二次創作小説(新・総合)
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- 小さな勇者と武闘家少女の愉快な冒険日々
- 日時: 2024/02/19 08:59
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
こんにちは、初めましての方は初めまして。
女剣士と言います、宜しくお願いします。
前作は作者の都合によって締めてしまいましたが、今回は今までの作品以上に長く続けて行こうと思います。
この作品では、各作品からの代表者が沢山出ます。
勿論読者の方から許可も得て、そのキャラが出てくる事もあるので…ご了承下さい。
ルールについては、前作に描いてありますので…宜しくお願いします。
第1章:平和な日々 >>1-17
第2章:スタンセンの決意 >>18-
11話>>18
12話>>20
13話>>23
14話>>25
15話>>
16話>>
17話>>
18話>>
19話>>
20話>>
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26話>>47
27話>>48
28話>>49
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30話>>
〜来てくれた読者の方たち〜
シュンさん>>4
〜コメント返し〜
シュンさん>>5
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味方キャラ一覧・紹介>>24
リクエスト応募
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世界観説明>>22
今後の更新予定>>19
雑談会話&次回予告
キャラ紹介>>6 >>17
主な登場作品
断章小説
魔法講座
スレッド誕生日:1月22日
- Re: 小さな勇者と武闘家少女の愉快な冒険日々 ( No.33 )
- 日時: 2024/02/09 00:03
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
いよいよ、FF10からあのイベント描きます。
まずは、ロクエアから開始しようか検討中です。
引き続き宜しくお願いします。
- Re: 小さな勇者と武闘家少女の愉快な冒険日々 ( No.34 )
- 日時: 2024/02/09 09:02
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
イベントの順番です。
①ロクエア
②ポプレオ
③スコリノ
④クラティ
⑤ルイセリ
⑥ダイマ
⑦ティユウ
こんな感じですね。
⑦はやはり本家版もやりたいと思ったので、1番最後にしました。
引き続き、宜しくお願いします。
- Re: 小さな勇者と武闘家少女の愉快な冒険日々 ( No.35 )
- 日時: 2024/02/10 09:39
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第19話「互いの覚悟 -ロクエア編-」
【FF10の世界 マカラーニャの森】
・エアリス視点
「……。こんな筈、じゃなかったのにな。皆に応援してもらって、笑って行けると思ってたんだ。……頑張ってたのにな……」
「エアリス……」
エアリス「な〜に?」
ロック「もう…頑張るのやめろよ。聞いたんだ、全部」
それは、彼らしくもない意外な意見だった。
目的地に少しでも近づく為に、ザナルカンドやシンを倒そうと言ったけど。
ロックは、わたしがどうなるのかを全く知らなかった。
そのせいで嫌になったのかと彼は白状したけど、私はそんな事なかった。
するとロックは、水の中に潜り込み始めたの。
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「あのさ。思いきってやめちゃおう!」
エアリス「頑張る事?」
ロック「ううん。旅! シンとか、召喚士とか…そういうのを忘れてさ。普通っていうか、地味に暮らすのも悪くないと思うんだよ」
エアリス「………。確かに、いいかもね!」
ロック「でもなぁ……」
エアリス「不安、分かるよ。でも、ザックスはわかってくれる。それにフリーレンやポップたちも何とかなると思う」
ロック「信や貂も分かってくれるかな。だけど、シュウたちが……」
問題は、彼らだよね。
その為に私たちは、ここまで覚悟を決めて来たけど。
辛い旅をやめて、わたしたちは何をしたらいいかなぁ。
中々出来なかったお買い物とか、色々したいけど。
そんな事をしたら、ロックが消えてしまう。
そう思うだけでわたしは、悲しくなってしまった。
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エアリス「う う う…………」
ロック「…。エアリス………」
急に名前を呼ばれて顔を上げると、ロックが私に優しいキスをして来たの。
勿論定番のあの曲も流れ出しながら、わたしたちは海の中を散歩し始める。
彼の瞳は、光によって変わると誰かが言っていたけど。
今のこの時間だけを、わたしは大切にしたいと感じたんだ。
いつもはロックから沢山、わたしを触れてくれるけど。
わたしだって時にはロック、あなたに触れていたいと思う。
これからも一緒にいたいと思い、わたしたちは海の中で優しい口付けを交わしあったんだ。
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「ねえロック、わたし…決めたよ」
ロック「んっ?」
エアリス「わたし。この旅が終わったら、あなたとトレジャーハンティングして見たい」
ロック「ああ。俺の夢を少しずつ実現する為にも、俺たちはシンや無惨らを倒さなきゃいけないからな」
もう、わたしは少しも迷ったりないよ。
わたしの新しい目標は、少しでも『この世界』に光を届けたい。
無惨を倒しても、シンを倒しても。
