二次創作小説(新・総合)

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ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
日時: 2018/10/16 08:40
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「Z2なんて表現、ドラゴンボールでしか見ないよなぁ」

龍我
「ZZでよかったんじゃね?」

福ちゃん
「どちらでもいいですから...ほら、注意に入りますよー」

【帰って来たマガイモノと神のどたばた物語】

福ちゃん
「このお話はタイトルの通り『ざくざくアクターズ』の二次創作であり、『ざくざくアクターズZ!』の続編に辺ります、まだ前作を読んでいない方は先にそちらからどうぞ」

たくっちスノー
「時系列は水着イベント後!だからネタバレとか含まれる可能性もありますがご了承を!」

龍我
「で、この小説も例に漏れずいきあたりばったりだ!どんな展開になるか全然分からねぇ!」

たくっちスノー
「更に!今回は今まで以上にマガイモノが登場するよ!」

たくっちスノー
「あ、最後に!今回はカップリング要素も多いからそういうのが苦手って人はブラウザバックな!」

龍我
「これらが許せるやつはハグレ王国の一員だ!」

たくっちスノー
「それじゃあ今作も楽しんでくれよな...あ、マガイモノ王国もよろしくー!!」


(国民一覧は前作からどうぞ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『目次』
【第一部 前触れ】
「復活!マガイモノ屋編」
>>1-6
「ハッピーバースデー、メニャーニャ編」
>>8-15
「激突、ムカデ人間VSハチ人間VSアリ人間編」
>>16-23
「柚葉の初恋編」
>>24-33
「龍神のペンダントとハグレた神々編」
>>34-39
「最高完璧だった黒影編」
>>41-45
「猫と悪魔と名無しの悪霊編」
>>47-54
「『ヒーロー』を受け継ぐ機体モノ編」
>>55-59
「時空監理局の真相編」
>>62-67
「時空激震!怒りのマクスウェル編」
>>68-72
【第二部 時空異変】
「輪廻の奥からノロイマス編」
>>75-79
「別次元からやってきた英雄ヒーロー編」
>>82-89
「至高のお菓子を求めて編」
>>90-94
「鏡よ鏡、罪人は誰?編」
>>97-101
「ちっぽけな正義、純粋な悪党編」
>>104-108
「健康に踊らされし者達編」
>>109-113
「燃えよ!震えよ!ドラゴン交流会編」
>>114-120
「ちょっと変わった、不思議な騒動編」
>>121-127
「紛い物の王(前編)」
>>130-134
「紛い物の王(後編)」
>>135-143
【第三部 腐敗時空】
「激突!雪だるまサッカー編」
>>144-148
「福の神の休日編」
>>149-153
「この世の未来はボクらの物編」
>>154-158
「スワッチとスワマリちゃんとフェルマリちゃん編」
>>159-165
「終焉の魔神再び編」
>>166-170
「せめて、生き物らしい生き方を。編」
>>171-175
「宇宙海賊キャプテン・グリーン編」
>>176-180
「さらば、サイキッカーヤエ編」
>>181-185
「世界の最期の夢を見た編」
>>186-190
「黒影の先祖対面編」
>>191-197

【最終章 ざくざくアクターズ】
「バッドエンドをぶち壊せ」
>>200-205


【ミトラ】(シャドー様) >>10
【ネメシア】(Mirura@様) >>11
【ムニャウ】(ルルミー様) >>17
【リンネ】(驟雨様) >>30
【カノン】(花音様) >>60
【戦場海斗】(彩都様)「雑談スレに掲載」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.202 )
日時: 2018/04/09 07:22
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ハグレ王国の裏側...

