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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
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*108*
こうして、次々と部門が終わっていき………
シンボリルドルフ
「いよいよ君の出るマガイモノ部門じゃないか?」
たくっちスノー
「よし!いっちょ勝ってくるか!」
………
エイジア
「お、いよいよたくっちスノーがやるのか!」
月詠
「遂に来ましたか………」
ヤード
「あれ?exeはどこだ?」
Sonic.exe
「ここだ」
Sonic.exeはスタート地点から10メートル離れた場所で待機していた
ヤード
「遠っ!?」
月詠
「あそこから走る気なんですか………」
Sonic.exe
「まだまだ全然余裕なぐらいだが?そら、走れ」
Sonic.exeがスタッフの銃を奪い、勝手に空砲を発射させる
たくっちスノー
「なんでもありか!!と、つっこんでる場合じゃねぇ!」
と、たくっちスノーも飛び出してゴールへ向かっていく
エイジア
「こうして見るとマガイモノ達は結構速いな」
月詠
「疲れることはありませんからね、常に最大速で走れるんですよ」
月詠
「だから………」
Sonic.exe
「シッ!!!」
Sonic.exeは足を踏み出し、1歩飛び出した瞬間………!!
全てを追い抜いて、最下位から一気に1位まで跳ね上がる
月詠
「彼、腐っても史上最速のハリネズミのマガイモノですので」
月詠
「それに無限のスタミナが加われば………」
ヤード
「……………」
Sonic.exe
「故に、故に、故に!!!」
Sonic.exe
「俺は勝負だの、エグゼ杯だの、時空最速だのに最初から興味はなかった!!」
Sonic.exe
「どんなに盛り上がろうが、ライバルが増えようが」
Sonic.exe
「俺が勝つということは、とっくに決まりきっていたのだからな!!」
Sonic.exeの速さの前に、選手たちは為す術なく………
たくっちスノー
「調子こいてんじゃねェッ!!!exeッッ!!!」
Sonic.exe
「なっ………!?」
いや、exeに追いついている選手がいる……たくっちスノー……
たくっちスノー
「ここまで走ってきて分かったことがある!!今までの俺達の走りは、元ネタのスピードに無限のスタミナを合わせた、紛い物の走り方だった!!」
たくっちスノー
「それはしょうがないんだ!努力なんてする必要がなかったのがマガイモノだ!!」
たくっちスノー
「だから悪いけど!!」
たくっちスノー
「努力しちゃった俺が勝っちゃうもん!!」
たくっちスノーは追い上げて、一瞬exeを追い抜かしながら………ゴールに入る
『1着!Sonic.exe!!2着、たくっちスノー!!』