二次創作小説(新・総合)

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UW逃走中03~GAハイカラ☆アーティスト~【完結】
日時: 2024/07/08 18:30
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。おろさんです。



という事で、予告していた通りUW逃走中03のスタートです。



追跡アンドロイド『ハンター』から制限時間120分間逃げ切り、賞金をゲットせよ!!



今回の舞台はスプラトゥーン2の『ハイカラスクエア』!!

……なのだが、見慣れない学校や、芸術に関するような施設や物が並んでいて……?


時空融合現象が巻き起こす、ハイカラなアートをご覧あれ!?



逃走者(50音順)
・逃走中03(26名)
茨木華扇(東方project)
大宮忍(きんいろモザイク)
神楽(銀魂)
桂ヒナギク(ハヤテのごとく!)
桜ノ宮苺香(ブレンド・S)
サタン(ぷよぷよ)
志村新八(銀魂)
射命丸文(東方project)
ネコダラボッチ(にゃんこ大戦争)
バンダナワドルディ(星のカービィ)
ピカチュウ(ポケットモンスター)
比那名居天子(東方project)
フェーリ(ぷよぷよ)
ブラック(ブラックチャンネル)
松原穂乃花(きんいろモザイク)
マルクト(Library Of Ruina)
冥界のカリファ(にゃんこ大戦争)
モナ(メイドインワリオ)
ルカリオ(ポケットモンスター)
ローラン(Library Of Ruina)

作者枠
・永久(月詠>>2
・エイジア>>3
・浜千鳥>>18

リクエスト枠
・左翔太郎(仮面ライダーW/風都探偵)

MVP枠
・ラフィーナ(ぷよぷよ)
・フランドール・スカーレット(東方project)


プロローグ>>23
逃走者紹介>>24
ミッション1まで>>27>>30-36
ミッション2まで>>37-47
ミッション3まで>>50>>53-59
最終ミッションまで>>60-70>>73-82
ゲーム終了まで>>83-84
エピローグ>>85



見どころ(順次更新)
・まさかの図書館から逃走者が!?
・(コロコロ出てる覚えないけど)にゃんこ軍団の冥界のカリファ参戦!
・バスターズグランプリ参加者もやって来た!
・明かされる、■■(オリキャラ)の過去……!?

Re: UW逃走中03~GAハイカラ☆アーティスト~ ( No.41 )
日時: 2024/05/04 00:04
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

その頃の阿求。


阿求「……ここが並行世界パラレルワールドって……どういう事?時空融合現象が並行世界で起きてるって言うの?」


混ざった世界の1つの『Splatoon』の世界が、ウルトラワールドの時空のものと違うという発言を聞いた阿求。問いただしてみると作者はこう答えた。


おろさん『いや、似たようなものではあるが若干違うんだ。

正確に言うと、ウルトラワールドの技術だと介入が出来ない世界の1つなんだ。』


阿求「……つまり?」


おろさん『まず、この時空においての『世界』って言うのは、どこかで『創作物』として扱われる場所や区域などの事を指す……そういう説がある。

そうなると、世界の在り方が同じようなものは同一、もとい組みたてられたパズル的な形となって他の世界との関係が出来る。……まあ、銀魂とかこのSplatoonの世界は完全に例外だけど。


……そんな世界だが、時々メディアによって事の進みが違うものがある所以で、並行世界に近しい扱いになる世界がある。マリオとかカービィとかもそんな感じだな。

ややこしい事になるのを防ぐために、そういう世界の行き来は大幅に制限されるて。


俺達が本来介入できるのは、『ゲーム』としてのSplatoon世界。だが、その世界は『コロコロコミック』のSplatoon世界って事。


それも普通なら行くことは出来ないが……混ざったもう片方の世界である『GA 芸術科アートデザインクラス』の世界との融合が原因で、普通に入れるようになってしまったらしい。』


