二次創作小説(新・総合)
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- ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
- 日時: 2018/10/16 08:40
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノー
「Z2なんて表現、ドラゴンボールでしか見ないよなぁ」
龍我
「ZZでよかったんじゃね?」
福ちゃん
「どちらでもいいですから...ほら、注意に入りますよー」
【帰って来たマガイモノと神のどたばた物語】
福ちゃん
「このお話はタイトルの通り『ざくざくアクターズ』の二次創作であり、『ざくざくアクターズZ!』の続編に辺ります、まだ前作を読んでいない方は先にそちらからどうぞ」
たくっちスノー
「時系列は水着イベント後!だからネタバレとか含まれる可能性もありますがご了承を!」
龍我
「で、この小説も例に漏れずいきあたりばったりだ!どんな展開になるか全然分からねぇ!」
たくっちスノー
「更に!今回は今まで以上にマガイモノが登場するよ!」
たくっちスノー
「あ、最後に!今回はカップリング要素も多いからそういうのが苦手って人はブラウザバックな!」
龍我
「これらが許せるやつはハグレ王国の一員だ!」
たくっちスノー
「それじゃあ今作も楽しんでくれよな...あ、マガイモノ王国もよろしくー!!」
(国民一覧は前作からどうぞ)
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『目次』
【第一部 前触れ】
「復活!マガイモノ屋編」
>>1-6
「ハッピーバースデー、メニャーニャ編」
>>8-15
「激突、ムカデ人間VSハチ人間VSアリ人間編」
>>16-23
「柚葉の初恋編」
>>24-33
「龍神のペンダントとハグレた神々編」
>>34-39
「最高完璧だった黒影編」
>>41-45
「猫と悪魔と名無しの悪霊編」
>>47-54
「『ヒーロー』を受け継ぐ機体編」
>>55-59
「時空監理局の真相編」
>>62-67
「時空激震!怒りのマクスウェル編」
>>68-72
【第二部 時空異変】
「輪廻の奥からノロイマス編」
>>75-79
「別次元からやってきた英雄編」
>>82-89
「至高のお菓子を求めて編」
>>90-94
「鏡よ鏡、罪人は誰?編」
>>97-101
「ちっぽけな正義、純粋な悪党編」
>>104-108
「健康に踊らされし者達編」
>>109-113
「燃えよ!震えよ!ドラゴン交流会編」
>>114-120
「ちょっと変わった、不思議な騒動編」
>>121-127
「紛い物の王(前編)」
>>130-134
「紛い物の王(後編)」
>>135-143
【第三部 腐敗時空】
「激突!雪だるまサッカー編」
>>144-148
「福の神の休日編」
>>149-153
「この世の未来はボクらの物編」
>>154-158
「スワッチとスワマリちゃんとフェルマリちゃん編」
>>159-165
「終焉の魔神再び編」
>>166-170
「せめて、生き物らしい生き方を。編」
>>171-175
「宇宙海賊キャプテン・グリーン編」
>>176-180
「さらば、サイキッカーヤエ編」
>>181-185
「世界の最期の夢を見た編」
>>186-190
「黒影の先祖対面編」
>>191-197
【最終章 ざくざくアクターズ】
「バッドエンドをぶち壊せ」
>>200-205
【ミトラ】(シャドー様) >>10
【ネメシア】(Mirura@様) >>11
【ムニャウ】(ルルミー様) >>17
【リンネ】(驟雨様) >>30
【カノン】(花音様) >>60
【戦場海斗】(彩都様)「雑談スレに掲載」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.142 )
- 日時: 2018/04/03 09:53
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: lBubOowT)
ローグ
「あり得ない...あんな攻撃を受けて、人間が立っていられるわけがない!!」
ローズマリー
「私も不思議だよ...さっきまであんなに血を流していたみたいなのに...不思議と痛みは感じないんだ!」
ローグ
「ならばもう一度潰すまで...!!」
メニャーニャ
「マリーさん...大丈夫なんですか?」
ローズマリー
「はい...多少ふらつきますが」
ローグ
「やれ!!」
ニセデーリッチ
「...ウウ!」
ニセデーリッチがローズマリーの方へと近付いてくる!
