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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
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*30*
またある日は………
龍我
「よう雪!久しぶりだな!」
雪
「万丈!元気にしてた?」
龍我
「まあな、俺もマガイモノ部門で出場するつもりだ」
龍我
「それより聞いたんだけどよ、たくっちスノーのやつも出るんだって?逃走中でも散々だったのに」
雪
「うん………でもあの子も真剣に取り組んでるし、案外馬鹿に出来ないかもよ」
龍我
「そうでなきゃ面白くねぇよ!俺達のうち何人があいつと戦えるか楽しみだ!」
雪
「えっ、全員出るの!?」
龍我
「そりゃそうだろ、武道ヒーロー連合がスポーツで遅れをとるわけにはいかねぇだろ」
龍我
「例えそれが、俺たち全員と無縁の陸上でもな」
とがめ
「そういう事だ!私も七花をエントリーさせた!」
七花
「なんか勝手に出ることになった」
雪
「とがめさんまで!?」
ヨウコ
「人間組………想像以上に大波乱になりそうね」
ライスシャワー
「でも、まずは……ライスが勝たないとね」
雪
「うん!やろう、兄さん」
ブルーメン
「ん??」
雪
「…………」
龍我
「あいつ大丈夫なのか?」
雪
「と、トレーナーとしては私より先輩だから………」
ーーーーーーーーーーーーーーー
一方、別のところでは………
Sonic.exeとブラック状態のモンブラン博士が対峙していた
Sonic.exe
「お前………エグゼ杯に相応しいやつがいると聞いて駆けつけたが、こいつで間違いないのか?」
モンブラン博士
「ああ」
そう言ってブラックモンブランは、写真を投げつける
モンブラン博士
「【ジャック・ハンマー】この時空で最も命知らずで、最も強くなる可能性がある男だ」
Sonic.exe
「………その弟や父ではなくジャック、その理由は?」
モンブラン博士
「お前が知ってるジャックと今のジャックは違う、奴は更なるドーピングをした」
Sonic.exe
「と言うと?」
モンブラン博士
「お前は【狂竜症】を知っているか?」
Sonic.exe
「ゴア・マガラの鱗の成分によって感染する、死のウイルスだろう?進行するとゾンビみたいになるが体の限界を超えるとか」
モンブラン博士
「極々たまにそうならないやつがいる、厳密には『コントロール』している………極限化というやつ」
Sonic.exe
「言いたいことは分かった……なるほど、実に面白そうだ、検討しよう」
話を終えて、モンブラン博士の人格は元に戻る
モンブラン博士
「………あれ?」
Sonic.exe
「帰りの切符だ、話は終わったから好きに持っていけ」