液体人間
「アアッ!」

クラマ
「くそっ!もうこんなところから侵入してきやがって!」

柚葉
「ここは虫だろうと何だろうと通す気はない...ふっ!」

柚葉は素早い剣技で、クラマは天狗烈風脚で液体人間を倒していくが、次々と召喚されていく

クラマ
「くそっ、これじゃキリがねぇ!」

柚葉
「他の村や街でもこんなのが大量発生してるそうだ」

クラマ
「...ぐっ!でも俺達がやらなきゃなんねぇんだ!」


「お前らだけじゃあねぇぜ、月輪火熊ッ!!」

ボオオッ

液体人間
「ギャッ!!」

クラマ
「この技は...グリースリー!!」

グリースリー
「へっ、久しぶりだなぁマガイモノ屋」

クラマ
「お前...時空監理局に逮捕されてたんじゃなかったのか!?」

グリースリー
「んなもんとっくに脱獄したさ...だが、せっかく燃やす世界を勝手に消されちゃたまれねぇ、今回ばかりは協力してやるぜ」

クラマ
「...ちっ!よそ見してねぇで自慢の炎を使え!」

グリースリー
「おっといけねぇ...燃えちまえマガイモノ!!」

「炎だったら負けないわよ!フレイム!!」

遠くからの炎がグリースリーの物と合わさってどんどん燃えていく

後ろから召喚士三人組が魔法を唱えていた

エステル
「ひゅー!今日はイケてるわね!」

メニャーニャ
「先輩、あまり調子に乗らないように 」

シノブ
「どんどん的が増えていくわね、マジックウォーター貯め買いしててよかったわ」

クラマ
「召喚士の皆!」

シノブ
「...だけじゃないのよ、おいで」

「...ああ、その、俺も協力したくてな」

柚葉
「...レイリー!」

レイリー
「柚葉...」

エステル
「ここは私たちに任せて、クラマはたくっちスノーの所に行って!」

クラマ
「分かった!」

...

~サムサ村~

液体人間
「アアッ!」

ムニャウ
「お前も大変にゃむね...あいつと関わったばかりに」

ネメシア
「いえ、これも仕事ですので!」

ムニャウ
「やれやれ...んで、そっちも」

ミトラ
「はい...」チラッ


ムカデ人間
「世界に全昆虫公認ムカデ展覧会を開催するまで死ねるかーーっ!!」

ハチ人間
「我らハチ人間の栄光を取り戻すまで果てぬ!!」

ムニャウ
「お前も面倒なのと関わっちゃったにゃむ」

ミトラ
「ええ...本当に...」

ネメシア
「一体貴方に何があったんですか...」

ミトラ
「思い出したくありません...」

トウロウ
「思い出したくないことの一つや二つはあると思いますわ」

ミトラ
「一番思い出したくないのは貴方関連の事なんですよっ!」

ネメシア
「...?」

ムニャウ
「...?」

イリス
「ヘイ、夢見屋...ボサッとしている場合じゃないぞ」

ムニャウ
「ああ、あの中の一部が冥界に行くかもしれんにゃむな」

イリス
「世界が滅ぶとか、そういった事はともかくとして...冥界にまで入られると面倒なことになる」

イリス
『手繰る魂のイリスの力...見逃すんじゃないぞ』

ムニャウ
「へっ、見逃せるものじゃないにゃむ、そいつは」

ミトラ
(何この二人怖い...昆虫人間もヤバイ...帰りたい...)

