二次創作小説(新・総合)

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オビの恋
日時: 2022/06/25 13:13
名前: ツキナ (ID: mvmekIau)

赤髪の白雪姫第3弾

Re: オビの恋 ( No.15 )
日時: 2022/09/17 18:31
名前: ツキナ (ID: KwETyrai)

リプルがクラリネスに来てはや1週間が経とうとしてる
そのリプルはなかなか目を覚まさない
まさか何か病気とかじゃとも考えたが
ゼンからまさか倒れた時に打ち所が悪かったんじゃと言ったのです
可能性としてはあり得るかも知れない

「薬室長にも見て貰いましたけど病気などは無いと
 言ってました」

「そうかそれは幸いだな」

確かにゼンの言う通り打ち所が悪かった可能性がある
それよりオビはどうしたとミツヒデが言った
しらゆきからそれが今朝から見てないんですと言う
もしかしてウォルタスへ行ったんじゃと木々が言ったのだ
ありえるかもなと言う
何か解れば良いけどと言ったのである

数時間後

オビが戻って来たのだ
ゼンが何か解ったかと言う
それが何もと言った
そうかと言ったのです

「かと言って何もしないわけには」

だがリプルが目を覚まさない限り何も聞けない
確かにそれもある
目を覚ますのを待つしかない
まさかこんな事になるとは思っても無かった
それよりそのネェラさんに渡すものって何だったんだと言う
それは俺も解らなくてなとゼンが言った
何か持ってるなんて感じはなにもと言ったのだ
しらゆき服の内側とか調べてくれ
流石に何かも気になるしと言ったのです
解ったと答えて仮眠室へ

何を届けるつもりだったのだろうか
それすら謎
数分するとしらゆきが何かを手にして戻って来たのだ
包まれてると言う事は贈り物である
何を贈るつもりだったのだろう
悪いと思いながら包みを開けると綺麗なかんざしが入っていた
もしかしてこれを届けにと思った
しかしその届け主が2年前に他界してるとは何とも言えない気持ち
どうするんだろうか
目が覚めない事には話しも聞けない
もう暫く様子を見る事にしたのだ

あれから数日が過ぎた
リプルが目を覚ましたのは良いのだが
記憶喪失になっていた
頭を打った衝撃もあるが
多分問題はそれではない
慕っていた存在が居なくなった事が原因と解る

「しらゆき 治せそうかこれは」

ゼンからそう言われる

「一応頑張っては見るけど 後はリプル次第」

確かにそうだなとミツヒデが言った
でっオビが何故か悄気てる
おいおいまさかと思うがと言うとそのまさかだ
つまり私達の事までと言う訳ねと木々が言ったのです
オビには思いっきり飛び付いていたから何か解る
ゆっくりで構わないからなと言った
攻撃されない程度にとも言えたのだ
何故そう言うかと言うと
森での生活が身に付いてると言う事
それもあるが何処まで記憶があるかにもよる
一時的とは言っても油断はできない

オビお前が悄気てどうすると言う
流石にこれは難しいと言える
もしかすると名前は覚えてなくても
誰と過ごしたか解ればそこから記憶が戻る可能性が高い
それに協力できる所は手伝う必要がある
何でも1人で抱え込むなと言われた

城内や街を散歩でもしてみたら良いかもと言う
ウォルタスより少し狭いけど似てるからと言った
確かに広さ的にはウォルタスの半分ちょいくらいだし
流石に1人と言う訳にもいかないのでオビ
お前が一緒に居てやれとゼンが言ったのである
それはお断りと言おうとした途端誰かに服の裾を引っ張られたのです
それは言うまでもなくリプル

「どうやら覚えてるらしいな しかもリプル直々のご指名だ」

ミツヒデがそう言った

「俺で良いのか 連れ回しそうなんだけど」

思いっきり頷いてると木々が言う
街の前に城内からと言ったのだ
このクラリネスに来て1週間と数日
何か困った事があっても大丈夫な様にしておく
流石にこれは必要と言えた
それから街と言ったのです
ゆっくりで良いからと言ったのである

Re: オビの恋 ( No.16 )
日時: 2022/08/11 21:58
名前: ツキナ (ID: f5yb.dIk)

