二次創作小説(新・総合)

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【とんがりボウシ】魔法の世界で  〔オリキャラ1名募集中!〕
日時: 2024/08/01 23:33
名前: ミニウサギ (ID: 2nrfRM.C)

久しぶりです!ミニウサギです!
最後に投稿してからもう2,3年経っちゃいましたけど…。最近またとんがりボウシのゲーム再開したので久しぶりに書きたくなっちゃいました。
今回は捏造多め、戦闘ありの作品となります!
今度は一人だけ募集します


attention!
・誹謗中傷禁止。
・感想大歓迎!
・内容に関係ないレスはお控えください。
・捏造多め
・戦闘アリ
・作者は寂しがりなのでたくさんコメントしてくれたら助かります。


オリキャラ募集!"生徒以外"のキャラでも構いません!
一応コピペは残します。
【名前】:
【愛称】:
【年齢】:
【学年】:
【性別】:
【容姿】:
【誕生日】:
【得意魔法】:
【性格】:
【好きなもの】:
【詳細】:


ゆっくりしていってね!(ゆっくり風)

Re: 【とんがりボウシ】魔法の世界で   ( No.21 )
日時: 2024/03/28 22:31
名前: ミニウサギ (ID: BzoWjzxG)

更新が遅いのもあり、オリキャラの活躍は少々遅れます

Re: 【とんがりボウシ】魔法の世界で   ( No.22 )
日時: 2024/06/17 00:35
名前: ミニウサギ (ID: BzoWjzxG)

就活関連でやっぱり4月中には更新できませんでした。 
やっぱり就活が終わり次第更新したいと思います。
読んでくださってる方、もしいればすいません。

Re: 【とんがりボウシ】魔法の世界で   ( No.23 )
日時: 2024/07/21 17:57
名前: ミニウサギ (ID: BzoWjzxG)

久々の更新!
3話 勇者の先……輩……?

クッキーを先生に認めてもらった翌日、私は嬉しい感情が覚めず未だに浮足立っていた。
「今なら何でもできる気がする……!今なら蜘蛛の巣の魔法で人間一人捕まえられるのでは……!?」
蜘蛛の巣の魔法とは、蜘蛛の巣を作って虫の動きを封じる魔法。先日習ったばかりで、授業の終わりに杖魔法担当のドルイドン先生に蜘蛛の巣の魔法で人を捕まえられないのか聞いてみたところ、少なくとも中等部1年生……魔法初心者はほぼ不可能に近いと話していた。
なら中級者以上ならできるってことでは……!?とは思いつつ、私自身もまだちゃんと魔法に触れてから日も経っていない。ドルイドン先生からは筋が良いとは言われたけれど……。
「……試しにやっちゃうか!どうせ失敗するだろうし!」
私は自室から出て食堂に向かってみる。夕食の時間を過ぎているため、人は少ないだろうと思っていたところ、今日は1人しか人影がない。私は時計回りに回って帽子と杖を身につける。
「失敗しても別に害はないだろうし……。」
私は呪文を唱えて人影に向かって杖を振る。
………案の定、変わったところは何もない。想定内なので大して驚きはしなかったが、少々自分の実力に期待してしまったことを恥じる。私は変身を解いて部屋に戻ろうとした瞬間……。
「キャァァァァッ!」
食堂の方から声がした。私は思わず声がした方に目を向けると、人影が藻搔いているのが見える。え、まさか……。
「な、なにこれ!?蜘蛛の巣!?蜘蛛の巣の魔法!?誰のいたずら!?」
まさか成功するとは……いや、そんなことを言っている場合じゃない!
私は人影に近づいて助けようとすると、蜘蛛の巣は既に消えていた。
「貴方なの?私に魔法かけたのは……貴方高等部?いたずらに魔法を悪用しないことって言われるような年齢じゃないでしょ?」
私は目を丸くして固まってしまった。そうか、この人は自分で魔法を解いたのか。話からして高等部なのだろうか。というかこの人、よく見たら……。
「聞いてる?貴方何年生?」
「鎧……?あの、普段着に鎧はどうかと思いますよ……?流石に……あ、もしかして騎士志望の方ですか!?凄い!意識高いですね!」
私は驚いて一気に話してしまう。
「何年生か聞いてるの!」
私は我に返り、自己紹介をする。
「ご、ごめんなさい!私は中等部1年のティルフィング・リヨースアールヴと言います!ティフィって呼んでください!」
「は?ち、中等部……?あ、私はキズナ。高等部三年よ。貴方本当に1年なの……?蜘蛛の巣の魔法で人を捕まえるなんて、最低でも高等部に進学するまではできる芸当じゃないわよ……」
どうやら私はキズナと名乗る先輩に引かれているようだ。
「貴方、素質が尋常じゃないわね……。ていうか貴方杖大丈夫なの?」
え?私は呆けてどういうことか聞いてみる。
「中等部の杖って初級魔法用に作られてるものだから杖が魔力を受け止められる量をオーバーすると……。話が長くなるわね……。簡単に言うと、強い魔力や複雑な魔法を使っていると劣化が早まったり簡単に壊れてしまう場合があるってこと。」
なるほど、杖が相応の魔法、魔力でないと耐えられないってことか。
「だから魔法を使う時は気をつけたほうが良いよ……。いや、貴方ほどの素質がある子は頻繁に杖壊しそうね」
私自身、魔法の素質はあると先生方からもよく言われるが、そこまでとは思わなかった。ふと、いつか暴走して大切な人を傷つけてしまうのではないかと不安になってきた。
「退学した方がいいのかな……。少し魔法を使うのが怖くなってきました……。」
私がそういう呟くとキズナ先輩は慌ててフォローしてくれる。
「あ、貴方を傷つけたつもりはないよ?ん〜……。で、でも凄い素質を持っているなら、余計に魔法学校に通うべきだよ。魔法そのものを学んで、魔法を上手くコントロールする方法を学ぶのが魔法学校の意義なんだから」
それを聞いてそれもそうかと思い直す。そもそも魔法騎士になるためにアンブローズ騎士魔法学校に入ったのだから。
「そうですね!自分の力を飼いならすのは当然ですし!」
「貴方強いね……」
あれ?キズナ先輩、なんだか引いてるし、呆れてる……?
まあいいや!

