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救助戦隊ポケモンレンジャー始動!
作者: 雫石 ◆rvmTJwHTK2  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 
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「そんな!」
「まぁ俺たちみたいなやつはあまりいないってところだ。」
「でもじゃあ出口はあるのか?」
「私たちそこで仲間と待ち合わせしているんだ。」
「ここはポルマンドとバインのアジトだからね。出口はあるし。俺も知っている。ただ結構長くなるのは分かっているね。」
「ああ。」
ローイにこう言われこくりとうなずく。
「なら、ちょっと衣装を貸そう。ばれたらやばいしな。」
「はい。」
ツカサたちはローイに貸してもらった衣装を着る。一応のことキャプチャースタイラーと通信機はつけておいた。
「あのー…この白い物体はどうしたら…。」
「つけても大丈夫だ。ここには目もふさがれている者だっている。それに普段は目隠しされているんだ。ばれることはない。」
「でも間隔でばれるんじゃ…。」
「大丈夫だ!今じゃあ目隠しでも見えるのは僕だけだ。」
「すごい!」
「へへっ!そうだろ?」
ローイが目隠しをつけながらにっと笑った。
「じゃあ君たちにも目隠しをつけるぞ。その前にちゃんとその白い物体、口につけておけ。」
ローイがこう言うとレイ、サザナ、ユウヤ、ツカサの順に目隠しをつけていく。
「えーとミジュマルは、大丈夫そうだな。じゃあツカサ、そのミジュマルを抱いていてくれ。」
「こうか?」
目隠しをされているせいかミジュマルの感触しかわからない。
「そうだ。よし…じゃあ僕の後について来い。大丈夫だ。きちんとついてきやすいように首輪をしてある。」
ツカサは首のほうを触ってみる確かに首輪があって真ん中にでっぱりがあるものが感じられる。それと同時に少しだけ周りが透けてくる。青い目が少しだけ教えてくれているのだろう。ツカサはそう思った。
「じゃあ、入るぞ。ちゃんと案内するからついて来い!」
「はい!」
ツカサたちはローイの後に続き水の中に入った。

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