二次創作小説(新・総合)

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逃走中01~夜明けのショッピングモール~
日時: 2023/12/04 00:00
名前: しのはや ◆Y9JSee4eSc (ID: ANX68i3k)

ここに、1つの扉が開く――
逃走劇の舞台は、池袋最大級のショッピングモール・サンシャインシティ。
5フロア構成の立体的なこのエリアを、20人の逃走者が100分間逃げ回る!


<逃走者>
新子憧
綾崎ハヤテ
市川京太郎
加藤恵
久保渚咲
後藤ひとり
桜島麻衣
椎名真昼
四宮かぐや
志摩リン
中野一花
錦木千束
比企谷八幡
福路美穂子
保登心愛
真壁政宗
三日月夜空
水原千鶴
宮永咲
吉井明久
(全20名・50音順)


<ゲーム概要>
時間:100分
賞金単価:1秒200円(MAX120万円)
ハンター:4体

Re: 逃走中01~夜明けのショッピングモール~ ( No.17 )
日時: 2024/02/24 00:00
名前: しのはや ◆Y9JSee4eSc (ID: ANX68i3k)

浜千鳥先生

コメントありがとうございます。こちらの作品を楽しみにしてくださっているようで何よりです。
ミッション1の結果、惜しくもハンター1体が放出されゲームが難化することとなってしまいました。そんな中でまず脱落したのは、ここまで行動を控えめにしていた志摩リン。ハンターが増えた現在の状況下では隠れるという堅実な作戦をとっていても生き延びることが難しいということですね。
まだゲームは前半、この後はどんな試練が逃走者を待ち受けているのでしょうか。今後の展開にもぜひ注目してください!

Re: 逃走中01~夜明けのショッピングモール~ ( No.18 )
日時: 2024/02/28 00:00
名前: しのはや ◆Y9JSee4eSc (ID: ANX68i3k)

<司令室>


GM
「さて、そろそろ2つ目のミッションかな」


助手
「おっ、そうだな」


GM
「勘のいい助手くんなら気づいているとは思うけど、ここまで一歩も動いてない奴がいるよな?」


助手
「あぁ、確かにいるな」


GM
「そんな臆病さんにも、今回は動いてもらうよ」


助手
「まぁ、隠れてるだけで逃げ切られたらたまったもんじゃないからな」


GM
「それじゃ、スタート」ピッ


助手
「『エラーが発生しました』」


GM
「…………」






GM
「スタート」ピッ


助手
「『エラーが発生しました』」


GM
「??????」




GM
「おい、どうなってんだこれ」


助手
「さっき間違って第1ミッションのデータ消したろ。 このミッションがそれに関連してるなら、そりゃそうなるわな」


GM
「仕方ない。 ならば前提を書き換えるまでだ」カタカタ


助手
「どうするんだ? また適当に済ませる気か?」


GM
「今回は時間がないから、条件をいたって端的にまとめておいた」


助手
「で、結局どんなミッションになったんだ?」


GM
「『ぼっちはタヒぬ』」


助手
「えぐい」


GM
「せっかくこれだけの逃走者がいるんだ。 普段会わない関係ばかりだろうし、たまには交流もいいだろう」ピッ








▶︎[MISSION]







ゲームマスターにより発令されたこの指令が、逃走者たちを煽動する!

Re: 逃走中01~夜明けのショッピングモール~ ( No.19 )
日時: 2024/03/01 00:00
名前: しのはや ◆Y9JSee4eSc (ID: ANX68i3k)

[62:00]


Prrrr! Prrrr!



「あ、メール来た」


メールだ……!




ココア
「ミッション2! またミッション来た!」




「【君たちが持つモバイルには発信器が取り付けられている】 え……発信器……!?」



京太郎
「【発信器は残り45分になると起動し、音で近くにいるハンターに君たちの位置情報を伝えてしまう】」



麻衣
「【発信器を無効化するには、他の逃走者と2ショット写真を撮影し本部に送信しなければならない】 他の人と会わないといけないのね……」



八幡
「【ただし、2ショット写真には1つのハートマークが写っている必要がある】 は、ハートマーク? 唐突に何のことだ?」



美穂子
「【君たちの持つカードの両面にはハートマークの半分が描かれており、2枚を組み合わせてハートマークが成立する者同士でしか撮影ができない】 このカード、そういうことだったのね……」






MISSION2 発信器を解除せよ!

