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救助戦隊ポケモンレンジャー始動!
作者: 雫石 ◆rvmTJwHTK2  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 
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*33*

ガタッ!
急に物音がした。
「うわっ!」
いきなり物音がして飛行機が傾きだした。
「なんだ?」
「飛行機が傾いてる!」
「嘘だろ?」
「エンジンがなくなったとか?」
「それはないよ。さっきまでちゃんと飛んでいたし。」
「…戦艦のやつがミサイル…こっちに当ててた。」
「はぁ!?」
「マジかよ、アズル」
ユウヤの言葉にアズルがうなずく。
「とにかくみんな捕まって!」
「ああ。」
みんなが何かに捕まる。しかしツカサは反応が遅れたのか捕まることができず傾くと同時に滑っていく。
「うわぁー!」
「ツカサ、俺の手に捕まれ!」
「ああ。」
ツカサはユウヤの手に捕まった。
一方こちらはアリオス地方、タイガーシティ。
ここに戦隊のユニオンがある。
「まだかなぁ」
そこで待っているのは、司令官のクロナだ。
「ん!?あれは…」
クロナが落下してくる飛行機を見る。
「ちょっと嘘でしょ?落下って…」
しかもこっちに直撃してきた。
「ちょ…ヤバッ!」
ぶつかると思ったその瞬間、ユキノオーがまもるで止めた。
「ふぅ…助かったわ。ユキノオー」
「ノオー」
ユキノオーは「どういたしまして」と言って飛行機を跳ね返しその飛行機が地面に落ちる。
「もしかして乗客とかいるのかなぁ。」
クロナが飛行機のドアを開けるとそこには、カガリ、ミラ、サザナ、アズル、ユウヤ、ツカサ…さらにポケモンたちの姿が…。
「みんなダイジョバですか?」
「大丈夫ですが…ユウヤクンとツカサクンが…。」
サザナが起き上がってクロナにこう言う。
「…気絶してる。」
「逆様になったと同時に頭ぶつけちゃったからねぇ。」
『ミラ、そのことを言うとちょっと…ところで誰が助けたのでしょうか?』
「私ですけど?喋るミジュマル君。」
『ありがとうございます。』
ゆずきはクロナにお礼を言った。

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