二次創作小説(新・総合)
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- UW逃走中02~Wな邂逅/探偵とヒガンバナ~【完結】
- 日時: 2024/01/22 11:13
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
どうも。おろさんです。
UW逃走中、今回の舞台は、『風都探偵』絶賛連載中!『仮面ライダーW』の舞台『風都』!!
追跡アンドロイド『ハンター』から制限時間120分間逃げ切り、賞金をゲットせよ!!
風都で起こる、謎のアイテム『ガイアメモリ』を巡る怪事件!
……そして2人の探偵は、新たな出会いを果たす。
制服を身に纏い、銃を撃つ。困っている人を助ける、2人の少女と。
逃走者(50音順)
アシュリー(メイドインワリオ)
アリス・カータレット(きんいろモザイク)
ウィッチ(ぷよぷよ)
九条カレン(きんいろモザイク)
古明地こいし(東方project)
坂田銀時(銀魂)
シェゾ・ウィグィィ(ぷよぷよ)
スティーブ(Maincraft)
ネコフィーバー(にゃんこ大戦争)
バトルネコ(にゃんこ大戦争)
ピチュー(ポケットモンスターシリーズ)
フランドール・スカーレット(東方project)
ベジータ(ドラゴンボール(ブロリーMAD))
松野カラ松(おそ松さん)
松野十四松(おそ松さん)
松野トド松(おそ松さん)
マホロア(星のカービィ)
むらびと(どうぶつの森シリーズ)
ヤングクリケット(メイドインワリオ)
ラフィーナ(ぷよぷよ)
作者枠
・浜千鳥>>2
・大瑠璃音葉>>3
・エイジア>>4
・junris>>9
募集枠
・上白沢慧音(東方project)
MVP枠
・アルル・ナジャ(ぷよぷよ)
・保登心愛(ご注文はうさぎですか?)
見どころ(順次追加)
・スマブラ参戦者とワリオカンパニー社員参戦!
・前作ストーリー登場キャラが逃走者に!
・ついに募集参戦逃走者登場!!
・ショップとアイテムも続投!!
・サイヤ人の王子(岩盤)がまさかの参戦!?
・どいちもこいつもまさかの人選!
・時空融合でなくとも発生する大事件が!!?
・稗田阿求、新たな力をゲットだぜ
プロローグ>>23
逃走者紹介>>24
ミッション1まで>>27-29、>>32、>>35、>>38、>>41-45
ミッション2まで>>46、>>49-52、>>55-56
ミッション3まで>>57-61、>>65-69
復活ミッションまで>>70-76
最終ミッションまで>>77-88
ゲーム終了まで>>89-90
エピローグ>>91
- Re: UW逃走中02~Wな邂逅/探偵とヒガンバナ~ ( No.76 )
- 日時: 2024/01/11 21:34
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
復活ミッション【0:47】
銀時「やべェ!!かれこれもう1分切ってるじゃねーか!!」
復活ミッション終了まで、既に30秒前後である!!