逃走者たちが持つモバイルには発信器が内蔵されている
残り45分になると発信器が起動し、近くにいるハンターを呼び寄せてしまう!
発信器の起動を阻止するには、他の逃走者と2ショット写真を撮影し本部に送信しなければならない!
事前に逃走者たちに配られたカードの表裏には、大小いずれかのハートマークの半分が描かれている
現在残っている13名の逃走者が持つカードに描かれたハートマークの大小は以下の通り分かれており、同じサイズのカードを持つ逃走者同士でなければ撮影ができない!

大 7名       小 6名
綾崎ハヤテ      市川京太郎
加藤恵        後藤ひとり
桜島麻衣       椎名真昼
比企谷八幡      錦木千束 
保登心愛       福路美穂子
真壁政宗       吉井明久
宮永咲

※逃走者は誰がどちらのカードを所持しているか知らない

また、1度自分が写っている写真を送信した逃走者は、以降他の逃走者と2ショットを撮ることはできない!







ぼっち
「このカード、やっぱりミッション関連だった……!」



一花
「つまり、写真を撮る相手は誰でもいいわけじゃないってことよね?」



ハヤテ
「時間は10分しかないのか……とにかく、早く相手を探さないと……!」






ハンター1
「…………」


発信器が起動すればその時点で確保がほぼ決定的となるため、事実上このミッションは全員強制参加だ!




ハンター2
「…………」


果たして、5体のハンターの捜索を掻い潜り、時間内に発信器を解除することができるのか!?









[60:20]


明久
「椎名さん! もしかして僕たちすぐに解除できるんじゃない!?」


真昼
「カードが合えば、ですね」


ミッション発令時に偶然2人で行動していた吉井明久と椎名真昼……




明久
「じゃあ、椎名さんのカード見せてよ!」


真昼
「……はい、どうぞ」


明久
「……これは……!」


2枚のカードを並べる明久
果たして……








明久
「うぉぉぉ合った! 椎名さん、僕たち1つになったよ!!」


真昼
「そっ……その言い方、やめてください」


幸運にも、ペア成立だ……!




明久
「こんなラッキーなことあるんだね! 何か運命を感じるよ!」


真昼
「……では、早く済ませましょう」


明久
「僕が撮るから、椎名さんはこっち来て!」


真昼
「……あなたと2ショットを撮るなんて不本意ですが、仕方ありません」


明久
「ガーーン!! 何もそんな嫌そうにしなくても!」


ここで2ショット写真を撮影し本部に送信すれば、2人のモバイルに内蔵されている発信器が無効化される!




明久
「撮っていい?」


真昼
「いつでもいいですよ」


明久
「じゃあいくよ! はい、チーズ!」




パシャッ




真昼
「撮れましたか?」


明久
「おぉ~……椎名さん、僕と撮るの嫌がってた割にめっちゃいい顔するじゃん!」


真昼
「みっ、見てないで、早く送ってください」


明久
「はっ、そうだった! はい送信!」ピッ


明久・真昼、ミッションクリア……!




明久
「とりあえず、これで僕たちは心配いらないってことだね!」


真昼
「用も済んだことですし、私はこれで――




ハンター3
「…………!」ダッ




明久
「ヤバい! 逃げて!」ダッ


真昼
「ハンターですか……!」ダッ


しかし、安心している暇はない……!






ハンター3
「…………」タッタッタッ








明久
「本当に忙しいな……ミッションが終わったと思ったらこれだよ……!」タッタッタッ



真昼
「どこに逃げましょうか……」タッタッタッ







ハンター3
「…………」タッタッタッ















[________]










[SHIINA]




ハンター2
「…………!」ダッ


2人の向かう先に、別のハンター!






真昼
「……!! こっちにもいましたか……!」



明久
「うわっ、挟まれてる! これヤバいじゃん!」


2人の運命は!?






58:40
496,000円
残り13人
綾崎ハヤテ 市川京太郎 加藤恵 後藤ひとり 桜島麻衣 椎名真昼 錦木千束
比企谷八幡 福路美穂子 保登心愛 真壁政宗 宮永咲 吉井明久

ミッションクリア:2人
椎名真昼 吉井明久

Re: 逃走中01~夜明けのショッピングモール~ ( No.20 )
日時: 2024/03/05 00:00
名前: しのはや ◆Y9JSee4eSc (ID: ANX68i3k)

[58:40]



ハンター2
「…………!」ダッ






真昼
「……!! こっちにもいましたか……!」



明久
「うわっ、挟まれてる! これヤバいじゃん!」


ミッションをクリアした真昼・明久を、前後から2体のハンターが襲う!