阿求「だから情報と食い違ってた箇所があったのね……」


おろさん『ああ……しかし、それはそれとして……』


作者は何やら、ほんの少し複雑な表情を浮かべていた。


阿求「……作者?」


それに対して、阿求が聞こうとした時……



「ヒャッハァァァァァァァァァァ!!!」



……背後から、阿求を攻撃しようと何者かが突っ込む。

阿求はすぐさまその攻撃を避けた。



「オウオウオウ!話には聞いていたがホントに素早くなってんだな!!」


攻撃をして来たのは、ギターを持ったゾンビらしき男。だが全体的にカラーリングが黒い。



阿求「……アンタ、ジルコン獣ね。」



F.Z「その通ォォォり!!俺様は『F.Z』!『ザベル・ザロック』を元に作られた試作ジルコン獣だぜェェェェェ!!」



阿求「騒がしいわねぇ……」

おろさん『おいおい、このタイミングでジルコン獣が来やがったのか……何が目的だ?』



F.Z「ドクター・ベノディアから頼まれてなァ。この世界に派遣された同胞ブラザーが変な事しないように見張ってろって言われたわけさ。まあサポートみたいなもんだ」


作者の問いかけに、F.Zはそう答えた。


阿求「……ドクター・ベノディア?そいつが時空融合現象の黒幕かしら?」


F.Z「おおっとウッカリ喋っちまった!……まァ、それを知られてたところで、残念ながらそれとは無関係だぜ?」


おろさん『ハッキリ言うねコイツ』



F.Z「……おっと流石にこれ以上は黙っとかなきゃならねェぜ。


それはそれとしてだ。ここで会ったがまさに百年目ってやつだ!!存分に妨害させてもらうぜェェェェェ!!早速カモン!!『F.Y』!!」


上空に向けてF.Zが叫ぶ。それと同時に、飛行ポケモンらしき存在が現れた。『F.Y』と呼ばれた存在。おそらく、『イベルタル』を元にしたジルコン獣だろう。


F.Y「イガレッカ!!!」


F.Z「更にィ~??」


F.Zは続けて、また何かを呼び出す。カラーリングが全体的に黒いそれは、ジルコン獣のようだ。


ココアをはじめとしたごちうさの5人、坂田銀時、九条カレンやアリス・カータレット。それらを元にしたジルコン獣が×4体。


おろさん『ジルコン獣!?それもココア達のか!!?』

阿求「というか、そんな量産兵みたいな感じだったのソレ!?」



F.Z「そんなことも知らなかったのかァ?……アァなるほど。今までは質の良い個体がちょいちょい顔出ししてたくらいだったんだな?


……さァ!!存分に暴れちまえ!ただ間違っても殺さないように言われてるから、そこら辺は気ィつけろよ!!」


F.Y「イガレッカァァァァァ!!」


ジルコン獣達が、有無を言わさず阿求に襲い掛かる。


……ただ、その内の何体かが、ハイカラスクエアに散らばって行った。


F.Z「ってオイオイオイどこに行くんだよ!?……まあ、ナラティブをかき集めるのには都合良いか。」


F.Zは一瞬慌てるも、切り替えて阿求に襲い掛かる。



阿求「っ、結構面倒な事をしちゃってさぁ……!!」

おろさん『しかも街に散らばったジルコン獣を放置するのはまずい……


……こうなりゃ、それも逃走者達に手伝ってもらうぜ!!』



*****



《彩井学園》



彩井学園に現れた、『ジルク・ヒステリカ』と呼ばれる機動兵器。鈴夜は、動揺しつつもそれに話しかける。


鈴夜「まさかお前が来るなんてね……まあ、いつかケリは突けたいと思ってたけど。」



「フン、裏切り者がよく言う。」



鈴夜「誰が裏切り者だ!!勝手に体改造されただけであってお前達の仲間になった覚えはないよ!!」



「黙るがいい。女の恰好をした男だと言うだけで腹が立つところを、ドクター・ベノディアの計らいで折角生かして実験台にしてやったというのに。」


ジルク・ヒステリカに乗っているとされる人物と口論になっている鈴夜。



さとり「あ、あの、これは……」

センリツ「……」


困惑中のさとりと、ジルク・ヒステリカを睨むセンリツ。


「……おっと……お初にお目にかかる子もいたようだ。



私の名は『F.E』。調律者である『エンブリヲ』を元に作られた試作ジルコン獣さ。」







(尺の都合とかにより)次回もまたドラマパート

Re: UW逃走中03~GAハイカラ☆アーティスト~ ( No.42 )
日時: 2024/05/04 15:48
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