...
~妖精王国~

ビャッコガンナー
「パンサーミサイルッ!」ババババッ

ヘルラージュ
「あわわ...キリがない!」

ミアラージュ
「攻撃を止めちゃダメよヘル!あいつにこの世界が滅ぼされてもいいっていうの?」

ヘルラージュ
「そんなのやだよぉ!」

キャサリン
「まぁミア様をガチで怒らせたんだ、簡単なことでは引き下がらない事ぐらい分かっている...本当のゾンビの力を思い知らせてやるよっ!」

ビャッコガンナー
「トモダチの世界を守るため...融情勇者は進み続けるぜっ!」

たくっちスノー
『エンペラーソード!!』ズバッ

ヘルラージュ
「リニュ前さん!?」

たくっちスノー
『俺はあいつと違って設定を失ってないからな...くそっ、ロストメイドウィンめ、バイカイザーにしてフルボトル持っていきやがって...あっ』

ミアラージュ
「...気にするなってローズマリーも言っていたでしょう?遅かれ早かれあの様子ならああなってたわよ」

たくっちスノー
『...ビャッコガンナー、俺の他にも援軍がいるんだ』

ビャッコガンナー
「え、マジ?」

ヘルラージュ
「お姉ちゃん、空を見て!」

ミアラージュ
「何?...ええっ!?」

スザクセイバー
「とあーーーっ!!」

ミアラージュ
「あんた...スザクセイバー!?」

スザクセイバー
「世界の危険を聞き付けて、ロボット養成所から出撃してきました、兄さん!」

ビャッコガンナー
「おおなんか丁寧になってる!」

たくっちスノー
『兄弟勇者ロボの力ここにあり...ビャッコガンナー!スザクセイバー!合体だ!』

ヘルラージュ
「えっ、合体!?」

スザクセイバー
「合体が出来るのですか!?」

ビャッコガンナー
「やれるだけやってみようぜ!とあーっ!」

スザクセイバー
「はい、兄さん!...はあーっ!」

「白虎!」
「朱雀!」
「「聖獣合体!」」

ビャッコガンナーのパーツが分かれ、スザクセイバーにくっついていく


グレートスザクセイバー
『「友情!正義!希望っ!グレェェェェェトッ!!スザクセイバァァァァァァ!!」』

ヘルラージュ
「かっこいい~」

ミアラージュ
「目を輝かせてる場合じゃないわ...私達も行くわ!」

たくっちスノー
『ミス・ミアラージュ、やけに気合い入ってるな』


キャサリ
「ああ、ラージュ家を敵に回したことを後悔させるつもりらしいからな」

ミアラージュ
「ええ、それに...まだヘルのウェディングドレスを見ていないのに未来を消されてたまるものですか!」

ヘルラージュ
「お、お姉ちゃん!?」

...

たくっちスノー
「これ...皆...」

かなちゃん
「これは貴方が助けてきた物の結晶です」

かなちゃん
「貴方は今まで悪いことをしてきたかもしれない、ですが...今の貴方は、こうやって貴方以上の悪と立ち向かっている」


かなちゃん
「下ではなく前を向きなさい!」

たくっちスノー
「....すいません、その話はまた後で聞きます」

かなちゃん
「ですから...」


たくっちスノー
「今は...黒影、いやカーレッジを倒すことを優先するべきかな」

デーリッチ
「...でち!」

たくっちスノー
「聞いてくれ、黒い液体人間はまだ未発達状態...メイカーが死ねば形を形成できなくなる」

福ちゃん
「止めるにはあの人を倒すしかないということね...」

クラマ
「福の神様!」

福ちゃん
「クラマ君!あっちはどう?」

クラマ
「どうにか皆が押さえているが...このまま増え続けたらどうなるか...」

たくっちスノー
「急いだ方がいいかもしれん...王さま!キーオブパンドラを貸してくれ!」

デーリッチ
「こ、これでちね!」

たくっちスノー
「はっ!」

たくっちスノーはキーオブパンドラにマガイモノの体液をかける

たくっちスノー
「これでキーに時空監理局の座標が登録するれたはずだ」

ローズマリー
「出来ればもう少し綺麗な方法で...」


たくっちスノー
「では、行きますよ...かなちゃん様!」

かなちゃん
「えっ、今かなちゃん様って...」

たくっちスノー
「あ、えーと...やっぱダメでしたか?」

かなちゃん
「...いいえ」



デーリッチ
「キーオブパンドラ!」


デーリッチ達は時空監理局のある時空間へとワープする...

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.203 )
日時: 2018/04/09 09:48
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

