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その日僕に落ちた神様は人生を喰いました〜完〜
作者: にゃは  (総ページ数: 69ページ)
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*13*

コメントありがとうございます!!

モンスター…まぁそうですね〜(* ̄∇ ̄*)毎回ボス戦になっちゃいますけど…(笑)

かっこいいなんて………ありがとうございます!!









では続きです♪



襲いかかる隕石よ猛攻。天一行は逃げながら攻撃を仕掛けるも苦戦していた。

攻撃が出来ねぇ!!って言うより届かねぇ!!
そう、地上に降りてきたと言ってもういている………
これでは当たらない。


「どうすりゃいい!?」
天は戸惑いを隠せていない。
そうだ!クライズ!
「クライズ…あいつを…」
「無理だな」
刹那…言い切る間に答えられた。
「さっきのあいつは油断していたから落とせたが、今のあいつは無理だ」
じゃどうすりゃいい!?


「私に…任せて!!3分……いや1分でいい!」
戦略の神様…任せたぜ!
「皆!!ロムを守れ!!全力でな!」
大きな声が鳴り響く。説得力とは違う……ただ純粋に妹を守りたいだけの言葉と感じた。

「おうよ!女の子を守るのは大好きだぜ!」
クライズ…最後のはいらんな。
「おうよ!…………結婚するんだから」
「そのネタやめろぉお!あと口癖変わってんぞ?!」
1分か…任せな!こいつらがいる!


迫り来る隕石……とてつもなく暑く…固く…そして「死」の感情が伝わってくる。

「俺の妹の邪魔をするなぁぁ!!」
ロムに降り注ぐ隕石をシヴァの力を使い、子解くごとく砕いていく。

「天が……守るなら…私も…守る!」
ガイアの力で大地の壁が出現し隕石を防ぐ。

「クライズ………あいつは心配ないな」
天は感じていた。クライズの魔力ににた「神」の力を…

クライズは動かず隕石が砕け散る。
「重力の空間か…卑怯すぎるぞ…」


「わかりました!私に従ってください!!」
きたか!我妹よ!!
「クライズさん!その空間大きくできますか?」
「あぁ、出来るよぉけどあいつまでは届かねぇぞ」
確かにこの力はそこまでの力はない。
「半分でいいです!!」
「おうよ!」
クライズが気合いをいれ、空間を広げる。


隕石が…やんだ?違う……空間がバリアになってるのか?

「次に銀音さん!空間ギリギリに私と天を!」
コクッとうなずく銀音。
「エッチなこと…………」


「しないです!!」
「しねぇよ!!」
流石……息ピッタリ。



運ばれたロムと天。空間ギリギリは少し怖かった。
「で、どうする?」
「チャンスは一度だよ…私が兄貴を守る」
……無理してんな…兄貴か…この方法は選びたくなかったらしいな。

「その覚悟無駄にはしねぇよ!!」
「うん♪」


「戦略……知恵の神アーテナーよ、我、肉体により、汝の邪魔を振り払わんとし、信じ者を守りたまえ……」


「双柳埜信守(そうりゅうのしんじゅ)」

ありったけの重みがのし掛かる。
その重みはロムの覚悟………

「うぉぉおおお!!」
大地を蹴り、空間を抜けた。
降り注ぐ隕石が命中するがロムの魔法がガードする。

「人間……」
「やっとお目にかかれたな神様よぉ」
黒い神に近づけた…ロムは嬉しさと恐ろしさで涙が出ている。

「人間ぅぅんんん!!」
槍を振り回そうとするが…
「空中じゃなんだ…地上に降りな!!」
強烈な右足からの蹴りが決まる。
しかし神は揺らがない…攻撃は止まったが落ちていない

おもぉ…

「纏いとなり、苅らす魅におけぬ柳よ…荒らげよ!!」
ロムが魔法を唱える。
「これは?!」
天に纏っていた魔法が一点に集まる。
「守」の文字がうがびあがり「攻」に換わる。

元々は防御じゃないのか!?だったら…
「いっけぇー!おにぃ様!!」

サンキューロム!!
「おらぁ!!」
なにかを切った金属音が鳴り響く。

落下していく黒い神だか体制を立て直した。
「人間……」
「こっからは俺達の番だな神様」
天が降りてきながら挑発する。


ロムから授かった光が刀に変わっていく。
「破王剣……それが私の意思であり命。」
リクス高いな…壊れたら死ぬのかよ…


四人…この四人にこの町の運命がのし掛かる。
「んじゃ暴れますか…反撃だ!!」

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