銀時「っ、レーザー大砲つったってどういう見た目なんだ――」
ハンターD「……!!!」
銀時「って言ってるときに限って来るんじゃねェよハンターァァ!!」
ポンッ
坂田銀時 失格 残り7名
銀時「……ねぇ、前回(のストーリー)と今回のこの落差何?」
そして……
音葉「……あっ!もしかしてアレがレーザー大砲?お願い間に合って!!」
【0:00】
レーザー大砲『スタンバイOK』
音葉「あれ……押したのに復活カードが出ない……
……って事は、時間切れかぁ……あーあ……;」
復活ミッション 終了
プルルルル……
メールの内容『復活ミッション終了。ミッションの結果、『バトルネコ』と『ウィッチ』の2名が復活となった。
これにより、残りの逃走者は11名。』
……復活ミッションが終了し、ゲーム再開まで間もない。
【25:00】現在の賞金:940,000
残り逃走者:11名 ハンター:4体
コイン・アイテム所持状況
・ラフィーナ:コイン5枚 網鉄砲
・エイジア:コイン20枚 ケムリ玉
・カレン:コイン20枚 スタッグフォン型レーダー
・ウィッチ:コイン25枚
・他:コイン20枚
*****
???・ドーパント「ほらほらほら!!待ちなさい!!!」
阿求「嫌に決まってるでしょ!!?」←弾幕を放つ
レティシアの友達に乗って、何とか逃げている阿求。
レティシア「このままスピード上げるよ!!」
小さな魔女の友達「キシャァァァ!!」
規制済み「(訳:走れ走れ!!)」
???・ドーパント「チィッ!!何でこうも余計なのが!!」
すると……
レーザー大砲×3『充電完了
……発射』
……レーザー大砲から、レーザービームが放たれる。
???・ドーパント「こうなったら、無理矢理にでも……ってあばばばばばばばっばばば!!?」
そして、ドーパントに直撃した。
阿求「え、何今の!?」
???・ドーパント「っ、仕方が無いわ。ここは一旦……」
……ドーパントが、人とほぼ同じサイズに戻る。
何か溜め込むと、先程のダメージが回復したようだった。
阿求「えっ、今負った傷が修復された!?」
???・ドーパント「フフ……流石にマズかったけど、これくらい問題ないわ。」
乱「えええ!?そんなのズルじゃん!!」
罰鳥「なんてやつ!!」
???・ドーパント「ズル?仕様の間違いでしょ。」
阿求「っ……」
おろさん「くそっ、急がないと阿求達がマズイってのに……!!」
アイスエイジ・ドーパント「くくっ……」
アームズ・ドーパント「へへっ……」
ゾーン・ドーパント「徹底的に足止めさせてもらう!」
千束「単体なら何とかなりそうなのに、あのピラミッドみたいなの(ゾーン・ドーパント)のせいで面倒臭い事になってる……!」
たきな「強制的に場所を変更する能力……隙を付いて通り抜ける事すらできないなんて……!」
おろさん「しっかも飛び道具を使えばこっちに当たるようにされる……あのゾーン・ドーパント、アイツが特に適合率が高いってか……!」
ステープラー・ドーパント「おらおらおら!!どうだ!変身できなけりゃこっちのもんだ!」
翔太郎「……甘いな!変身させなければ良いってのは!」
ステープラー・ドーパント「はぁ?何を言って――「ガンッ!!」いっ!!?」
ステープラー・ドーパントの背後に、何かの攻撃を受ける。
スタッグフォン「……!!」
ステープラー・ドーパント「しまった!メモリガジェット……!だがそれがあったところで」
翔太郎「……で、間に合ったみたいだな。」
ステープラー・ドーパント「何だと――うおおっ!!?」
するとそこに、大きな乗り物が割り込んできた。
ステープラー・ドーパント「どおおおっ!?何だこりゃ!!?」
翔太郎「オイオイ、フィリップ……連絡が来ないと思ってたら、派手な登場するな……」
その乗り物『リボルギャリー』から、フィリップが出て来た。
フィリップ「悪いね翔太郎。遅くなった。」
ステープラー・ドーパント「チッ……1人増えたところで何に……「ドガッ」べっ!!?」
そこで、何かがまたステープラー・ドーパントを攻撃する。
ファングメモリ「……!!」
フィリップ「ステープラーの弱点を把握した。……ここは僕に行かせてくれ。」
翔太郎「……ああ、分かった。
……行くぜ、相棒!!」
フィリップ「ああ……変身!!」
……フィリップがファングメモリを変形させ、『ダブルドライバー』に挿入。
【ファング!