あれから1ヶ月が経った
リプルは段々と記憶を思い出してきたのである
現在はオビに抱きついてる状態

「うわっ ってて リプル危ないじゃんか」

そう言ってごめんと言う

「何か元に戻ってるなオビへの接し方」

そう言ったのはゼンだ

確かにそうだけど大丈夫なのと心配する
平気見たいだぞとミツヒデが来たのです
それより記憶が戻ってるって本当なんですねと
しらゆきが言った
今のところ問題もないし順調その物
けどそれ以外は何もなのか
全くと言って思い出さないらしい
踊子だった事すら忘れてるのだから不完全と言えたのです

どんなに忘れていてもふとした時に思い出す事もある
だからここから先は焦らない事にした
そして改めてリプルに話があると言ったのだ
その言葉に話ってとゼンへと向く

話を聞くと駄目かと言った
それはオビの相棒の話だ
実を言うと前回にこんな事があったと話したのです
それでオビの相棒と判断したのだ
相性は良いみたいだしなと言う

「勿論リプルが他にとうなら別よ」

木々がそう言った

幸いなのは戦う術を持ってると言う事だ
どんな環境にいてもそれは必要になる
それに若干薬草も知ってる見たいにだしと言う
どうだろうかと言うとリプルが私で良ければと言った
それならこれからよろしくなと言ったのです
伝令約が2人になればどちらかがこれるからな

それよりリプル少し太ったんじゃとミツヒデがいいかけると
リプルの蹴りがミツヒデのお腹へクリーンヒット
相変わらずデリカシーないなと呆れられる
しらゆきがリプルさっきの蹴り思いっきり殺意が無かったと言う

「気のせいよ 気・の・せ・い」

「ありゃ~怒ってますよミツヒデの旦那」

確かにと言う3人

それよりオビお前がリプルの怒りのコントロールをしろとゼンが言う
勿論ですよ本気で蹴られたら怪我じゃすみませんからと言った
えっそうなのと木々が言ったのだ
オビから本気で蹴られてたら死に行くようなもんですからと言ったのです

冗談やめろよとミツヒデが言う
これが冗談に聞こえますかと言った
本当なのと木々が言うとしらゆきから私も居ましたからと言ったのだ
本気で蹴られたら怪我では済みそうもなさそうだな
その話はと言ったのである
扱いはオビと同じで良いんじゃないか
情報とか凄い早いしと言ったのである
確かにそれもそうだな
2人で情報も2倍になるわけだから良いかもな

それよりリプルほっといて良いのかと言う
そうだったとリプルの跡を追った
賑やかになりそう

Re: オビの恋 ( No.17 )
日時: 2022/08/20 16:42
名前: ツキナ (ID: f5yb.dIk)

あれから数ヶ月が経った

リプルを狙っていた盗賊がこのクラリネスへと向かって来ていたのだ
その情報を教えてくれたのはオビ
でっそのリプルは現在しらゆきと一緒に薬膳の手伝いをしていた

「不幸中の幸いだが大丈夫か 感が鋭いだろ」

そこなんですよねとオビが言う

記憶の方は今のところ変化無し
知らない事が幸せな事もあるが
ウォルタスでの経験が染み付いてる以上どうにもならない
かと言って被害は困る
街に被害が一番最悪と言えた

数分後

兵士がバタバタとする
そこへ1人の兵が来て殿下裏庭にて交戦が行われてる模様ですがと言う
何と言ったのだ
盗賊は既に捕らえたがと思った途端オビがまさかと言ってその裏庭へ急ぐ
つまり盗賊とは別の侵入者
裏庭へ行くとリプルがいた