クラマ
「危ない!」
カオスフェイカー
「奇・欲...!!」
ローズマリー
「...デーリッチ!」ギュッ
高速で突っ込んでくるニセデーリッチをローズマリーは掴む
福ちゃん
「受け止めた...!」
ローズマリー
「もう大丈夫だよ...もう苦しまなくていいからね」
ニセデーリッチ
「ア...」
ローズマリー
「さっき、君たちの記憶の中を覗いた...苦しんでいる君たちを見た!」
ローズマリー
「望まない行為を繰り返す君を、意思すら引き剥がされて...喋ることも出来なくて...辛かったよね」
ニセデーリッチ
「ウウ...」
デーリッチ
「えっ...」
ローズマリー
「もう大丈夫だから...私が守ってあげるから...」
ニセデーリッチ
「た...あ...」
カオスフェイカー
「.....」
ローズマリーが優しくニセデーリッチを抱き締めると、ニセデーリッチの動きが止まる。
ニセデーリッチ
「あ...ああ...」
クラマ
「あいつ、おとなしくなったぞ!」
福ちゃん
「マリーさんに反応している...?」
ニセデーリッチ
「まりー...」
ローズマリー
「嫌ならもう戦わなくていい...私が守る、君の分で、戦ってあげる」
ニセデーリッチ
「...まりー、だいすき」
ローズマリー
「知っているさ、君もデーリッチだからね...」
かなちゃん
「見てください、デーリッチさんの偽物が.....」
ニセデーリッチの体は黒く溶けていき、ローズマリーに侵食していく
ナイトローグ
「何が起こっている...!?」
龍我
「...あれは、あの時の俺と同じだ」
龍我
「あいつ、マガイモノを力に変えてやがる!」
ローグ
「何だと!?」
メニャーニャ
「それって...」
ニセデーリッチの体が完全にローズマリーの中に入る...
ローグ
「それがどうした!...やれ、やれーーっ!!」
ニセヅッチー
「うううう...」
ニセメニャーニャ
「...っ!!」
デーリッチ
「危ないローズマリー!!デーリッチ覇王...」
ローズマリー
「はっ!!」
デーリッチに近付く偽物を一瞬で凍りつかせる
ローズマリー
「そこのヅッチーも...メニャーニャさんも...助けてあげたい」
ローズマリー
「私に出来ることはこれしかないが、せめて痛みを感じることなく...」
凍った偽物は粉々に砕け散り、結晶となった
デーリッチ
「す、凄いでち...ローズマリーにこんな力があるなんて」
ローズマリー
「あのデーリッチが力を貸してくれたんだ」
龍我
「やっぱり...ローズマリーは俺のようにマガイモノキラーになったんだ!!」
カオスフェイカー
「マジかよ...」
ローグ
「バカな....俺の究極の兵器が!!」
マクスウェル
「面倒なのはいなくなったか」
ナイトローグ
「後は貴様だけだ...」
プリシラ
「私の...じゃなかった、私たちのヅッチーを兵器にして、絶対許せない!」
メニャーニャ
「貴方は敵を作りすぎました...」
クラマ
「さっさとケリつけてやりましょうや」
カオスフェイカー
「原作版だろうと知ったことか!元の世界に帰れ!」
デーリッチ
「皆、行くでちよ!」
「「「おおおおおーーっ!!」」」
ローグ
「ううううう...ウオアアアアアアア!!」
【フルボトル...ファンキーブレイク!!】
ローグはエネルギー弾を乱射するが、次々と弾かれていく
ローズマリー
「体は痛いのに...黒い液体が溢れすぐに再生する...これがマガイモノの体なんだな」
龍我
「ああ!一斉攻撃だ!!」
『ready go!レイジングフィニッシュ!!』
デーリッチ
「うりゃーっ!!」
ローズマリー
「キラーブリザード!!」
ローグ
「うおおおおおおーーーっ!!」
ヒ
怒濤の攻撃にローグは吹き飛ばされ...変身が解ける
幻徳
『おのれ...』
ナイトローグ
「俺たちの勝ちだ、元の世界へと帰るがいい」
幻徳
『平和ボケした俺なんかに負けてたまるか...』
名無しの怪物
「あのさ、なんで負けてるの?」
幻徳
『!!』
ローズマリー
「名無しの怪物!」