ジョーカー!】
……フィリップが仮面ライダーW……『ファングジョーカー』へと変身。翔太郎の身体はそのまま倒れこむ。
ステープラー・ドーパント「それで来るか……!!」
W(ファングジョーカー)「さぁ、お前の罪を数えろ!」
- Re: UW逃走中02~Wな邂逅/探偵とヒガンバナ~ ( No.77 )
- 日時: 2024/01/12 20:39
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
千束「えっ、何か翔太郎さんが倒れて……」
W(フィリップ)「ああ、Wに変身する時は、片方がそう言う事になる。……いつもなら僕がそうなるが、ファングを使う時は、ボクの身体がベースになるからね。」
W(翔太郎)『……まあそう言うシステムなんだ。ってことで、体はそっちに任せて……行くぞ!』
たきな「やむを得ないんでしょうけど何で運ぶことに……」←急いで翔太郎の身体に駆け寄った
アイスエイジ・ドーパント「ええい!仮面ライダーに変身できたとて、何も解決しな――」
「だっしゃああああああああああああ!!」
……その時、別の車がドーパント達の方に突っ込んで行った。
ゾーン・ドーパント「なっ!?いきなり割り込んで来やがって!!」
おろさん「……今だ!!」
コピーアバター・バンバンブー「バンバーン!!」
コピーアバター・首領竜 ゴルファンタジスタ「貰ったァァァァァァ!!」
ゾーン・ドーパント「あっ、しまっ――ぐはぁ!!」
隙を付いて、コピーアバターによる攻撃をゾーン・ドーパントに命中させる。
おろさん「……で、トドメェっ!!」
そして定規を投げつけ、ゾーン・ドーパントを切り刻み撃退した。
アイスエイジ・ドーパント「何ッ!!?くそっ、そこの車のやつ!!良くもやってくれたな――」
アームズ・ドーパント「待て!!無作為に突っ込んだら――」
そして残った2体のドーパントを、千束とたきなが銃弾で打ち抜く。
千束「これで、回りくどい戦法は使えないね!」
たきな「あとはトドメ、よろしくお願いします!」
おろさん「任された!!」
【チューン マックスフレア
エグゼキューション フルブレイク フレア!】
玩具のブレイクガンナーとシフトカーを取り出し、能力により発砲。2体のドーパントを撃退した。
おろさん「いよし命中!」
千束「……これで足止めの方は何とかなった!」
たきな「しかし、今のは……」
すると、さっきドーパントに突っ込んできた車が。
褐色肌の眼鏡男性「大丈夫か、千束、たきな!」
眼鏡を掛けた女性「無理矢理突破して何とか間に合ったわ!」
生意気そうな少女「ちょっと酔った……;」
千束「……って、先生にミズキにクルミ!?」
たきな「いつの間にここに……」
生意気そうな少女→クルミ「あのコットンに渡されたスペアを使ったからな。」
褐色肌の眼鏡男性→ミカ「……それで、アンタが本当の依頼人か。」
眼鏡を掛けた女性→ミズキ「思ったより若いわね……」
おろさん「……ああ、錦木千束と井ノ上たきなの関係者だったか……
……色々説明すべきだろうが……ただ今はそれどころじゃない!!早く阿求の元に行かねぇと!!」
クルミ「状況はドローンで見てたから粗方分かってるぞ」
おろさん「あ、そっか」
*****
……そして、復活ミッションが終了し……
ゲーム再開
【24:58】現在の賞金:940,600
ウィッチ「おーほほほ!折角復活できたのですから、目指すは逃走成功ですわ!」
バトルネコ「スティーブ達の分も頑張るにゃ!」
フラン「10人切ってたのに、2人も復活したのね。……残り時間を考えると……この感じなら、最後にまた1つミッションありそうね。……ん?」
……すると、誰かを見かける。それは……
アクセル「……お前は何者だ?」
フラン「(あ、さっきのお兄さん。……と、何アレ?馬車?)」
仮面ライダーアクセルと、誰かもう1人。魔女みたいな帽子の、小柄な少女。
その少女は何故か馬車に乗って現れていた。
メルシィ「アナタがアクセルね。私は『メルシィ』。……一言で言うなら、この騒ぎに加担している者とでも言っておこうかしら。」
アクセル「何……?何が目的だ。」
メルシィ「狙いは簡単。貴方みたいな仮面ライダーよ。その力はヴォル・デ・トンベの戦力増加にはかなり良いもの。ナラティブを奪えば、確実に計画をスムーズに進められる。」
アクセル「……お前達の思い通りにはならない。」
メルシィ「フフ……それはどうかしらね?