彩井学園の生徒達は、突如として現れたジルク・ヒステリカを見て困惑。

キサラギ「何でしょう……ロボット?」

トモカネ「……ん?あっちにも誰かいるぞ?」


トモカネが指さした方向には、鈴夜達がいる。


笹本「ったく……なーに他所モンが面倒事を持ち込んで……」


……この時の授業の担当である笹本。窓の外を見た時……


笹本「……



……黒須羽?」



*****


メガネくん「な、何だアレ……!?」


外に出たブルーチーム。同じくジルク・ヒステリカを見て若干戸惑っている。


F.E「……おや、観客が来たようだ。」


鈴夜「何でインクリングがここに……いや……それより……


……どうも認めたくないけど……この世界と融合したのは……」


特に驚かないF.E。

鈴夜は色々と困惑しつつも、核心に至っている。



ヘッドホンちゃん「向こうにも誰かいるみたいだけど、一体誰……?」

ニットキャップちゃん「変な感じー」

ゴーグルくん「……あれ?」


ゴーグルは何やら首を傾げている。


メガネくん「ゴーグル?」

ゴーグルくん「ねぇ、そう言えばオレたち、今まで人間と関わったことあったっけ?」

メガネくん「え?何で今そんな……



……ん?そう言えばいつからだ?」


ゴーグルくんの疑問に、メガネくん達も困惑。



ヘッドホンちゃん「そう言えば、今日がはじめてだった気も……」

ニットキャップちゃん「ところでニンゲンってなんだっけ?」

メガネくん「確か、大昔に存在してたって言う……あれ?「チュドドドドド」どわーっ!?」



F.Eが、ジルク・ヒステリカのビームライフルを乱射。


F.E「害虫がペラペラと喋るな――「らぁぁぁぁぁっ!!」おっと」


咄嗟に鈴夜が飛び込んで、ジルク・ヒステリカに攻撃&ビームを全て凍らせ粉砕。F.Eの方は軽く避けた。


鈴夜「っ……!!」


鈴夜はどうやら興奮状態(怒)。それを見たF.Eは、冷静にこう言う。


F.E「……そうか。そう言えば、この学園は貴様の母校だったらしいね。ならば……」


ジルク・ヒステリカを上空に移動させた後、突然歌い始める。



さとり「歌……これは……?」

センリツ「クロスアンジュにある『永遠語り』!!マズイよ鈴にぃ!!!」



F.E「流石に、強力なナラティブを持つ者を失うわけにはいかない。特別に、この学園の8割をを削るだけで勘弁してやろう。」


鈴夜「やめろっ!!!」


F.Eを止めようと、鈴夜はジルク・ヒステリカに突っ込もうとする。だが……


ピレスロイド「……」


鈴夜「がっ……!!」


『ピレスロイド』と呼ばれる円盤型機械の不意打ちを受け、地面に叩きつけられる。



さとり「鈴夜さんっ!!」



F.E「さぁ……受けてもらおうか!!」


『ディスコード・フェイザー』。その一撃が、彩井学園に放たれようとしていた。




ノダミキ「ねぇ、もしかしなくてもゲームの大技みたいなのが放たれようとしてない?」

ナミコさん「ど、どっからどう見てもそうだが……」

キサラギ「え……ええっ……!?」



そして、4つの竜巻のような攻撃が放たれる……その時だった。


「おおっと、最近だとこう言うのは看過できないんだよなぁ」


ディスコード・フェイザーの竜巻が、ひっくり返ろうとしていた。


F.E「何……!?」



ゴーグルくん「竜巻が変な事になってるー!」

ニットキャップちゃん「面白ーい」

メガネくん「悠長にハンバーガーを食べて良いのかこの状況!?」

ヘッドホンちゃん「……ねぇ、何か地面も変な事になってない?」

3名「え?」



……ディスコード・フェイザーが捲れて行くと同時に、地面から何か黒い手が浮かび上がる。



さとり「黒い……手……!?」

センリツ「わ、私じゃないよ!?これってまず絵具――」


その無数の黒い手が伸び、ディスコード・フェイザーを包む。



そしてその瞬間、物凄く強い光が、辺り一面を包んだ。



鈴夜「っ……!!?」


そして、鈴夜達は気を失った。


「ミンナ……ミンナ……アハハ……」













笹本「っ……!!?」


……笹本達が目を開けると、外にいたはずのジルク・ヒステリカや鈴夜、ブルーチーム達の姿は見えなくなった。


笹本「な、何だったんだ?……おい、お前ら大丈夫……か……



……おい、山口達はどこだ?」



……キサラギ達5人の姿も見えなくなっていた。







その頃のルイージとオヤ・マー博士。




オヤ・マー博士「おお!あそこから強い反応が感知されたぞルイージ君!直行するぞ!!」

ルイージ「は、はい!