わたしたちの旅がこれからも続けられるように、わたしたちはこれからも…ポップたちと歩き続けていく事を決意する。
それが、わたしたち2人に出来る最大の覚悟でもあるから。
20話に続きます。
- Re: 小さな勇者と武闘家少女の愉快な冒険日々 ( No.36 )
- 日時: 2024/02/11 09:23
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第20話「レオナの不安」
【マカラーニャの森 入口】
・レオナ視点
信「次は、ポップたちだな!」
ポップ「ああ。何としても突破しなきゃならないイベントだからな、やってやるぜ!」
あの光景を、上手く演じる事が出来るかしら。
まさか、私たちが次に来るなんて思いもしなかったけど。
此処に来るのは最初で最後だから、少しでも軽くしたい。
そう強く決意しながら、あたしたちはスタート地点に向かう。
そっか、ポップくんの位置はそこなんだね。
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「……。こんな筈じゃなかったのにね、皆に応援して貰って…笑っていけると思ってたんだけど。…頑張ってたのになぁ」
ポップ「………、レオナ」
レオナ「何?」
ポップ「もう、頑張るのやめろよ! 事情は聞いたんだ、信たちから!」
そっか、もう聞いてしまったんだね。
この旅の終わりで、目の前からポップくんが消えてしまう事。
あたしは、それだけを避けたいと必死でもがいたけど。
祈り子様たちがいなくなると、ポップくんまでいってしまう気がして…あたしは怖かった。
だから、ずっと笑っていられたんだ。
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「ねえ。記念にティーダくんのブリッツを見ましょう!」
ポップ「あいつの?!」
レオナ「ええっ。真夜中のスタジアムで、あたしたち皆で応援するの。喉枯れる位に思いっきり叫びたい!!」
ポップ「おう、それいいな!」
旅をやめた後のこととか、沢山話したけど。
それでも、あたし的にはポップくんの様子がおかしかった。
ティーダ君やユウナのいる『この世界』に、あたしたちの知らない敵が沢山いる。
ゼリーのような形をした敵は、プリンって言うらしいわ。
もう我慢が出来ず、あたしはついに泣き出してしまった。
こんなに泣き続けたのは、あの時のダイ君を失った時以来だったから。
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ポップ「……。レオナ……」
レオナ「ポップくん……。えっ?」
名前を呼ばれたから驚いたけど、まるであたしを支えるような優しいキスをしてくれる。
彼の優しい口付けを交わすように、あたしも頑張って同じ事をする。
そのまま2人で水の中に入り、互いの手を取り合う。
あたしは、こんなにもポップくんに惹かれていたなんて今までは気づいてなかったんだわ。
それを自覚したのは、ベンガーナに行った時かな。
あの時のあたしは、ダイ君しか見ていなかったけど。
あの時以上に今は目の前にいるポップくんの事を、あたしはもっと知りたいと思うようになって来た。
そしてまた、あのキスをして……無事にあたしたちの出番が終わったのは言うまでもないわね。
21話に続きます。
- Re: 小さな勇者と武闘家少女の愉快な冒険日々 ( No.37 )
- 日時: 2024/02/11 20:56
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第21話「途中経過」
・マァム視点
【マカラーニャの森 入口】
フリーレン「うん。どちらも高得点だね」
『クスクスッ』
フリーレン「特に。エアリスは少しタイミングが早かったよ、レオナはバッチリだけど。エアリスは少しだけ早く涙を流したからね」
まるで、審査員みたい。
互いのパートナーが手を取り合う事で、お互いの距離を少しずつ縮める事が出来る。
その為に、このイベントを彼女は提案した。
それは、お互いの好感度を高める事を意味する。
このイベントで、好感度を更に高くしないと…私はダイに嫌われてしまう。
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『ぽかっ』
マァム「痛っ!!」
フリーレン「こら。大事な説明中にマイナス思考を考えてんじゃないよ、マァム」
ナミさんもこうして、ビビさんに叩いたかも知れないね。
後は、イベント中は呼ばれなかった・終わった組がガードとして辺りを見渡す必要がある。
つまり、敵にも要注意って感じだね。
次の出番は、スコールさん・リノアさんペアみたい。
恋愛経験なら、彼女たちの方が一枚上手かも知れないわ。
父さんも何だかんだで、自覚するまで時間かかっていたからなぁ。
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「此処にいましたか!」
マァム「ねえ。私は…、ダイを守り通せるかしら?」
フェルン「今は厳しいですが、マァム様はやり遂げると思います」
マァム「えっ?」
BGM設定:FF9より独りじゃない
フェルン「もし。かつて儀式が行われたとしても、あなたのピンチを救ったその方に…自分のお気持ちを白状しましたからね!」
マァム「あれは……、ノヴァが私を庇ったから」
レオナ「ノヴァはね。マァムのお陰で立ち直ったのよ」
マァム「レオナ……」
あの時、フローラ様からアドバイスがあったから何とか頑張ってこれたけど。
何故あの儀式の時だけ、私の印が光らなかったのかが分からなかった。
迷いがある、そう思っても過言じゃない。
だからかも知れないわ、私の印が光らなかったのは。
それでノヴァに打ち明けたのよ、ダイが好きだって。
また会う事になったら、あの時のお礼を言わなきゃいけないわ。
22話に続きます。
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