……まあいいわ、この際だし、ちょっと遊んであげる。」
【ラビリンス!】
『メルシィ』と名乗ったその少女は、『ラビリンス』のガイアメモリを挿入し、ドーパントに変身した。
アクセル「……!!」
ラビリンス・ドーパント「さぁ……迷宮に連れて行ってあげる。」
【23:46】現在の賞金:962,200
残り逃走者:11名 ハンター:4体
コイン・アイテム所持状況
・ラフィーナ:コイン5枚 網鉄砲
・エイジア:コイン20枚 ケムリ玉
・カレン:コイン20枚 スタッグフォン型レーダー
・ウィッチ:コイン25枚
・他:コイン20枚
- Re: UW逃走中02~Wな邂逅/探偵とヒガンバナ~ ( No.78 )
- 日時: 2024/01/13 00:15
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
【23:44】現在の賞金:962,800
アリス「残り時間がどんどん減ってるけど……また何かありそうなんだよね。」
……復活ミッションが終了し、とりあえずエリアを歩いて行く逃走者達。
だが、何か起きないわけでもない。更に……
ハンターB「……」
エリアには、ハンターが4体……!
アリス「……何だか、何も無かったら何もないで時間が長く感じて来た……」
……その内の1体が、アリスの近くにいる……!!
ハンターB「……
……!!」
見つかった……!!
アリス「……って、ああっ!!ハンター来ちゃった!!」
気づいて、急いで逃げるも……!!
ハンターB「……!!」
ポンッ
アリス・カータレット 確保 残り10名
アリス「ダメだった……;」
時すでに遅し……
プルルルル……
アシュリー「……メールだ。」
カレン「オウ、ここでアリス確保デス!?」
ラフィーナ「やはり容赦はないですわね……」
junris「そういえば、遠くから見えた怪獣みたいなのって何だったんだろう?」
……また何やら考え事をしてエリアを歩くjunris。……そんな彼の元にも……
ハンターC「……」
ハンターが接近……!!
junris「うーん……何か目的が良く分からないな……
……って、待ってハンター!!」
気づいた時には……
ハンターC「……!!」
見つかった……!!!
junris「ゼェ……ハァ……!流石に今までの分が来てる……!!」
ハンターC「……!!」
ポンッ
junris 確保 残り9名
junris「うう、ダメだったか……」
プルルルル……
クリケット「またメールとなれば……『junris 確保』か。」
慧音「残りの人数が復活ミッション前に戻ったな……」
エイジア「うおっ、募集枠あと俺だけじゃん!!」
【21:33】現在の賞金:1,002,100
残り逃走者:11名 ハンター:4体
コイン・アイテム所持状況
・ラフィーナ:コイン5枚 網鉄砲
・エイジア:コイン20枚 ケムリ玉
・カレン:コイン20枚 スタッグフォン型レーダー
・ウィッチ:コイン25枚
・他:コイン20枚
*****
???・ドーパント「……しぶとかったけど、ここまでよ。」
阿求「っ……」
とうとう追い詰められた阿求。乱も、かなり負傷している。
乱「あるじさんは渡さない……!!」
???・ドーパント「邪魔。私、そういう類は興味ないの。」
ラヴビーが変身している謎のドーパントが、様々な姿に変形して攻撃して行く。
乱「うあっ!!」
阿求「乱っ!!」
???・ドーパント「……さてと、稗田阿求……私と一緒に来てもら――」
罰鳥「悪い奴め!!悪い奴め!!」
規制済み「(訳:させるかよ!)」
レティシア「駄目っ!!!」
???・ドーパント「……幻想体……アナタ達に用は無いわ。」
謎のドーパントを止めようとするも、あっさりと弾かれてしまう。
???・ドーパント「……まだいるわね?」
魔弾の射手「とにかく攻撃しろ!ヤツをこれ以上行動させるな!!」
死んだ蝶の葬儀「観念なさいっ!!」
審判鳥「告発あれば断罪するのみ!!」
知恵を欲する案山子「阿求の脳は俺のモンだ!!」
???・ドーパント「……しつこい!!」
……格闘家のような姿に変身したと思えば、波動拳のような攻撃を連発してアブノーマリティ達を蹴散らしてしまう。
宇宙の欠片「mwdfxrへじ!!」
静かなオーケストラ「さぁ、もう一演奏しましょうか!!」
大鳥「キエエエエ!!!」
だが、それでも彼らは、どういうわけか全力で阿求を守ろうとしていた。
阿求「アンタ達……なんでそんな……!!」
