5!」」」」
「青い薔薇は秘密の印!ミルキィローズ!」
「ピンクのハートは愛ある印!もぎたてフレッシュ キュアピーチ!」
「ブルーのハートは希望の印!摘みたてフレッシュ キュアベリー!」
「イエローハートは祈りの印!取れたてフレッシュ キュアパイン!」
「真っ赤なハートは幸せの証!熟れたてフレッシュ キュアパッション!」
「「「「レッツ プリキュア!」」」」
「大地に咲く一輪の花 キュアブロッサム!」
「海風に揺れる一輪の花 キュアマリン!」
「日の光浴びる一輪の花 キュアサンシャイン!」
「月光に冴える一輪の花 キュアムーンライト!」
「「「「ハートキャッチプリキュア!」」」」
「つま弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!」
「つま弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!」
「つま弾くは魂の調べ!キュアビート!」
「つま弾くは女神の調べ!キュアミューズ!」
「「「「届け 4人の組曲!スイートプリキュア!」」」」
「きらきら輝く未来の光!キュアハッピー!」
「太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」
「ぴかぴかぴかりんじゃんけんぽん!キュアピース!」
「勇気りんりん直球勝負!キュアマーチ!」
「しんしんと降り積もる清き心!キュアビューティ!」
「「「「5つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!」」」」
「みなぎる愛 キュアハート!」
「英知の光 キュアダイヤモンド!」
「陽だまりぽかぽか キュアロゼッタ!」
「勇気の刃 キュアソード!」
「愛の切り札 キュアエース!」
「「「「響け 愛の鼓動!ドキドキプリキュア!」」」」
「世界に広がるビッグな愛!キュアラブリー!」
「天空に舞う蒼き風!キュアプリンセス!」
「大地に実る命の光!キュアハニー!」
「夜空にきらめく希望の星!キュアフォーチュン!」
「「ハピネス注入!」」
「「幸せチャージ!」」
「「「「ハピネスチャージプリキュア!」」」」
「咲きほこる花のプリンセス!キュアフローラ!」
「澄み渡る海のプリンセス!キュアマーメイド!」
「きらめく星のプリンセス!キュアトゥインクル!」
「深紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット!」
「強く!」
「優しく!」
「美しく!」
「Go!」
「「「「プリンセスプリキュア!」」」」
「二人の奇跡 キュアミラクル!」
「二人の魔法 キュアマジカル!」
「遍く(あまねく)命に祝福を!キュアフェリーチェ!」
「モフモフモフルン!キュアモフルン!」
「「「魔法つかいプリキュア!」」」
そして親子が・・・・
「「全員集合!」」
それに呼応するように全員が・・・・
「「「「時を越えて!」」」」
バシッとポーズを決め・・・・
「「「「プリキュアオールスターズ・タイムトラベリング!!」」」」
「フフッ♪」
大友は不敵に笑うと、冷たい声でフレードンに指示した。
「・・・・行け、フレードン」
それを聞いたプリキュアは、ファイティングポーズをとる。
ブラック(1世代目が)娘に話しかける。
「やっぱり似てるね、あたしとみなとって」
それを聞いた2世代目ブラックは、ちょっと照れると、
「そうだね、マ・マ♪」
と悪戯っぽく言った。言われたほうは恥ずかしくて死んでしまいそうだ。
「えぇっ!?そ、その呼び方、やめてぇぇ・・・・///」
「えへへッ、良いよー!」
そうこうしている内に、フレードンの攻撃が飛んできた。
それを突きで消しながら、2世代目ブラック、もとい、みなとは凛とした声で
「いくよ、なぎさ!」
と、言った。
「うんッ」
なぎさの力強い返事に、91人は駆け出した。
ーーーーーーーー
【次回予告】
こんにちは!
なぎさだよ・・・・っていっても、12歳の娘を持つ、未来から来た方のあたし。
次回は穴の中で起こった出来事を紹介するね!
・・・・ちなみにあたし、未来では出産間際まで保育士やってたり。
ほのかに勧められたんだ。
あ、ラクロスもクラブに入って続けてるけどね。
次回!
『秘密の来訪者? みんなでキュアップ・ラパパ!』
お楽しみに!
