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*41*
彩月
「ああそれについてだけどね、攻略本の裏話みたら」
彩月
「発売直前で部長さんが炎か雷かクジ引いて雷になったからそういう名前になったんだって」
マリオ
「えっ、じゃあこれ直前までただのGHOSTだったの!?」
彩月
「うん、GHOST(仮名)だったんだって」
音牟
「というかやっぱり、先行プレイヤーってお偉いさんだったんだねぇ」
彩月
「攻略本のインタビューに【スーパーマリオブラザーズの1-1をクリア出来ないまま40年が経過、誰でもクリア出来るからという理由でADVに挑戦】ってあった」
マリオ
「クリアできてねぇじゃん!接待してもらってるじゃん!」
マリオ
「ていうか俺の1-1クリア出来なかったとか何回最初のクリボーで死んでんだよ!!」
彩月
「そして見てよこの露骨な接待っぷりを」
マリオ
「すげぇ!!幽霊の動きが100パー捕まらないくらい超遅い!!」
彩月
「すげぇ!幽霊に触れてもゲームオーバーにならない!(どう見ても感電してんのに)」
音牟
「凄い!死んでもスタート地点に戻されるだけ!!」
3人
「「「すげぇ!!五回死んだらクリア用の鍵出てきた!」」」
彩月
「‥‥‥‥‥‥‥‥なんて清々しいくらい接待っぷり、トネガワの沼回もびっくりだよ」
『トネガワの沼回』
カイジスピンオフ『トネガワ』にて利根川が沼に挑戦する回。
しかし一条が接待が下手だった為露骨にクリアしやすいように仕向けられてて利根川が呆れる回。
マリオ
「これもう一周まわってバカにされてるだろ‥‥‥‥こんな機能最近のマリオ以外で見たことないぞ‥‥‥‥‥」
音牟
「世界一ゲームが下手な人でギネス取れるよ‥‥‥‥」
彩月
「ゲームより開発者が怖いゲームとは思わなかった」
マリオ
「どうするよ、クリアしちゃう?」
彩月
「‥‥‥‥‥これでクリアしたらなんか馬鹿にされそうだから、改めてゴースト出たところからやる」
‥‥‥そして
彩月
「よし、あとはクリアするだ‥‥‥‥あれ、玄関の鍵がない」
彩月
(‥‥‥‥)
彩月
「うそ、ゴースト出たままクリアすること想定してない!?」
マリオ
「これもうプレイヤーナメてるだろ!」
END