ハンター3
「…………」タッタッタッ



ハンター2
「…………」タッタッタッ






明久
「クソ、後ろからも来てる!」




真昼
「まずいです、このままでは……」


絶体絶命だ……!






ハンター3
「…………」タッタッタッ



ハンター2
「…………」タッタッタッ






真昼
「ここまでですか……こうなった以上――


明久
「おりゃぁぁぁぁぁ!!!」ダダダ


真昼
「!? 何を……」





ハンター2
「…………」タッタッタッ


明久
「うぉぉぉぉぉ! 日本ばんざーーーい!!!」ポン




58:26
吉井明久 確保
残り12人




明久
「今だ! こっちから逃げるんだ!」




真昼
「よ、吉井君……」




明久
「早く! 後ろからも来るよ!」






ハンター3
「…………」タッタッタッ






真昼
「…………」ダッ






明久
「椎名さん、僕の分まで頑張ってくれよ……!」


明久が自らおとりとなり、真昼の逃げ道を確保した……!




明久
「ねぇ、今の僕結構かっこよくなかった? これ絶対ハイライトになるでしょ!」










ハンター3
「…………」タッタッタッ






真昼
「ハァ……ハァ……ハァ……」タッタッタッ










[SHIINA]










[________]




ハンター3
「…………?」


真昼の方は、ハンターを振り切った……!






真昼
「何とか、逃げ切ったみたいです……」


明久を犠牲に生き延びる格好となった真昼……




真昼
「吉井君……どうしてあんなことを……」










政宗
「結構時間がシビアだな……9分後には発信器が起動するわけか」


ミッション時間の短さを感じている真壁政宗……




政宗
「まぁ、考えれば当然っちゃ当然か。 ただ他の奴と会って、写真を撮るだけだもんな」


しかし、微塵も焦りを感じていないようだ……!




政宗
「面倒な条件は付いてるが……まぁ適当に探せば見つかるだろう」







京太郎
「クソッ……どこ行きやがったあのビッチ……!」


ミッション発令直前にココアを目撃していた市川京太郎……




京太郎
「少し目を離したすきに……さっきまで道迷って泣いてたくせに……!」








ココア
「うーん……誰かいないかな~?」


一方、そのココアは……




ココア
「おかしいな~また道迷っちゃったかな?」


またしても、道に迷っているようだ……!






京太郎
「まだ遠くには行ってないはず……どこだ……?」





ココア
「まぁ、とりあえずは誰かに会えればいいんだけど……」








麻衣
「あら、ココアちゃん」


ココア
「うわっビックリした! 桜島さん!」


ココアが出会ったのは、桜島麻衣……!




麻衣
「ちょうどよかったわ。 ココアちゃんのカード、見せてくれるかしら?」


ココア
「もちろん! これだよ~!」


麻衣
「どれどれ……」


果たして……










ココア
「どうですか?」


麻衣
「できたわ。 どうやら私たちで撮れそうね」


ココア
「本当!? よかったー!」


ハートマーク、成立だ……!




ココア
「じゃあ、ここは私が撮りますよ!」


麻衣
「ココアちゃん……お願いしてもいいかしら?」


ココア
「まかせなさい!」


姉気取りのココアが、2ショットを撮るようだ……!




ココア
「ウサギさんのお耳の数は~?」


麻衣
「え?」


ココア
「にーーー!!」パシャッ







ココア
「プッ……あははは! 桜島さん、変な顔してる~!」


麻衣
「こっ、ココアちゃんがよく分からないこと言いだすから……それよりも、早くそれ送ってもらえるかしら?」


ココア
「おっといけない……忘れるところでした!」ピッ


保登心愛・桜島麻衣、クリア……!




麻衣
「これで一安心ね。ありがとうココアちゃん」


ココア
「次からはちゃんと答えられるようにしてくださいね? ウサギさんのお耳の数は、『2』ですからね!」


麻衣
「確かに、こんな簡単な質問に答えられなかった私はまだまだね……ウサギは好きな動物なのに……」










[55:50]




「はぁ、どうしてこんなことに……お外出たくないよ……」


2階の書店に隠れる、宮永咲……





「電話したら、誰か来てくれたりしないかな……?」


他の逃走者を呼び出す作戦のようだ……!