- Re: 冬大会8位【改訂版】プリキュアオールスターズ!if物 ( No.20 )
- 日時: 2018/04/02 10:50
- 名前: 広村伊智子 (ID: VUcOU5GL)
伊智子「今日から、私は中学三年生!
今までは、なぎささんたち3年組にはさんづけでした
・・・・でもっ!」
なぎさ「あはは、追いつかれちゃったなぁ・・・・」
ほのか「いいじゃないの♪」
こまち「まぁ、実年齢上では(黒笑)」
かれん「やめてこまち。これ以上メタキャラは増やしちゃいけないわ」
伊智子「ってことで!
よろしくね、
なぎさちゃん、ほのかちゃん、こまちちゃん、かれんちゃん!」
4人「うん/ええ !」
ーーーーーーーー
10話
『秘密の来訪者? みんなでキュアップ・ラパパ!』
・・・・さて、フレードンに吸い込まれたママさんたち(なぎさたち)はどうなったのだろうか。
時間は、みなとたちの時代から7年前に遡る。
__そこは、暗闇の中だった__
「んぅっ・・・・あれ、皆は?」
なぎさは、その闇の中で、必死にほのかたちを探した。だが、いくら探しても、いない。
なぎさは、急に心細くなった。しかし、ここで、こんなことで、諦めるなぎさではなかった。
思いっきり息を吸うと、なぎさは皆を呼んだ。
「ほのかぁぁぁぁ!」
返事はない。
「ひかりぃぃぃぃ!」
返事はない。
「皆ぁぁぁぁ!」
やはり返事はない。
「そんなっ、皆、どこなの?」
なぎさの目に涙が溜まった。
「なぎさぁ」
「!」
突然、どこかから声が聞こえ、なぎさの目に宿る光が強くなった。
__間違いない、きっと・・・・!
視界に、一人の女性が目に入る。
「ぁあ・・・・!」
なぎさの目に、更に涙が溜まり、溢れた。
「ほのかッ!!」
「なぎさぁぁぁぁ!」
ふたりは駆け寄り、お互いに力強く抱きしめあった。
しばらく経つと、なぎさは皆の安否が不安になった。
「・・・・ねえ、皆は?」
「私も今探していて・・・・あっ」
ほのかが、近づいてくる誰かに気づく。
「なぎささーん!」
「あっ、よかった、誰かいましたー!」
「つぼみ!皆も!」
「はー!ひとまず安心だね!」
ひかり、つぼみ、いつき、ことはだった。
「ん?・・・・おぉーっ、つぼみぃ!いつきぃ!」
「話し声がすると思ったら!」
「よかったわ!」
「結構そろってるわね」
「「はーちゃん!」」
えりか、咲、舞、ゆり、みらい、リコだった。
これで、初代、SS、ハートキャッチ、魔法つかいが揃った。
「でも、他の皆さんは・・・・」
「皆ーっ!」
つぼみの呟きに答えるように、誰かが駆け寄ってきた。
「「「「あゆみ(ちゃん)(さん)!」」」」
あゆみは向こうを指差しながら言った。
「よかった、4チーム揃ってる・・・・あっ、他の皆も向こうにいるよ!」
その言葉を聞いて、4チームは一斉に、あゆみが指差した方向に駆け出した。あゆみは追いかける形になった。
「あっ、見えてきた!」
暗闇の中だったが、皆が揃っていることが雰囲気で分かった。(というのも、キャラ一人一人の個性が・・・・)
「会えてよかった・・・・」
乾いたはずの涙が、またポロポロと溢れ出す。
「本当に・・・・」
よく見ると、他のメンバーの何人かも皆揃った安心からか泣いている。
「本当に・・・・!」
なぎさは続きを言おうと口を開くが__
「はい、点灯!」
__良い所で、電気がつく。
大友だった。
「やっほー☆」
「「「「やっほー、じゃなぁぁい!!」」」」
「あはは、ごめんね」
大友の態度から察するに、反省0だ。
「ほら、いくらここの時の流れが12倍のスピードといえど、ずっと同じ場所で過ごすからつまんないだろうと思ったんだ!だから、ちょっとスリルを味わってもらいたくて!」
「「「「スリル要らない!!!!」」」」
怒りのオーラが一同から漂い始めたとき、つぼみが怒り顔で
「友幸さん!」
と、大友に向かって言った。しかしその顔もすぐに泣き顔になり__
「事情は知っていますが、なかなか家に帰ってこないから・・・・」
__大声で、夫である大友を叱った。
「と っ て も 心 配 し て た ん で す よ ッ !」
泣き声をあげながら、つぼみは夫に抱きついた。
「ごめんね、つぼみ。つくしにも申し訳ないよ・・・・」
今度は、きちんと申し訳なさそうな顔をしている。