乱「……あの子たちも、あるじさんの事が好きなんだよ!ボクは並行世界とかアブノーマリティとかそう言うの良く分かんないけど、大事なモノ守るのに理由何ていらないじゃん!」
阿求「けれど……!!「オイ阿求!!!」
……すると、大地から通信が入って来た。
大地『さっきから何なんだよお前なよなよしやがって!!いつもの威勢はどうした威勢は!!』
阿求「い、いや私そもそも、こうやって前線に出るようなタイプじゃ無いんだけど」
大地『今更それ引っ張り出すなよ!!見る限りそうでも無いだろここでのお前!!つーか1回作者殴り飛ばしたことあったろ!!』
阿求「言わないで!!地味にそこら辺気にしてんのよソレ!!」
???・ドーパント「……ああもう!!いい加減にしなさい!!!ふざけてるの!!?」
大地『は?ふざけてんのそっちだろ。別世界巻き込んで好き勝手やるのはまだしも、ガイアメモリだとかドーパントだとか、そんな小細工使って騒ぎ起こしてんじゃねぇよ。
第一、お前ら何求めてんだよ。人様に自分の都合押し付けようとしてねぇか?』
???・ドーパント「それ言うなら、アンタ達だって……」
大地『それはそれ、これはこれだ。TPO弁えてない奴に言われたくないね。』
???・ドーパント「なっ……!!」
阿求「……!!
隙ありっ!!」
と、阿求が不意打ちをする。
???・ドーパント「っ、その程度でどうにかなるとでも――」
阿求「……今よ!!」
魔弾の射手「……そうか!!」
その後、阿求の合図とともに、間髪入れずにアブノーマリティ達が猛攻を仕掛けた。
???・ドーパント「しまっ……!!
……流石に効いたけど……この程度……!!」
軽く吹っ飛ばせたが、また回復させられてしまった。
???・ドーパント「言っておくけどねぇ、このメモリの力はハッキリ言って最強格よ?単なる攻撃だけで倒せるわけないじゃない。」
阿求「いいえ、倒せるわよ。何なら、倒せるまで徹底的にやってやるわ。」
???・ドーパント「……は?」
阿求「フフ……そう言えばそうだったわ……あれこれ言っても、結局は楽しいもの……
……ええ、そうね……そうよね……散々振り回されたんだから……
……どうせなら、私も……最後まで好き勝手やらせてもらおうじゃない!!!」
……その時、阿求に何か、変化が起き始めていた。
続く。
- Re: UW逃走中02~Wな邂逅/探偵とヒガンバナ~ ( No.79 )
- 日時: 2024/01/13 14:30
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
【アームファング!】
W「ハッ!!」
……ファングジョーカーとなったWが、ステープラー・ドーパントと戦う。
ステープラー・ドーパント「チッ……舐めるなよ!!!」
すると、ステープラー・ドーパントが、ミッション1で見せたような、大きな狼のような形態になる。
W(フィリップ)「成程、使用外の力を出してくるか……だが……
それは既に把握している!!」
【ファング!
トリガー!】
そこで、何と『ファングトリガー』へと変身。
ステープラー・ドーパント(狂犬形態)「何ッ!?ファングトリガー!!?そんなの聞いてないぞ!!」
W(フィリップ)「生憎、僕らも進化してるからね!!その古い情報は当てにならない!」
突っ込んで来ようとしたステープラー・ドーパントに、『フィストニードル』という針で攻撃。
ステープラー・ドーパント「がっ……!?」
直撃し、ステープラー・ドーパントの能力が麻痺する。
ステープラー・ドーパント「ぐっ……小癪なっ……!!ぐぐぐぐ……
グルルルルォォォ!!!」
が、返しが付いているその針を、無理やり抜き取った。
W(翔太郎)『無理矢理抜き取りやがった……!!』
ステープラー・ドーパント「俺の怒りを舐めるな!!!目的を果たすまで、ヒーローになるまでっ、貴様らのような頭でっかち等に負けるわけが無いんだよ!!!」
W(翔太郎)『ん?頭でっかちも聞き捨てならねぇが……ヒーローだぁ?』
ステープラー・ドーパント「そうさ!!俺はなぁ、真実を隠すゴミクズ共をぶっ潰すために、ヒーローになるんだよ!!貴様らのような、たった1つの街を守るだけの馬鹿とは違ってなぁ!!」
W(翔太郎)『んだと……!?』
ステープラー・ドーパント「この世界は最悪だ!!平和と見せかけて、実際は暗殺やら否定やらばかり!!どいつもこいつも、それを知らず、もしくは知ってても尚のほほんとしているんだ!!
