二次創作小説(新・総合)

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時空監理局外伝【カーレッジ/黒影】
日時: 2023/08/13 07:31
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

………今こそ明かされる。

メイドウィン小説歴4週目『1日目』

カーレッジ・フレイン/シャドー・メイドウィン・黒影による時空監理局のルーツ。

4週目はいかにして始まったのか、時空監理局はどこから変わっていったのか……?そして、『あれ』はどう生まれて変わったのか……?


創造者目線で見る、結末のない世界の始まりと終わりの物語。


『注意』
かなり過去のエピソードですので、色んな作品のメイドウィン小説のネタバレ全開です。
AIのべりすと未使用
メタ要素強め

Re: 時空監理局外伝【カーレッジ/黒影】 ( No.2 )
日時: 2023/08/12 15:45
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

『第1話』
「はじまりの時空」

こうして、時空間に大きな施設を作り出す。

メイドウィン「設備は俺の力で作れた」

松山「なんでもありだな、全知全能ってのは」


メイドウィン「行く行くはこの組織の地下で、つるぎちゃんの作成にも乗り出すつもりだ……あまり面倒事にしたくない」

松山「お前まだそれ諦めてねぇのかよしつこいな」

メイドウィン「当たり前だろ、俺がサイドキックでつるぎちゃんが主役、その次にメイドウィン」

メイドウィン「この3人の物語の続きを行うために作ったのがこの時空だ、それ以外には全く価値は無い」


松山「俺はお前のそういうのに巻き込まれてこんなんになったわけだけどな」

メイドウィン「だったら勝手に『退場』すればいい」

松山「退場?」

メイドウィン「そう、全てを作り出した俺の権限だ」

メイドウィン「物語に必要ない、書いてて飽きた、もう使えないと感じたキャラクターは、物語から完全に消す」

メイドウィン「ドラゴンボールでも、蘇生の魔法でも、何をしても戻ってこない」


メイドウィン「物語を盛り上がる為の死とは違う、完全なキャラクターとしての死だ」


松山「………人をオモチャみたいに扱いやがって」


メイドウィン「なんだ?松山」


メイドウィン「メイドウィンのやっていることに間違いでもあると言いたいのか?」

松山「…………あっそ、勝手にしろ」


メイドウィン「逃げることは許さん」

メイドウィン「お前は『時空の意志』だからな」

松山「は?」


メイドウィン「前に虹色のクレヨンからメイドウィンを作った時のことを覚えているか」

メイドウィン「その時の設定や黒影の与えられた設定でグチャグチャに歪んだお前の体」


メイドウィン「それがこの時空の維持に役立つ」


メイドウィン「お前は今日から『時空の意志』として、この時空の存続の為だけに生き続ける」


松山「………俺が死んだら?」

メイドウィン「ありえない、この時空は決して滅ばない、故にお前は死なない」


松山「俺は飼い殺しかよ………」


松山(………待てよ?)


松山(それは逆に言えば、時空が俺抜きでも動いて設定さえ無くなれば……)


松山(1000万年無駄に長生きした俺もようやく死ねるってことか………)

Re: 時空監理局外伝【カーレッジ/黒影】 ( No.3 )
日時: 2023/08/12 15:48
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