「おぉっ、アツいね、お・お・し・ま・つ・ぼ・み・さん!」
「えりかっ! ・・・・ううー///」
茶化したえりかに、つぼみは自分がそういうオーラを出していたことに気づき、赤面した。
「えりか、ちょっとお話しましょう?」
「あ、ゆりさん・・・・」
えりかは、ゆりとともに五分間ほど席を外した。
しばらくし、げんなり顔のえりかと、涼しい顔のゆりが戻ってきたのを見て、大友が言った。
「さあ皆、皆のために毎日の食事と部屋を提供するよ!」
大友は、一同を食堂へと案内した。
「・・・・ありえない」
そこに並んでいたのは、これでもかというほどの、凝りに凝った大御馳走だった!
__そして現在。フレードンの中__
談笑していたなぎさとほのかの耳に、誰かが、
「早く会いたいなぁ・・・・」
と呟いたのが聞こえた。
声の主は・・・・
「うそ、マナ?」
他の人も気づいたらしく、マナの方へ向かった。
そして誰かがマナに声をかけた。
「マ・ナ!」
「・・・・六花!」
「ふふっ、そうね・・・・私も早く涼花に会いたい。」
「それに、7か月経ちましたものね♪」
「ありす!」
「きっと、もうすぐ会えますわ♪」
「ゆうなたちも待ち侘びていると思う」
「まこぴー!」
「だって、向こうは7年も待ったのよ?」
「それでも、7年間も我慢できるほど、あの子たちは強いのですわ!」
「亜久里ちゃん!」
「娘をもった身なら、分かるでしょう?あの子達は、わたくしたちが大好きなのですわ」
マナがいつもの笑顔に戻ったところで、どこかから声が聞こえた。
「キュアップ・ラパパ!」
振り向くと、そこには__
「唱えてみない?」
「「「「みらい(さん)(ちゃん)!」」」」
みらいは微笑むと言った。
「奇跡が起こる、そんな気がするんだ!」
「じゃあ、」
「唱えてみよっか!」
誰からともなく、賛同の声が起こった。
「ありがとう、皆!じゃあ、いくよ!・・・・せーのっ」
「「「「キュアップ・ラパパ!」」」」
__どこかでの出来事__
「私達もてつだっちゃおう!」
そこでは、少女__いちかが大勢の人に呼びかけていた。
「パラレルワールドの皆!」
__って、私もか!
その声に、皆が答える。
「良いわよ♪」
「それも良いですね。」
「まぁ、良いんじゃない?」
「いいぜ!やってやろうじゃん!」
「オッケーだぁ☆」
「素敵ですね!」
「良いわね!」
「・・・・分かりました。」
「今回は!協力するわ・・・・」
「は?言われなくてもやってやるわよ!」
「うん、それもいいかもね!」
順に、くらら、明倫、輪廻、一二三、ナナハ、菓名、椛、コウ、フランソワーズ、ここあ、愛里が答えた。
いちかが号令をかける。
「いくよー!・・・・せーの!!」
「キュアップ・ラパパ!」
__その頃、フレードンの外__
「あ"ぁぁぁぁぁ!」
みらいは思いっきり吹っ飛ばされて、変身解除させられてしまった。
「・・・・強い!」
見渡すと、他のプリキュアもダメージで、変身解除状態(輝くレオタードorワンピースを着てる状態のそれ)になっている。
そんな中で、あすかがふらふらと近づいてきて、言った。
「キュアップ・ラパパ!」
「え?」
「って、何の意味か知ってる?」
「う、ううん。」
あすかは、悪戯っぽく笑って答えた。
「痛いの痛いの飛んでいけ!って意味なんだよ!!」
「へえ、わくわくもんだぁ!・・・・ところで、どこの国の言葉?」
「んふふ、ドイツ語だよー!」
「へぇぇ・・・・!」
すると、自慢げだったあすかの顔が、急に照れ顔になる。
「って、ママが言ってたんだぁ」
「私が?」
「そうだよ!・・・・じゃ、唱えてみよっか!理由はないけど!!」
最後のセリフに、みらいはずっこけそうになるも、
「うん!」
と答えた。
「「キュアップ・ラパパ!」」
何も起こらない。そこであすかが言った。
「・・・・もっと唱えてみよう」
「うん」
「「キュアップ・ラパパ!」」
みらいが言った。
「・・・・もっと、だね!」
「そうだね!」
ふたりはめいっぱい息を吸い込む。
それを見ていたほかのプリキュアは・・・・
「私たちも協力しましょう!」
「うん!」
「分かった!」
「じゃあ、いくよ!・・・・せぇぇぇぇのっ!」
「「「「キュアップ・ラパパ・明日へ!!」」」」
そして、ちょうどその時、大人プリキュアとパラレルワールドの皆の声が重なった。