やはり別で侵入していたみたい
建物の影からオビとしらゆきがでてきた

「お嬢さんまでいるとは これは一体どういう状況だ」

後ろからゼン達も来た

話を聞くとひと休憩で休んでたら急にと言う
なるほどと木々が言ったのです

「それとリプルの記憶何だけど 多分戻ってる気がする」

それは嬉しいがこの人数を良くやるなとミツヒデが言う

加勢するとオビが言うとコクリッと頷いた
何処から沸いて来たのやら
しらゆきが居たので本気は間逃れたと言う訳だ
ゼンからあの紋章はまさかと言ったのです

それはルベイアの紋章なんじゃと言う事
それが何でこのクラリネスにと思った
まさかリプルを連れ戻しにと思ったのである
しかし捨てて置いて虫が良すぎるのだ

数分後

何とか片付いたなと言う
リプルはそのは場に座り込んだ
おい、まさか怪我したんじゃと言った
どうやら腰が抜けたらしい
オビが主お嬢さん連れて先に戻っててくださいと言ったのだ
ゼンが解ったと言ったのです

しらゆきがこちらを気にしていたがミツヒデ達と戻って行く

「リプル 我慢しなくていいから」

その言葉にガバッと抱き付かれた

その途端に泣いてるのがわかった
捨てられた記憶が蘇ったかの様に
初めてだ泣く姿を見るのは
ウォルタスでも泣いてる姿を見たことがない
いつも周りを気にして
盗賊相手や泥棒退治
それに加えて踊子の仕事
良く堪えてたと言えたのだ

泣いて落ち着いたのかとある事を教えてくれた
それは何故捨てられたかと言う事である
その話を聞くとやはり許せない
このウィスタルに来た目的も教えてくれたのです

「オビ ありがと もう大丈夫だから」

泣いて顔は腫れていたが何処かスッキリした様にも見えた

そうかと言うとお礼と言って頬に何か触れた
その行動に驚く
リプルはクスッと笑ってしらゆき手伝わなきゃと戻って行ったのだ
はっとしてようやく理解した
もしかしてキスされたのかと
いくら行動が大胆だからってと思ったが
影からミツヒデが出て来て良いもん見させて貰ったと言ったのです
勿論隣にはゼンも居たのである

あそこまで大胆だとはなと言う
オビは途端に主、ミツヒデさん一体いいいい、いつからと言った
それは秘密と言ったのです
見てたなら声かけてくださいよと言うと邪魔しちゃ悪いと思ってな
それに捕まえとかないと次の被害が出かねない
幸いにも裏庭だったからともかくとして
これが街中だったら怪我人出てたぞと言ったのだ

尻に敷かれるなよ相棒のと言った
なりませんよと言ってリプルから話された事を話したのである
それを聞くとなるほどなこりゃルベイアは落ちたな
いくら何でも酷すぎだ
流石に皇族を剥奪されるだろ
それより答えてやらないのかリプルの気持ちにとゼンが言ったのです

それはと言葉が途切れた

ちゃんとお前からも伝えないと暴走しかねない
今はオビの約束で本気で脚蹴りはしないが
枷が外れたら解らない
ちゃんと伝えとけとゼンから言われた

Re: オビの恋 ( No.18 )
日時: 2022/08/16 06:31
名前: ツキナ (ID: f5yb.dIk)

あれから数ヶ月が経った

クラリネスで楽しく暮らしてる
記憶が戻った事で踊子としての仕事も間に入れながら
頑張ってるのだ
リプルから言われた事それは皇族の血筋ではあるが
霊力の開花が出来ない事が原因で捨てられたと言う事がわかった
それによりルベイアは皇族からの剥奪されと知らせを受けたのである

それによりリプルへの負担が無い
盗賊に関してはどうやら霊力の開花をする血筋と言う事で悪巧みにと思っていたが
霊力の開花が出来ない事を悟り
今までの事を償う為にこのクラリネスで働いてる
と言うのも元から盗賊だった訳ではないらしい

そんな考え事をしてるとオビーとリプルの声が
そしてガバッと抱き付かれた

「うわぁっ ビックリした リプル抱き付くなよ」

クスクス笑うリプル

「随分と大胆になってるのね」

そう言いながら木々が来た

あれ木々嬢じゃないですかと言う
俺達も居るぞとゼンとミツヒデの声が
リプルが主様と言った
その言葉に頼むからそれはやめてくれと言ったのだ
もしかしてむず痒いのかとミツヒデが言ったのです
何と言うか恥ずかしいと言ったのです