メイドウィン「さて、時空監理局を作るために必要なものは多い」

メイドウィン「まず、心·技·体の3つ、お前が組長の牙組、そして……愛組というのもあったな、これは後でいい」

メイドウィン「お前は表向きは牙組組長として生きる」

松山「何が組長だ、ただ俺の監視がしたいだけだろうが」

メイドウィン「メイドウィンとそばに居ながら、何故か常に生存していたお前だけは信用出来ない」

松山「へっ……」


松山「それでどうする?時空監理局だけで世界は回るのか?」

メイドウィン「だから労働力を用意する」


松山「労働力?」

…………

メイドウィン「前に俺が失敗したのは、その全てを自分の手でコントロールしようとしたからだ」

メイドウィン「だから、細かい所は他の奴にやらせる、給料も一切無しで俺は責任も取らない安全な所に行く」

メイドウィン「これをあいつの名前をそのまま取って『メイドウィン』とする」


松山「そんなのやりたがる奴いるのか?」

メイドウィン「やるやらないを決める権利はそいつらに無い」

………

かくして、時空に少しづつメイドウィンが増えたのだが……

メイドウィン「………?」

メイドウィン「1年どころか1週間で死んでいる、衰弱死ばかりだ」

メイドウィン「どれ……なるほど、世界の維持をするのにエネルギーとして生命力を使うのか」

メイドウィン「まるで植物の根っこと土みたいな共存性だな、メイドウィンがしぶとくないと世界は維持出来ない………」


メイドウィン「仕方ない、メイドウィンにする為の権限に俺の設定を混ぜて奴らも不老不死にするしかない」

メイドウィン「俺みたいな奴が増えるのは癪に障るが、これもつるぎちゃん達と冒険する為だ」


これが、今も尚増え続けている『メイドウィン』の始まりであった。


………


松山「なぁカーレッジ」

メイドウィン「今の俺はメイドウィンだ」

松山「なんでもいい、どの道同じだろ」

松山「なんでこれ、黒影の時にやんなかったんだ?」

メイドウィン「………なぜ?」

メイドウィン「メイドウィンワールドに俺みたいなのが沢山いても困るからだ、インフレとかな」

松山「………どうだか」

Re: 時空監理局外伝【カーレッジ/黒影】 ( No.4 )
日時: 2023/08/12 15:51
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

メイドウィン「………それにしたって」


メイドウィン「2人だけの組織というのはなんか寂しいな」

松山「今に始まったことかよ、メイドウィンの時点で設定ガタガタで組織といった組織もなかったくせに」

松山「黒影家ですらあやふやだったろうが」

メイドウィン「アットホームな世界と言い換えろ」

松山「時空規模のブラック企業とかなめてんの?」

メイドウィン「………俺は今から『メイドウィン』としての立場上、俺自身の世界も作る必要がある」

メイドウィン「ひとまず『シャドー・メイドウィン・黒影』が黒影家の婿入りでルミナの夫であるという辻褄を合わせる為にも……」

メイドウィン「魔法の世界が必要なんだよ」


松山「あっそ、じゃあ俺の好きにやらせてもらう」



………

かくして松山は時空監理局の初期メンバー、そして後に『リメンバー・ツルギ・プロジェクト』の中心となる人物を集めていくことになる。

メイドウィン「心·技·体の組長に相応しい奴適当に連れてこい」

松山「パワハラか?」
…………


かくしてメイドウィンはシャドー・メイドウィン・黒影としての『表向き』の管理する世界として魔導界を作成。
黒影家以外のことは特に元ネタから聞いてない為、適当にやった。



メイドウィン「………どうだった?」

松山「何人か事情を話しておいたぞ」


メイドウィン「話した!!?この結末が来ない世界の事は秘密にしているんだぞ!!」

メイドウィン「ッ!!」パチン


松山「なんだ、記憶消せるのか」


メイドウィン「…………次は気をつけろよ」

松山「へいへい」

………

こうして心組、技組、体組、そして牙組のメンバーは適当に揃ったが………


メイドウィン「後は副局長、3つそれぞれの組長だが………」

メイドウィン「候補はあるのか?」


松山「ああ」


………

『時空監理局初代体組組長』

鬼龍「誤解するな、お前の技術を利用したいだけだ」

後にRTPでガルシア・シリーズを作成する宮沢鬼龍。



『時空監理局技組初代組長』

マサキ「こんな物があったとはな……フ、時空か、くだらん」

実はたくっちスノーの代まで長い間その地位を維持し続けていた、木原マサキ。


『時空監理局心組初代組長』

スレイヴン「我が主よ……」

後の黒影家のルーツ、全ての黒影家の始まりであり剣の代わりである歴史上の先祖。

黒影スレイヴン。

メイドウィンワールドの歴史通り後から『シャドー』という精霊と結婚することでシャドー・○○黒影になった。

Re: 時空監理局外伝【カーレッジ/黒影】 ( No.5 )
日時: 2023/08/12 15:57
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

鬼龍「時空の中枢を騙るわりにはクソみたいな立地だな」

松山「まだ初めて1週間なんだ、少しはリスペクトしろ」

松山「にしても、その黒影家」

メイドウィン「仕方ないだろう、何も無いところから黒影家は生やせない」

メイドウィン「泣く泣く保管していたつるぎちゃんのコレクションの1つ、髪の毛からDNAを作ってそれっぽいのを作成した」

メイドウィン「………ホントならこれからつるぎちゃんが完成してもおかしくないのだが」

松山(1000万年も体の一部を保管されるそいつも、結構気の毒だな……)