名無しの怪物
「やぁ...さっきぶり」
メニャーニャ
「こいつが、名無しの怪物....」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.143 )
- 日時: 2018/04/03 16:18
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
名無しの怪物
「なんで負けてるの?本当に何してんの?ここまでなんだったの?」
幻徳
『....くっ』
福ちゃん
「あの子達の偽物を作るなんて、よっぽど貴方は私たちを怒らせるのが上手なんですね」
プリシラ
「悪評を立てるつもりだったのであれば、その作戦は愚かとしか言いようがありませんけどね」
名無しの怪物
「悪評なんかじゃないさ、皆の大事なものを失わせて、俺の気持ちを何となく分かってもらえたらいいのにな」
クラマ
「ふざけんな!そんな事の為だけに偽物を作って、世界中で暴れさせたのか!」
ローズマリー
「あのデーリッチ達が...どれだけ苦しんでたのか分かっているのか!?」
名無しの怪物
「アレを見たら分かるだろ!?代わりなんて作れるでしょ!!」
たくっちスノー
「黒影剣を作れてねぇくせによく言うよ!!」
たくっちスノー
「大体さ、お前覚えているのかよ!?」
たくっちスノー
「剣さんがどんな世界で生まれどんな顔をしてどんな体をしているのか!ただやみくもに作ったって出来るわけないだろ!!」
名無しの怪物
「そんなのどうでもいいだろ!」
たくっちスノー
「どうでもいいと思った結果生まれたのが僕だろうが!!」
ローズマリー
「呆れた...こんな調子で恋人を作ろうだなんて」
龍我
「だから言っただろ?あいつは剣じゃなくて都合のいい人形を愛してたんだよ」
名無しの怪物
「もう...一つの生命にムキになるなよ!!そこにいる女だって...いくら死んだっていくらでも作れるんだ!」
福ちゃん
「あら、なんで私?」
クラマ
「はぁ!?お前もう一度言ってみろ!!」
たくっちスノー
「さっき言っただろ!あの時の海斗君のように、名や体は同じでも、結局は...」
名無しの怪物
「同じだよ!!人生がどうとか、歩んできた道とか...そんなの関係ないじゃないか...都合の悪いことを回避するために、新しい物を」
クラマ
「そういうことじゃねぇよ!!」
福ちゃん
「クラマ君...」
クラマ
「いいかよく聞け怪物...俺たちは生きてるんだ」
クラマ
「人間はもちろん、妖精も、モンスターも、神も...そしてマガイモノも!!」
たくっちスノー
「...!」
クラマ
「生きているからこそ上手くいかねぇことだってあるんだ」
クラマ
「福の神様だって...ハグレ王国だって、間違ったことだって一つはしただろうさ!」
クラマ
「俺だって大きな失敗して福の神様からすっげぇ痛いゲンコツ喰らったことはある!」
クラマ
「福の神様だって間違いだらけの道を進んでた事だってある!ハグレ王国だってくだらないことで喧嘩する!」
クラマ
「だが俺は不条理な人生を頑張って生きてきた福の神様に着いていこうと思った、つまずいても立ち上がるハグレ王国が気に入ったんだ!」
クラマ
「失敗と成功の繰り返し、それが人生だ、黒影剣もそんな風に生きてきたんだ」
クラマ
「生き物の人生は誰の勝手にも出来るわけねぇ!」
クラマ
「生き物はお前の操り人形じゃねぇんだよ!!」
名無しの怪物
「....!!」
福ちゃん
「クラマ君...」
たくっちスノー
「....まいったよ、言いたいこと全部言われちゃった」
たくっちスノー
「分かったか、僕らはお前の『モノ』じゃない」
たくっちスノー
「僕らの生きざまを簡単に思い通りに出来ると思うなよ」
福ちゃん
「また何かを作って...また私達の世界へ仕向けてくるのであれば」
ローズマリー
「監理局だろうと何だろうと...相手になりますよ」
名無しの怪物
「......」
【つるぎちゃん は ボク の モノ だ】
名無しの怪物は消えていく....