お前達だってそうだ!!何度も俺達の邪魔をして来たあの小娘の事だって調べたんだろ!?」
W(フィリップ)「……リコリスの事言っているのかい?」
ステープラー・ドーパント「そうだ!!あの集団、そしてそれを率いるDAは、テロ防止の集団でもあるとはいえほぼ人殺しだぞ!!それなのになぜ貴様らは――」
W(翔太郎)『勘違いも大概にしろ犬野郎。』
ステープラー・ドーパント「……は?」
W(翔太郎)『確かに、そのリコリスとかDAとか、確かに、聞く限りでもあんまり良い印象は無い。それ以外にも、問題は残っている。
……けどな……お前の方はどうなんだよ。自分の都合で、関係のない人達を巻き込み、平気で街を襲い……
そんな奴が、真実だのヒーローだの……都合のいい事言ってんじゃねぇよ!!』
ステープラー・ドーパント「都合が良いのは貴様の方だ仮面ライダー!!この小さな街を守って良い気になっているんだろ!!
覆い隠された真実のためならば、犠牲の1つや2つ――」
W(フィリップ)「……僕たちは、今まで優越感で戦ってきたつもりは一切ない!」
W(翔太郎)『そして……命を無下にしようとするお前のような野郎を、何より許しはしねぇ!!』
【ファング!
ジョーカー!】
ステープラー・ドーパント「うああああああああああああ!!!ふざけるなふざけるなふざけるな!!!そんなんだから、いつまで経っても世の中は良くならない!!!
俺は……いや俺だけじゃない、親父もなぁ!!常に世界を見据えているんだ!!貴様らのような、ちまちまやっているような連中等に――」
「くっっっだらないわねぇ。そんな極端なやり方じゃ、何も変わらないでしょ。」
ステープラー・ドーパント「なっ……!?」
その時、誰かがステープラー・ドーパントの背後に。
阿求「……」
W(フィリップ)「稗田阿求……?」
ステープラー・ドーパント「馬鹿な!!アイツはどうしたんだ!?」
阿求「ああ、あのドーパントの事?何か軽く吹っ飛んで行ったわよ。」
ステープラー・ドーパント「は!!?どういうことだ!!!あの人のメモリの力を、今のお前でどうにかできるわけが……」
阿求「出来るようになったのよ。これが。」
ステープラー・ドーパント「は……?」
阿求「……やるよ、乱!」
乱「オッケー!!」
……すると、阿求の手元に何かが転送されて来た。
それは赤や黄色、灰色を主な配色とした、液晶画面のようなものが付いたベルト。そして、同じような配色の、マスケット銃だった。
それと同時に乱の身体が変化し、短刀の状態に。それがマスケット銃の先端辺りに装着された。
W(フィリップ)「あのドライバーと銃は……一体……?」
阿求「……」
【アブノーマルドライバー】
そして、そのドライバーを装着。
更に、何かカードが1枚、また阿求の手元に。
ロボトミーコーポレーション(ケミー)『ロボトミィ……』
【ケミースキャン ロボトミーコーポレーション】
それを、ドライバーのカードリーダーでスキャン。
そして、マスケット銃にセットし、それを片手で持つ。
阿求「……変身。」
……銃のトリガーを引いた瞬間、阿求は装甲を纏い、変身する。
【Memory and Illusion
……of E.G.O
アイン Create】
……無数のアブノーマリティ達の幻影を取り込むように、変身。
その姿は、どこかの『図書館長』を想起させるような衣装をしていた。
W(翔太郎)『ま、マジかよ……』
……その名は、『仮面ライダーアイン』。
アイン「……フフ、何か調子がとっても良いわ。」
偶然だろうか。ある図書館長のような姿をしていていながら、その名前が『アイン』なのは。
- Re: UW逃走中02~Wな邂逅/探偵とヒガンバナ~ ( No.80 )
- 日時: 2024/01/13 16:25
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
千束「ええっ、今のって阿求!?変身したよね!?」
たきな「私達が戦っている間に何が……」
おろさん「……どうやら、間に合ったみたいだな。「プルルルル……」
作者の携帯から通信が。
ナオキ『作者さん!これは一体どういうことですか!?言われた通りにあのガジェットを作りましたが、急に何処かに飛んで行って……』
おろさん「ああ、ちゃんと阿求の元に渡った。」
ナオキ『えっ……?
