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メイドウィン逃走中SP『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 96ページ)
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72:45

「うーん、ミッションは間に合わなかったなぁ」

「そうですわね」

Miruraとシンシアもプログラムを受け取り動いていたが、ショーケースに付く前にたくっちスノー達が終わらせてしまいかえって荷物となっていた、しかしプログラムが大きく削除に時間が掛かるため、一緒に受け取ったクーポン券で時間稼ぎをするつもりだった

「タイマーも発動しないなんて...じゃあこれ使えばハンターの心配もないのかな」

「いえ...ダストヒューマンという男はどこか優しいようで扱いが酷いと聞きます、とんでもないことになるのでは...」

「でも貰ったものだしありがたく使っておかないと...あっ、麺創り見えてきたよ!」

...

Miruraとシンシアが店主にクーポンを見せると、ラーメンタイマーのカウントが止まった、賞金の変動も確認しながらMiruraは座る、シンシアはそもそも腰かける足がないので立ち食い席に回った

「あっ、本当に止まった...えーと何にしようかな」

「そのクーポンは新メニューにしか使えん」

「あっ、じゃあそれで」

二人がメニューをしまった直後、後ろの引き戸が開き道明寺が現れクーポンを手渡す

「俺にも同じ奴を」

「おう」

道明寺はタブレットをおしぼりで吹きながらMiruraの隣に座る

「ラグ修正があるとはあのゲームマスター、中々優れているな」

「その結果、たくっちスノーさん達やられましたけどね...」

「あの二人は無駄にしぶといですしすぐに這い上がるでしょう、まぁわたくしが言えたことではありませんが」

「ふむ...このゲームの復活ミッションは何なのか気になるな」

「ここまでラーメン推しだと復活もラーメンなのかなぁ...」

Miruraが割り箸を取り出すと、ちょうど三人の元にラーメンが取り出される...しかし様子がおかしい

「えっ、なにこれ...」

そのラーメンは...いつにも増して凄まじい色をしていたのだ、それはもはやスープの色なんてものではない、茶色とか白や赤ってまだまともだなと思える...ネズミ色だった

「...えっ、これ食べるの?」

「あんた先食べなさいよ、ユーチューバーなんだからこういうの慣れてるでしょ?」

「いや俺はゲーム実況系であってレビュー系では...」

「も、もうこのさい全員同時に食べましょう、合図はいります?」

「いや、いい...とにかく全員同時だ!同時に...!!」

三人は一斉に箸を取り出し、勢いよく麺をすすり...


「うぼぁっ!!!」

同時に放出した

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