「「「「キュアップ・ラパパ・未来へ!!」」」」
「「「「キュアップ・ラパパ・笑顔を、希望をつなげ!!」」」」
その時だった。
時を、世界を超えて繋がった心が、奇跡を起こしたのか__
「「「「やったー!!」」」」
__フレードンのお腹に穴がポッカリと空き、中から、45人が飛び出して来たのだ!
ーーーーーーーー
【11話予告】
こんにちは。・・・・あ、名前は秘密だよ。
苦戦しているプリキュアを見ていて歯がゆい気持ちだったけど、運よく、ミラクルトゥモローライトが呼び出してくれたんだ。
次回。
『未来のともだち』
あゆみに・・・・また・・・・!
- Re: 冬大会8位【改訂版】プリキュアオールスターズ!if物 ( No.21 )
- 日時: 2018/04/02 18:16
- 名前: 広村伊智子 (ID: VUcOU5GL)
11話
『未来のともだち』
「「「「やぁぁぁぁぁぁ!!」」」」
煙とともに、雄叫びを上げて45人の女性たち__未来のなぎさたち__が飛び出してきた。
「皆!」
「ママ!」「お母さん!」「お母様!」
地面に降り立った彼女たちを、2世代目がそれぞれ呼ぶ。
その中から、明るい茶色のミディアムヘアを下で二つ結びにした女性がみなとに歩み寄る。
__あたしだ・・・・。
なぎさは心の中で呟いた。
そう、この女性は、未来のなぎさなのだ。
みなとが、母に駆け寄り、抱きつく。
「あぁぁぁん!」
みなとは、安心からか、大声で泣き続けた。
それを未来のなぎさは微笑を浮かべながら見つめ、なぎさは、ほっとしたような顔で見ていた。
そんな光景が、未来のえりかとりりかの間でも起こっていた。
それを見てえりかが、
「いやぁ、めでたしめでたしっしゅ!」
と満足顔で言った。
「はい!」
つぼみも、未来の自分とつくしの感動の再開を眺めながら同意した。
そして、(前述のとおり)えりかと義理の姉妹関係にあるひめも、
「ほんっとハッピーエンドだよね、お姉様!」
と、えりかに抱きつきつついった。
しかし、なぎさはふとため息をつくと・・・・
「__でも次はあたしたちがとらわれちゃう番かぁ・・・・」
その言葉を聞いた大人なぎさが苦笑いしながら言った。
「あはは・・・・あんまり難しく考えない方がいいよ?」
「そうだよねぇ・・・・」
しかし、なぎさはまだ不安そうな顔だ。
ここで、大友から一言入った。
「キミたち、これで終わりだと思ってるかい?」
それに、136人が一斉に答える。
「「「「思ってない」」」」
大友は、とても軽いノリで、
「ピンポーン♪・・・・と、その前に、質問があったらどうぞ」
「・・・・」
そこで、大人つぼみが質問した。
「あっ、そうだ!友幸さん、今日は帰って来てくれますか?」
「・・・・え?」
その言葉に1世代目、唖然、騒然。
「『帰ってきてくれますか』ぁぁぁぁ!?」
特につぼみは赤い顔で、
「私が・・・・はわわ・・・・!」
などと、トリップしてしまっている。
えりかは、
「まさかつぼみがアイツと、ねぇ・・・・」
といぶかしそうに首をかしげていた。
「ちなみに、オリヴィエくんは、つぼみの義弟として同居してるよ!」
「お・・・・オリヴィエーーーッ!?」
大友の一言に、つぼみは、これ以上ないくらいの赤い顔になり、気絶してしまった。(10秒後復活)
「あ。つぼみ、つくし、これが終わったら、ボクは当面家にいることにするよ」
「わぁ・・・・!」
「お父さん、本当ですかっ」
「うん!」
「「やったー!!」」
それをうれしそうに眺めていたみなとが、なぎさに声をかける。
「ねぇ」
「え?」
なぎさはキョトン顔だ。みなとが続ける。
「あたしの苗字、『美墨』じゃないんだよ」
「え? ・・・・あ、普通そうだよね」
「あたしの苗字、知りたい?」
その言葉に、なぎさは、一瞬顔を赤らめてから、
「・・・・うんッ」
と、まるで最後の審判でも受けるような表情で頷いた。
みなとが背伸びをして、なぎさの耳に囁く。
「ふ・じ・む・ら。」
「!? ・・・・」
みなとは、一瞬ニヤニヤした後、今度は普通の声で言った。
「藤村、だってば!お母さんの名前は藤村なぎさ!お父さんの名前は藤村省吾!あたしは正真正銘、二人の娘の藤村みなとなんだから!」
「嘘ッ!?」
なぎさは、つぼみと同様、これ以上ないくらいの赤い顔になり、気絶してしまった。(これは20秒後復活)
