二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

〜朱い歯車〜 UHSな物語〜
日時: 2023/09/10 14:21
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)

※UHSとはultimate・huzakesugi・storyの略です。

『あの頃のカオスで、めちゃくちゃで、バカらしい話を君に』

「また8年前くらいの映像板で皆やってたみたいな集合性無視のクロスオーバー物語作りたいな」と考えてたらなんか突然思い付いたお話です。

【注意】
AIのべりすと未使用
作者も何を出して何をやるか考えてない話とクロスオーバー
多分、長編。
話の傾向上参戦作品やストーリーはバカ・電波系が多いかも、ボボボーボ・ボーボボを参考にしてるので。
たくっちスノーは出ません、パラレルは出たけど。

Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.46 )
日時: 2023/09/12 21:59
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)

【第9話】

剣「………これから、どうしよう」

ジルトー「どうすることもない」

ジルトー「カーレッジは死んだ、朱い歯車の物語は何も考えられていない、その場で適当に決めるつもりだったんじゃろ」

ジルトー「だから、お前が無理にそれを遂行することも無い」

ジルトー「が、この答えは……お前にとってあまりにも………」

剣「カーレッジ………そんなに旅をしたかったの?君の人生にはそれしかなかったの?」

……

みずいろ「元カレ……というか、運命の人……それを無理やり……」

ジルトー「さて、あとはこやつらの後始末じゃな」

ジルトー「朱い歯車の件はワシがどうにか出来る、お前達の旅は終わる」

ジルトー「いや、始まってもおらんか」


剣「…………」

みずいろ「剣ちゃん……」


剣「………大丈夫、大丈夫!!」

剣「シュウ君はいる!」

剣「存在を押し付けるために消された黒影家の人達は可哀想だけど」

剣「シュウ君はいるんだ!!」


剣「そうやって僕はカーレッジの所に来たんだろ!存在してたんだろ!」


剣「僕がいて皆が居ない時空なんて存在してたまるか!」

ジルトー「………」

ジルトー「まあ、実際ワシも、ロズムントの奴も居たからな」

ジルトー「ここで諦めればワシもお前もカーレッジに屈したことにもなる」


剣「………よし!決めた!」

剣「博士!協力して欲しいことがあるの!」

剣「ばかでっっかい宇宙船を用意して!!」


……

ジルトー「いつかの役にたつと思って用意しておいたぞ、ばかでっっかい宇宙船じゃ」

剣「ありがとう!」



剣「…………時空と宇宙がある、時空と宇宙は別だけど、それぞれ別世界に行く手段がある!」

剣「たくっちスノー達は時空から、なら私は宇宙から!!」


剣「宇宙のりりすた革命団を作る!」


ジルトー「………ほ、なるほど」


ジルトー「ならば時空インフラをカーレッジが作ったならワシは宇宙インフラを完成させる!」

ジルトー「奴の時空間以上の宇宙都市を開発してやる!」

ジルトー「宇宙ほど無駄に広いものもない!土地は無限にあるぞ!」

剣「博士!」

ジルトー「剣!」

剣「やろう!」

Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.47 )
日時: 2023/09/12 22:51
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)

