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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 57ページ)
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*20*
ジョンソン
「そういえば、御三方はどのような生活をしているのです?」
七夜
「え、俺ら?」
四柳
「‥‥‥‥聞いてどうなる?」
ジョンソン
「あのー‥‥‥‥仲良くなりたくて」
博多
「まぁそういうことなので、所々隠しておけばいいじゃないですか」
四柳
「‥‥‥‥‥」
博多
「えーと、俺は家がラーメン屋なんだ、俺もちょくちょく作ってる」
四柳
「‥‥‥‥博多系か?」
博多
「まぁそんなところです」
ジョンソン
「アー、だから名前も『博多』なんですね」
七夜
「つっても博多は本名じゃねぇけどな」
博多
「ゲームみたいなノリだと思ってさ‥‥‥本名は‥‥‥‥ごめん、まだ秘密で」
七夜
「俺は‥‥‥‥その‥‥‥ま、俺も秘密にさせてくれ」
七夜
「その、大したことねーしさ‥‥‥」
ジョンソン
「いいですよ、別に」
七夜
「‥‥‥‥なんつーか、俺と家族とで全然差がありすぎるみたいな」
七夜
「ま、そういうよくある家系さ」
四柳
「‥‥‥‥‥‥」
七夜
「祖父江はどうなんだ?日本最強ゲーマーってすごい生活してるのか?」
四柳
「‥‥‥最強、か」
四柳
「実をいえば‥‥‥‥満足していない、こんな才能」
四柳
「親が今の時代では珍しいゲームの否定派だった、勉強ばかりしろと五月蝿かった」
四柳
「だから家を抜け出してゲーセンに入り浸ってたら、自分にゲームの才能があることを知った」
四柳
「ヤケになって大会まで出たら、日本大会に出場までしてしまった」
七夜
「すげーじゃん、磨けばいいじゃんせっかくの取り柄」
四柳
「ポジティブに考えるな、才能と親の理想は一致しない」
四柳
「ここに来るちょっと前だったか、日本大会で優勝した」
四柳
「まぁ運とかも絡んだがいい思い出になったし達成感もあった、満足もした‥‥‥‥優勝した直後は」
四柳
「よりによってこのタイミングで親にバレてた、乗り込んできた」
四柳
「‥‥‥‥‥テレビ放映されてたから日本中に恥を晒した」
四柳
「大手動画サイトなんかにはMAD素材にされてた」
博多
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥なんか、ごめんなさい」
四柳
「構うな‥‥‥‥あと数年もすれば笑い話になるはずだ」