……というか何だろう、すっごい嫌な予感がするんだけど……」





次回、ミッション2

Re: UW逃走中03~GAハイカラ☆アーティスト~ ( No.43 )
日時: 2024/05/06 15:45
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

残り時間【79:53】



プルルルル……





ルカリオ「先程から感じる奇妙な気配……そのタイミングでのメールか……」



サタン「『ミッション2』……やはりな。」



永久「『エリア内を、合計9体のジルコン獣が彷徨い始めた』

という事は……」



翔太郎「『君達には、その9体のジルコン獣を撃退してもらいたい』……ジルコン獣って、確かあの時のジルク・ダブルと似たようなやつか……」



ローラン「『残り60分までに撃退できなければ、取り逃したジルコン獣1体につき、ハンターが1体放出される』……トラブルが起きれば、こういう感じで対処できるようにするんだな。」



マルクト「取り逃したら色んな意味で良くないよねこれ……アンジェラがら再現してもらったE.G.Oもあるしやってみるしかないかな!」




MISSION2『ジルコン獣を撃破せよ!』

エリア内に散らばったジルコン獣9体を撃墜せよ!
残り60分までに全て撃墜出来なければ、取り逃した1体につきハンターが1体放出される!





ジルク・千夜「……」



苺香「あれがジルコン獣ですか?さっき通ったショップの店員に似ているような……」



苺香がジルコン獣のうちの1体を発見。



ジルク・千夜「……」



苺香「こういう時は、バスターズグランプリの時のようにノリと勢いで何とかなります……よね?」


早速近づくする苺香。



ジルク・千夜「……!!」



で、早速ジルコン獣の視界に入る。



苺香「それっ!!」


……手元から呼び出したクリスタルから、魔法弾を放っていく。


ジルク・千夜「……!!」


……ダメージは入ったものの、そうりょの杖を顕現させて、体力を回復させた。


苺香「え、まさかの体力回復ですか!?」



ジルク・千夜「叩き割る……!!」



ジルコン獣が苺香に攻撃しようとしたその時だった。



「そらぁっ!!」


……背後から、ジルコン獣にダイナモローラーの一撃を与えた者が。イカライダーBLACKというフクを着ている彼の名は『ライダー』だ。


ライダーくん「勢い半分でやっちまったが……何だったんだ?」


苺香「あ、た、助かりました……」


ライダーくん「ん?ああ……というか……」


……するとライダーは、苺香にこう言い出す。


ライダーくん「お前……まさかニンゲンか?」


苺香「……へ?」



ジルク・千夜「あ……う……」←撃墜されたがそのまま放置されてた





ジルク・銀時「……」



神楽「銀ちゃんの偽者なんてあったアルか?」


坂田銀時を模したジルコン獣を発見した神楽。


ジルク・銀時「あー……」


……ベンチで寝そべっている。


ジルク・銀時「……」



神楽「……」


そっと近づいてみる神楽。すると……



ジルク・銀時「!!!!」


ジルコン獣は咄嗟に起き上がり、木刀で神楽を攻撃……



ジルク・銀時「ごふ……」



……しようとしたが、突っ込もうとして出来た隙に、神楽は思いっきりぶん殴った。


神楽「偽物だからか単純すぎるネ。」





残るジルコン獣はこれで7体。





残り時間【75:24】


逃走者 残り18名

アイテム状況
マルクト コイン25枚
桜ノ宮苺香 コイン10枚 ネコビタンB
ブラック コイン20枚 スプラッシュボム
エイジア コイン15枚 ケムリ玉 ネコビタンB
他:コイン20枚

Re: UW逃走中03~GAハイカラ☆アーティスト~ ( No.44 )
日時: 2024/05/06 19:42
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

