完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

その日僕に落ちた神様は人生を喰いました〜完〜
作者: にゃは  (総ページ数: 69ページ)
関連タグ:
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~

*61*

二十五神話「戦いは一次忘れて?……はい無理です」




朝風と気持ちのよい日射し。小鳥の囀りがまるで起きてと言わんばかりに耳に入ってきた。天の眠るベッドには天だけでなく…


「んー…ん?……………魅咲!?」
天の隣で気持ち良さそうに寝ている魅咲がいた。さらにポロシャツ一枚となんとも言えないような…過激。すると天の声に反応したのか魅咲はゆっくりと起き上がり周りを見渡して天に目線を合わした。

「おはよ♪天くん」
「あぁおはよ♪…………じゃねぇ!!普通にリアクションさせんな!なんで俺のベッドに魅咲がいんだよ!」
爽やかな天の顔から急に赤面しおこりだした。
「スキンシップ?」
「寝ててスキンシップもあるか!!」
ベシッ!!と魅咲の頭にチョップをいれた。まるでコメディのような感じだが何となく気持ちがよかった。頭を押さえて痛そうに上目使いで天を見上げる。少し天はドキッとしたがすぐに目をそらした。
(魅咲って以外と積極的なのか…?)



「クライズさんがこれを着てればイチコロっていってたのになぁ…」
自分の着ているポロシャツの首の部分を掴み、ボソッと呟くがそれは完全に天に聴こえていた。


「よし、クライズを倒すか…」
「ふぇっ!?」
聴こえていたのかって魅咲が驚き、天は白いパーカーを着てロムを呼んで学校へいった。

60 < 61 > 62