「福路さんとか、来てくれるかも……!」







Prrrr! Prrrr!



美穂子
「電話……宮永さんだわ!」


電話の相手は、同じ雀士の福路美穂子……!




美穂子
「えっと……電話に出るのは……このボタンかしら?」ピッ




『も、もしもし……』



美穂子
『はっ……宮永さん! 宮永さんなのね! 声、ちゃんと聞こえるわ!』




『?????』



美穂子
『はっ……ごめんなさい、私感動しちゃって……用件は、ミッションかしら?』




『あっ、はい。 私まだ写真が撮れてなくて……もしよければ、一緒に撮りませんか?』



美穂子
『私は構わないけど……そもそも私たち、一緒に撮れるのかしら?』




『それは……えっと……これ、どうやって説明すれば……?』


ハートマークの大小は微々たる差であるため、自分がどちら側であるかを伝えるのは不可能
実際に会うしか、方法はない!




美穂子
『できるかどうか確信はないけど、一旦会ってみるしかなさそうね』




『そうですね……私今、地下のアルタにいるんですが……』



美穂子
『地下ね……分かったわ。 宮永さんはそこで待ってて、私がそっちに行くから』




『あ、ありがとうございます……!』


咲の目論見通り、美穂子を呼び寄せることに成功……!




美穂子
「会ってみないと分からないものね……行くしかないわ」







「あとはこのカードが合えば……」


果たして、この2人のカードでハートマークは成立するのか……?










「時間も迫ってきたし、そろそろ誰か見つけないとな……」


ミッション開始以降まだ誰とも遭遇していない、加藤恵……





「私のと合うカード持ってる人って、私以外にどれくらいいるんだろう?」


現在生き残っている12人の逃走者のうち、恵と2ショット撮影が可能なのは4人だ……!





「とりあえず他の人に会わないと――あっハンター」








ハンター5
「…………」


見つけたのは、ハンターだ……!







「そういえばハンターって私初めて見たかも……あんな感じなんだね」






ハンター5
「…………」







「何でスーツなんか着てるんだろう……? あんな格好で、本当に速く走れるのかな?」


陰でハンターを眺めながら、思いを巡らせる……






54:30
546,000円
残り12人
綾崎ハヤテ 市川京太郎 加藤恵 後藤ひとり 桜島麻衣 椎名真昼 錦木千束
比企谷八幡 福路美穂子 保登心愛 真壁政宗 宮永咲

ミッションクリア:3人
桜島麻衣 椎名真昼 保登心愛

Re: 逃走中01~夜明けのショッピングモール~ ( No.21 )
日時: 2024/03/07 00:00
名前: しのはや ◆Y9JSee4eSc (ID: ANX68i3k)

[54:30]



八幡
「はぁ、このままだとお陀仏か……どうしたものか」


未だに動きを見せない、比企谷八幡……




八幡
「できることならまだ自首はしたくないんだが……こうなると潔くオリの選択もアリか……」


窮地に立たされ、自首を考え始める……!




八幡
「誰かが来てくれれば苦労はしないんだが、まぁそうそうこんなとこに――




千束
「おっ、比企谷ヒキタニ!」


八幡
「来る奴がいるとは……っていうかヒキタニって誰だよ」


八幡の元にやって来たのは、錦木千束……!




千束
「ちょうどよかった! 比企谷ヒキタニ、私と写真撮ろうよ!」


八幡
「いや待て。 お前、カードはどんな感じだ?」


千束
「あっ、そうか! 合わないと撮れないんだっけ」


2枚のカードを並べてハートマークが成立しなければ、2ショットを撮影することはできない!




千束
「私は……こんな感じ!」


八幡
「おぉ……ん?」


千束
「どう? どんな感じよ?」


八幡
「……残念ながら、お前のは少し小さすぎるみたいだ」


千束
「うわ、じゃあ写真撮れないってこと? ちぇっ、比企谷ヒキタニ使えな~」


八幡
「使えない男で悪かったな。 あと俺はヒキタニじゃない」


この条件が、逃走者を苦しめる……!










ぼっち
「ど、どうしよう……このままじゃ、捕まっちゃう……!」


迫り来る危機に怯えながらも、未だ動けずにいる後藤ひとり……




ぼっち
「……でっでも……どうして、2ショットだなんて……」


しかし、写真に写ることにも怯えているようだ……!