剣「………宇宙、時空に居ないなら宇宙に居る!」


剣「そして……ほしぞら終末団が、シュウ君に会うという結末を掴むんだ!」


………

パラガス「行ってしまったなぁ」

ブロリー「俺たちなんだったんだァ今のは……」

ジルトー「奴のシナリオが不完全なまま付き合わされてしまったからのう」

ジルトー「しかも、ワシも剣もお前たちも奴の想定してたほどマヌケじゃなかった」

ジルトー「一体どんな話を想定していたのかのお」

やすな「どんな話って、サザエさんで言うなら花沢さんが告白拒否られてモンスターになったり、タラオがモンスターになるような話じゃないの?」

ソーニャ「お前はサザエさんをなんだと思ってるんだ」


やすな「で、これからどうなるわけ?」

ジルトー「宇宙は完全に直った、朱い歯車はこれからも落ちるじゃろうがワシがメンテする以上問題はない」

ソーニャ「アンタが死んだら?」


ジルトー「ワシは死なんよ、不死身じゃし殺される理由もないからな」

ジルトー「何せ、元・悪の天才科学者……無様でも生きることだけは達者なポジションじゃ、奴との長生き競走にも勝ったしな」


ジルトー「もう時空の渦は作れる、各々の世界に戻れ」

やすな「あれからどれくらい経ったっけ?」

ソーニャ「ざっと3日だな」

ラブネリ「旅行みたいな旅だったわね」

みずいろ「ていうか、悪党的なやつ誰1人としていなかったし」

パラガス「主役がいないなら敵だって出るわけもないだろう、さっ俺たちは宇宙船で帰るぞブロリー」

ブロリー「はい……」


みずいろ「じゃあ私らもこれで!」

ラブネリ「じゃあまた!」

……

やすな「ソーニャちゃん?」

ソーニャ「お前は先に行け」


やすな「なんで?」




やすな「その人殺す気なの?」

ソーニャ「……」

ソーニャ「仕事でもないのに殺すかよ」

ジルトー「ほう」

ソーニャ「悪の天才科学者が不用心だな、ここまで私を野放しにして……余裕か?」


ソーニャ「私は自分が学生であると思った事は1度も無い、頼まれれば………」

ジルトー「なるほど、推測だが1周目よりは馬鹿では無さそうじゃ」

ジルトー「ま、お互い退場しないように気をつけることじゃな」

Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.48 )
日時: 2023/09/12 23:44
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)

ジルトー「おぬしは拉致されてたから安全に返す」

ちいかわ「わっ!」


ジルトー「お主は時空犯罪者だから監獄に送還する!」

ダンディ「ちょ待てよ!」


ジルトー「ほい」


ダンディ「お前俺のことなんだと思っ

…………


ジルトー「お前さんは元の星でやることがあるんじゃろ」

ジルトー「と、もういないか」


ソーニャ「…………」

ジルトー「どう思う?あやつ」

ソーニャ「あやつ?」

ジルトー「お前の連れじゃ」

ソーニャ「………厄介だな」


ソーニャ「不思議と学業から離れて、アイツからいずれは忘れるかと思えば」


ソーニャ「結末がそうなのかのように全然学校から出られない」

ジルトー「じゃあお前は、あやつから離れたいか?」

ソーニャ「うーん………離れたい寄りではある、だが簡単に結論を出していいのかと思ったりもする」

ソーニャ「よく分からない」

ジルトー「4週目の奴らはそういうところあるからのう」


ソーニャ「なら聞かせろ」


ソーニャ「一週目と二週目と三週目の私はどんなヤツだった」

ジルトー「ちと長くなるぞ」


…………


剣「星をめぐり〜、朱い歯車お土産に〜、目指すは結末〜」


剣「さて!メンバーは御剣でしょ?クローンでしょ……?あとは………」


ミュウツー「随分と広く作ったな」

剣「え、みゅ、ミュウツー!?なんで!?」

ミュウツー「フュージョンポケモン達は惑星に置いておくには危険と判断した」


ミュウツー「力を持たない者をここに放し飼いにすることにした、全員と話はつけてある」

剣「そ、そう……分かった」

剣「でも協力してくれるの?」

ミュウツー「宇宙は時空よりも不安定で常に乱れている、何者にも勝てない英雄が何ができる」

剣「う、それはそうだけど……」

剣「まあ、合成とはいえポケモンが居るなら賑やかにはなるのかな」

剣「ありがとう、ミュウツー」

ミュウツー「他にもいるぞ」

剣「え?」



みずいろ「じゃじゃーん!」

ラブネリ「会いに来ちゃった!」

剣「みずいろちゃん!?ラブネリちゃん!?」

剣「な……なんで!?」

みずいろ「会いたくなって来ちゃった!」

Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.49 )
日時: 2023/09/13 08:39
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: Oh9/3OA.)