ほのかは、なぎさを介抱しながら、
「よかったね、なぎさ!」
と微笑んだ。
ここで、またまた大友が、
「他に質問は?」
そこで、ほのかは、やっと目が覚めたなぎさを横目に、
「・・・・あなたが私たちと戦う理由って何?」
と質問した。
これに対して、大友は、しれっと、本当にしれっと、
「プリティでキュアキュアな気分を味わいたかったから。」
と答えた。
「「「「は?」」」」
1世代目、2世代目が、半分キレたような口調で言った。
本当の理由(>>4)を知っている大人組は、あらら顔だ。
「ははは・・・・」
「あーらら、もうしーらないっ」
1世代目、2世代目は、怒りのオーラを身に纏わせ、変身アイテムを構えると__
「私、あのときは、怒りや憎しみじゃなくて愛で戦うように畏れながらゆりさんに言いました。でも・・・・」
「そうね、とにかく・・・・」
あのつぼみの気絶シーンはどこへやら。つぼみとゆりが言うと__
「つぼみさんたちの言うとおりね・・・・」
「そんなことのために・・・・」
「私たちを・・・・」
「もう・・・・」
「絶対に・・・・!」
この続きは、代表としてスイプリ親子が叫んだ。
「「「「許さない!!」」」」
この空白の3分間は、ご想像におまかせします。
__どうも大友はタフらしい。ちょっと苦笑すると、
「イテテ・・・・酷いなぁ」
と、プリキュア91人に文句を言った。
「「「「「あな(ん)たがね」」」」」
一段落したところで大友が感情のこもらない声で、
「・・・・そろそろ再開だね」
と言うと、その言葉に全員が構えた。
「いけ。フレードン。」
「承知シタ」
そうフレードンに指示すると、大友は、今度は感情のこもりまくった顔でマリンを見詰める。
「な、なによ?」
「ここで安定のえりかを」
__バチコォォォン!!!!
威勢のいい音が響き渡り、大友はうずくまってしまった。
「アーホかー!・・・・何が安定、よ?」
これに、大人えりかも加勢する。
「あんたたちは、そうぬかしてるけどねぇ、安定するの大変なんだから!」
「イテテ・・・・。本日二回目のツッコミ・・・・」
しかし、大友は立ち上がるとこう言った。
「でも、安定の件は感謝するよ!・・・・だからさ、もし、キミたちがフレードンに勝ったら、」
次の瞬間、大友はとんでもないことを言った。
「お礼に、時間軸をリアルにしてあげる」
「「「「え?」」」」
「うん♪」
「「「「・・・・嘘じゃない?」」」」
「約束するよ♪」
「「「「やったぁぁぁ!!」」」」
一世代目は飛び上がって喜んだ。
「「「「よおし、頑張るぞぉ!!」」」」
「「「「頑張ります!」」」」
そこで早速、先ほどの件で変身していたハートキャッチ組はフレードンに、スーパーシルエットをしてみた。
まず、ハートキャッチミラージュを召喚し、
「「「「ハートキャッチミラージュ!」」」」
スーパープリキュアの種をハートキャッチミラージュにセットした。
次に、4人が
「「「「鏡よ鏡、プリキュアに力を!」」」」
の台詞と共に鏡に祈ると、ブロッサムがミラージュの4つのボタンを押し、種の周囲を数回回した。
さらに、鏡から発せられる光を浴び、ミラージュについていたティアラとイヤリングをそれぞれが装着し、ほぼ一瞬でスーパーシルエットにチェンジした。
そして、
「「「「世界に輝く一面の花!ハートキャッチプリキュア・スーパーシルエット!」」」」