デーリッチ
「ここが...時空監理局!?」

ローズマリー
「何なんだここ...埃まみれで明かりも付いていないじゃないか」

たくっちスノー
「数ヵ月でここまで汚くなるとはねぇ...」

福ちゃん
「本当に誰もいないのね...」

龍我
「...いや、何かいるぞ」

たくっちスノー
「え?」

龍我が指差した先には、一部が錆び付いてガタついたロボットが


たくっちスノー
「かなちゃん様、アレ確か警備用のロボットでしたっけ?」

かなちゃん
「ええ、メンテナンスは大変ですけど便利なんですよね」

デーリッチ
「誰もいなくなったから使い物にならなくなったんでちかね?」

たくっちスノー
「そうかもな...」

警備ロボットはデーリッチ達を見ると腕を動かして機関銃を吹き出し、たくっちスノー達は壁際へと避難する

たくっちスノー
「前言撤回、今にも壊れそうだがめっちゃ機能してるわ」

デーリッチ
「おわーーっ!?」

福ちゃん
「大明神さん、あれが何個ありますか?」

かなちゃん
「ふーむ...500機くらいですかねぇ広いもので」

ローズマリー
「そんなにあるのか...」

龍我
「...へっ!じゃあ誰かがぶっ壊してやらないといけないわけか!」

かなちゃん
「ば、万丈さん?」


龍我
「血が騒ぐぜっ!!」

かなちゃん
「ちょ、ちょっと!」

龍我は警備ロボットの方へと駆け出し、次々と破壊していく

龍我
「オラオラッ!!」


ローズマリー
「もう少し静かに、一応忍び込んでるんだから!」

龍我
「コソコソするのは向いてねぇんだよ!なぁ海斗!」

海斗
「おうよ!」

時空の渦から海斗がひょこっと顔を出す

デーリッチ
「いつのまに!?」

龍我
「たくっちスノー追いかけてるときに電話したら来た!」

海斗
「こいつらは俺と万丈さんがどうにかするんで!皆は先に!」

デーリッチ
「だ、大丈夫なんでちか...」

龍我
「たかがポンコツだ!100だろうと500だろうと関係ねぇ!」

たくっちスノー
「...死ぬなよ!」

龍我
「マガイモノだから死なねぇよ!」

たくっちスノー
「海斗君の方に決まってるだろ!?」


クラマ
「局長室ってどこか分かるか、元局長」

たくっちスノー
「こっちだ!」

...

龍我
「さて...本気出すぞ!」

海斗
「おーう!モード魔害者っ!」

龍我
「俺も!!」

『クローズドライバー!!スーパーウェイクアップ!クローズヒートドラゴン!』

龍我海斗
「「変身ソウルチェンジ!!」」

【all SOUL!!】

『ウェイクアップ・リベンジャー!!クローズレイジング!!ヤベーイ!アツーイ!』

オールソウル
「あれ?なんだその変身?」

クローズレイジング
「マガイモノになって手に入れた新しい力...なんだが、あまりにも惨いからたくっちスノーはあまり使うなって言うんだよ」

オールソウル
「へぇ...」

クローズレイジング
「おっと!ボサッとするなよ...敵はどんどん来るからよ!」

オールソウル
「ああ!」

...そして、局長室では


たくっちスノー
「鍵が掛かってるか...くそっ、プロテクトも違うものに変わってるな」

デーリッチ
「任せるでち!キーオブパンドラ!」

デーリッチは鍵を使いロックを開ける

かなちゃん
「それ、本当に便利ですねぇ...」

クラマ
「この先にあいつがいる...」

たくっちスノー
「ここで...っ!!終わる!!」

デーリッチ
「...今度こそ決着をつけるでち!」

ローズマリー
「ああ!」

...

ビルド
「はああっ!でやっ!」

ナイトローグ
「フンッ!ハァッ!!」

ブラッドスターク
「ほーらよっと!」

名無しの怪物
「ウグッ...!」

デーリッチ
「あれ、もう交戦中でちか?」

デーリッチぁ扉を開けると、ビルド、ナイトローグ、ブラッドスタークが名無しの怪物相手に攻撃をしていた

ビルド
「あ、遅いよハグレ王国!」

ローズマリー
「な、何故ここに...?」

ナイトローグ
「あんな姿見せられてはこちらも黙ってはいられなくてな」

ブラッドスターク
「そうそう!だから裏口を通って潜入したわけよ!」

福ちゃん
「裏口...」

名無しの怪物
「む、無駄なんだから...世界は消える!マガイモノによってな!」

名無しの怪物
「監理局は...都合の悪いものは...皆消えてしまえ!また新しく時空を作って、今度こそちゃんとしたつるぎちゃんを作って会うんだよ!!」

ローズマリー
「お前...」

デーリッチ
「名無しの怪物...いや、カーレッジさん、見くびらないでほしいでち」

名無しの怪物
「何...!?」

デーリッチ
「誰かのワガママでおとなしく消されるほど、私は温情ではないでち」

デーリッチ
「それに...貴方が管理してきた数百数千数万の世界は...その程度で滅ぶほど単純な存在ではない」

デーリッチ
「貴方は全てを棄てた、その結果孤独になった」

デーリッチ
「でも私たちは未来を掴むため、【たった一人】を倒すために協力している」

名無しの怪物
「....!?」



ローズマリー
「まだ気付かないのか?お前の敵はハグレ王国ではない」


かなちゃん
「私達の住む...時空全てを敵に回したんです!」

ブラッドスターク
「心の無いマガイモノは、生き物には絶対に敵わない...だよなぁ、マガイモノの王!」


ブラッドスターク
「お前は喧嘩を売る相手を間違えたんだよぉ!」

たくっちスノー
「そう...生き物を人形としか思わないお前が、デカい絆で結ばれたハグレ王国を狙おうなんて考えてた時点で...敗北は約束されてたんだ!!」

福ちゃん
「貴方を倒せば、全て終わります!」

名無しの怪物
「うああああああああ!!!つるぎちゃんは僕の物なんだ!!」

福ちゃん
「物じゃない...私たちは生き物だ!」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.204 )
日時: 2018/04/09 13:00
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ビルド
「ていうか、なんであんたが仕切ってんだよ!」

