二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

時空監理局外伝【カーレッジ/黒影】
日時: 2023/08/13 07:31
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

………今こそ明かされる。

メイドウィン小説歴4週目『1日目』

カーレッジ・フレイン/シャドー・メイドウィン・黒影による時空監理局のルーツ。

4週目はいかにして始まったのか、時空監理局はどこから変わっていったのか……?そして、『あれ』はどう生まれて変わったのか……?


創造者目線で見る、結末のない世界の始まりと終わりの物語。


『注意』
かなり過去のエピソードですので、色んな作品のメイドウィン小説のネタバレ全開です。
AIのべりすと未使用
メタ要素強め

Re: 時空監理局外伝【カーレッジ/黒影】 ( No.12 )
日時: 2023/08/12 18:28
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

『第3話』
「○○の始まり」


メイドウィン「これは凄いぞ!!」

マサキ「ただの失敗作じゃないか………しかもお前、どれだけ作っている?」


マサキ「1京だぞ1京!コストも馬鹿にならないんだ、無駄に失敗作を作るんじゃない!この短期間で!」

メイドウィン「うるさいな、消すぞ?」


メイドウィン「でもこれは………この黒い物体は……見ろ!」

メイドウィン「アニメを観測してその姿を真似している!」

メイドウィン「今までの人生で見たことない反応だ、あの黒いゲル状の物体が、見たものを記憶しているんだ!」

メイドウィン「以前からつるぎちゃんこDNAや皮膚片、血液に何かしらを混ぜると何故か黒い物体になっていたが………」

メイドウィン「今回のは文字通り………質が違うぞ!!」


メイドウィン「実験だ!!総員各自、あの剣ちゃんを真似するもの………そういえば、研究員が名前を付けていたな」



メイドウィン「【マガイモノ】の最高傑作を研究するんだ!!」

メイドウィン「No.一京だと数字としては長いから俺しか言わない!」

真澄「………分かった」

……『それ』は初めて、種族としてのマガイモノとして扱われた。
そして、密かに技組率いる研究者達によって徹底的に研究された……

………


【研究資料①】
マガイモノは声帯、肉体構造、DNA、遂には記憶までその人の全てを完全に複製する。
ただし肉体構造が不完全な為、複製した人物の記憶は途切れ途切れに残る。

【研究資料②】
マガイモノは時空共有監視媒体『アニメ』『マンガ』『ゲームソフト』『ノベル』などから設定を学習している。
能力、技術、プロフィール………何もかもを真似する。
目的は不明。

【研究資料③】
マガイモノに精神はない。
人の顔はしている、真似は出来るが……その目は虚ろで、人の感情はない。
最初から心が無いのだ、教育してないのだから当然だが。

………


メイドウィン「精神は無い……か」

メイドウィン「なら、結局コイツはつるぎちゃんとしては失敗作か」

メイドウィン(人の形はしてても人の心を持たない……そんなのばかりだ、処分も面倒でそこら辺に捨てることもザラだ)

Re: 時空監理局外伝【カーレッジ/黒影】 ( No.13 )
日時: 2023/08/12 19:06
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

メイドウィン「どう?マガイモノは」

マサキ「どうだと?見れば分かる」

マサキ「何をしたところで関心も興味も無い、ただ……見たものを本能で真似する、それだけだ」


メイドウィン「ふむ………」


シャッ!バッバッ!

メイドウィン「これを真似させよう」


マガイモノ「………」

ボン!!


剣「………」

メイドウィン「うーん……確かに真似は出来るが、なんか違うんだよなぁ………」

「あの………違うというか前に実物の写真を見た時より思い切りボンキュッボンなような……」

「というか願望混み混みすぎるだろ」

メイドウィン「【退場】」

「ギャアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!