剣「え!?学校は!?ウラシマ効果は!?」

みずいろ「結末のない物語にウラシマなんてかんけーないじゃん!」

やすな「そうそう!どうせどれだけ遊んでも物語が終わらないなら卒業出来ないんだし!」

剣「な……なんて能天気な……」

みずいろ「それに私たちは……これ!」

ラブネリ「この朱い歯車をお互いに持っていた仲じゃない!」

みずいろ「例えそれが汚い隕石でも、なんの役に立たないただのゴミでも!」

ラブネリ「私たちはこうして出逢えた仲間じゃない!」

剣「2人とも………」

………


剣「ソーニャちゃんは?」

やすな「ソーニャちゃんは興味無いって、やりたいなら好きにやればいいって」

剣「そうか……」

やすな「ソーニャちゃんいつもそうなんだよね、居る時はいるけど居ない時はいない」

剣「寂しくないの?」

やすな「さみしくないよ」


やすな「だってずっといないわけじゃないし、結末のない物語ならずーっと居れるし」


剣「………それを僕らは破壊するんだよ?結末が来たら」

やすな「結末が来たらどうなるの?」

剣「…………さあ、私たち全員の物語が終わるって事だから」

剣「死ぬ以上……?みーんなまとめて存在ごと消えて何もかも無くなるとか?」


やすな「ふーん」


やすな「じゃ、その時はソーニャちゃんと一緒がいいなぁ」

剣「まあ、その結末が来るっていうのもどれだけかかるか分かんないけどね、30年か40年か……60年後だったりしてね」


みずいろ「途方もない長さね」

ラブネリ「その時にはもっと沢山世界が発見されてるわね」

剣「1万超えてたりしてね!」

やすな「………」


剣「さて、シュウ君の手がかり求めて………」


剣「のんびり行きますか!僕たちは別にハッピーエンドに変えたいってわけでもないから、慌てる必要も無いしね!」


やすな「そっか!」

みずいろ「運転は任せて!」

ラブネリ「ラブネリ工場から私はいくらでも増えるわ!」

やすな「元気だけならあるから!」

ミュウツー「1人だけ何の役にもたってないが?」

剣「いいのいいの!こっちはそういうの自由に行くつもりだから!」

Re: 〜朱い歯車〜 UHSな物語〜 ( No.50 )
日時: 2023/09/13 23:04
名前: メタルメイドウィン ◆E3WKNl.NZ. (ID: VOI/GMTL)

僕達の旅はまだ始まってすらいない。

マンガにはよく『俺たちの旅は始まったばかりだ』なんてあるが、あれも同じだ。

彼らは始まったばかりじゃない、終わらないのだから。
上がないなら、下がない

前がないなら後ろがない。



終わらないものは、そもそも始まってもいないのだ。
結末の無い僕たちは、物語としては進んでもいない。
カーレッジの人生のように同じ場所で足踏みさせられている。

それではいけない、だから前へ1歩進む。


剣「僕達の、時空の、宇宙の物語はまだ始まる段階なんだ」

剣「何十年かけても、おしまいを作り出して……」


剣「改めて『僕達の人生』を始めるんだ!」

剣「それが僕らの……改めて!」

剣「『はじまり早世団』!」

やすな「名前直したんだ」

剣「だって皆ダサイって言うんだもん!」

みずいろ「ほしぞら終末団は流石に」

ラブネリ「大して変わってないように見えるけど……」

剣「むー!」


やすな「ところでさ」


やすな「これまでの冒険で何か問題があるとぽちって無理矢理にでもボタンが現れて、押したらなにか起きてたよね 」

ラブネリ「確かに!」

みずいろ「あ、それ私思いついたことがあるんだけど」


みずいろ「これまでの事はカーレッジが事前に組んだシナリオならさ」

みずいろ「問題を起こさせる必要があるじゃん ?」

やすな「でもそれでボタン?」


みずいろ「それでボタンだよ」


みずいろ「これまでの雑さから見たら、テキトーでもいいやってなるの分かるでしょ?」

ぽち


みずいろ「ほら!」

剣「なんで隕石にでっかいボタンが付いてるの!?」

ラブネリ「まさか、また新しいカーレッジのシナリオを始められるの!?」

いやあああああ!


みずいろ「なんかワープしたわよ!」

やすな「どこか分かる!?」

ミュウツー「時空だ、座標は………」

ミュウツー「時空監理局の跡地だ、まだ残されていたのか」

ミュウツー「興味がある、外に出るぞ」

剣「うん!」

………

ラブネリ「なにこれ?」

ミュウツー「RTPが行われてた部屋だ、何かあるといいが」


剣「ここで僕が……」

ひらひら


剣「ん、なにこれ……僕絡みなんだろうけど」


剣「え?」


剣「ええ?何この絵?僕?黒影剣完成予想図?これが?」



…………


剣「みずいろちゃん、この船惑星破壊砲搭載されてたから木っ端微塵に消し飛ばしちゃって」

みずいろ「イエッサー」

ラブネリ「何があったの!?」

ミュウツー「ゴミみたいな結果だった」


剣「やっぱお前なんてバカだカーレッジーーーーー!!!」



『9話』


『0.9話』




『1』


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10