と言いポーズを決める。それとともに、ハート型の虹色の羽が背中に生えた。
「「「「花よ、咲き誇れ!」」」」
そう4人が叫ぶと、女神らしき巨大な人が出現する。
4人は、それぞれタクトを振ったりタンバリンを鳴らしたりしつつ、
「「「「プリキュア・ハートキャッチオーケストラ!!」」」」
と叫んだ。
女神がフレードンに向かって突進する。
「フッ!」
「ハッ!」
「ハァァッ!」
「タァァァァッ!!」
女神がフレードンを上からパンチした。
「「「「ハァァァァァァァァァァァ・・・・!!」」」」
4人はタクトのドームを回したり、タンバリンやタクトそのものを回したりする。
「決まりましたか!?」
ブロッサム、そういうのを『フラグ』っていうんやで。
「ウオォォォォ!!」
「「「嘘!?」」」
「嘘でしょう!?」
やっぱり、あまりダメージはないようだ。
「じゃあ、いつもの技じゃ、たとえキメ技でも効かないのね・・・・」
マジカルが呟いた。大友が頷く。
「そう、奇跡でも起きない限り、ね」
と、大友は、こっそり指を鳴らした。
「「「!!」」」
急に、ブラック、マリン、ハッピーが驚いたように目を見開いた。
それに気づいた、大人のなぎさ、えりか、みゆきが、
「まさか・・・・!」
「多分、そのまさか、じゃない?」
「でも、3人の記憶はまだ・・・・」
と意味深なことを囁きあった。
ホワイトは、心配そうに聞いた。
「何があったの?」
ブラックは__
「聞き覚えのあるようなないような言葉が、急に頭の中に浮かんできて・・・・」
「え、ブラックも?」
「マリンも?」
その言葉を聞いたマリンとハッピーが、さらに驚いた顔になる。
ブラックは、ホワイトに・・・・
「でも、この言葉が、なにか良いことに繋がりそうなことは、なんとなく分かる。・・・・マリン、ハッピー!」
「やるっしゅ!」
「うん!」
そして、3人は手をつなぎこう叫んだ。
「「「リアルイメージ・リアルイメージ!」」」
3人の周りに、光の粒が浮かぶ。
「「「ミラクルフューチャーライト!」」」
すると、太陽がモチーフの飾りのついたライトがたくさん降ってきた。
「やっぱり、3人はリアルイメージャーだったんだ」
大友は嬉しそうに小さな声で言った。
「なぎさ・・・・?」
「えりか・・・・?」
「みゆき・・・・?」
驚いたように言った、ホワイト、ブロッサム、サニーに、3人は微笑を浮かべながら言った。
「何だか分かんないけど、兎に角任せて!」
そこで、ホワイトは、
「じゃあ、私たちはライトでも振って応援しましょう!」
「「「「うん/はい/ええ/モフ !」」」」
「皆で、明日への力を集めるくるーっ!」
「「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」
虹色のエネルギーが、3人の頭上に集まる。
「じゃあいくよ!」
「「うん!」」
「「「リアルイメージ・リアルイメージ!未来のともだちの約束を呼び起こせ!!」」」
視界が、徐々に光に覆われていく__
その光の中で、エコーは、なにかが自分に近づいてくるのを見た。
「あゆみ」
「まさか・・・・」
「うん、なぎさとえりかとみゆきのお陰で、来ることができたんだ!」
「フー、ちゃん・・・・?」
「ただいま、あゆみ!」
ーーーーーーーー
【12話予告】
えりかだよ!
