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*6*
「さっ、みんな早く寝ましょ」
「やっぱりここにいたんだな。カガリ。」
「あれ?もしかしてツカサ君?確か君は、ショコラちゃんに一度いじめられて逃げだした時に合ったわね。」
茶髪で黒い瞳のカガリ。サボり魔でサボっている時は大抵中庭でポケモンたちと遊んでいるのが日課だった。ツカサもたまにそこに来ていたという。現在のルカことルカリオもその中庭でリオルの時に出会い。ポケモンレンジャーになる時にツカサについて行くことを決めたという思いでも場所でもある。
「お前は相変わらず中庭にいるんだな。自分の部屋立ててるし。」
ツカサが飽きれているとリ―フィアがいきなりツカサの方に寄って押して来た。それと同時にツカサはリ―フィアに押しつぶされ野原に寝転ぶ。
「おっと、まったく遊びたいのか?お前のせっかちさはイ―ブイの時から変わらないなぁ。」
ツカサが笑いながらこう言い少し体を起こす。
「ツカサ君ってサボりたいときいつもここに来てたもんね。」
「俺には俺の事情があるってもんだよ。最初はショコラって言う奴にいじめられたからだけど…その後からは、あいつにいじめられている生徒が嫌がってここに来ることもある。」
「そう言えばショコラちゃんがツカサをいじめたのって一瞬だけだったもんね。」
クスッとカガリが笑う。
「ああ、あん時は生徒を助けただけなのに…全くあの馬鹿野郎。あそこまでするとか思わなかったよ。」
ツカサの言葉にカガリは「アハハ」と笑う。
「あ、そういうえばお前も確か戦隊に呼ばれたんだっけ?」
「うん。博士に呼ばれちゃった。」
「ちょっと悪いんだけど…明日、姉ちゃんところに一緒に来てくれねぇか?」
「もちろん!」
カガリは嬉しそうに許可をしてくれた。
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