マクスウェル
「さやっと僕の仕事か...氷室幻徳!お前を無許可の時空移動、及び別世界襲撃の容疑で逮捕する」
幻徳
『ちっ...!!』
デーリッチ
「これでひとまずは解決したでち...けれど」
幻徳
「奴に宣戦布告していたが...いいのか?」
プリシラ
「他人の人生を蝕む奴なんかに私達は負けられませんよ」
ローズマリー
「ああ...もうあのデーリッチ達のような可哀想な存在の為にも、私達は戦わないといけないんだ」
メニャーニャ
「報告のために一時帰還しましょう」
たくっちスノー
「ああ...」
...
福ちゃん
「私たちも幻徳さんと話し合いをしないとね」
龍我
「そういやこっちも依頼だったな」
たくっちスノー
「ねぇ、クラマ」
クラマ
「ああ...すまない、一人で勝手に」
たくっちスノー
「いや、むしろ君に感謝したいくらいだよ...ありがとう、マガイモノを生き物と言ってくれて」
クラマ
「...まあな」
福ちゃん
「かっこよかったわよ、クラマ君」
クラマ
「有難う御座います」
たくっちスノー
「聞いてもいい?クラマって福の神様の事は好き?」
クラマ
「え?そりゃあまぁ...好きだけど」
福ちゃん
「あらあら、急に告白なんて私困っちゃうわねぇ...」
クラマ
「違います!そのような意味で言ったのではなく!」
たくっちスノー
「正直になったらいいのに」
福ちゃん
「そうそう」
クラマ
「...もう、俺先行ってますからね!」
福ちゃん
「あっ待ってクラマく~ん」
たくっちスノー
「.....」
龍我
「あの二人結構仲良いよなぁ...ん、どうしたたくっちスノー」
たくっちスノー
「なぁ、ハグレ王国って...いい国だよな」
龍我
「どうしたんだよ今更」
たくっちスノー
「僕はざくざくアクターズをクリアしている、だから時にとんでもない事が起きても...皆の力で乗り越えたことをよくわかっている」
かなちゃん
「妖精王国だって、一時期はとんでもない事がありましたが...どうにか乗り越えましたものね」
たくっちスノー
「誰かの思い通りになった都合のいい人生より、苦難がありながらも皆と乗り越える人生の方が素晴らしいに決まってる」
たくっちスノー
「だからこそ僕たちは名無しの怪物を止めなくちゃならないんだ」
大きな意思を胸に、少年少女は未来のため歩き出す!
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.144 )
- 日時: 2018/04/03 17:59
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
偽物騒動から早くも一週間後...
幻徳はデーリッチとローズマリーに話をしていた
幻徳
「感謝する、俺も偽物をどうにかしたいと時空を越えて来たものでな」
ローズマリー
「いえ、目的が同じだっただけですから...」
デーリッチ
「聞きたいことがあるんでち」
幻徳
「どうした?」
デーリッチ
「騒動の時ぼやいていた時空規模のプロジェクトってなんでちか?」
幻徳
「何てことはない、単なるPR活動だ」
ローズマリー
「と、言いますと?」
幻徳
「何ヵ月も前にたくっちスノーの演説があっただろう」
ローズマリー
「はい」
幻徳
「アレを見たうちの物理学者が皆が笑って過ごせる平和を作るプロジェクトなんてものを考案してな、首相である親父がそれを気に入ったんだ」
幻徳
「俺はそれの宣伝役に抜擢された」
デーリッチ
「凄いでち!きっと上手くいくでちよ!」
幻徳
「だといいがな...奴はここを異文化の国と称していたが、本当にその通りだな」
幻徳
「お前達も似たようなことをすれば盛り上がるだろう...」
デーリッチ
「たくっちスノーに聞いてみるでちか?」
ローズマリー
「そうだな...」
幻徳
「おっと、報酬を忘れるところだった...これを持っていくがいい」
幻徳は鞄から大きなプリンをテーブルに置く...それを見てデーリッチは目を輝かせる
デーリッチ
「ぬおおおー!!これはもしかしなくとも、バケツプリンという奴でちか!」
幻徳
「東都の一流パティシエに作らせた最高級の物だ...たくっちスノーに王の好みを聞いたものでな」
ローズマリー
「すいません、こんなことしてもらって...」
幻徳
「いやいや、これで済むなら安いものだ」
ローズマリー
「...?」
幻徳
「他に用事があるのでそろそろ失礼する」
デーリッチ
「また会おうでち~!」
幻徳
「用件が出来たらな」
...
