完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~
*67*
【part11】
『歌い手、緑の石にまみれ試かめる』
野獣先輩
「これで鍵は二つ手に入れたっすけど...あとどこまで集めればいいんだ?」
たくっちスノー
「おいおい、鍵穴の数を見てこなかったのか?」
野獣先輩
「だって多すぎてめんどくさかったし」
たくっちスノー
「お前、5から先を数えるの嫌っていつも言ってるからな...」
冬夜
「となると、最低でも6以上になるかな...」
K
「四天王も鍵を持っているとなると、田所の言うとおり相当めんどくさい事になるな」
野獣先輩
「もう一回通報活動してさ、集めて終わりでいいんじゃない?」
たくっちスノー
「あの、出来れば安全に事件解決してくれないかな」
ゆかり
「そうですよ、その方法はちょっと...」
野獣先輩
「...しょうがねぇな、全員が平野のように逃げてるわけじゃねーと思うし、素直に追いかけるゾ」
オルガ
「他のミステリアスパートナーもカオスの力で洗脳されてるかもしれねぇ、レムから漏れていたカオスの力を解析して居所を探るぞ」
Sans
「こいつ万能だよな」
三日月
「オルガは時空の旅人のプロだから」
オルガ
「旅人にアマチュアもプロもないだろ...あの辺りに一番近い反応がある」
K
「よし、行ってみよう」
...
葛城
「AKYS」
AKYS
「どうした?」
葛城
「...アレが、ニコニコ動画で持て囃されているものなのか?」
AKYS
「おうどうした、カオスの力が不満か?」
葛城
「あんなのがカオスなのか...?」
AKYS
「オメーも俺もカオスのオモチャでいいんだ上等だろ」
葛城
「だけどよ...」
...
トール
「小林さん、あれ!」
野獣先輩達の目の前に、さっきまでのレムと同じフードを被った人影が
ゆかり
「本当に居ました!」
野獣先輩
「おい、そこのお前!」
「...来たか、田所...いや、野獣先輩!」
リーン
「こいつ...何か知ってるわね?」
黎斗
「...これは」
リーン
「何か覚えでも?」
黎斗
「私とは無縁なようで...同じような何かを奴から感じる」
野獣先輩
「ってことは...俺と同じ例のアレか、なんで?」
「アッアッアッアッアッ...覚えていないのも当然だ、俺は」バサッ!
ゆかり
「あっ、貴方は!!」
「俺の名前は鋼兵...歌い手さ!」