Re: 【とんがりボウシ】魔法の世界で   ( No.24 )
日時: 2024/07/28 20:17
名前: ミニウサギ (ID: BzoWjzxG)

次の更新までオリキャラ募集しようかな
枠は一人だけ!

Re: 【とんがりボウシ】魔法の世界で  〔オリキャラ1名募集中!〕 ( No.25 )
日時: 2024/09/27 21:35
名前: ミニウサギ (ID: 2nrfRM.C)

あの後、すぐに自室に戻って一息ついたが、どうしてもキズナ先輩の鎧が気になっていつもより勉強が進まず、寝るときも30分ほど寝付けなかった。
そういえば、明日はファッションの授業があるんだった。正直ヴィッキー先生もあの授業もあまり得意じゃないんだよな……。
翌日自分のもやもやが思いもよらない方向に向くと知らずに眠りについた。

「はい、じゃあファッションの授業始めるよ~。カーロゥくん、号令お願いね」
指名されたシンが号令をかける。
「起立、礼」
「よろしくお願いします」
さっそく授業が始まるが、ファッション……やはり他の授業より少々苦手だ……。
「で、おまじないと同じように場所、時間、アイテムを揃えて魔法をかけたい相手と一緒にいることで魔法のコーデは成功するの。それでも魔法のコーデの力が思う結果をもたらさなかったら相手の好みのスタイルを……。」
はは、じゃあファッションのファの字もない私には効かないし、ちゃんとしたコーデもできそうにない私はこの授業だけ赤点すれすれになりそうだな……。
「リヨースアールヴさん?そのアホが溶けたような顔はやめな?せっかくの可愛い顔が台無しだよ?……そうだ、じゃあついでにこれも教えとくか……」
ヴィッキー先生は少し考えこむと杖を取り出し、教卓の横に二つのコーデを出現させる。
片方は鎧で、片方は右肩、右腕だけ鎧でそれ以外はパンツスタイルの学生服コーデだった。
「皆、このふたつのコーデをみてどっちが防御性が高いと思う?」
クラス中がどよめいた。誰が見ても明らかに完全な鎧の方が防御性が高いだろうと。
「実はどちらも防御性は変わりません。」
驚きと困惑が混じり、更にクラスの落ち着きがなくなる。
そこにヴィッキー先生の一発の拍手でそれが消える。先生はそれを確認すると説明を続ける。
「最近の研究により……4、5年くらい前にこういったある程度鎧要素を含めたスタイルのコーデでも防御性を普通の鎧並みに高める魔法が編み出されたんだよね。この研究の目的は色々あるけど……昨今の若者の体力や運動能力の低下によって騎士志望率が低下、おまけに魔物の増加傾向が相まって身体づくりに時間がかかりやすい人のため、というのが大きいかな。魔物退治で人手不足なのにせっかく学んだ魔法を使わずにのんびりしてるのはもったいないから戦力を数で埋めたいから。」
最近はスマホやら自動操縦ホウキも増えてきたから体を動かす機会が少なくなっているのは知っているが、騎士志望としては耳が痛い話である。鍛えねば……。
「それに最近はコンプラやら多様性やらでやたらとうるさいし……。今は教師とか騎士とか警察が対応してるけど、魔物は人間の都合なんて知ったこっちゃないっつーの、自分の身は自分の身で……」
ヴィッキー先生、何やら珍しく大人の哀愁を漂わせている。それに気が付いたのか、先生はすぐに笑顔に戻る。
「ああ、ごめん。ちょっとネガっちゃったね。話に戻るけど、つまり魔法の研究者たちが発明した新しくて画期的な魔法ってこと。一応2、3年前にこの学校に教育の一環としても実践としても導入したけど……。日常生活にも実践でも頑としてガチガチの鎧オンリーの女子生徒が一人だけいるんだよね……。いつ学校に町の人にあらぬ疑いをかけられてクレームの電話がくるかわからなくて日々枕を涙で濡らして……」
おいその女子生徒絶対キズナ先輩だろっ。
どんどん声とテンションが低くなっていく先生。大丈夫?ていうか見かけによらず繊細か?かわいいな。
ヴヴヴヴ……
ん?誰かのスマホが鳴ってる?と思ったらスマホが振動する音ではないようだ。それは先生のポケットから音がしていたようで、先生はそれを取り出す。それは観たこともない端末だった。
「再発症、再発症。胃潰瘍再発症。お早めに病院へ向かうことを推奨いたします。再発症、再発症……。」
流石ヴィッキー先生。モデルとしてのプロ意識が高いのか、哀愁を漂わせていながらも姿勢や体の軸にブレを見せない。
「……残念。途中だけど、今日はこれで終わり。残りの時間は今日の復習か予習をしておくこと。それじゃあアタシはもう行くね。つつ……」
顔色は悪いが、笑顔と姿勢は崩さない。そういうところは本当尊敬する。

ヴィッキー先生の腹痛の要因、少なからずキズナ先輩絡みじゃん……あんまり心配かけさせないであげて、先輩……。

一方……
「んくしゅっ!風邪かな……あれ、ヴィッキー先生が外にいる……体調でも崩したのかな?」


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