残り時間【75:21】




ジルク・チノ「……」


ブラック「なるほど……あれが件のジルコン獣ですか。」


ジルク・チノ「……!!」←魔法入りフラスコを投げまくる


ブラック「いつかの大会で見た方の力と似たような力を持っているみたいですが……性能としては劣化しているようですね。」


ジルコン獣の攻撃を軽く避けていくブラック。そして――


ブラック「デビルサンダー!!」


ジルク・チノ「ふぎゃ……!!!」


雷の攻撃を命中させ、そのまま撃退した。


ブラック「所謂コピー怪人となると、こんなものですね「おい」……おや?」


すると誰かに話しかけられる。翔太郎の前にも姿を現していた(?)、イカスカルマスクの青年……『スカル』だ。


スカルくん「……ハイカラスクエアをうろついている連中がいると聞いていたが……」


ブラック「おや、あなたは……」


スカルくん「お前、少なくともイカじゃないな。誰だ?」


ブラック「簡単な事ですよ。


……オレちゃん、悪魔です♪」


スカルくん「あとブキ屋はどこか知らんか?」


ブラック「ソレはここと逆方向ですよ」




ジルク・カレン「HAHAHA!!!」


華扇「何よこの能力……!!」


……九条カレンのジルコン獣と交戦中の華扇。影に潜み、攻撃を避けたり、色んな方向から攻撃をしている。


ジルク・カレン「無駄デスDEATH!!私はオリジナルとかけ離れた能力を得ることに成功した変異型!仙人なんか相手じゃない!!HAHAHA!!!」



……どうやら、地底やかぶき町に出て来ていた個体と同一のようだ。



華扇「そんなものだけでどうとでもなると思わない事よ!!」



華扇は、弾幕の攻撃をし続ける。……とはいえ、無暗に放つと街に被害が及ぶためあまり動けない。


ジルク・カレン「街の被害を考慮しちゃってェ……青いデス。ナンセンスデス。」



華扇「何を――」



「動きは確かにクールじゃないけど……君の性根はクールじゃないね。」


その時、ジルク・カレンにインクの攻撃が命中する。


ジルク・カレン「オウ!?」


……現れたのは、『グローブ』という名のイカボーイだ。


華扇「貴方は……?」


グローブくん「オレはグローブ。気になる事は多いけど、とりあえず手伝ってあげるよ。お姉さん。」



ジルク・カレン「ハッハー!!強いナラティブを持つキャラクターが寄って来たDEATH!!」



ジルク・カレンはまた影に潜み、グローブを攻撃しようとする。



グローブくん「おっと!!」


グローブは、スプラマニューバーの機能である『スライド』で軽く避けた。


ジルク・カレン「ナッ!!?」


華扇「隙だらけよ!!」


すぐさま華扇が隙を付いてキックを与えた。


ジルク・カレン「オウッ!!!?