『Fatality』

メイドウィン「が、この性質は都合がいい」

メイドウィン「研究報告ありがとう」

メイドウィン「あとは俺が手を出す」


「あ、いえその……ちょっと性質が異なりまして」

メイドウィン「何?」

「実は………『付けられた』んです、心が」

「何者かに侵入され………マガイモノが入れられていたケージに、何らかの小細工をして………」


「その、心というよりは……簡単なロボットに付けるような、擬似的な感情プログラムです」

「汎用的な人工知能を搭載したロボットにも劣るような感情しかありませんが………」

メイドウィン「【退場】!」


「ひでぶ!!」

メイドウィン「ったく………なんで易々と侵入されてんだよ」

メイドウィン「誰の仕業かは今は後だ、それに………ちょっと都合がいい」

メイドウィン「その程度の感情なら………」


メイドウィン「黒影と同じじゃないか」



マガイモノ「…………」

メイドウィン「が、俺直々に教育するのもちょっとアレだ」


メイドウィン「各自に命令する」



メイドウィン【今後一切あのマガイモノに関わるな】

「え!!?」


メイドウィン「時空監理局も完成して早数年、色々と手を尽くしてきたが……」

メイドウィン「あんなのでもメイドウィン達は賢くなってきた、今のままじゃボロが出るのは目に見えてる、俺含めて自分勝手な集団だからな」

メイドウィン「だからコイツを使う」


メイドウィン「コイツを【史上最悪の時空犯罪者】に仕立て上げる」

Re: 時空監理局外伝【カーレッジ/黒影】 ( No.14 )
日時: 2023/08/12 20:05
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

メイドウィン「物語には数年にわたって引っ張るような長々しい悪人が必要だ」

メイドウィン「それこそ、誰にでも手を付けられない凶暴で凶悪なヴィラン」

メイドウィン「そんなものが現れれば、監理局を気にするどころじゃない、弱いやつならすがってくる可能性もある」

メイドウィン「俺の物語を永遠に盛り上げる悪役………今まで引っ張ってきた悪役達でもそれは不可能だ」


メイドウィン「なら、今ここで作る」

メイドウィン「処分するのももったいない、ここでリサイクルだ」


「し……しかし!!」

「そんなもの、本当に出てきたらどうするんですか!誰が止められ………」

メイドウィン「俺は止められる」


「!」

メイドウィン「絶対的なヴィランのこいつと、最強の主人公格の俺という」

メイドウィン「絶対的な関係性が設立される。」

メイドウィン「俺が主役で、こいつがラスボス」


メイドウィン「黒影が書いてきた………今では『多元観測空間物語作成装置』」

メイドウィン「俺たちの痕跡が『物語』として沢山の世界に遺せるこの……」

Keyword
akashic Records
key
idea
keep
observer


メイドウィン「kakiko.CCナンバーでね……多元次元先だと『小説カキコ』って名前だったか?」


メイドウィン「ここでは、あたかも俺達が主人公で、悪のマガイモノを討伐する物語が描かれる」

メイドウィン「過去に人知れずカーレッジとして俺がやってきた『ちょっとした手伝い』が、シャドー・メイドウィン・黒影の『大活躍』になるようにね」



「そ、そんな無茶苦茶が通るわけ………」


メイドウィン「通るさ」


メイドウィン「Kakikoは別に俺が開発したものじゃないし、なんなら調べたら【多元観測空間の先には俺以外の奴もこの装置を使ってるヤツがいる】事も分かっている」

メイドウィン「俺やお前達の手では破壊出来ない、大層な代物さ」

メイドウィン「さて」



メイドウィン【異論は無いか?】


「…………」



メイドウィン「よし、じゃあコイツに教育を施そう」


メイドウィン【悪役を作れ、ただし俺たちは何もしない】


メイドウィン「彼の見ている設定……アニメやゲームにプロパガンダを流すだけでいい」

メイドウィン「俺たちは本当に……設定上【何も知らない】んだから」

Re: 時空監理局外伝【カーレッジ/黒影】 ( No.15 )
日時: 2023/08/12 20:39
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

松山「何がkakikoだ」


バン!!

松山「………あいつが見せつけた装置は、それっぽいただのガラクタ」


松山「本当に【それ】があるのは………」


松山「時空その物、はたまた………俺でも手を伸ばすことすら出来ない【その先】じゃねえか」


……

こうして、シャドー・メイドウィン・黒影が『それ』が産まれるまでは、徹底的な無視を決めた。

その間は、史上最悪のバッドエンド時代にも並ぶ最悪レベルの無法地帯となっていたが、カーレッジの力によって『物語に必要な存在』だけは無理矢理にでも生き長らえさせられる、生き地獄となっていた。