ぼっち
「……こんなの、私の人権全否定じゃないですか……」










京太郎
「クソ、時間が過ぎていく……誰かいないのかよ……」


まだ2ショット写真を撮影できていない、市川京太郎……




京太郎
(このミッションが来ると分かってたらアイツ(ココア)から目を離すことはなかったのに……クソ、腹が立つ)


絶好のチャンスを逃したことを引きずっているようだ……!








千束
「誰かいないっかな~……おっいるじゃん! 市川~!!」




京太郎
(ゲッ……面倒なのが来やがった)


錦木千束と、不本意な遭遇……!




千束
「市川、カード見せて!」


京太郎
「あ……はい、これ」


千束
「サンキュー! どれどれ……」


果たして……










千束
「できた! 市川、2ショット撮れるよ!」


京太郎
(……この際相手を選んでる場合じゃないな)


ハートマークが成立したため、この2人は2ショット撮影が可能だ!




千束
「さぁいくよ~ほい、もっとこっち来て!」グイ


京太郎
「あっあの……当たって――


千束
「いきまーす! はい、ポーズ!」




パシャッ






京太郎
「こ、これで……いいのか……?」


千束
「うん、バッチリ! じゃあ、そうしーん!」ピッ


千束・京太郎、クリア……!




千束
「サンキュー市川! じゃあまたね~」


京太郎
「お、おい」


写真撮影、即解散……!




京太郎
「やっぱりああいうのは苦手だ……何か、調子が狂う」






千束
「これでクリアだし、次は屋上にでも行くかな~?」










[52:30]



政宗
「おっと、気づいたらもうこんな時間じゃねぇか。 そろそろヤバくなってきたな」


迫るタイムリミットに焦りを感じ始める真壁政宗……




政宗
「こういう時ほど見つからないもんだな……この俺と2ショット撮るチャンスなんだから電話1本くらいかかってくるとは思ったんだが……」


他の逃走者を探す一方で、電話による誘いも期待していたようだ……!




政宗
「まぁいい、来ないならこっちから動くのみだ……地下の方にでも行ってみるか」










ハヤテ
「あっ、椎名さん!」




真昼
「……綾崎さんですか……」


地下1階では、綾崎ハヤテと、既にミッションをクリアした椎名真昼が合流……




ハヤテ
「椎名さん、カードを見せてくれますか?」


真昼
「写真、まだだったのですね……私はこれですが、どうですか?」


ハヤテ
「……どれどれ……」








ハヤテ
「……ダメですね……合わないです」


真昼
「そうですか……それでは、私にできることはなさそうですね」


しかし、サイズが異なるため2ショットを撮ることはできない……!




ハヤテ
「ヤバいな……なかなか相手が見つからない……」


他をあたるしか、ない……!










美穂子
「着いたわ……ここね」


2ショットの約束相手・咲のいる地下1階にやって来た福路美穂子……




美穂子
「宮永さん、アルタって言ってたけど……どこにいるのかしら?」








「あっ……福路さんだ! 本当に来てくれた……!」


咲が、美穂子の到着に気づいた……!





「福路さん、私です!」



美穂子
「あら、宮永さん。 よかったわ、場所間違えてたらどうしようかと……」



「来てくれてありがとうございます。 写真、撮りましょう」


美穂子
「カードは合っているかしら? まずはそれを確認しましょう」



「はっ……そ、そうですね。 私のはこれです!」


美穂子
「…………」


2枚のカードを確認する美穂子……






美穂子
「宮永さん……残念だけど、ダメみたいだわ。 これを見て」



「え……嘘、そんな……」


しかし、サイズが違うため写真の撮影はできない……!






ハンター4
「…………」








「そんな……せっかく会えたのに……」


美穂子
「お互い、他の相手を探すしかないわね」






ハンター4
「…………」


忍び寄る、恐怖の足音……!







「でも、どうやって探せば……」


美穂子
「さっきみたいに、電話をかければいいんじゃないかしら?」






ハンター4
「…………」










ハンター4
「…………!」ダッ


2人の運命は!?





50:50
590,000円
残り12人
綾崎ハヤテ 市川京太郎 加藤恵 後藤ひとり 桜島麻衣 椎名真昼 錦木千束
比企谷八幡 福路美穂子 保登心愛 真壁政宗 宮永咲

ミッションクリア:5人
市川京太郎 桜島麻衣 椎名真昼 錦木千束 保登心愛


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