……この程度で――」


また影に潜み、攻撃を仕掛けようとした瞬間……



ルカリオ「『はどうだん』!!」


そこにルカリオが飛び込んできて、影から出た瞬間を狙ってジルク・カレンを攻撃した。


華扇「る、ルカリオ!?」



ジルク・カレン「た、体勢を――」


ローラン「能力を過信しすぎだよ、アンタは。」


背後から現れたのはローラン。物凄いスピードで、ジルク・カレンを思いっきり切り裂いた。



ジルク・カレン「がっ……!!」



だが、これでもまだ倒れていない。



ジルク・カレン「な、何デスカさっきから!!無理無理無理!!こんなの割に合いマセン!!退散退散退散デェス!!!」


……ジルク・カレンは全速力で退散する。


ルカリオ「待てっ!!」

ローラン「逃がすかよ!!」


ルカリオとローランは、ジルク・カレンを追いかけて行った。


華扇「え、あ、ちょっと!?……行っちゃったわね……「ちょっといいかな?」

すると、グローブが話しかけて来る。

グローブくん「……さっきのは君の仲間だとして……君達は一体何者だい?明らかにこの辺りじゃ見ない姿だ。」


華扇「……」

華扇は若干悩んだ後、

華扇「さっきのジルコン獣は貴方の事も狙っていたみたいだし……こういう時は、話ておいた方が良いかもしれないわね……」




一方のローランとルカリオ。



ローラン「……姿が見えない……どうだ?」

ルカリオ「どこにも反応が無い。どうやら全く別の場所に転移したらしい。

……カウント表示も1減っている。撤退したと見て良いだろう。」

ローラン「そうか……


……ったく、バラエティ番組だとからしいのに、何でこういうトラブルが起こるんだよ。」

ルカリオ「こちらの場合、目的は別にあるからな……


……とはいえ、どの道この世界を探った方が良いだろう。」

ローラン「……だな。そもそも、こっちは金があっても意味無くなってるから逃走中やってもな。




その内確保者でも探りに行けるようになるだろうし、この辺で、だな。」



ハンターA「……」



ポンッ



ルカリオ ローラン 確保 残り16名





残るジルコン獣は5体。




残り時間【71:45】


逃走者 残り16名

アイテム状況
マルクト コイン25枚
桜ノ宮苺香 コイン10枚 ネコビタンB
ブラック コイン20枚 スプラッシュボム
エイジア コイン15枚 ケムリ玉 ネコビタンB
他:コイン20枚

Re: UW逃走中03~GAハイカラ☆アーティスト~ ( No.45 )
日時: 2024/05/09 00:08
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

残り時間【71:43】




ジルク・シャロ「……」



カリファ「……」



冥界のカリファが、現在ジルコン獣の1体と交戦中。



ジルク・シャロ「……来なさい」


するとジルコン獣は、上空に何かを投げる。それにより出来た空間から……


ジルク・クリボー達「……」


クリボーを模したジルコン獣が大量に出現。


カリファ「ふぅん、そんな事も出来るのね。」


ジルク・シャロ「仲間はこっちも呼べるのよ。……行きなさい」


ジルク・クリボー達「オラオラァ!!」



早速ジルコン獣達が攻撃を嗾けようとする。



カリファ「……レベルが低い」


対するカリファは、ジルク・クリボー達を返り討ちにして行く。


ジルク・シャロ「数で押し切れば良いだけの事。」


対する桐間紗路のジルコン獣はどんどんジルク・クリボーを呼び出し、数で押し切ろうとする。

するとその時……


「ほう、随分面妖な事をするではないか。」

「だが、その手段は気に食わないな。」


……突如として、2名のイカボーイが現れ、物凄いスピードで、50を超えかけていたジルク・クリボー達を撃破した。


ジルク・シャロ「ちょっ……はぁ!?」


カリファ「ふぅん……」


盛大に驚くジルク・シャロと、感心しているカリファ。


ジルク・シャロ「っ、やむを得ないわ!!」


そのままジルク・シャロが次元の穴に入り、撤退した。


カリファ「……あとは4体ね。」


カリファもジルコン獣が撤退したのを確認すると、別のエリアに移動して行った。


ヴィンテージ「……例を言わないのは構わないとして、随分と変わった奴だったな。」

エンペラー「少なくとも、先程の者とは敵対しているようだがな。」


……ジルコン獣を蹴散らしたのは、ハイカラスクエアのイカの中でも高ランクの存在である、ウデマエXの『ヴィンテージ』と、絶対王者の異名持ちである『エンペラー』だ。


エンペラー「しかし妙だな。古い本に載ってあった『ニンゲン』が存在しているだけでなく、今までその自称に全く気付いていなかったというのは。」


ヴィンテージ「この現象に俺達が気づいたのも、ああいう連中の姿を見かけてからだな。それも1時間も経っていない辺りにだ。


……少なくとも、俺やお前以外にもこの異変に気付いている奴等はいるだろう。おそらく『彼ら』もな。」


エンペラー「そう言えば、数十分前から何処かに飛んで行ったきり見ていないな。」


ヴィンテージ「それはそれでどういう事だ」



*****



浜千鳥「うーん……どの道戦えない以上、どうやり過ごせばいいんだか……」


何気に生き残っている浜千鳥(というか何かゴメン;)。


浜千鳥「何というか、純粋に逃走中を行える気もしないし、自首……するにもアイテムがいるんだった……」



そんな彼の近くに……



ハンターC「……」


ハンター……



ハンターC「……



……!!!」



見つかった……!!



浜千鳥「……え、あ、ちょっ、嘘でしょ!?」


ポンッ



浜千鳥 確保 残り15名



浜千鳥「運が無かったッス……」



あえなく散った……








残り時間【67:17】


逃走者 残り15名

アイテム状況
マルクト コイン25枚
桜ノ宮苺香 コイン10枚 ネコビタンB
ブラック コイン20枚 スプラッシュボム
エイジア コイン15枚 ケムリ玉 ネコビタンB
他:コイン20枚


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