ブラッドスターク
「まぁまぁ」

ナイトローグ
「元はと言えば俺たちの件も貴様が...」

ブラッドスターク
「まぁまぁまぁ」

名無しの怪物
「心が無いマガイモノは...たくっちスノーだってそうだろう!そういう風に作られたんだから!」

たくっちスノー
「そんな気はしてたよ!剣さんの話を聞いてそれが確信に変わった!」


たくっちスノー
「ただ何かをやらせたいだけなら、そりゃ心なんて必要ねぇわなっ!!」

たくっちスノー
「自分が言えた口じゃねーが、お前は好き、というのを全然分かってねーよ!!」

名無しの怪物
「わかってるよ!僕は人目見たときから...つるぎちゃんが好きだったよ!そのために神を喰らい、つるぎちゃんの全てを...思い通りにしたかった!」

ローズマリー
「それで剣さんが苦しんでいてもか...そんな自分勝手に振り回されて!」

名無しの怪物
「自分勝手の何が悪いの!?他人の考えている事なんて分からないじゃん!!」

名無しの怪物
「じゃあ、何をしたいんだ!!何をされたいんだ!?」

名無しの怪物
「一字一句説明してくれないとね、分かんないんだよ、人間は!!」

名無しの怪物
「何をしたら喜んでくれるか最初から分かっていたらこんなことしないよ!そんなことが伝えられない皆が悪いんだ!!」

ビルド
「この自分勝手野郎!人生はそんな単純なカリキュラムで組まれていない!」

ナイトローグ
「全能の神という甘い蜜を吸い苦労もなしに生きてきた貴様には分からないだろうがな!」

ブラッドスターク
「よっしゃいくぜ!」

名無しの怪物
「うあああああ!!」

ブラッドスターク
「戦闘用マガイモノでもないお前が勝てるかよ!」

ナイトローグ
「ハッ!」

【フルボトル!スチームアタック!】

ナイトローグとブラッドスタークはスチームライフルで名無しの怪物を時空間に吹き飛ばす!

ビルド
「よし...俺も!」

『ボルテックフィニッシュ!!』


ビルド
「接続先をハグレ王国にしておいた!」

ブラッドスターク
「見せ場は譲ってやるぜ!」

ローズマリー
「まったくもう...行くよ!」


...


ヘルラージュ
「お姉ちゃん!空からまた何か来てるよ!」

ミアラージュ
「今度は何...えっ」


名無しの怪物
「ああああああああああああああ」


エステル
「名無しの怪物!?なんで空から...」

クラマ
「うりゃああああああ!!」

デーリッチ
「じゅわあああああああ!! 」


エステル
「...なんであいつらも空から出てきてんの?」


たくっちスノー
「我が魂はハグレ王国と共にありいいいいいいっ!!」

クラマ
「叫んでる場合かよ!?」

たくっちスノー
「一度でいいからいってみたくて...」

クラマ
「お前...感情が高ぶると設定を真似出来るって万丈から聞いたが」

たくっちスノー
「うん!むっちゃ高ぶってるよ!」

クラマ
「...なら、ぶっつけ本番でもやれるか!」

たくっちスノー
「おう、まずはクラマから!」


「『天 狗 烈 風 脚』」

名無しの怪物
「うおばああああああああ!!」

蹴り飛ばされ、怪物の勢いが増していく

クラマ
「ほら、次だ!」

たくっちスノー
「えっ、次って誰!?」

福ちゃん
「私よ~!」

たくっちスノー
「いやいやいや!!ゴールデンハンマーってどうやって出すんですか!」

福ちゃん
「真似できるんでしょう?念じておけば...」

たくっちスノー
「そんな適当でいいのか僕の能力...ゴルディオンハンマー!!あっ出た!」


福ちゃん
「ゴールデンハンマーっ!」

たくっちスノー
「光になれえええええっ!!」

名無しの怪物
「ぐげびゃああああああ!!」

どんどん...どんどん..


