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救助戦隊ポケモンレンジャー始動!
作者: 雫石 ◆rvmTJwHTK2  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 
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自然・ポケモン保護を目的として「キャプチャースタイラー」などでポケモンと協力した活動する職業、または就いている人。点在するレンジャーベースを拠点に、災害などの際はレスキュー活動も行う。警察とも連帯しており、行政的な依頼にも対応している。それがポケモンレンジャー。その一人ツカサは、トップレンジャーになるためにレンジャースクールに入学。卒業後はめきめきと才能を発揮し、トップレンジャーにまで登りつめるがまだ半人前である。
そして今日も才能を発揮してミッションをクリアした。
「よしっと今回のミッションは難しかったなぁ。」
ツカサが背伸びをしてこういう。
『確かに難しかったですね。僕は少し疲れました。』
こうツカサに言っているのはミジュマルことゆずき。ゆずきは、元人間でポケモンのチャンピオンだが悪の組織の研究でポケモンにされてしまった。その後、檻につかまっていたところをツカサに救助され元に戻る方法を探すために行動を共にしている。しかしゆずきの言葉は、今のところツカサの身にしか聞こえず。周りにはポケモンと話をしているという変な感じのようにしか見えないのだ。
「おっ、そこにいたのかツカサ君」
「シンバラ博士…あのーまさかまたミッションですか?」
ツカサが少し嫌がるような表情でこう聞いた。
「そのまさかだよ。ツカサ君。君は今回から救助戦隊ポケモンレンジャーになってもらう!」
「はぁ!?」
「言っておくが本気だぞ。何しろ最近ポケモンハンターという悪の組織がこの地方に襲ってきているのだ。」
シンバラ博士が見せたのは一枚に紙。そこにはマップが描かれている。
「これは…。」
「アリオス地方。イッシュとカロスの間にある地方じゃ。君は今日からここに行ってもらう。司令官にはちゃんと連絡はしておるからのう。」
「わかりました。」
「よし!後、7人呼ばないと…誰をアリオス地方に送り込もうか…。」
シンバラ博士は、歩きだし他の物を探しに行く。それにしても明日に移動とは急すぎる話だ。いったいそのアリオス地方に何があったというのだろう。謎の悪の組織ポケモンハンターとは何者なのか。ツカサは少し気になりながら位自分の部屋に戻った。アリオス地方に行くため仕度をしに…。

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