……ああ、そう言う事ですか……』
ステープラー・ドーパント「ば……馬鹿な!!そもそも、今のカードはあのお方のものと同じ――」
W(フィリップ)「あのお方……?」
ステープラー・ドーパント「ぐっ……だが稗田阿求の身体が弱いのは承知の上!!さっさとくたばれぇぇぇっ!!!!」
ステープラー・ドーパントが、仮面ライダーアインに攻撃しようとする。
アイン「……そんなの今は当てにならないわよ。」
アインが、ステープラー・ドーパントの射撃や噛みつきを軽く避ける。
アイン「……よっと」
マスケット銃『セフィロトショット』。それを片手で持ち、ステープラー・ドーパントにどんどん撃つ。
ステープラー・ドーパント「ぐおっ……!!」
W(翔太郎)『……あれって、ああいう持ち方だったか?』
W(フィリップ)「まあ……違うね。」
ステープラー・ドーパント「くそっ、何でこんな軽やかに――」
「待ちなさいこのっ!!!」
すると、さっき吹っ飛ばされたという謎のドーパントが戻って来る。
???・ドーパント「っ……さっきは何故か吹っ飛ばされたけど……
……って、あら?何で仮面ライダー増えてるのよ!!?」
ステープラー・ドーパント「アレが稗田阿求だ!!」
???・ドーパント「え、そうなの!!?
……まあいいわ、どうせ結果は同じよ!!」
謎のドーパントが、また姿を変形させて、阿求及びアインに攻撃しようとする。
アイン「なら、アンタの相手は私よ!!」
ステープラー・ドーパント「そうは行くか――」
W(翔太郎)『おおっと、お前の相手は俺達だ!!』
ステープラー・ドーパント「チィッ……!!」
W(翔太郎)『……そういやフィリップ、あのドーパントのメモリは何だったんだ?』
W(フィリップ)「……ああ、ようやく革新に至ったよ。
姿は2次元のようで、そして自在に姿を変えられる能力……やはりあれは……
『アニメーション』だ。」
???・ドーパント→アニメーション・ドーパント「さぁ、先手必勝よ!!!」
謎のドーパントもとい『アニメーション・ドーパント』が、また姿を変形させる。今度は、アメリカのヒーローのような見た目になった。
アニメーション・ドーパント「はあぁぁぁぁぁぁっ!!」
強力なパンチを喰らわせようとしたその時……
アイン「……」
アインは、1枚のカードを取り出す。それには、1枚1枚にアブノーマリティ達が描かれている。
【幸せなテディ クリエイション】
……その中から『幸せなテディ』のカードを選び、ベルトのカードリーダーにスキャン後、その横のスロットに装填。
『幸せなテディ』の幻影が現れ、アニメーション・ドーパントを強く抱きしめる。それも強烈に。
アニメーション・ドーパント「がっ……ぐっ!!?」
アニメーション・ドーパントが急いで霧の状態になって、捕縛から逃れる。
アイン「逃がさない!」
【女王蜂 クリエイション】
【雪の女王 クリエイション】
『女王蜂』の胞子でアニメーション・ドーパントを囲み、『雪の女王』の能力ですかさず冷却。
アニメーション・ドーパント「がっ……!」
【罰鳥 クリエイション】
【裸の巣 クリエイション】
【魔弾の射手 クリエイション】
右手が、『罰鳥』の大きなくちばしに変化し、そこからセフィロトショットを伝って、『裸の巣』の粘液弾を放つ。
アニメーション・ドーパント「っ、そんな攻撃当たるわけ――」
横に避けた時に、弾の機動が突然変わり、銃弾のように突き刺さった。
アニメーション・ドーパント「がぁっ……!!?」
アイン「『魔弾の射手』の銃弾は絶対に外れないわ。」
アニメーション・ドーパント「ど、どういう事よ!?私がいきなりここまで追い詰められるとか……!!」
アイン「こんなの序の口よ?」
『審判鳥』のカードを、セフィロトショットのカードリーダー部分に通す。