たくっちスノー
「あの、もう姿見えなくなってるんですけど」

福ちゃん
「やりすぎたかしらねぇ」


デーリッチ
「最後は任せるでち!」

ローズマリー
「あの子の...マガイモノキラーの力を今ここに!」

たくっちスノー
「頼むよ二人とも!もうオーバーキルかもしれないけど!!」

たくっちスノー
「...いや、今度はキラーの力で完全に消滅させちまえ!魂すら残さずに!」

ローズマリー
「任せろ!マガイモノ奥義!」

デーリッチ
「デーリッチ流必殺!」

ローズマリー
【グラセ・アンド・フラム!】

デーリッチ
「スーパーデーリッチ覇王拳!」


二つのエネルギー弾が名無しの怪物へと向かい...爆発し、黒い液体が空から飛び散っていく

クラマ
「やったのか?」

ローズマリー
「まだだ...はっ!!」

ローズマリーは小さい氷の弾丸を飛び散った液体へと向けて、消し飛ばしていく


ローズマリー
「カーレッジ・フレイン...いや、名無しの怪物、お前は華々しく散らせるつもりも、苦しませるつもりもない...誰にも相手にされないほど、忘れ去られるほどに空しく孤独に消えろ!」

...全ての液体が凍り付き砕けた頃には、既に景色がはっきりと見え始めた

福ちゃん
「終わったわね」

クラマ
「ええ」


デーリッチ
「...あのー、たくっちスノー」

たくっちスノー
「何よ」

デーリッチ
「終わったのはいいけど、これってデーリッチ達はどうやって下りればいいんでちか?」

たくっちスノー
「...そういや、そうだな」


福ちゃん
「えっ.....」

ローズマリー
「.....」


「「「あいつら~~~~っ!!」」」

Re: ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 ( No.205 )
日時: 2018/04/09 15:01
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

...名無しの怪物が亡くなり、時空監理局が完全に機能停止してから早くも一ヶ月


エステル
「デーリッチ、マリー!退院おめでとう!」

ローズマリー
「心配かけたねエステル」

デーリッチ
「あー、ようやく病院生活からおさらばでち!」

デーリッチ
「どこにも歩けない生活は堪えた!もう絶対スカイダイビングなんてやらないでちよ!」

エステル
「あんたねぇ...あんな高いところから落ちてきて全治一ヶ月の足の骨折で済んだだけでもラッキーと思いなさいよ!?」

ローズマリー
「それもそうだよ」

デーリッチ
「ぬぬぬぬ...」

エステル
「それに...あんたらは一ヶ月の自由と引き換えに、沢山の人間の永遠の自由を掴み取れたのよ」

ローズマリー
「あれから、世界に変化は?」

エステル
「マクスウェルによると異常はないってさ、時空犯罪者もあまり見なくなったし」

ローズマリー
「そうか...奴は天気、災害、事件などを調整していると言っていたが...」

エステル
「一ヶ月も何も起きない辺り、対して必要の無いことだったのね...」

デーリッチ
「でもこれで、勝手に消される心配はなくなったんでちね!」

ローズマリー
「ああ...監理から解放されて、またいつものように平和が戻ってきた...と」

デーリッチ
「...そういえば、たくっちスノーはどこでちか?」

エステル
「それが...」

ローズマリー
「...まだ、元には戻ってないのかい?」

エステル
「ええ...」


『黒い液体人間はまだ未発達状態...メイカーが死ねば形を形成できなくなる』

『バカいえ!自分達がそんな感じだ!』


エステル
「あいつまで死ぬなんて想像出来なかったわよ...結果的にあいつの柔らかい体液がクッションになって、二人の体は無事で済んだのよね...」

ローズマリー
「...今度は完全に滅んだから、こんなことになったのか」

デーリッチ
「エステルちゃん...あの液体はどうなったでちか?」

エステル
「大明神の所よ...あんたらも見に行ったら?あいつのためにも」

ローズマリー
「分かった...顔ぐらいなら見ておかないとな」


...

ポコポノポコ...

妖精王国の地下...