幻徳
「おい、これでいいのか?」
たくっちスノー
「バケツプリンで喜んでくれたなら安いもの...だろ?」
たくっちスノー
「幸いにも王さまは石動に気をとられ君の事を覚えてない...ナイトローグを見ても何も感じなかっただけラッキーと思いなよ」
幻徳
「ぐぐ...それより、スターク...石動が生き返ったというのは?」
たくっちスノー
「本当だよ、名無しの怪物の味方では無いみたいだけど...意味深な言葉を残したんだ、時空犯罪者はどこから作られるのかって奴」
幻徳
「む...時空犯罪者か、俺たちも真剣に考えなくてはならない存在だな...万丈龍我やマガイモノ屋には?」
たくっちスノー
「話してある、何か仕掛けてこないとも限らないからそちらも用心するように」
幻徳
「分かっているさ」
<王国会議を始めるでちよー!
たくっちスノー
「はーい!...じゃ、またな」
幻徳
「ああ...」
...
ローズマリー
「はい、というわけでハグレ王国も時空規模のプロジェクトを計画することにした」
デーリッチ
「世界からハグレて困っている人たちの心の拠り所をどんどん広めるんでち!」
メニャーニャ
「時空規模...ですか、これはまた大事ですね...」
福ちゃん
「私は賛成ですよ、元々ハグレ王国とは私達のように居場所を失った者達が集まって出来たもの...」
ヅッチー
「ああ!皆が笑って暮らせる...とってもいいじゃないか!」
マーロウ
「私も賛成です...しかし時空監理局はそれをどう捉えるか...」
たくっちスノー
「あっちの黒影は大喜びで出来る限り協力すると言ってくれたよ」
マーロウ
「そちらではなく...」
龍我
「名無しの怪物が来たら俺やローズマリー参謀がぶちのめしてやるさ」
ローズマリー
「私もかい?」
かなちゃん
「マガイモノキラーになってくれましたからね」
エステル
「大明神は違うの?」
たくっちスノー
「どっちかと言うとたくっちスノーキラーだからね」
かなちゃん
「確かに...」
ローズマリー
「話を戻そう、プロジェクトの第一段階は、時空にハグレ王国の名を広げることからだ」
たくっちスノー
「魔導界戦争の件で監理局を知る者からは既に有名だが...もっと他のところに知らしめないとな...」
かなちゃん
「物騒な言い方はよしなさい」
デーリッチ
「そこで大々的に分かりやすくハグレ王国を宣伝する方法を皆で考えたいけど...何か無いでちか?」
エステル
「はいはいはーい!!」
デーリッチ
「はい、エステルちゃん!」
エステル
「こういう時はやっぱスポーツよスポーツ!」
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.145 )
- 日時: 2018/04/04 06:22
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
デーリッチ
「なるほど...良いでちね!」
エステル
「そうでしょ!せっかくグラウンドもあるんだしさ!」
ローズマリー
「確かにこの人数なら何でも出来るもんね...よし、何をやる?」
たくっちスノー
「そうっすね...あ、サッカーなんてどうです?」
ミアラージュ
「いいわね、11人だから盛り上がるはずよ」
たくっちスノー
「相手チームにはうちのマガイモノ達を集めてきます、サッカーが得意なマガイモノも居たはずですので」
ニワカマッスル
「マガイモノ、本当に色々いるな...」
デーリッチ
「サッカーいいでちね!さっそく準備を...」
デーリッチが立ち上がろうとすると、...水色の髪をした妖精、雪乃が挙動不審になっているのが見えた
雪乃
「.....」ソワソワ
デーリッチ
「どうしたでち?雪乃ちゃん」
雪乃
「雪だるまキック...」
たくっちスノー
「えっ?」