そして時空監理局の係の数はついに千を超え、新幹線の設立からサッカー、野球チーム、観光の案内から建設まで。
その頃には時空の全てが時空監理局の管轄になっていた。


鬼龍「局長、いや………シャドー・メイドウィン・黒影」

メイドウィン「そういえば、君の顔を見るのも久しぶりだ、鬼龍」

鬼龍「………」

鬼龍「俺はもうこの組織を見切ることにした」

メイドウィン「ふん、そうか」

メイドウィン「まぁ、君は体組に思い入れも無かったみたいだしね」


メイドウィン「で?その理由は」


鬼龍「決まっているだろう」


鬼龍「もう、お前から吸い取れるだけ吸い取れる甘い蜜も無い」

鬼龍「そればかりか、吸っても汚い泥水のような味しかしない蛆虫だと分かった」


鬼龍「結末の来ない物語、友人、愛人の復活、永遠の冒険……そして、悪役」

鬼龍「1000万年生きてようが、所詮お前は自己顕示欲まみれの永遠の餓鬼のようだな」

鬼龍「少なくとも俺は、お前の安っぽいヒーローマンガのマネモブになる気は一日たりともない」

メイドウィン「いいの?そんなこと言って」

鬼龍「退場それのように誰もが手出し出来ない力で人々を脅す、それもまるで見合わない力を見せびらかすガキそのものだな」

鬼龍「人間が神の真似事などおこがましい、ただのバッテリーになってるメイドウィン達の方が余程マシだ」

鬼龍「だが、これだけは言っておく」


鬼龍「借り物の能力で子供のまましか生きられないお前は、今を生きる俺や俺の息子達、もしくはそれ以外の有象無象に足元をすくわれる!」

Re: 時空監理局外伝【カーレッジ/黒影】 ( No.16 )
日時: 2023/08/12 21:21
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

メイドウィン「…………」


メイドウィン「宮沢鬼龍!!!」

鬼龍「その前にお前を殺してやるよ!!カーレッジ・ブレイン!!」


鬼龍「"生殺与奪権は我にあり"!!!!」


鬼龍「灘神影流………」


メイドウィン「【退場】」

鬼龍「塊蒐拳」

メイドウィン「!!!」



ドンッッ!!



鬼龍「…………【鬼の五年殺し】それが塊蒐拳」(-_-.::..:..サラサラ

鬼龍「俺が退場することで、お前はこの秘術を解くことが出来なくなる。」


鬼龍「言っただろう、【生殺与奪権は我にあり】だ………」


鬼龍「たかが活躍を見せびらかしたいだけのお前がどこまでメンツを守れるかな……」


ボシュッ


メイドウィン「…………やっべ」


メイドウィン「まだこいつ、充分使えるのに【退場】しちまった………もう、物語に使えない」

メイドウィン「仕方ない……技組にメカ鬼龍でも作らせるか」

メイドウィン「これからどうするか

バコン!!

メイドウィン「!」



「誰だ?お前」


メイドウィン「………そっちこそ、見慣れない風貌だ、監理局の人間じゃないな」


「…………なら、紹介してやろう」


「自分は!!この腐りきったキャラクターに鉄槌を下す!舐めプしかしないキャラクター共に本当の力を出させる!」


「頭は最強【たくっちチャンネル】!体は無敵の【BLACK-SNOW】!」


「だから自分の名前は!ふたつ合わせて!」








たくっちスノー「この世で誰よりも強いマガイモノの王!たくっちスノー様だ!!」



こうして

後に時空の全てを引っ掻き回して

時空で【悪役】ではなく【主人公】を押し付けられることになった

最後のマガイモノ………たくっちスノーは誕生したのだ。


メイドウィン「たくっちスノー!なるほど、なるほど………」

メイドウィン(完成した……永遠の巨悪!ずっと物語を動かし続ける鍵が!)


メイドウィン「俺の名前は黒影、言ってしまえばお前の敵だ 」

たくっちスノー「敵………?」


たくっちスノー「いや、斬るまでもないか」


たくっちスノー「今回は見逃してやる、なんか………どこかであったヤツに似てる気がしてな」


たくっちスノー「が、自分は……本気を見せないアイツらに本気を出させるように、暴れてやるかな、これが自分の使命だから」




メイドウィン(……………ふふふふふふ)


メイドウィン(上手くいった……【洗脳教育】は!)

メイドウィン(なんだよつるぎちゃん………育児なんて、簡単じゃないか………)


Page:1 2 3 4 5 6



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。