かなちゃん
「たくっちスノーさーん?聞こえてますかー?」

大明神はあの後、誰もいなくなった監理局からマガイモノ装置を取り出し、液状化したたくっちスノーを入れては定期的に話をしていた...彼がマガイモノを作る過程のように


かなちゃん
「あれから一ヶ月になりますね」

かなちゃん
「一ヶ月...30日、短いようで結構長いんですよ?」

かなちゃん
「一ヶ月もあればメイドウィン小説が一本終わるくらいは長いんです」

かなちゃん
「...ふふ、貴方とは色々ありましたねぇ」

かなちゃん
「時に殺しあい、時に助け合い...不思議な事ばかりでしたよ」


かなちゃん
「最初に会った頃はあんなにも消えてほしいと思っていた貴方が、ここまで変われるとは...」


かなちゃん
「.....貴方は好きなものを守るために戦いました」

かなちゃん
「でもそのまま帰ってこないのは許しませんよ」

かなちゃん
「またマガイモノになってくださいよ」


かなちゃん
「ねぇ...」


かなちゃん
「私にあの男と同じ事をさせるつもりですか?」

かなちゃん
「私は嫌だから...ね」

かなちゃん
「また、来ますから.....おやすみなさい」




「か...」

かなちゃん
「...えっ?」

「か...さ」

大明神が振り向いて装置を見ると、黒い液体は形を形成していく

かなちゃん
「えっ...ええっ...嘘みたい...」

「かなちゃ..ま」


はっきりと...


たくっちスノー
「かなちゃん...様...」

かなちゃん
「たくっちスノーさん...」

たくっちスノー
「...えっ、あれ...なんで僕、体が...」

たくっちスノー
「それにこれ...マガイモノ装置...」


かなちゃん
「...恐らくですが、貴方は完全なマガイモノになったんですよ、ようやく!」

たくっちスノー
「...これは、かなちゃん様が?」

かなちゃん
「はい」

たくっちスノー
「どうして、僕を生き返らせたの...?」

かなちゃん
「どうして...ですか、怒ったりしません?」

たくっちスノー
「はい、今回だけは」



「あ、貴方が好き...だから」



「...ありがとう、母さん」


たくっちスノーは装置から降りて大明神に近づき、そっと唇を...



「...ってこらっ!自然な流れでキスしようとしないっ!」

「ええっ!?母親にキスしたっていいじゃないですか!」

「私の場合はそういうわけにはいきませんよっ!するなら手にしなさい、手にっ!!」

「ええ!?」


彼はバッドエンドをぶっ壊したそうですよ

リアルワールドの言葉でもあるそうじゃないですか?終わり良ければ全て良しって


皆が幸せ、それでいいじゃない


名無しの怪物?もちろん彼だって幸せだった

死ぬ間際までね

...

デーリッチ
「...ん?皆!!あれ!」


かなちゃん
「おーい皆!」

たくっちスノー
「.....ふふ」

デーリッチ
「たくっちスノー!」


たくっちスノー
「皆...」


デーリッチ達は取り戻した、平和な日々を、愛を、日常を

絆が失われない限り...この平和は終わりはしないだろう


「ただいま!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【CAST】
『ざくざくアクターズ』
デーリッチ
ローズマリー/マガイモノキラー コールドローズマリー
エステル
メニャーニャ
福の神(福ちゃん)
クラマ
柚葉
ジュリア
イリス
ハオ
ティーティー
こたつドラゴン
ウズシオーネ
ベル
アルフレッド
マーロウ
クウェウリ
ニワカマッスル
サイキッカーヤエ
雪乃
ドリントル
マリオン
ヅッチー
プリシラ
かなづち大明神/かなちゃん
ヘルラージュ
ミアラージュ
キャサリン
レプトス
マクスウェル
リューコ
リリィ

『仮面ライダービルド』
桐生戦兎/仮面ライダービルド
万丈龍我/仮面ライダークローズ/マガイモノキラークローズレイジング
氷室幻徳/ナイトローグ
原作版氷室幻徳/仮面ライダーローグ
石動惣一/ブラッドスターク

『ロストヒーロー計画』
戦場海斗パラレル

『真マジンガーZEROvs暗黒大将軍』
マジンガーZERO

『オリジナルキャラクター』
ネメシア
ムニャウ
ミトラ
リンネ
ブキヨー
充作
ムカデ人間
ハチ人間
アリ人間クロヤマ
レイリー・ヒルーストン
フロード・ヒルーストン
シャドー・メイドウィン・黒影
アルバイツ・シュトゥディー
グミラ・ジーメルスタイン
オーレ
フワット・ピッチョ