デーリッチ
「なるほど、雪乃ちゃんの雪だるまキックとサッカーを組合わせたいんでちね!」
たくっちスノー
「ええええ!?」
龍我
「雪だるまキックをサッカーで...何だか面白そうじゃねぇか!」
たくっちスノー
「いやいや!それは無理がありますよ!」
たくっちスノー
「それってつまり、サッカーボールの代わりに雪だるまを蹴飛ばせって言ってるようなものですよ!!」
ローズマリー
「うーん...確かに時空規模の物を見せるわけだからな...」
かなちゃん
「私は良いと思いますがねぇ」
たくっちスノー
「大明神様...?」
かなちゃん
「ただ普通のサッカーをやるより、雪だるまでサッカーをする...そんな奇想天外なスポーツを公開した方が注目を浴びるのではありませんか?」
かなちゃん
「異文化の一つを見せ、それらと自然にとけ合うハグレ王国をアピールするという点でも、これはアリかもしれませんよ」
たくっちスノー
「むむむ...」
ローズマリー
「そう言われると納得できるような...出来ないような...」
デーリッチ
「それなら決まりでちね!サッカーグラウンドを作るでち!」
たくっちスノー
「しょうがねぇな...マガフォン起動!」
雪乃
「あ、ありがとう!」
デーリッチ
「雪だるまスポーツで盛り上げていこうでち!」
雪乃
「うん!」
そして...マガイモノチームとハグレ王国チームによる雪だるまサッカーの準備が始まろうとしていたのだが...
野獣先輩
「俺たち前作キャラなのに初登場が21話からってウッソだろお前」
松山
「11人もマガイモノ居たっけか」
K
「フクリュウという奴は仕事があると抜けられなくて...」
龍我
「代わりとしてマガイモノキラーの俺か...それはともかく」
メル
「よう」
石動
「おーっす!」
龍我
「なんでマスターと協力しなくちゃならねぇんだ... 」
石動
「いいじゃんスポーツぐらいさ、気を抜いていこうぜ?」
メル
「安心しろ、名無しの怪物は放置してきた」
Sonic.exe
「だろうな」
<ハァッ☆
龍我
「...たくっちスノーが連れてくるサッカーの上手いマガイモノは?」
ビャッコガンナー
「そろそろ来る頃合いっすけど...」
「ハァァァァッ!!」
時空の渦を抜けて、巨体のサッカー選手が降りてくる
ビャッコガンナー
「やっぱりお前か~!紹介するよ、こいつはサッカーの天才ガニアン・フースバルだ、球技の世界の試合はどうしたんだ?」
ガニアン
「あんなのそこらのテレビに載る程度で、これは時空規模なんだろ?ファンタジスタ・ガニアンの名が広まるなら軽い試合など抜けてやるさ!」
龍我
「蹴るのはサッカーボールじゃなくて雪だるまだが大丈夫か?」
ガニアン
「ノープログレム、どんな物でも地平線の彼方まで蹴っ飛ばせるぜ!」
石動
「ところで、肝心なあいつは?」
野獣先輩
「それなんすけど...」
...
ローズマリー
「い、痛い!引っ張らないで!」
たくっちスノー
「マガイモノキラーになったんだからこっち側だ!」グググ
デーリッチ
「ローズマリーはハグレ王国のブレインでち!」グググ
石動
「ローズマリーという女を巡って取り合いだ」
野獣先輩
「あのさぁ...」
Sonic.exe
「もしもしミスター海斗か?マガイモノの力持ってるし代わりにお前来い、さもなければアイアムゴッド」
【マガイモノチーム】
たくっちスノー
Sonic.exe
野獣先輩
ビャッコガンナー
万丈龍我 (マガイモノキラー)
マガイモノ石動
メル・ルメール
K
松山那雄宏
ガニアン・フースバル
戦場海斗
【ハグレ王国チーム】
デーリッチ
ローズマリー
エステル
雪乃
サイキッカーヤエ
ヅッチー
かなづち大明神
ニワカマッスル
マーロウ
ジュリア
クラマ
かくして、世界初の雪だるまサッカーが幕を開くのであった!!
- Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(募集中) ( No.146 )
- 日時: 2018/04/04 09:02
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
審判マガイモノ
「プレイボール!」
ローズマリー
「それ野球じゃねぇか!」
石動
「もらいっ!!」
デーリッチ
「あっ、取られたでち!」
石動
「本気で行くぞ...蒸血!」
【ミストマッチ...コブラ...コ・コブラ...ファイヤー!!】
石動はスチームガンでブラッドスタークの体へと変貌する
ブラッドスターク
「よっし!」
エステル
「ちょっと、変身とかあり!?」
たくっちスノー
「異文化ならこっちだって負けちゃいない!」
ブラッドスターク
「そういうわけ...ほーら、パスだ!」ドカッ
野獣先輩
「やりますねぇ!...ところでこれどうまってドリブルするんすか」
たくっちスノー
「そりゃお前、上手く蹴飛ばして...」
野獣先輩
「はぁ...まぁやってみますかね、ホラホラホラ!!」
野獣先輩は雪だるまを蹴り上げ、ゴールへと向かっていく
たくっちスノー
「いいぞー!どんどん進めー!」
龍我
「サッカーなんだからお前も動けよ!」
たくっちスノー
「リーダーは前半遊ぶものなんだよ」
sonic.exe
「遊ぶどころか動いているようにも見えないが」
たくっちスノー
「肉眼で捉えられないだけで実は高速で無駄に動き回ってる」
松山
「言い訳してねぇでテメェも動けっての!」ガスッ
松山に背中を蹴られ、慌ててたくっちスノーは走り出す
たくっちスノー
「...ったくわがままなんだからさ!田所、こっちにパスだ!」
野獣先輩
「しょうがねぇなぁ...ほらよ!」
たくっちスノー
「よし!ここからリーダーである自分がロングシュートを...」
クラマ
「もらったッ!」
クラマは空中から雪だるまを奪い取る
たくっちスノー
「何ィ空から!?」
クラマ
「手は使っていないから良いだろう...参謀!」
ローズマリー
「ああ!」
たくっちスノー
「まずい!どうにかボールを奪い取れ!」
野獣先輩
「マガイモノキラーに近付くとか冗談は止してくれ」
Sonic.exe
「サッカーで死ぬなんて御免だ」
ローズマリー
「流石にそこまでやらないよ...」
たくっちスノー
「ディフェンダー!参謀を止めろー!」
松山
「うおおおおーーーっ!!」
K
「君には悪いけどここで足止めさせてもらうよ!」
ローズマリー
「うわっ...後方にパスだ、雪乃!」
雪乃
「おー!」
たくっちスノー
「雪だるまキックのプロが来るぞ!どうにか弾けゴールキーパー!」
ビャッコガンナー
「お任せ!」
雪乃
「必殺、カタナシュート!」
雪乃が蹴った雪だるまは、鋭く真っ直ぐにゴールへと飛んでいく!
たくっちスノー
「おいディフェンダー仕事しろ!」
Sonic.exe
「嫌だ」
松山
「アレ喰らったら絶対死ぬぞ」
野獣先輩
「マジで亡くなったらどうしよう...」
K
「というかお前もディフェンダーだろ」
たくっちスノー
「そうだった!くそーっシュートブロックだ!」
雪乃
「無駄だよ!」
たくっちスノーは地面から黒い触手を生やし壁を形成するが、乱回転する雪だるまは触手を容易く切り裂く
たくっちスノー
「おい、あれ本当に雪だるまかよ!?」
ヅッチー
「雪だるまと言ってもスポーツ用らしいからなぁ」
たくっちスノー
「来るぞビャッコガンナーッ!!死なない程度に全力で止めろ!!」
ビャッコガンナー
「うおおおおっ!!パンツァーナックル!!」
ビャッコガンナーはロケットパンチで雪だるまを弾く
ニワカマッスル
「あれアリなのかよ!」
Sonic.exe
「ロボットがロケットパンチを使えるのは基本だろ」
ブリギット
「おっそうだな」
マリオン
「そうなのか」
たくっちスノー
「ナイスだ!よーし今度こそ自分が!」
ヅッチー
「サンダーッ!!」
たくっちスノー
「魔法使うんじゃねーっ!!」
野獣先輩
「あーもうめちゃくちゃだよ」
松山
「なんだいつものメイドウィン小説か」
ブラッドスターク
「良いじゃねぇの賑やかで」
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