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ちょっと、ヤバい状況？【完結。】
作者： カリン　　（総ページ数： 168ページ）
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『 卒業まで ３日 』

部室に貼ってある日替わりカレンダーを変える。
卒業まで、あと２日。

何だか感慨深い。
みくとはずっと一緒だし、六年生がいないとは考えられない。

だけど、かな〜り面倒臭い行事、卒業式。
五年生が色々とやらないといけない。
リコーダー、合唱……などなど。

「なにやってるの？ 係り決め！」

みくに声をかけられる。
係り、というか、部長とかリーダー決めを今日やる。
ま、わたしには縁遠いけど。

「はいはい。」

わたしはストンと席に座る。

「では、ソプラノのパートリーダー。 メゾのパートリーダー。 アルトのパートリーダーを決めます。 では推薦で……」

ほのの声掛けが入る。

あれよあれよと決まって行き、残るは副部長と部長。
副部長は、なんとなみに。

部長はー

「部長、誰がいいですか？」

ほのが言うと、みくが手をあげる。

「わたしゎ、斉藤さんがいいと思いま〜す」

関係無いと思って居たわたしは、すごくビックリした。

「は……？」

「では、斉藤さんでいいですか。」

『はぁーーい』

う、嘘ぉっ、わっ、わたし？

「じゃ、時期部長ガンバっ、」

うゎぁー！

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