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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
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*95*
たくっちスノー
「やっぱりそうか」
Sonic.exe
「知ってたのか?」
たくっちスノー
「面を見れば分かる、アンタ……時空犯罪者だろ?」
ライスシャワー
「えっ………」
たくっちスノー
「ああ心配はいらない、既に時空監獄に入って出所済みだ」
たくっちスノー
「1度監獄に入った者にしか見えない紋章みたいなもんがあるんだ」
ブルーメン
「……………流石に、ここまで来ると分かってくるかな」
たくっちスノー
「なんか事情があるんだろ?聞かせてくれ」
ブルーメン
「…………俺は昔からお兄ちゃんだった」
ブルーメン
「だが、昔は小さな集落の、たった数人の男たちのお兄ちゃんをしていた」
ブルーメン
「弟達を養うために色んな事業に手を出したり、ものをもらったりしていた………」
ブルーメン
「だがある時だった、弟達が盗みを働いた」
ブルーメン
「それを、幼き頃のライスシャワーが見てしまった……弟達は口封じのためにライスシャワーを拉致しようとした」
ブルーメン
「俺がそれを止めようとしたその時だった、弟達は苦しみ悶え………そのまま死んだ」
………
ライスシャワー
『………だれ?』
ブルーメン
『俺は……………』
ブルーメン
『お兄ちゃんだ。』
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ブルーメン
「そこから俺はライスシャワーの所に世話になり、ライスシャワーのお兄ちゃんとなった」
たくっちスノー
「そこからトレセン学園まで行って、レースの度に相手が体調不良になったと」
ブルーメン
「これだけは言う、俺はわざとそんなことをしたわけじゃない」
ブルーメン
「その時は俺も原因がわからなかったし、原理を知ったのは逮捕された後だ」
たくっちスノー
「逮捕………ああ、その弟達が別世界の住人だったとか?」
ブルーメン
「ああ、ライスシャワーの中学期URAファイナルズ決勝……その時にな」
ライスシャワー
「………えっ!?で、でもすぐ家に帰ってきて………」
たくっちスノー
「時空監獄は時の流れがゆっくりなんだ、浦島太郎みたいなもんさ」
たくっちスノー
「ライスシャワーからすればあっという間でも、兄貴の罪状だと………ざっと何万年はあそこに居ただろう」