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スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 57ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 前日譚 バッドエンド クロスオーバー 
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………

びちゃっ


七夜
「………おい!?今何があった!?砂煙でよく見えねぇぞ!!なんか付いたしよ!!」


七夜
「何が………血!?なんでこんなものが………いや」


七夜
「ああ!?」

七夜の目の前には……血飛沫

ダンテ
「…………あら、やってしまいました」

七夜
「………おい、これどういう………四柳!!」


四柳
「……………!!」

ダンテ
「………あの近くの女の子が貴方を庇ったのですよ」

ダンテ
「私の必殺技を直にくらって、体が負荷に耐えきれずに一瞬で破裂してそんな風になりました」


七夜
「…………は?」


七夜
「は?…………なんだよ………それ……………」


七夜
「じゃ、璃音………これ璃音なのかよ………そんな、そんな一瞬で………死んじまったのかよ………!!?」


ダンテ
「…………まさかこんな風にになってしまうとは、私も想定外でした」

ダンテ
「覚悟はしてましたが、初めて人を殺めてしまいました………もう、私も後戻りは出来ません」


ダンテ
「さっきより軽めにして、体が残るように倒してあげます………せーの………!!」


七夜
「ぐ………璃音………よくも璃音をっ!!!」



七夜
「畜生が!!!」ブーン



と、その時であった



ダンテ
「あ、ちょっと待ってください」ビュンッ

ダンテは攻撃を辞め、上空へと浮き上がる


ダンテ
「ダーズ様………どうかいたしましたか?」

ダンテ
「………何ですって!?ディストティアの使者が既に来ている!?」

ダンテ
「候補まで見つけようとしている!?」

ダンテ
「いえ………そんなはずは!既に何十万という人間を捕獲する準備は整っています!後は頃合いを見て拉致するだけですので、心配は………分かりました、すぐ向かいます」


七夜
「……………なんの真似だ」

ダンテ
「急用が出来ました、ちょっと面倒な相手が地球に来そうなのでそっちを優先します」


ダンテ
「ですが………ディストティアの件が収まり次第、この世界の真実を知る貴方達を始末するとしましょうかね、では」


そう言って、ダンテは消えた




七夜
「……………負けた」


七夜
「俺は………あいつに、完全に…………負けた…………」

END

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