ロズムント・トレザート
グース
桜井彩月
ロストメイドウィン・ザ・ダストヒューマン
リーン・メイドウィン・緑風
黒影剣

『マガイモノ』
たくっちスノー
リニュ前たくっちスノー
名無しの怪物カーレッジ・フレイン
グリースリー
トウロウ
モンドミミック
融情勇者ビャッコガンナー
メル・ルメール
星技勇者スザクセイバー
フクリュウ
恐竜マガイモノ
ニセデーリッチ
ニセヅッチー
ニセメニャーニャ
ガニアン・フースバル
マスターマジンカイザー
SWAPデーリッチ
SWAPローズマリー
FELLローズマリー
アイアンヴェノム
宇宙海賊キャプテン・グリーン
マガイモノライダービルドクローン

「元ネタ」
『はむすた』様より【ざくざくアクターズ】

「スペシャルサンクス」
シャドー様
Mirura@様
ルルミー様
驟雨様
花音様
彩都様
ここまで読んでくれた貴方

『作者』
ロストメイドウィン


...

「え、えーと...かなちゃん様?それとも...母さん?」

「どっちでもいいですよ」

「じゃあ、かなちゃん様で」



ZERO
【......】

ゲッターE
「.....」


「彼らの喧嘩はいつになったら収まるんですか!?」

「知りませんよ!...まったく、一難去ってまた一難ですね」


この話はここで終わるが、たくっちスノーの旅は永遠に終わりはしないだろう

【ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋 END】

ローズマリー「氷室さんのシャツがダサすぎる」 ( No.206 )
日時: 2018/07/31 21:37
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【SS】

ローズマリー
(あれは氷室さんらと共にプロジェクトビルドの会議をしていたときの事)

戦兎
「で、ここはこうであって...」

プリシラ
「この計画の資金は?」

幻徳
「そこは××社他5件が資金源となっている」

ローズマリー
(最初は淡々と会議を行っていたのだが...)

幻徳
「ここは少し暑いな、一枚脱いでいいか?」

プリシラ
「はい、どうぞ」

幻徳
「すまない」ヌギッ

ローズマリー
(その瞬間、信じられないものが飛び込んできたのだ)


幻徳
「ふぅ...」

(オオオルァァァ!!)

プリシラ
「!?」

戦兎
「ぶっ」

ローズマリー
「えっ」


ローズマリー
(あの人の着ていたシャツ...威風堂々って書いてある...)

幻徳
「どうした?」

ローズマリー
「い、いえなんでも...」

ローズマリー
(ものすっごいだっせええええええ!!)

ローズマリー
(びっくりしたよ、一瞬場が静まり返ったよ!)

戦兎
「...!」

プリシラ
「おお...」

ローズマリー
(桐生さんは開いた口が塞がらなくなってるし、プリシラは目をそらしてるし!)

ローズマリー
(彼ってああいう人だったの!?)

戦兎
「あ、あの~...幻さん」

幻徳
「なんだ?」

ローズマリー
(ま、待って!?言うの!?言っちゃうの!?)

戦兎
「その...あまり見ないシャツ着てますけど、それは...?」

幻徳
「なんだ、そんな事か」

幻徳
「これはオーダーメイドだが」

戦兎
「オーダーメイド!?」

幻徳
「ああ、仕事用に着るもの以外は全てな」

プリシラ
「ぶーーっ!?」

ローズマリー
(耐えきれなかった!?オーダーメイドの部分に耐えられなかったのか!?)

戦兎
「だ、大丈夫ですか!?」

プリシラ
「は、はい...すいません」

幻徳
「服が濡れてるじゃないか、すぐに代わりのシャツを」

プリシラ
「い、いいえ!大丈夫です!自前用意してありますので!」

ローズマリー
(う、うん...失礼だけどあれはちょっとなぁ...)

...
翌日

プリシラ
「ねぇヅッチー、服欲しい?」

ヅッチー
「突然どうしたんだよ」

プリシラ
「服が欲しいなら私に言ってね、全部手作りで仕立てるから」

ヅッチー
「いやほんとうにどうしたんだお前」

デーリッチ
「一体どんな会議をしたんでち...」


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