ネットアイドル 作者/あ-ちヤむ★ ◆zrkrWw18uc

【30】



ー沙希目線ー

「何言ってんの?裏切ったのはあんただよ!」

「私、、、裏切ってなんかない!」

「はっ?頭大丈夫?」

「ッてよ、、、」

「は?」

「戻ってよ!あの頃の結城に!」

私の叫び声に沢山の野次馬が集まってきた。

ー結城目線ー

沙希、何言ってんの?

戻りたい?

なんで?

こんな裏切り者とまた?

何考えてるの?

結城の目から涙があふれてきた。

キーンコーンカーンコーン(休み時間終了)

チャイムと同時に野次馬たちが教室へ帰っていく。

先生は一生懸命に授業しているけど、、、

私は聞いていない。

カサッ

(手紙?)

DEAR、結城
さっきのこと、考えといてね。
私、本当に結城とまた友達に
なりたいんだよ?
また仲良くやりたいな
         FROM、沙希

(沙希、、、)

ごめんね。
ー結城目線ー

私、最低だった。

最初、おとなしかったくせに、

ブログ対決に勝ってから調子のってたね。

沙希のこと裏切っちゃったし。

ごめんね、ごめんね。

こんな奴とまた友達になりたいの?

沙希も変わってるね^^

ー沙希目線ー

(結城、手紙読んでくれたかな?)

ヴーヴーヴー

受信、千尋ちゃん
結城とどう?

DEAR、千尋ちゃん
んー(^_^;)
手紙だけ一応わたしました。

キーンコーンカーンコーン

「沙希、ちょっといい?」

「あっ、結城。いいよ」

「何でこんな奴と仲良くしたいの?」

「友達は友達でしょ?」

「友、、、達?」

「うん。結城は私の大事な友達だよ」

ごめん、、、沙希。

ー結城目線ー

こんな最低な奴と友達になったら沙希も、、、

「無理だよ。こんな最低な奴なんかと、、、」

「結城は最低じゃないよ!」

「沙希、、、ゴメン。」

「仲直りしてくれる?」

「うn「ふざけんな」

「えっ?梓ちゃん?」

「うちらは何だったんだよ」

「ふざけんな、、、沙希」

「何で?!仲良くしちゃダメなんですか?!」

「誰もそんなこと言ってねえよ」

「だったら、、、」

「う ざいんだよ」

梓ちゃんたち、、、私のせいか。