「主 もしかして 照れてます」

オビがにやけた顔で言う

そこへしらゆきが来てリプルーと言ったのだ
何かあったと言うとこれとこれ一緒にして大丈夫だっけと聞きに来たのである
そう薬草が無い場合の代用として
草木を使う事になって聞きに来たのです

薬になる草木があるとか聞いた事あるので
その知識を教えて貰ってる
勿論花も例外では無い

「大丈夫だよ」

良かったと言う
あれゼンどうしたのと聞かれる
ちょっとなとミツヒデが言った
もしかしてまだリプルから呼ばれる呼び方に慣れてないとか言わないよねと言ったのです
その言葉にビクッとなったのだ

「いい加減慣れなよ 兵士達も聞き慣れたんだし」

だがなと言うゼン

慣れるしかないわねと木々が言った
その言葉に項垂れたゼン
その姿を見て笑ったのです

end

Re: オビの恋 ( No.19 )
日時: 2022/08/13 16:09
名前: ツキナ (ID: f5yb.dIk)

おまけ

あれから数週間が経った
この日は休暇

「あれリプル 何処かに出かけるの」

そう言ったのはしらゆきだ

薬室長のガラクが随分オシャレしちゃってと言う
それもその筈
何せ初めてのお休みだからである
そこへ木々が来て

「嬉しくもなる筈よ 何せオビからのお誘いだからね」

なるほどと言った

嬉しそうに行ってくると出掛けた
あんなに笑う姿は初めて見たのだ
いつも動いてる姿しか見たことないから新鮮
途端にリュウがリプルさんって確か踊子の仕事も併用してましたよねと言ったのです
それがどうかしたのと言う

出かけるのに靴を履いて無かったからと言った

多分踊子の時の癖だね
ウォルタスであった時から踊子の服だったしと言う
それより木々さんは何でここにと言った
ゼンが呼んでたわよと言ったのです
へっと言ったのだ
何かあったかなと首を傾げる
もしたらお誘いかもよと言って薬室を出た

リプルを待ってるオビ
そこへパタパタとリプルが来たのだ

「ごめん 支度に手間取っちゃって」

そうだったのかと言ったオビが固まる

踊子の服しか見てないせいか一段と綺麗に見えたのだ
そこへミツヒデが来て何固まってるだお前と言う
その言葉で我に帰る
ミツヒデさん急に来ないでくださいよと言ったのだ
まぁ楽しんで来いよ言って送り出してくれた

オビが絶体わざとだと言う
隣でクスクス笑うリプル
ちょっとそんなに可笑しかったと言うと
いつものオビだと言ったのです
えっと言ったのだ
難しい顔してたと言うか
何とも言えない顔をしてたからと言ったのだ

ウォルタスの街以来である

誰かと街を一緒に歩く何て無かった
それもその筈
盗賊相手に動き回ってたのが殆ど
いろんな店がある
新しくできた店が何件か立ち並ぶ場所で脚を止めたのだ

そこには綺麗な飾りがあった
オビから気になるなら寄ろっかと言う
だってそこは踊子の服に付ける飾りだからだ
別に大丈夫と言ったのです
そこからまた別の店見て回る

途端にオビがここで待っててと言ったのです
どうやら何か欲しいのがあるらしい
数秒もしないうちに戻って来た
何を買ったのと言うと後のお楽しみと言った
その顔は悪戯でも仕掛けるかの様な顔

数分後

いろいろ見て回ったけど結局あの飾りを買ってしまった
オビが途端にリプルと言う
呼ばれて振り向くとキスをされたのだ
そっと離れるとこれが俺の気持ちと言ったのです

不意打ちと言うとニッと笑った
途端にチリンと鈴がなる
ふと硝子ケースに目を向けると髪飾りが付けれていたのだ

「気に入ってくれたか」

「オビもしかしてこの為にわざわざ」

へへっと言う
それにさっきの気持ちってと言った
どうやら伝わって無いらしい
好きだと伝えるとリプルは顔を真っ赤にしたのである
もしかして気付いて無かったのか
しかしこの反応はと思ったのです

返事聞かせてくれねぇかと言うと
リプルから私もよと言ったのだ
帰ろかと言うと確かにと言った
相棒であり恋人になるのはもう少ししたらかも知れない

end


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