完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~

*140*

メニャーニャ
「...一体何処から来るのでしょうか」

かなちゃん
「時空反応確認...45%の乱れ」

幻徳
「前方200メートル先、ワープゾーンが開く!」

デーリッチ
「デーリッチの偽物とご対面でち!」


幻徳の言った通り...前に渦が出来て、そこから肌色の悪い肉体がボロボロのデーリッチ、ヅッチー、メニャーニャらしきものと...黒い氷室幻徳が飛び出す


幻徳?
『.....』

ニセデーリッチ
「う...ウウウ...」

福ちゃん
「アレですね?」

召喚士
「間違いありません!」

プリシラ
「これは...パッと見ではヅッチーのようですけど、随分と痛々しい...」

たくっちスノー
「名無しの怪物の奴、急いで作りやがったな...」

メニャーニャ
「あの黒いのに覚えは?」

たくっちスノー
「ある、むっちゃある...首相、あれも貴方なんですよ」

幻徳
「と言うと?」

デーリッチ
「海斗君のような別の世界の自分って奴でちか?」

たくっちスノー
「そうだ、アレは戦争が長引いた世界(原作)の幻徳...姿を見せないと思ったら、あいつに雇われてたか」


幻徳
『貴様が俺の偽物か』

幻徳
「偽物はどっちだ、そんな粗末な物を引き連れて」

幻徳
『粗末なのは否定しないな、しかし...俺が監修したことで戦闘能力は「マガイモノ」とやらの中で桁外れにまでなっている』

偽物のデーリッチ達は少し揺れただけで皮膚や肉が崩れ落ちるが、すぐに再生を繰り返す

ニセヅッチー
「...うあ」

幻徳
『生き物としての能力は考慮していないがな』

プリシラ
「ヅッチー...」

クラマ
「お前...それが人間のやることか!?」

幻徳
『こいつらはお前達を潰すための物に過ぎん...』

幻徳
『後には政治の為のお前達を作り出し、代わりをもってこの世界を支配する!』

龍我
「何だと!?」

福ちゃん
「そんなことはさせません...貴方も時空監理局に関わっているのなら...消えなさい!」

幻徳
『お前達はここで死ぬんだ...国を動かす者は二人も要らない』

幻徳
「消えるのは貴様だ、偽物」

幻徳
『負けた方が偽物となる』

ニセメニャーニャ
「...ウウ」

メニャーニャ
「自分自身と戦うなんて、不思議な気分ですが...」

ニセデーリッチ
「.....」

たくっちスノー
「いや、あれは王さまじゃない...かわいそうなマガイモノだよ」

龍我
「だから...俺達がこいつを止めなくちゃならねぇ!!」

たくっちスノーと幻徳はスチームガンを取り出す

幻徳
「壊れたんじゃなかったのか?」

たくっちスノー
「ちょっと色々あってね!」

「「蒸血!!」」

【ミストマッチ...バット...バ・バット...ファイヤー!!】
【ミストマッチ...クトゥルフ...ク・クトゥルフ...ERROR!!】

ナイトローグ
「イレギュラーを始末せよ」

カオスフェイカー
「了解、首相」

幻徳
『マガイモノ小隊、戦闘モードに移行する』

【ラジャー】

ニセデーリッチ
「う...あ!」

ニセヅッチー
「グ...ウ!!」

ニセメニャーニャ
「ア...オオ」

アナザー幻徳は端末を操作すると、ニセマガイモノ達に鉄の物が内部から生え、鎧を形成する

幻徳
『あの体ではとても戦えないからな...』

アナザー幻徳は紫色のボトルを取り出す

【デンジャー!】

龍我
「何だよあの変身...」

クラマ
「お前も知らないのか?」

幻徳
「俺の世界にあんなものは設計されていない」


幻徳
『刮目せよ、これが国の支配者の力だ...変身。』

【割れる!喰われる!砕け散る!!】






ローグ
「さぁ、死にたくなければかかってこい!!」

【クロコダイルインローグ!!オルルァ!!】

139 < 140 > 141