【審判鳥 E.G.O『ジャスティティア』】
トリガーを引くと、審判鳥のE.G.O武器『ジャスティティア』が召喚される。
アニメーション・ドーパント「舐めるんじゃないわよっ!!」
アニメーション・ドーパントが、侍の姿に変化し、二刀流で仕掛けてくる。
対しアインは、ジャスティティアと、(刀としても使える)セフィロトショットで対抗。
アニメーション・ドーパント「大きな剣と銃で二刀流って……?!」
アイン「更に……!」
【レティシア クリエイション】
セフィロトショットから、小さな魔女の怪物を召喚。そのまま不意を打つ。
アニメーション・ドーパント「だったら……!!」
アニメーション・ドーパントがレーザー砲の姿に変化する。
【ポーキュバス クリエイション】
そこで『ポーキュバス』の体質により、レーザー攻撃を無効化。
【ツール 熱望する心臓】
【オールアラウンドヘルパー クリエイション】
【死んだ蝶の葬儀 E.G.O『崇高な誓い』】
その隙を付いて、『熱望する心臓』の能力で能力を上げた後、『オールアラウンドヘルパー』のアームで突っ込み、死んだ蝶の葬儀のE.G.Oである2丁拳銃をゼロ距離連射。
アニメーション・ドーパント「ぎゃっふ……!!?」
ステープラー・ドーパント「ありえない!!アイツが劣勢だなんてっ……だったら俺が――」
W(翔太郎)『おっと、悪いが何度もそうはさせねぇ!!』
アニメーション・ドーパント「っ……けど、回復さえできればこっちのもの!!」
アイン「……だったら、これで行くわ。」
【ツール 3月27日のシェルター】
そこで、四角い物体で、アニメーション・ドーパントを一瞬で囲む。
ステープラー・ドーパント「へっ!!そんなんで動きを止めたつもりか……あれ?」
どういうわけか、アニメーション・ドーパントが出てこない。
ステープラー・ドーパント「お、オイ何をやってる!!さっさと出て――」
W(フィリップ)「……そうか。それこそアニメーションの弱点!」
W(翔太郎)『あ?どういう事だ?』
W(フィリップ)「ヤツの変幻自在な能力……恐らくアレは、誰かの視界に映っている事が前提になっているんだ。
誰にも見られなければ、アニメとして成り立たない……つまり、動くことが出来ない!!」
ステープラー・ドーパント「んなっ……!?」
W(翔太郎)『なら、後はやる事は1つか。……よし、行こうぜフィリップ!』
W(フィリップ)「ああ!」
【ファング マキシマムドライブ!!】
アイン「じゃあ私も。」
【規制済み クリエイション】
アインは、ベルトのディスプレイのタッチセンサー部分に触れる。
【フィニッシュモード】
すると、アニメーション・ドーパントを囲んだシェルターに向かって、無数の『CENSORED』が伸びて、最終的に、中のアニメーション・ドーパントを掴む。
W「『ファングストライザー』!!」
アイン「はああああああっ!!」
Wが、ステープラー・ドーパントに回転キックを与える。
アインが、『CENSORED』を伝って、アニメーション・ドーパントにキックを喰らわせる。
ステープラー・ドーパント「ぎゃああああああああっ!!」
アニメーション・ドーパント「あああああっ!!!!」
Wとアインが、同時に必殺キックを与えた事で、2体のドーパントが撃破された。
千束「おお、すっごい。」
たきな「阿求さんの方も……あれだけ手こずっていたドーパントを、あっさり……」
おろさん「……
……何か、予定より順応が早いような……」
灰色目の少女「……あーあ、悪くない所まで行ってたのに。
まあいい、予定通りやるか。」
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