さっきの『りあるいめぇじ』ってなんだったんだろ?
兎も角、次回の説明!
次回、フレードン倒れるよ!
・・・・文句言わないでよね、これ以上言いようがないし。
次回!
『サンライズ・フォア・トゥモロー!』
・・・・うわっ、4246文字になったよ、この回。
- Re: 冬大会8位【改訂版】プリキュアオールスターズ!if物 ( No.22 )
- 日時: 2018/04/03 09:50
- 名前: 広村伊智子 (ID: VUcOU5GL)
あや「ねぇ作者、」
伊智子「何?」
さあや「前回なぎささんとえりかさんとみゆきさんがリアイメ使ってたけど
あれ、もしかして結構なネタバレじゃないか?」
まあや「もうカンのいい人は真相に気づいているんじゃないのでしょうか」
伊智子「まぁ、いいじゃん!伏線ってことで!」
「「「そんなもんなの(なのか)(なんですか)?」」」
ーーーーーーーー
12話
『サンライズ・フォア・トゥモロー!』
「フー、ちゃん・・・・?」
目の前のものに声をかけたエコーに、それは、無言で頷いた。
「フ・・・・」
エコーは目に涙をためる。
「フーぢゃぁぁん!逢えでよがっだぁぁぁ!!」
急に、嬉し泣きし始めるエコーに、ルミナスは戸惑い、ピーチ、マリン、プリンセスは貰い泣きし、プリンセス以外のドキプリ以降の人は首を傾げ、その他のプリキュアは微笑んだ。
「フーちゃんも、よかった」
微笑んでから、ここでフーちゃんは一呼吸置く。
「あのね、フレードンは光が苦手なんだ」
「ええっ!?そうなの?」
「うん。だからね、今曇り空でしょ」
「「「「ほんとだー・・・・」」」」
「フーちゃんが雲を退けるから、あゆみ達プリキュアは、太陽の光の力で、宇宙の力で、フォームチェンジして!」
「ありがとう!フーちゃんッ!」
フーちゃんは、にっこりと微笑むと、ありったけの力を込めて、
「フーーーー!!」
と叫んだ。
__ドンッ!
衝撃波が起こる。
そして、空は見事な晴天となり、
「グッ!?」
フレードンはフリーズした。
そして、その空からは虹色の光がプリキュアに降り注ぎ、プリキュアの衣装は、虹やオーロラをイメージしたような、小さいお友達にとっては究極の可愛さの、大きいお友達にとっては鼻血ブーブーのデザインの服になった。
「すごごごぉぉぉい!」
「力が湧いてくるっしゅ!」
「服が輝いてる!」
「虹みたいで綺麗です♪」
と、プリンセス、マリン、ドリーム、ビューティが口々に言った。
ここで、エコーがみんなに声をかける。
「皆!」
「「「「うん/ええ/はい/モフ !」」」」
そして、91人は輪になり、右手をかざして叫んだ。
「「「「太陽よ!宇宙よ!私たちに力を!!」」」」
その瞬間、プリキュアからものすごい光が発せられた。
プリキュアは技を発動させる。
「「「「プリキュア!サンライズ・フォア・・・・」」」」
発せられた光が輪の中心に集まると、さらに右手を高くあげ・・・・
「「「「トゥモローーーー!!」」」」
フレードン方向に照射された虹色のエネルギーは、見事に命中すると、
「グァァァァァァァァァァァ・・・・!!」
フレードンを跡形もなく消し去った。
ーーーーーーーー
【13話予告】
あゆみよ!
やっと勝負がついたと思ったら、お別れの時間は近づいてきて__
そんな、行かないで、フーちゃん・・・・!
次回!
『笑顔の園』
__これからも、「ともだち」だよ・・・・