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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
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*200*
たくっちスノー
『「すいませんでしたっ!!!」』
放送から数分後...たくっちスノー二人はデーリッチに頭を下げている
たくっちスノー
「自分が、黒影剣を見たいなんて言うから!!」
たくっちスノー
『いや...俺があいつを生き返らせたからっ!!』
デーリッチ
「えっと...落ち着くでち」
たくっちスノー
『でもっ...!!』
ローズマリー
「...たくっちスノー、世界を壊す行為をしていたのは奴だけじゃないんだったな」
たくっちスノー
「え、ああ...基本、奴等の気分で消していたよ」
ローズマリー
「どっち道こうなる運命は避けられなかった...以上だ」
たくっちスノー
「え?...」
ローズマリー
「何をしているっ!そんなことをしている場合はない!」
ローズマリー
「奴を止める手を考えるんだ、土下座はその後にでも好きなだけしろ!」
たくっちスノー
『....っ!!』
たくっちスノー
「...王さま、緊急会議を!」
デーリッチ
「了解でち!」
...
デーリッチ
「か、会議を始めるでちよっ!」
龍我
「なんつーか...やべぇことになった」
ローズマリー
「ああ...はっきり言う、このままではこの世界はもちろん、我々の元の世界や他の関係ない世界を含めた...全てが滅ぶ!」
レプトス
「ひえええっ!!ど、どうすれば...!?」
たくっちスノー
『手はある!』
たくっちスノー
「マガイモノは劣悪な物でも作るのには時間が掛かる、マガイモノ軍団はこの間東都によって蹴散らされた」
たくっちスノー
『.....あの時空の監理局がどんな状態かは知らないが、わざわざ出来ることが限定されるマガイモノをありったけ使う辺り...』
シノブ
「向こうも追い詰められている、ということですね」
たくっちスノー
『ああ、奴にそこまでの戦力は残されてない...と思う』
たくっちスノー
「あるとするなら、形を形成されていない、黒い液体...」
エステル
「え?あの状態でも動けんの?」
たくっちスノー
「バカいえ!僕らがそんな感じだよ!」
ローズマリー
「かといって油断は出来ない...腐っても時空を守る組織だからな...」
マリオン
「しかし...標的は全世界と言うが何処から狙ってくるんだ!?」
ヅッチー
「そんなのうちに決まってるだろ!ずっと恨んでたんだぞ?」
デーリッチ
「何よりつるぎちゃんがいるでち...絶対ここを狙ってくるでち」
メイドウィン
「...相手は時空規模なのに、よく戦う意思が固められるな、皆」
メイドウィン
「勝てるかもわからないのに...」
デーリッチ
「負けると思ってるんでちか?」
メイドウィン
「そういうわけじゃ...」
デーリッチ
「メイドウィンさん、デーリッチ達は勝ち負けだとかそういうことを話してるんじゃないでち」
デーリッチ
「デーリッチ達は未来を守るために立ち向かわないといけないんでち!」
デーリッチ
「...この先、まだまだデーリッチはやりたいことが沢山あるんでち」
デーリッチ
「偉くなって、皆から尊敬されて左うちわな生活を送れるようになるためにも...デーリッチはまだ生きたいんでち!」
デーリッチ
「だから...抵抗するんでち!!」
メイドウィン
「...ははは!息子二人が気に入るわけだよ!」
メイドウィンは立体画面を写し出す
たくっちスノー
『それって撮影用の...父さん!まさか今の全部放送してたの!?』
メイドウィン
「ああ、激励にはなっただろうよ!」
福ちゃん
「貴方ねぇ...」
かなちゃん
「...皆さん、この世界に複数の時空の乱れが!」
プリシラ
「もう来ましたか...かなちゃん、何処から現れた?」
かなちゃん
「ハグレ王国の正面だよ!」
たくっちスノー
「....!」ダダダ
ローズマリー
「待てたくっちスノー!一人で行くな!」
たくっちスノー
「僕が守るんだ...この王国を!!」