メイドウィン「で、お前らついてきて欲しい」


メイドウィン「言っておくが拒否権はない、この監理局だけじゃない、全てが俺の元に作られ、俺の物語の為だけに生きている」


メイドウィン「『断る』なんて台本は存在していない」


松山「………」

松山「アンタらも強い力を持ってるかもしれないが諦めた方がいいぞ」


松山「俺も1000万年こいつの茶番に付き合わされたが、生まれた時点で生殺与奪権はコイツが全員分握ってる」

松山「上手くいかなかったら、お前ら皆殺ししてまた新しくリセマラするぞ?」

鬼龍「その前にお前を殺してやるだろうな」


メイドウィン「…………」


…………



メイドウィン「地下研究施設を用意した」


メイドウィン「各々が好きなように研究してくれて構わないが………」



メイドウィン「最低限、俺と黒影剣作成計画にも手を貸すことを約束しろ、いや約束しなければならない」

松山「…………もうほぼ独裁者だな」


メイドウィン「当たり前だ、これだけの為にどれだけ手を尽くしたと思っている?」


メイドウィン「ココ最近は黒影の真似もできない、俺はもうカーレッジ・フレインの名を一時的に捨てたはずだが……」

マサキ「……」

マサキ「要はお前の茶番に付き合えばいいのだろう?」

鬼龍「だったらこちらは本当に最低限、やりたいようにやらせてもらう」


こうして、細々とRTPは始まり、世界もメイドウィンが見ていないところで発展して増えて行った………


………

メイドウィン「が、仕事が異様に増えたな」

松山「形式上の書類も山ほどあるからな」

メイドウィン「まぁ……俺にかかれば1秒だが」

松山「中身見たのか?」

メイドウィン「書類なんてものはハンコ押せば全部解決するこの世でいちばん楽な仕事だ、それに何が起きても俺は問題にならない」

Re: 時空監理局外伝【カーレッジ/黒影】 ( No.6 )
日時: 2023/08/12 16:00
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

それから数日後。

松山「時空監理局の評判が悪いぞ」

鬼龍「だろうな」

マサキ「そんなことだろうと思った」

メイドウィン「………作られたばかりだ、そんなものだろう」

メイドウィン「一応理由を言え」

松山「お前の世界に対する圧政がどうとか」

メイドウィン「圧政?エネルギーに関してはそのメイドウィンに対してだし、その世界の問題は管轄外だが……」

松山「いや、そのメイドウィン達からだ、神様のようになれると思ったらただの世界維持の為のバッテリー扱いで、何一つできることは無い飼い殺しだったと」

鬼龍「勝手に期待しただけだ、都合のいい話がコイツ以外にあるわけない」

鬼龍「他者から与えられる願いというものは常に悪意に満ちている」

メイドウィン「これに関しては宮沢に同意だ、世界を与えてやっただけでもありがたいと思うべきだ」

メイドウィン「が、このままじゃ研究どころじゃない………」

メイドウィン「あ、そうだ木原、お前たしか技組にドクター・ゲロを雇っていたな?」

マサキ「ああ、人造人間の開発技術は俺も何かに流用できると考えてな……結果的に次元連結システムを俺の心臓に格納できた」


メイドウィン「ゲロの改造手術をメイドウィン達に行え」


メイドウィン「何かしらの能力に覚醒できるように元になる『種』や既存のメイドウィン達にミュータントの遺伝子を混ぜさせて」

メイドウィン「あとついでに脳も弄って不満を出させないようにしろ」

マサキ「フッ……お前なんかに従うのは癪に障るが、愉快なことになりそうだ……付き合ってやろう」

マサキ「ということだ、ドクター・ゲロ!」

ゲロ【儂も貴様と同意見だが……奴の組織が居心地がいいのも事実】

ゲロ【何より神の改造手術か、いよいよワシは禁忌に手を出す領域まで来たようじゃな………】


メイドウィン「あとヘイトがこちらに寄るのも面倒だ 」

メイドウィン「一部のキャラクターを拉致、及び時空進出させ、そこで悪事をさせよう」

メイドウィン「時空犯罪者とでも言わせるか」

松山「ふーん、時空犯罪者の対処に追わせることでこっちに関心を向けなくさせると」


こうして、少しづつだが時空の基盤は作られつつあった………


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